夢みるように眠りたい [DVD]
夢みるように眠りたい [DVD] (JUGEMレビュー »)

2018年の上半期は映像作品に恵まれました、といっても僕の好みなので万人向けとは言い難いのですが。笑
本作も(もう観る機会ないな)と諦めてましたよ、TSUTAYAの宅配レンタルには大助かりです。
心の「閉じられなかった輪っか」の記憶や言えず終いとなった(サヨナラ)と(アリガトウ)の悔恨が救われる気持ちになります、中勘助の「銀の匙」並みに甘々ですが。
映画界の新海誠こと林海象、'86年の監督デビュー作にして製作と脚本も兼任でインディーズ上映した低予算モノクロの“ニューサイレント”。
初主演の佐野史郎と監督の対談解説コメンタリーも、本気で映画好きなら是非。
紹介記事【2018.01.20】
プロハンター DVD Collection
プロハンター DVD Collection (JUGEMレビュー »)

黄金時代の藤竜也&草刈正雄+柴田恭兵という'81年のTVドラマシリーズ、横浜を舞台に繰り広げられるディテクティブ・アクション!
宍戸錠&小林稔侍の刑事コンビと、榎木兵衛と庄司三郎の情報屋兄弟も可笑しいです。
サバンナRX−7は4話から登場、3話までのアメ車も好いなぁ。
怒りで福岡訛りが激化する竜崎には大笑い、でも最終話は「探偵物語」ばりに寂しいんだよなー?
紹介記事(VOL.1)【2018.04.26】
Night to Remember: Uptown Soul Classics
Night to Remember: Uptown Soul Classics (JUGEMレビュー »)
Shalamar
シャラマーを知らなくても楽しめる、煌めく70年代ディスコ・ミュージック。
シャラマーを知ってるアナタも納得の選曲、数多ある彼らのベスト盤でもベストかつリーズナブル。
買ってよし、聴いてよしの一枚です。
紹介記事【2018.05.27】
オーバーマン キングゲイナー 5.1ch DVD-BOX (期間限定生産)
オーバーマン キングゲイナー 5.1ch DVD-BOX (期間限定生産) (JUGEMレビュー »)

DVDは全9巻のTVアニメシリーズ。
皆殺しのトミノと呼ばれた富野カントク心機一転、シベリアからヤーパンへのエクソダス×シベ鉄の攻防を描く摩訶不思議なロボットアニメです。
遥か未来を舞台にしつつも寓話的で、ほのぼのギャクを盛り込みながらも会話の上手さは流石だわ……いわば新世紀「ザブングル」、ただし最後がチト残念。
紹介記事(Vol.9)【2018.03.03】
キッドナップ・ブルース 【初DVD化】
キッドナップ・ブルース 【初DVD化】 (JUGEMレビュー »)

今ではレンタル店でも置いてないしamazonでも希少高値で、一生観る機会はないかと思ってましたよツタヤディスカスありがとう!
ナウい写真家だった頃の浅井愼平が初監督、主演はタモリ一義で音楽は山下洋輔……これでピンときたらご覧あれ。
ジャズメン崩れのパチプロが、鍵っこ舞とチャリブラするうちロードムービーに。
監督は脚本だけでなく、自ら撮影と照明も担当して晩夏の湿度から冬の乾いた冷たさまでを映し取ってます。
育児放棄とか偏向報道とか地方の人の温もりと疎外感、破滅への足音とラスト2分間の白さが沁みます。
対外的には「詰まらないから観ないで」と言っておきたい、昭和ノスタルジーを先取したカルト的な1本です。
紹介記事【2018.01.01】
GANTZ:O DVD 通常版
GANTZ:O DVD 通常版 (JUGEMレビュー »)

リアルな深夜の大阪道頓堀と、精度の高いモーション・キャプチャー&リップ・シンクロのキャラに(CGアニメもここまで来たか!)と驚かされます。
実写で演ったら嘘くさくなる非日常の緊迫感と恐怖に引き込まれ、津嘉山正種池田秀一らの意外なCVキャスティングにもビックリ。
杏にはマジ堪えます、二次元なのに!笑
紹介記事【2018.04.19】
フラクタル [レンタル落ち] 全4巻セット [マーケットプレイスDVDセット商品]
フラクタル [レンタル落ち] 全4巻セット [マーケットプレイスDVDセット商品] (JUGEMレビュー »)

TVシリーズのアニメで、DVDは全4巻。
「コナン」の残され島みたいな景色に「ナウシカ」っぽい飛行機と、牧歌的な光景と裏腹なハイテク世界。
ネッサとネッサと“世界の鍵”、ジェンダーとAIとDVと。
やがて悲しき楽園の真実、胸を衝く永遠のかくれんぼ。
紹介記事(1巻)【2018.05.08】
地球へ・・・
地球へ・・・ (JUGEMレビュー »)

