【中古】嘘解きレトリック <全10巻セット> / 都戸利津(コミックセット)
【中古】嘘解きレトリック <全10巻セット> / 都戸利津(コミックセット) (JUGEMレビュー »)
「ウソを聞き分ける」が故に孤独だった少女が貧乏探偵の助手に、というレトロモダン路地裏探偵活劇…お世辞や方便に欺瞞を感じる、そんな読者少女を分かってますなぁ。
およそ100年前という地続きな設定、現代とは異なる感覚の豆知識も興味深いです…本格推理ファンには物足りないでしょうけど、見せ方から筋運びまで完璧!と感じる漫画家ですよ。
紹介記事【2023.02.01】
【中古】 ルーマニア賛歌 Europe of Europe /みやこうせい(著者) 【中古】afb
【中古】 ルーマニア賛歌 Europe of Europe /みやこうせい(著者) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
地理的にはウクライナの南、ブルガリアの北で西側はハンガリーとセルビアに接するルーマニア…つい東欧と一括りに捉えがちですが、カトリックと東方正教が混じり合った歴史を感じさせる万華鏡のような風土と文化のモザイクは旅心をくすぐられます。
紹介記事【2023.01.02】
フェーム 特別版 [ アイリーン・キャラ ]
フェーム 特別版 [ アイリーン・キャラ ] (JUGEMレビュー »)
ミュージカル映画かと思ってたんですが群舞シーンは意外と少なめ、ストーリーを追うより時代の空気を味わう映画かも…各エピソードにオチも後日談もなく、ドキュメンタリーのようにシンプルな構成でしたが最後はグッと来ましたよ。
紹介記事【2023.05.26】
ルックバック (ジャンプコミックス) [ 藤本 タツキ ]
ルックバック (ジャンプコミックス) [ 藤本 タツキ ] (JUGEMレビュー »)
(薄いなー)という第一印象を覆す、先入観なしに読んでほしい一冊です…尺は短めでも完成されてる、低予算ながら良質の自主制作映画を思わせます。
山形を舞台に描かれる、十代の少女2人の漫画愛&成長譚…ところが中盤の転換点から怒涛の勢いで感情を振り回され、喪失の痛みを知る人ほど「作り話の存在証明」を思い知らされるのでは。
紹介記事【2023.06.15】
COYOTE SPECIAL ISSUE 安西水丸 おもしろ美術一年生 Coyote MOOK / 安西水丸 【ムック】
COYOTE SPECIAL ISSUE 安西水丸 おもしろ美術一年生 Coyote MOOK / 安西水丸 【ムック】 (JUGEMレビュー »)
僕にとって安西は小説家であり、70年代の映画みたいな乾いた文章と裏腹な湿り気が印象的で…どこかで彼に嫉妬していたのかも、そう気付かされた本書で自分の絵心を取り戻せそうです。
紹介記事【2023.02.07】
ああ爆弾 [DVD]
ああ爆弾 [DVD] (JUGEMレビュー »)
舞台美術を融合させた和製ミュージカル、小気味好いカットインでテンポよく繋いでゆく独特な映画です…大筋は任侠コメディでもコミカルなシークエンスに関連性を与えているに過ぎず、目の前の滑稽に食い付いて心をスッキリ空っぽにする映画かと。
紹介記事【2023.04.20】
STYLE 男のファッションはボクが描いてきた [ 綿谷 寛 ]
STYLE 男のファッションはボクが描いてきた [ 綿谷 寛 ] (JUGEMレビュー »)
どこかノスタルジックなロックウェル調の画風、本番アメリカでも絶えてしまったファッション・イラスト…バイヤー並みの製品知識と造詣が描き出す「写真と非なる情報量」は、安西水丸の認識と真っ向から対立するようで興味深く感じられたりも。
紹介記事【2023.03.13】