近年のリメイクはクソでしたが、絵が古臭くても構成は本作の方が格段にマシです。
時代を先取りした奥深いテーマは原作に及ばずとも、まとめ方は及第点と言えるのではないかと。
ストーリーと共に素晴らしい、有機的な宇宙船の造形も忘れ難いです。
紹介記事【2018.01.24】
What Time Is It?
What Time Is It? (JUGEMレビュー »)
Time
当時は(プリンスの弟分バンド)とか言われていましたが、実質プリンスの別名義状態だったとは・・・大半が5分超のエレ・ファンク6曲入り、日本でパクられまくったモリス&ジェロームジェロームのコミカルなステージ・アクトは「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」で観られます。
紹介記事【2018.02.17】
バニシング IN TURBO [DVD]
バニシング IN TURBO [DVD] (JUGEMレビュー »)

原題は「Grand Thieft Auto」、だけど「バニシングIN60」的な「車泥棒」ムービーではありません。
ラスベガスの教会を目指す若い男女vs.父親の配下&マザコン婚約者、「ランナバウト3」のロールスロイスは本作が元ネタだったのね?
カーアクションは'77年なりに頑張ってるけど、見どころはクライマックスの中流生活デモリション位かも…なのに不思議と一味ちがう余韻が残るという点で、低予算映画のお手本かも。
まぁポスター・アートの名匠ジョン・ソリー(John Solie)のインタビューだけでも一見の価値あり、かと。
紹介記事【2018.02.25】
異世界の勇士 (1981年) (徳間文庫)
異世界の勇士 (1981年) (徳間文庫) (JUGEMレビュー »)
高千穂 遙
'79年の異世界召喚ヒロイック・ファンタジーですから、新味がなくても当然。笑
既にフォーマットとしては使い古された感もあるし、本当に異世界で敵を倒すだけの直球展開なのですが。
読みやすい文章でサクサク進むので、色々とベタながら飽きさせません…むしろこのアッサリとした終幕が心地好いな、手垢まみれの物語でも惹き込まれました。
横田順彌による巻末解説も、学生時代の著者や当時のSF事情が伺えて興味深いです。
紹介記事【2018.05.05】
劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇、螺巌篇 [レンタル落ち] 全2巻セット [マーケットプレイスDVDセット商品]
劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇、螺巌篇 [レンタル落ち] 全2巻セット [マーケットプレイスDVDセット商品] (JUGEMレビュー »)

「紅蓮篇」と「螺厳篇」でTVシリーズを再編集したダイジェスト。
まるで「ザブングル」な、今じゃ珍しい荒唐無稽なロボットアニメ・・・しかし発掘オーバーテクノロジーって「イデオン」かい、しかも「螺厳篇」では馬鹿ガイナックス発動の無限インフレ化に大笑い。
それでいて滅法アツい男泣きアニメというね、中川翔子の力量にも刮目ッ!
「紅蓮篇」紹介記事【2018.06.26】
「螺厳篇」紹介記事【2018.06.27】
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス [レンタル落ち]
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス [レンタル落ち] (JUGEMレビュー »)

マーベル・スタジオ製作の、B級テイストを狙ったアメコミSF映画。
しかし「Mr. blue sky」で掴まれました、80年代だけでなく6〜70年代の通好みな選曲も二度観して納得。
オッサンの方が笑えるネタ満載です、というかエゴの正体って複製人間マモーだけど何故?笑
肌色が青や緑だと人種という意識が馬鹿げてきますね、ただしストーリーはギャグとネタから逆算したような印象も。笑
紹介記事【2018.04.24】
2300年未来への旅 [DVD]
2300年未来への旅 [DVD] (JUGEMレビュー »)

もしも「未来惑星ザルドス」が好きならば観る価値ありそうな、「スターウォーズ」前夜の70年代SF映画です。
まぁ「ザルドス」程の哲学性も見どころもありませんね、後出しなのに。笑
「80日間世界一周」の監督と、ジェリー・ゴールドスミスの音楽でコレは残念だけど……突っ込み所の多さとか、真実は「Don't trust over 30」の否定とか妙なクセが独特です。
紹介記事【2018.01.10】
不思議な少年 (岩波文庫)
不思議な少年 (岩波文庫) (JUGEMレビュー »)
マーク トウェイン
著者を童話作家と思うなかれ、僕の性格に大きな影響を与えた一冊です。
かつて何度となく読み返しましたが、10年以上ぶりに読んでみたら(なんか違う)感が強くて戸惑いました。
でもそれは、既に僕が本書の少年とシンクロしてるって事なのかも。
とはいえ冒頭の“一五九〇年の冬であった。オーストリアは、まだ世界から遠く離れて、眠りこけていた”という一文には心を掴まれますね。
正統なバージョンであるとされる「不思議な少年 第44号」は駄作なので、本書をご一読される事を強くオススメします。
紹介記事【2018.04.07】

最近聴いたCD
V.A.「LATINA CAFE BEST OF」[Disc 1]

かなり昔に聴いたコンピ盤を、改めて図書館で借りて聴き直した次第…というか、実は他のコンピと間違えて借りてきて焼いたまま放置していたのだ.笑
正直に言って、当時の(期待と違った)的な肩透かしが思い違いではなかったと再確認した。
「Latina Cafe」はWAGRAMというレーベルのコンピレーション・シリーズらしく、本作はシリーズのベスト盤として'06年にリリースされたようだ…謳い文句は“ラテン/ワールド・ミュージックシーンを代表するアーティストの代表曲を豪華収録”、とりあえずこの2枚組の1枚目に収録された16アーティストの内ではマルコス・ヴァーリとセウ・ジョルジ位しか僕の知った名前は見当たらない。
意外なのはピエール・バルーのフレンチ・ボッサか。

ウィリー・コローンばりのサルサにキューバン・アフロ、ブラジリアン・ポップス(MPB)にラテン・ジャズ…旧来のラテン・ミュージックから近年のクラブ系サウンドまでをアラモード形式でコンパイルし、幅広く網羅した印象はある。
が、悪く言えば散漫でもあり…流し聴きにはビート感のバラつきが耳に残るし、せめて(これだ!)と感じさせるキメ曲の1つはあっても好かったろうにと思う。
本作は長く聴き込むアルバムではなく、自分好みのラテン・サウンドを見付けるための入門編カタログ盤と考えた方がよさそうだ。
2枚目も、この延長だろうな…聴くけどね、一応。笑
曲名およびアーティスト名のリストは、以前の記事に記載。


〈ラテン/ブラジル音楽〉関連記事:
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【最近聴いたCD】ジェラルド・フリジーナ「ラテン・キック」| 2007.12.12
【最近聴いたCD】V.A.「Remix Trax Vol.10 Misturada」| 2008.02.14
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【最近聴いたCD】V.A.「ムジカ・モデルナ」| 2008.06.29
【最近聴いたCD】南佳孝 with RIO NOVO「ボッサ・アレグレ」| 2008.12.24
【最近聴いたCD】セルジオ・メンデス&ブラジル'77「プライマル・ルーツ+1」| 2009.02.18
【最近聴いたCD】naomi & goro「Bossa Nova Songbook 1」| 2009.12.14
【最近聴いたCD】フリーク・ド・ブラジル「デューティ・フリーク」| 2011.03.06
【最近聴いたCD】アストラッド・ジルベルト「ジャングル」| 2011.07.02
【最近聴いたCD】マイラ・アンドラーデ「ナヴェガ〜航海」| 2011.08.10
【最近聴いたCD】「ゲッツ/ジルベルト」| 2011.10.12
【最近聴いたCD】V.A.「レッド・ホット・アンド・リオ 2」| 2012.04.10
【最近聴いたCD】Smokey and Miho「人間の土地」| 2012.05.01
【最近聴いたCD】小野リサ「ソウル&ボッサ」| 2012.06.11
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【最近聴いたCD】アドリアーナ・カルカニョット「サンバの微生物」| 2012.10.21
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〈サルサ〉関連記事:
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【最近みたDVD】「デイブは宇宙船」| 2017.03.14
【最近みたDVD】「ポリー my love」| 2017.03.29
【最近聴いたCD】V.A.「IRMA LATIN FLOOR」| 2018.03.07


*以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

『El barrio - Los Hombres Calientes (1998)』(Sound Only)


『Pierre Barouh-Samba Saravah』
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    | music | 2019.03.21 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
    最近聴いた音楽
    MILTON NASCIMENTO「TRAVESSIA」

    以前、図書館から借りてきたCD音源がPCに保存してあったので実質的には「最近聴いたCD」です…ま、正確には再聴ですが。笑
    '67年にリリースされたミルトン・ナシメントのデビュー作で、曲順を入れ替えた'78年の再発盤に準拠してCD化されたようですね…彼はボサノバというかMPBの人で、本作のタイトル曲が彼の代表作ではないかと思います多分。
    因みに同じブラジル出身フュージョン・バンドのアジムスが名カバーした「Outubro」もラストの10曲目に収録されてます、6曲目の「Catavento」や'66年にエリス・レジーナが歌った「Cancao de sol」のセルフカバーも5曲目に収録。