ヒヤマケンタロウの妊娠 (BE LOVE KC) [ 坂井恵理 ]
ヒヤマケンタロウの妊娠 (BE LOVE KC) [ 坂井恵理 ] (JUGEMレビュー »)
男が妊娠・出産するようになり、10年が経過した世界…色々と自分のバイアスを揺さぶられました、現実の世間の根っこを「男の妊娠」一点で掘り返してます。
決して「弱者に」的な描き方ではなく、でも少子化対策の先送り感が浮き彫りに…一時しのぎじゃ逃げられないと腹を括る男たち、そういう腰が重さがリアル。笑
紹介記事【2023.06.03】
里見八犬伝 [ 薬師丸ひろ子 ]
里見八犬伝 [ 薬師丸ひろ子 ] (JUGEMレビュー »)
かつてガッカリした方こそ芝居感覚で観てほしい、長大な原作を2時間強でまとめた冒険活劇としては当時なりに高水準だったと認識を改めました…筋運びを追う映画じゃなく見せ場を繋ぐ芝居の手法で、和合メタファのご来光やハリボテ大ムカデも笑い所だったのでは?
紹介記事【2023.03.11】
太田裕美 / こけていっしゅ [CD]
太田裕美 / こけていっしゅ [CD] (JUGEMレビュー »)
LPのジャケに改めて絵画のような価値と、差し向かいで聴く音楽の魅力を実感…久々に通しで何度も聴いちゃいました、こんな時間が今では日常の贅沢なんですな。
一聴して分かる特徴的な抜け感と透明感、この声質を引き立てる楽曲群…80年代シティ・ポップ前夜の、シャレオツとは言い難いからこそ魅力的な一枚です。
紹介記事【2023.05.12】
今夜すきやきだよ (バンチコミックス) [ 谷口 菜津子 ]
今夜すきやきだよ (バンチコミックス) [ 谷口 菜津子 ] (JUGEMレビュー »)
凸凹アラサー女子の協同生活、共感する要素は皆無な2人ですが何故か身に詰まされ…「人並み」の世間に属する異端な感覚、それは割と普遍的かつ根源的なのかも。
所詮は自分も誰かの「人並み」だし、共存の間合いという発想は大局的に地球をシェアするカギかとも…隣人と共存する一歩は、思想を語るより有意義そうです。
紹介記事【2023.01.08】
ハイツひなげし [ 古川誠 ]
ハイツひなげし [ 古川誠 ] (JUGEMレビュー »)
最初は(吉本ばななっぽい題名だな−)と思ったら掴まれました、料理とかスポーツとかの「簡単そうに見せる上手さ」みたいな?…面白味の薄そうな日常を退屈させずに描ける奥深さ、読んでる内に素になっちゃうような。
紹介記事【2023.05.04】
【中古】 9・11 N.Y.同時多発テロ衝撃の真実/(ドキュメンタリー) 【中古】afb
【中古】 9・11 N.Y.同時多発テロ衝撃の真実/(ドキュメンタリー) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
“衝撃の真実”かはともかく、ドキュメンタリーの撮影中に遭遇した視点そのものの衝撃…フィクションのようにしか感じられない自分への罪悪感、理不尽な災害への行き場のない気持ち…人の持つ気高さと、本質的な善意が胸に沁みます。
紹介記事【2023.02.05】
関連記事「9.11オフィシャル・レポート」【2023.01.20】
【中古】[PS2]Zill O'll 〜infinite〜(ジルオール インフィニット) 通常版(20050623)
【中古】[PS2]Zill O'll 〜infinite〜(ジルオール インフィニット) 通常版(20050623) (JUGEMレビュー »)
遂にPS2本体も三代目、全エンディング達成後は初見イベント探しに夢中です…どの出来事にも裏があり、全体像を知るにつれ各キャラの印象も大きく変わる仕込みの多さには驚かされます。
紹介記事【2023.01.04】