    とにかく聴きどころはタイトル曲「Travessia」に尽きます、この言葉の意味が「道」だったとは知りませんでしたがイメージ的には(旅路)って感じで朴訥な歌唱がグッと胸に迫ります。
    ボサノバしてる曲もありますが、全体的にはジャズっぽいというか…強引な喩えですけど、ミルトン・バナナ・トリオから軽やかさを引いてドラマチックなストリングスを足した感じ?笑
    華やかさはないし明るくもないし、まぁオススメはしません…個人的には大仰なストリングスが好くも悪くも古臭い気がしますね、ちょっと抑えてくれたら聴きやすくなると思うのです。


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    【最近聴いたCD】Smokey and Miho「人間の土地」| 2012.05.01
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    【最近聴いたCD】MARCOS VALLE「Jet-Samba」| 2013.01.01
    【最近聴いたCD】BONDE DO ROLE「WITH LASERS」| 2015.05.01
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      | music | 2019.03.02 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |
      最近聴いたCD
      THE ISLEY BROTHERS - SANTANA「Power Of Peace」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

      サンタナとアイズレーがコラボ?しかも'17年に?!
      いささか盛りを過ぎちゃった感はレジェンドと言い換えるべきか、しかし二度オイシイというよりは話題作りといった受け止め方をされる方が自然な気もしてしまいますが…どうやら前年にリリースされたサンタナのソロにロナルド・アイズレーが客演した事が、本作製作へのイントロダクションとなったと思われます。
      一説によると、サンタナの「死ぬまでに叶えたい事」にリストアップされていたプロジェクトの1つでもあるそうで…全13曲中12曲が、サンタナでもアイズレーでもないカバー・ナンバーという構成に納得。

      つまりさ、純粋に(一緒に演りたかったんだろうな)ってね…まぁ個人的に耳馴染みあるのはスティーヴィー・ワンダー「Higher ground」とかディオンヌ・ワーウィックが歌ったバート・バカラック「What the world needs now is love sweet love」ボビー・ウーマックがカバーしたカーティス・メイフィールド「Gypsy woman」マーヴィン・ゲイの「Mercy mercy me (the ecology)」位ですが。
      その他もビリー・ホリデイなどブルース〜ソウルなチョイスは、両者にとって演りやすかったのでしょう。
      5トラック目のオリジナル曲「I remember」は、シンディ・ブラックマンの曲。

      彼女はサンタナ・バンドのドラマーで彼の奥さんだそう、因みにツボを押さえたベースや「Higher〜」で聴けるラップなどバックはアイズレー人脈のグレッグ・フィリンゲインズ以外は基本サンタナ一家…アイズレー側の参加はボーカルのロンとギターのアーニーという現役の二枚看板に、バッキング・ボーカルでそれぞれの奥さん(娘かと思った)がクレジットされてます。
      相変わらずシルキーかつウェットなロンの歌声にサンタナとアーニーという個性の際立ったギターが絡み、数々のソウル・スタンダードを小手先で味付けていく…名演とまではいかずとも、そういう聴ける仕上がり。

      まぁ小手先というと悪し様な感じになっちゃいますが、マスターピースとして人々の心に残る音楽といったコンセプトだそうなので意図的に「スープ濃いめ」じゃなく作ったようにも思います…黄金期の両者の暑苦しさと本作の「押し付けがましくなく作り手の味わいも楽しめます」的な聴きやすさとを比べたら、アイズレーの名盤「3+3」みたいにグリグリ食い込んで来るサウンドではないよっていう意味でね。笑
      正直アレンジにはちぐはぐさを感じなくもないし、まぁ原曲には及ばないかもなぁ…個人的には唯一の新曲に新緑の清々しさが思い浮かび、最も印象深かったです。


      〈アイズレー・ブラザーズ〉関連記事:
      【最近聴いたCD】ロン・アイズレー&バート・バカラック「アイズレー・ミーツ・バカラック:ヒア・アイ・アム」| 2011.03.19
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      【最近聴いたCD】THE ISLEY BROTHERS「THE HEAT IS ON」(再聴)| 2017.03.16
      【最近聴いたCD】THE ISLEY BROTHERS「3+3」| 2014.01.29


      *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

      『The Isley Brothers, Santana - I Remember (Audio)』(Sound Only)
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        | music | 2019.01.09 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
        最近聴いたCD
        PONE NYET PHYU「Mandalay Star 〜ミャンマー伝統音楽の旅で見つけた黄金郷〜」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

        ポウンニェッピュー、TSUTAYA宅配レンタルのサイト内CDページからワールド・ミュージックのカテゴリーを開いたら目に入った謎の女性…アルバムどころかアーティストに関する解説も一切なく、サブタイトルすら表記されていなくて。
        ググっても「川端潤という映画監督がミャンマーで撮影したドキュメンタリー作品と連動してリリースされた」程度にしか分からず。
        「CDジャーナル」のサイト内記事を引用しますと、
        ミャンマー第二の都市・マンダレーで(中略)旅まわりの合間に録音された、サインワインオーケストラの演奏でポウンニェッピューが歌う8曲入りCD
        …だそう。