本日の脳内BGM
FREDDIE McGREGOR「Just don't want to be lonely」
MAXI PRIEST「In the springtime」
THE SKATALITES「Eastern rock」
PETER TOSH「Legalize it」
VANITY 6「Nasty girl」
PRINCE「Delirious」
THE TIME「Onedayi'mgonnabesomebody」
W.A.S.P.「I wanna be somebody」
KISS「Love gun」
ザ・ハイロウズ「相談天国」
DEEP PURPLE「Burn」
爆風スランプ「ラクダのコブには満月がよく似合う」
プリンセス プリンセス「19 Growing up -ode to my buddy-」
ゼルダ「Foolish go-er」「黄金の時間」
ORCHESTRAL MANOEUVRES IN THE DARK「Enola Gay」
THE FIXX「One thing leads to another」
BARBEE BOYS「離れろよ」「どんなもんだいッ」
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    | B.G.M. | 2024.03.18 Monday | comments(0) | - |
    最近聴いたLP
    THE BEACH BOYS「BREAK AWAY」

    (レコード・プレーヤーは使わずにいるとターンテーブルを回すゴムベルトの劣化が早まるんじゃないか?)という疑念から、もう少しレコードを聴くようにしようと思いまして…折角ですから、手元に残してるアナログ盤の中でも再生回数が最も少ない本作を聴き直していました。
    といっても(そんなアルバム出てないだろ!)と思われた方もいるでしょう、本作は「THE BEACH BOYS CAPITOL YEARS (邦題:ビーチ・ボーイズ・ボックス −カリフォルニアより愛をこめて−)」(←リンク先はamazonのCDセット)と題された7枚組セットの6枚目なのです…何故1枚目から聴かないのかというと、それは再生回数が関係しておりまして。

    キャピトル・レコードに在籍した黄金期'62〜69年の楽曲をコンパイルした7枚は、最初の数枚にヒット曲が集中しているため特に1〜3枚目は割と聴いてたんですよ…といっても子供時代の宝物だったから、本当に数える程ではありましたが。
    小学6年生の誕生日プレゼントとして、親に頼み込んで¥12,600もの大枚叩かせたのでね…当時のLPが1枚¥2,800だったのを思えば格安とはいえ、自分の小遣いで買ったレコードとは別格の扱いをしていたのです。
    最初に買った洋楽シングルも、彼らの「I get around」でした…「ボーイズ ボーイズ」から西海岸に憧れていた僕には、彼らの音楽が特別だったのです。

    大事にしてた割に外装は黄ばんでるしジャケもシミだらけ、プレーヤーもA面の途中まで回転ムラがあったりと聴き手の僕も含めてポンコツ感タップリでしたが…おそらく最初の一度ぐらいしか針を落としてないであろう6枚目は、時系列に沿ってコンパイルされた中でサーフ/ホットロッドから最も遠い「PET SOUNDS」後の楽曲群です。
    といってもA面1曲目の「恋のリバイバル」は'68年のヒット曲ですし、ラストを飾るタイトル・ナンバーはウケ狙いシングルであれど個人的にはビーチ・ボーイズのエッセンスが詰まった名曲ですね…A面2曲目のジャジーなコード感やセルジオ・メンデス風味の3曲目、スキャットのみの4曲目とか3拍子の8曲目はソフトロックの趣きがあります。

    B面2曲目はブライアン・ウィルソン名義となっているものの、Wikipedia情報ではチャールズ・マンソンとの関わりが示唆されていて意外というかビックリ…3曲目はカントリー調で4曲目はロジャー・ニコルズを思わせるコード進行が心地好く、若干サイケな香り漂う5曲目やアルバム初収録という6曲目の「輝く星座〜アクエリアス」っぽさは新たな方向性を模索していたかのようでもあり。
    L.A.のガレージ・バンドからインスト主体だったサーフロックにフォア・フレッシュメン的なハーモニーを持ち込んだ初期、フィル・スペクターとの交流が顕著に現れる中期を経て結束が失われていったキャピトル末期からの選曲ですが僕は新鮮に感じられました。

    長らく楽曲製作を主導したブライアンが、ビートルズをライバル視したという「PET〜」前後のアートロック志向…そこで培われた技巧的な音響とアレンジは、ポップスへと回帰した楽曲に洗練された味わいをもたらしたのではないでしょうか。
    とはいうものの、まぁ音質は団子ですね…キャピトルの録音設備は60年代中盤からステレオ録音が可能だったにも関わらず、モノラル録音の比率が高い事も無縁ではなさそう。
    CD化によって4枚組となった際には、もしかするとリマスタリングが施されているのかもしれませんけども…因みに7枚目はブライアンが手掛けた番外編とでもいうべき作品集で、CD化では除外されておりますが前に聴いたコンピの方が充実してますね。

    追記:モノラル比率の高さは、Wikipedia情報によりますとブライアンの難聴が関係してるようです、本作の解説書では有能なマネージャーと評されてる父親からの暴力が原因と読んだ覚えがあるんですけども。


    関連記事:
    【最近聴いたCD】ブライアン・ウィルソン「ラッキー・オールド・サン」| 2009.04.16
    【最近聴いたCD】V.A.「ブライアン・ウィルソンのペット・プロジェクト」| 2012.05.24
    【最近読んだ本】瑞穂れい子「今日から使える! 音楽雑学 おもしろコネタ30選」| 2012.11.22
    【最近聴いたCD】THE BEACH BOYS「PET SOUNDS」| 2017.09.09