        そもそも盤面の英字表記からすれば“ポウン・ニェッ・ピュー”ではないのか?という素朴な疑問の答えも定かではないし、6曲目は割と年長の女性が歌っているようですが詳細は不明。
        もしかしたらCDを借りずに購入して、解説書が入っていれば色々と書いてあるのかもしれません…あるいは上映中の映画館に足を運び、パンフレットが販売されてたりすれば更に色々と分かるのかもしれません。
        まぁ何だか分からないまま聴いて、ジャワのガムランを思わす響きと西洋ポップスの入り交じる独特さが耳新しかったなと…昔の地方局で流れてそうなCM音楽っぽさも、たまに感じられたり。

        33分という短さに思えないのは、演奏の巧みさ故か先の展開が予想だにしない曲調の不可思議さ故かな。
        ただ、上手く言えないのですけどジャワの宮廷音楽に感じられたような洗練さが足りない気がします…別にハイソ至上とかじゃなく、スコアリングの印象が粗雑といいますか抜け落ちているパートがあるような?
        そこは旅回りの一座ですから、いくら技巧が優れているとしても庶民的にならざるを得ないでしょう…例えば手が届かない高価な楽器とか、あんまり格調高くない方がウケが好いとかね。
        エスノ音階の合間に覗くクリシェや垢抜けないフレーズは、唯一無二の独創性。


        *以下の動画は、携帯からでは閲覧できないかもしれません。

        『Pone Nyut Phyu Golden Visitor ေရႊဧည္႔သည္ YouTube』(お化粧のせいか本作のジャケより大人びた雰囲気ですが、本作の演奏はここまで俗っぽくありませんよ・・・しかし観てる方が恥らう程のソフトフォーカスとか、PV風+青春群像的な小芝居の演出が意味不明です)


        『Pone nyat phyu (11).avi』(歌ってる女性は本作6曲目の人より声が若い感じです、サインワインとは小さなタブラを20個ぐらい演奏者の周囲に吊るした打楽器の音階セット的な物みたい)



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          | music | 2018.12.16 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
          最近聴いたCD
          SONS OF TEXAS「Baptized in The Rio Grande」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

          意訳しますと(こちとらリオの大川端で産湯を浸かったテキサスっ子でぇい!)って感じですかね、古めかしいジャケですがほぼほぼ音はヘビメタです…でも近頃オルタナとか色々あるから正しいカテゴリーは分かりません、もう本人に訊くのが間違いないでしょう。
          メタリカがデス・ボイス張り上げたようなボーカルに変拍子を織り混ぜた楽曲、そしてザック・ワイルドばりなギターの半踏みワウ・ペダルにピッキング・ハーモニクスと適度なアコースティック要素…などと紹介してしまって(売れ線狙いかよ)と思われるかもしれませんが、それらは飽くまでもバックグラウンドに過ぎません。
          そんなコト言い出したらビートルズとストーンズの影響モロ出しなバンドなんて、ねぇ?

          ちなみに、日本での売り文句は「パンテラ×ニッケルバック」とか。
          '15年リリースの本作は彼らのデビュー・アルバムだそうですが、新人バンドなのに楽曲センスもクオリティも高く安定してますね…その翌年にはラウドパークで来日し今年も来てたらしく、この記事が公開される頃には新譜も出てる筈。
          全14曲中ラスト3曲は国内盤ボーナス・トラック、内2曲は収録曲のアコースティック・アレンジです。
          音は荒々しいけど質は職人的でバラードもあり、欠点がないのが欠点かもね?笑


          *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

          『Sons Of Texas - The Vestryman (audio)』


          『Sons Of Texas - Blameshift (Official Music Video)』
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            | music | 2018.11.27 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
            最近聴いたCD
            ナカダサトル with フィールドオーケストラ「月光浴音楽」

            以前にもご紹介しました本作、自然音だけのCDです…まぁ虫の音とか波の音なんかが7トラック、1時間ちょっと続いてるのです。
            今回は全部をジックリ通しで聴いたって訳じゃなく、秋の夜長の就寝サポート音楽として寝る時にチョコチョコ流してたのですよ。
            この手の音楽(?)は「小鳥の囀りと小川のせせらぎ」とか「ひたすら波音だけ」とか色々あるんです、作者のアルバムも他に幾つかありますし…だけど僕が本作を愛聴しているのは、謎の低音が入っているから!笑
            (いや不気味で眠れないだろ)とお思いでしょう、でも(何の音なんだろう)と聴き入ってる内に爆睡です。