    以下はトラックリスト。
     
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      | music | 2024.03.18 Monday | comments(0) | - |
      本日の脳内BGM
      SOUL II SOUL「1990 a new decade」
      CHANGE「Miracles」
      BRUNO MARS「24K magic」
      DUA LIPA feat. DABABY「Levitating」
      CHIC「I dance my dance」
      CHIC feat. HAILEE STEINFELD「Dance with me」
      GRANDMASTER FLASH「The adventures of Grandmaster Flash on the wheels of steel」
      NARADA MICHAEL WALDEN「Tonight I'm alright」
      REPERCUSSIONS「Promise me nothing」「It's a new day」
      THE BRAND NEW HEAVIES「BNH」「Close to you」
      JANET JACKSON「What have you done for me lately」「Nasty」
      LEOTIS「Slam」「I don't wanna play」「Ooh child」
      FREDDIE McGREGOR「Just don't want to be lonely」
      MAXI PRIEST「Should I」「In the springtime」「Woman in you」
      今井美樹「泳ぐ」

      *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

      『Bruno Mars - 24K Magic (Official Music Video)』(この人の楽曲は、70年代後期のディスコ/エレファンクに対する愛情と造詣が感じられます)


      『I Dance My Dance』(Sound Only)


      『LEOTIS - Slam (RnB/Swing)』(Sound Only)
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        | B.G.M. | 2024.03.17 Sunday | comments(0) | - |
        本日の脳内BGM
        MARTIN DENNY「Exotica」
        DEE DEE BRIDGEWATER「Afro blue」
        SHOGUN「Sailor-sailor」
        スターダストレビュー「シュガーはお年頃」
        CONNIE FRANCIS「Stupid cupid」
        太田裕美「レインボー・シティ・ライト」「心象風景」
        GINGER ROOT「Loretta」
        吉田美奈子「ラムはお好き?」
        YELLOW MAGIC ORCHESTRA「Simoon」
        熱帯JAZZ楽団「Somos novios」
        神保彰「The mood in the melody」
        結城アイラ「ペールムーンがゆれてる」
        CASIOPEA「賛歌」
        HOWARD JONES「Natural」
        SOPHIE & PETER JOHNSTON「Television satellite」「A bigger temptation」
        SOUL II SOUL feat. DO'REEN「Happiness」「Feel free」

        *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

        『Stupid Cupid』(Sound Only)


        『太田裕美「心象風景」 from album "こけてぃっしゅ" 1977年 8thシングルB面曲』(Sound Only)


        『Sophie And Peter Johnston - A Bigger Temptation』(Sound Only)
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          | B.G.M. | 2024.03.16 Saturday | comments(0) | - |
          最近みた夢
          トニーのシェアハウス?


          眠りが浅く、短い夢を幾つも見ている中で奇妙な夢をみた…白っぽい部屋にいて不思議がりながら室内を検分する夢で、妙な感じがしたのは(何も起こらない)上に(まともに思考している)という二点だった。
          そもそも(自分しかいない)という夢は珍しいし、夢の中で普通に思考が働いているのも珍しかった…家具の類いも一切ない空き部屋にいる事を疑問に感じ、窓の外が霧がかったように見えない事も異常だと感じていた。
          そこで目覚めて(まだ続きがあるのでは?)と二度寝したら、その部屋はトニー先生から又借りしたのだと思い出した…つまり、これから住む部屋を下見に来ていたのだった。

          でも既に家具が増えていたので、僕は(もう引っ越して来たのだな)と納得していた…僕にしては家具が少ない気もしたが、運ぶのが億劫で誰かに譲ったに違いないと思った。
          奥の間はガランとしていたが、玄関に近い部屋にはテーブルを挟んでソファと椅子があった…白く煙っていた窓も、今は芝生と左手の玄関側を走る道路が見えていた。
          ちょうど自動車が通ったと思ったら玄関の前で停車する音がして、ノックもせずに誰かが入って来た。
          若い女性2人と男性が1人、先頭の女性が「何ここ?」的な事を言った…見覚えのない顔ばかりだが、どうやら友人たちが遊びに来たようだった。

          勝手に上がり込んだ彼女らはソファと椅子を占領し、テーブルの上にあったスナックの袋を開けて冷蔵庫のドリンクを開けて寛いだ…あれこれ問い掛けられたが答えに詰まり、どこから話せば好いものかと困惑してしまう。
          ふいに何かが僕の脚に触れて、驚きながら見下ろすと別の脚が押し付けられていた…最初に入って来た女性が僕を見上げて何か言ったと思う、でもそこで夢から目が覚めてしまい三度寝をしても四度寝をしても続きは二度と見られなかった。
          時間帯は午前中だろうか、外は明るかったが暑さも寒さも感じなかった…日本ではなかったようだが、具体的には分からない。


          場所はアメリカか、いやメキシコか…窓越しに見えた眺めとか、部屋の作りは日本っぽくない感じがしました。
          それに友人(?)たちも欧米系な雰囲気で、最初に入って来た女性は黒目黒髪でラテンっぽい顔立ちだったな…そういえば彼女、裸足だったから夏なのかも。
          というか僕も短パンだったな、トニー先生と親しくしてたのが二十代なので僕も夢の中では彼女たちと同年代だった気がします…言葉は英語かスペイン語だったんじゃないかな、英語だったと思ったけど確信が持てないや。
          最後に何て言われたのか、ちょっと気になるな…上目遣いで見詰められてドキドキしたのは、恥ずかしながら若返った気分でした。笑


          〈トニー先生〉関連記事
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            | in sleep | 2024.03.16 Saturday | comments(0) | - |
            本日の脳内BGM
            鈴木あみ「Be together」
            FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD「Bang」「The ballad of 32」
            OZZY OSBOURNE「I love you all」
            植松伸夫 (“FINAL FANTASY VIII”O.S.T.)「Blue fields」
            SOPHIE & PETER JOHNSTON「Take that jerkin off!」「Some sunny day」
            A-HA「The sun always shines on T.V.」
            A FLOCK OF SEAGULLS「Wishing (if I had a photograph of you)」
            CROWDED HOUSE「Don't dream it's over」
            DAN HARTMAN「I can dream about you」
            MICHAEL JACKSON「P.Y.T. (pretty young thing)」
            EVELYN "CHAMPAGNE" KING「Love come down」
            McFADDEN & WHITEHEAD「Ain't no stoppin' us now」
            THE O'JAYS「Love train」
            MFSB feat. THE THREE DEGREES「T.S.O.P. (The sound of Philadelphia)」
            THE THREE DEGREES「When will I see you again」
            ROBIN WARD「Why don't you believe me」
            MARCOS VALLE「So nice (summer samba)」
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              | B.G.M. | 2024.03.15 Friday | comments(0) | - |
              本日の脳内BGM
              THE RIGHTEOUS BROTHERS「Unchained melody」
              ROBIN WARD「Johnny come & get me」
              AMERICAN SPRING「Shyin' away」
              CYMBALS「What a shiny day」「Do you believe in magic?」
              五十嵐浩晃「ペガサスの朝」
              サザンオールスターズ「チャコの海岸物語」「Oh, girl (悲しい胸のスクリーン)」
              AMBROSIA「How much I feel」「You're the only woman」
              MICHAEL McDONALD「I keep forgettin' (every time you're near)」
              THE DOOBIE BROTHERS「Real love」
              和田アキ子「古い日記」
              山本リンダ「どうにもとまらない」
              ピンク・レディー「ペッパー警部」
              THE THREE DEGREES「Dirty ol' man」
              ギャル「マグネット・ジョーに気をつけろ」
              由美かおる「ドン・ズバ」
              JIMMY CASTOR「Hey Willie」「Bang, bang」
              THE BEATLES「Twist & shout」
              BOOGIE BOX HIGH「Gave it all away」
              米米クラブ「ミッドナイト・レジスタンス」

              *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

              『Johnny Come And Get Me』(Sound Only)


              『Boogie Box High - Gave It All Away • TopPop』(ヘアカット100のニック・ヘイワード、スタイル・カウンシルのミック・タルボットを擁した80年代覆面バンド・・・しかもリーダーの又従兄弟ジョージ・マイケルが楽曲提供してたりデュラン デュランのニック・ローズ&アンディ・テイラーも参加してたらしいのに無名のまま消滅、この動画もベースは明らかにディオン・エスタスじゃないし謎過ぎます)
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                | B.G.M. | 2024.03.14 Thursday | comments(0) | - |
                最近読んだ本
                多和田葉子(文)、溝上幾久子(絵)「オオカミ県」