            しかも不思議なのは、前に聴いてて気付いた(2トラック目の中盤過ぎ)じゃなくて(1トラック目アタマから)に変わってるって事…これは僕が覚え違いしてるのかもしれませんし、実は両方とも鳴っていて以前は最初の方を聴き逃してたって可能性もありますし?
            それにしてもディジュリドゥみたいな低音って、本当に何の音だろうか…でも実際、人気のない場所でキャンプしたり夜中に寝転んでて(何だこの音?)って思う感じを思い出しちゃって。
            つまり本作の「謎低音」にはリアリティがあるのですよ…ただ本作は僕の体験と違って人為的要素の可能性は限りなく低い筈ですが。


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              | music | 2018.11.16 Friday | comments(0) | trackbacks(0) |
              最近聴いたCD
              山下達郎「FOR YOU」

              '82年に発表された本作は、僕にとって山下の最高傑作なのです…鈴木英人のジャケットといい、収録された楽曲のバランスといい。
              でもまぁ山下のファンからすれば(他のアルバムどんだけ知ってんの?)と突っ込まれそうですけど、本作しか知らないんです僕。笑
              前にLPで持ってた時は、聴きながらジャケを飽かず眺めていたものです…1曲目の「Sparkle」から「Music book」への流れは絶品ですよね、そしてある時期から「Morning glory」「Love talkin' (honey it's you)」の弛さに一段と魅力を感じるようになり。
              更に、完璧と思えない点が本作のマジックなのかも…こうして久々に聴き直してみて、そんな気がしたのです。

              (ずっと心に引っ掛かっている本作の欠陥要素が、今も聴きたくさせるのでは?)って。
              その1つは曲間の「Interlude」で、彼の代名詞ともいえる多重ハモりを数秒だけ不規則に挿入してるのがね…あってもいいけど先ず要らないし、その置き所にも正直(違うな)って必ずモヤモヤさせられるのですよ。
              で2つ目が曲順ね、LP時代はAB面に分かれてて暗黙のセオリーみたいのがあったんですよ…例えばA−1はキャッチーでA−2辺りにイチオシ曲とか、両面ともラストはバラードかミドルテンポというような。

              だからってA面ラストが「Futari」は重すぎでしょ!あの真夜中みたいなバラードはB面ラストに回して、むしろ「Your eyes」と入れ替えた方がB面トップの「Loveland, island」に繋がる感じが出るじゃない?…などと必ず思ってしまうのです、しかし実はその僅かなアンバランス感も入念に計算され尽くした結果のように思えてきたのですよ。
              というのも、こうした邪念(?)が曲への集中を妨げる訳ではないんですね…ただ普通に(もう一度聴こう)って気にさせるだけなのは、一種のテクニックなのかと。
              それと今回、ようやく「Hey reporter!」がスライ風ファンクと気付きました。

              具体的にいうと「Thank you (falettinme be mice elf agin)」「Thank you for talkin' to me africa」のベースラインとギターカッティングを引用して、よりヘヴィなファンクに仕上げてたのね…おそらく山下の全楽曲中でも異色なんじゃないかという私的な憤りが込められていて、サウンド・デザインも本作のトーンから浮いてる割には不思議と程好いアクセントといった印象なのです。
              いやお世辞じゃなくね、久々に聴き直してみて今回やっと面白味を感じたのですが。笑
              因みにCDは'02年のリマスタリング盤で、ボートラに同名TVドラマの主題歌「あまく危険な香り」と同インスト版2バージョンに「Every night」を収録…この(ボートラ追加)というのが山下らしくない気がしたのは、僕だけでしょうか?

              彼が(既に完成された構成)を今になって弄る人とは思ってなかったのです、しかもボートラだけ若干音圧デカめだし…そういうのは気にしないのかぁー、別に構わないんだけどなんか意外だったので。
              まぁ「あまく〜」は参加ミュージシャンもオリジナル収録曲と被っているのか違和感ないですし、ドラマ用インストもピアノ・バージョンは(歌メロをピアノの白玉に置き換えただけなのに)といったアレンジの妙を感じました…シャッフルっぽくビートを変えたサックス・バージョンは、やや強引な気もしましたが。笑
              「Every〜」も楽曲としては好きなんですが、この曲だけリバーブがドライ気味で全体から浮いてません?…どういった意図で最後の1曲だけを、この時代らしい深めにリバーブを効かせたミックスにしなかったのだろうかと。

              (いっそマスタリングだけ直すのでなく、全楽曲の残響処理を抑えて今っほいミックスにしたら好かったのでは?)とか思ったりしつつ、続けて3度も聴いてたんですけどね。笑
              ともあれユーミンだったら「昨晩お会いしましょう」、サザンだったら「ステレオ太陽族」…そしてヤマタツだったら本作「FOR YOU」がマスターピースだと、僕は思うのです。


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              *以下の動画は携帯などでは視聴できないかもしれません

              『Tatsuro Yamashita 山下達郎 [1982] [For You] - 07 Hey Reporter』(Sound Only)


              『Tatsuro Yamashita - Every Night』(Sound Only)
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                | music | 2018.10.13 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |
                最近聴いたCD
                THE DOOBIE BROTHERS「WHAT WHERE ONCE VICES ARE NOW HABITS」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

                邦題「ドゥービー天国」、'74年のアルバムです…初期の名曲「Black water」を収録したアルバムで通して聴きたいと思っていたら、TSUTAYAの宅配レンタルで在庫しててくれたとは!
                少なくとも近所の店舗ではミーハーな客の要望に沿うよう「話題の新作!」を揃えるため、こうした古臭い音楽はベスト盤でも置いてりゃマシな方っていうね…といって中古だって安くはなかったり、そもそも買うほど欲しい訳でもないと。
                まぁ往々にしてある事ですが、こうしたニーズに応えてくれるから宅配レンタルは止められません…そこが配信メインのサービスとは、根本的に違うんですよ。

                って妙にヨイショしてるみたくなっちゃいましたが、話を戻して本作…ドゥービーってカントリー色の濃い初期と、マイケル・マクドナルドのAORカラーが強い後期では同じバンドかって位に音楽性が別物で。
                それでいて初期も後期も魅力的な楽曲が多いのは驚きです、1人を除いてメンバーも入れ換わってるしメイン・ボーカルも代わってるのにねぇ…良くも悪くも初期のドゥービーらしさを感じる本作、キーボードが主体となってくる後期の楽曲よりも(いっせーのせ)で演奏する事そのものを楽しんでるバンドらしさがあります。

                「Black〜」もヒットナンバーと呼ぶには地味めな曲ですが、初めて聴いた他の11曲も華がないといいますか…全体的にカントリーに寄せた印象ながらマロ風ラテン・ロックあり、イーグルスを連想させるツインギターでのハモりやアイズレーっぽいコーラス・アンサンブルとかオルガン遣いなどなど70年代ウェストコースト・サウンドを象徴するエッセンスが満載で。
                芯の固いベース音とホーン・セクションの入り方はタワー・オブ・パワーを思わせ、流しっ放しにしても飽きない系のアルバムです。
                別の言い方をすれば、やはり「Black〜」は本作で聴くと収まりが好いなと。

                本盤がリマスタリングされてるのかは知りませんが、アコースティックの低音が心地好く感じられました。
                特にラスト曲の、シールズ&クロフツ+ブレッドといった趣きがあるギター・インストも独特の空気を醸し出して心に残りました。


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                以下の動画は、視聴環境によっては閲覧できないかもしれません

                『You Just Can't Stop It - The Doobie Brothers』(アイズレータワー・オブ・パワーといった感じが;Sound Only)


                『Doobie Brothers - Daughters Of The Sea ~~ Flying Cloud』(マロ系「砂浜の娘」からインスト「フライング・クラウド」です)
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                  | music | 2018.09.26 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
                  最近みたDVD
                  「CASIOPEA 3rd & INSPIRITS 〜Both Anniversary Live〜」

                  これは'17年のクリスマス・イブに六本木のEXシアターにて行われた、ギタリスト野呂一生のプロ活動40周年ライブ番組を録画した友人がDVD-Rに焼いてくれた物です…因みにインスピリッツは野呂のソロ・プロジェクトと思ってたんですけど普通にバンド形態で活動してるのかぁ、そしてドラマーは神保彰カシオペア3rdと兼任してるのでツイン・ベースにトリプル・キーボードという変則的な大所帯にしてはスッキリ聴こえる辺りは流石ですな!
                  所々に野呂自身が他メンバーにインタビューする映像が挿し挟まれており、これが好い案配のインターミッションになってますね。

                  個人的には最も野呂と付き合いの長い神保や、加入秘話(?)を語るナルチョのトークが興味深いものでした。
                  見た目が変わらない神保も、実は髪型の変化で額の後退を隠してたのね…。
                  合同ライブの構成は、中盤にインスピリッツとカシオペア3rd単独の演奏〜鍵盤トリオ演奏に野呂&神保のツイン・ドラムスが加わってベース2人のソロというよりベース・バトルといった長めの余興(?)も…終盤は再び合同演奏に戻り、ラストはカシオペア期から定番の「アサヤケ」でシメ。
                  約2時間という尺は放映用に編集されてるんでしょうから、実際はOAされなかった曲もありそうな気が。