                なるほど、絵本の世界でも「絵」と「文」の作者には格の違いがあるんだな…単に(表記順が統一されてない)のではなく、映画の役者名みたく「知名度なりキャリアなり優れている方が優先的に表記される」といった仕来たりがあるのでしょうね。
                それはともかく、銅版画と聞いて浮かぶイメージどおりの絵もあれば(これも?)と思うような絵もありました…濃密なクレヨン画や淡いインク画のようにも見えて、格上に置かれた多和田の文章と互角に主張しています。
                といっても勝ち負けじゃなく、文を説明してないというか…むしろ(絵と文は別々に出来たのかも)と思う位、それぞれ独立した印象が。

                もちろん、文と絵が(てんでばらばら)なのではありません…同一対象を異なる受像体で捉えたかのように、相互補完しながらもパラレルなバイアスの語り口であると感じるのです。
                といっても僕は文章を使っているので、多和田寄りの説明になってしまいますが…本書はオオカミ県の青年が、兎じゃない動物たちが“兎のふりをして住んでいる”東京で暮らす内に(目覚めてしまう)といった寓話です。
                おそらく読後は誰もが(この話を彼は知っていただろうか)と思うでしょう、でも本書は首相暗殺から着想を得た訳ではありません…'22年以降に本書を読むと、寓話とは絵空事じゃないのだと感じる筈。

                インターネットの風評から、災害視察の官僚と陰謀論が向かう先…オオカミは人を襲うんじゃなく“人に襲われた時に抵抗するだけ”、まぁ追い詰められたネズミは猫を噛むし好奇心が殺す猫もいるし。
                読解力がなく“オオカミになろうぜ”を真に受ける兎がいるとしたら、本書を危険な扇動と断じる兎もいるだろう…なんて杞憂も笑い飛ばせない“広告に囲まれてみんなが読みたくなるようなギラギラしたニュース”に溢れ、小さな声にまで大声のハウリングが混じってる気さえする昨今。
                大人の絵本というよりも、子供と兎には薦められない寓話かも…初版'21年、論創社刊。
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                  | books | 2024.03.14 Thursday | comments(0) | - |
                  本日の脳内BGM
                  JACO PASTORIUS「Crisis」
                  THEON CROSS「Activate」
                  META FIVE「Split spirit」
                  小沢健二「Shadow work 影にある仕事」
                  CORINNE BAILEY RAE「Emeraldine」
                  META FIVE「Whiteout」
                  I MANIACI DEI DISCHI「Our house」
                  JOCELYN BROWN「One」
                  槇原敬之「どんなときも。」
                  松山千春「人生の空から」
                  円広志「夢想花」
                  PUFFY「愛のしるし」
                  BRUCE SPRINGSTEEN「Glory days」「Born in the U.S.A.」
                  THE KILLERS「When you were young」
                  LATE OF THE PIER「Heartbeat」「Hot tent blues」「Broken」
                  水木一郎「ルパン三世 愛のテーマ」

                  *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

                  『Shadow Work 影にある仕事』(Sound Only)


                  『Bruce Springsteen - Born in the U.S.A. (Official Video)』(ブルース本人は政治利用されて楽曲の意図が歪曲された事にショックを受けたとか)


                  『Born In the U.S.A. (Demo Version - 1982)』(で、コチラが「18 TRACKS」収録のデモ音源・・・流石に地味過ぎですけど、ヒットソングの功罪でしょうか;Sound Only)
                  0
                    | B.G.M. | 2024.03.13 Wednesday | comments(0) | - |
                    本日の脳内BGM
                    TELEVISION「See no evil」「Venus」
                    THE SMITHS「Cemetry gates」「Half a person」
                    戸川純「さよならをおしえて」
                    米米クラブ「エクスクラメーション・マーク」「ノンコンプレックス」「On My Mind」
                    BOΦWY「Welcome to the twilight」「Rain in my heart」
                    BACHMAN TURNER OVERDRIVE「Roll on down the highway」
                    OASIS「Whatever」
                    MATCHBOX TWENTY「Mad season」
                    CASIOPEA「Cookin' up」
                    JAMES BROWN「It's too funky in here」「Make it funky」
                    IVO MEIRELLES & FUNK' N' LATA「Baile funk medley」
                    GERARDO FRISINA「Descarga」
                    TOCO「Instalacao do samba (drum & bossa)」
                    SLOWPHO「Porn」
                    鈴木あみ「BE TOGETHER」
                    PULLEY「Cashed in」
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                      | B.G.M. | 2024.03.12 Tuesday | comments(0) | - |




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