                  野呂のギターは全部シグネイチャー・モデルなんだろうね、fホール開けたヤマハSGのサンバーストは初めて見たな…そういや確か友人が「普通の野呂モデルだとインスピリッツではハウっちゃう」とか言ってたような、違うかもだけど。
                  やはりナルチョは場数が違いますね、まぁ性格もなんだろうけど…そして「FIGHT MAN」のソロ回しでトチる野呂、やっちまったな本日の主役〜!笑
                  それはさておきインスピリッツの若い3人て、見た目はアンジャッシュ渡部とアンタッチャブル柴田と俳優の八嶋智人をカリスマ美容師(古っ)っぽくしたようで妙な一体感があるなと思ったりも。笑

                  補足:やはり「Both Anniversary Gig 『4010』」というタイトルでDVD化されてました、というかブルーレイだけかも…amazonの商品説明では“本編約3h、特典30分予定”とあり、全27曲を収録してるようです。


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                  【LP】「ダウン・アップビート」| 2009.06.17
                  【LP】「Jive Jive」| 2009.06.19
                  【12"EP】「ZOOM/DOWN UPBEAT」「HALLE/HOSHIZORA/LOOKING UP」「SUN/MR. UNIQUE/SAMBA MANIA」| 2009.06.28
                  【LP】「サン・サン」| 2009.07.15
                  【EP】「ザ・サウンドグラフィー」他| 2009.08.12
                  【LP】「HALLE」| 2009.08.16
                  【LP】向谷実「ミノル・ランド」桜井哲夫「DEWDROPS」神保彰「Cotton」野呂一生「sweet sphere」| 2009.08.19
                  【DVD】「CASIOPEA act−one」| 2010.04.22
                  【DVD】「LIVE IN LONDON 1983」| 2010.04.26
                  【LP】「ミント・ジャムス」| 2012.10.28
                  【CD】「Mint Jams」| 2013.07.21
                  【DVD】「CASIOPEA MONTREUX JAZZ FESTIVAL 1984」| 2016.07.16
                  【DVD】「CASIOPEA 3RD 〜A・SO・BO TOUR 2015〜」| 2017.07.05
                  【DVD】「カシオペア・コンサート」| 2017.07.11
                  【DVD】「CASIOPEA LIVE」| 2017.07.17

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                  以下、楽曲リスト(曲名は番組テロップ表記に準ず)
                  続きを読む >>
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                    | music | 2018.08.27 Monday | comments(0) | trackbacks(0) |
                    最近聴いたCD
                    HAIM「DAYS ARE GONE」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

                    彼女たちを知ったのはYouTubeに上がってたライブ動画でした、普段着っぽいショートパンツ姿の若い娘3人がブルージーなインプロビゼイションを演っていて(何者?)と…しかし本作1曲目の「Falling」は80年代リスペクト風のエレポップ加減ですよ、他の曲も打ち込み主体ではないにせよブルース・ギターを前面に押し出したサウンドでは全然なかったのでした。
                    まぁTSUTAYAの宅配レンタルで扱ってたのは'13年にリリースされたデビュー・アルバムである本作だけだったので、その後のアルバム・コンセプトなり方向性なりとは違うのでしょう。
                    ま、仕方ないよねそれは。

                    で、動画の印象と切り離して本作を聴く分には決して悪くないのですよ…というか楽曲アレンジには非凡さをさえ感じるのだけど彼女ら自身によるのかは不明です、確かWikipedia情報では3姉妹とあった筈ですが詳しくは知らないのでね。
                    店舗レンタルみたくCDの解説書が付かないのは宅配レンタルの欠点ですが、まぁ洋盤と思って諦めます。
                    ちょっと忘れましたけど長女がベースで次女がギター、三女がドラムス兼ギターだったかと思います…そんなスリーピース・バンドにありがちな直球ロックではなく、かといって打ち込み&シンセに寄り掛かるでもないバランス感が絶妙で。

                    めっちゃアゲてる!でもなく、かといって泣ける!なんてノリでもなく…ギターの単音カッティングにしろベースラインの玄人っぽさにしろ目立たず引いた使い所で、ドラムスもいわゆるドラムセットありきなリズム・パターンの発想ではない感じが結構ユニークで。
                    ただし全16曲中ラスト2曲は12曲目「Send me down」と2曲目「Forever」のリミックスで生演奏の比率は少なめ、こうしたクラブ展開を意識してる辺りもアメリカのバンドらしくないというかフェニックス辺りを連想させますね…でもやっぱり、そういうクラブ好きそうな娘3人でブルージーなインプロって意外性を聴きたかったんだわ。笑


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                    *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

                    『HAIM - Forever (Official Music Video)』(PVのウェストコースト感にハンソンの「Mmm bop」を連想してしまいます、あちらは3兄弟ですし音楽性も違いますが)


                    『Haim - Oh Well live at T in the Park 2014』(こちらが最初に彼女らを知ったライブ動画です、本作とは趣きが大分違いますっていうかコレがむしろ聴きたい!)
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                      | music | 2018.07.10 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |




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