素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店 [DVD]
素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店 [DVD] (JUGEMレビュー »)

人生に飽きた大富豪が終活代理店で運命の女性と出会う、という微妙に古臭いプロットに敢えて挑んだ'15年のベルギーと他国の合作映画。
2人が波打ち際で踊るエンドロールに「その男ゾルバ」を連想しましたが、内容は奇想天外なライト・コメディです。
エロもグロも観せずに全年齢での観賞に耐え得る映画です、ヨーロッパ映画らしい上品な笑いで無難にオススメです。笑
紹介記事【2018.07.04】
酔拳 (ドランク・モンキー) [DVD]
酔拳 (ドランク・モンキー) [DVD] (JUGEMレビュー »)

僕にとって(ジャッキー・チェンといえば!)の1本です、「蛇拳」などと同時代ながら、仇討ちなしの明るいストーリー。
しかも赤鼻爺さんユエン・シャオティエンにお調子者ディーン・セキ、凄腕の悪党にウォン・チェン・リーと役者も好いし。
“手は戸を探り 足は戸を破る”とか漢詩っぽく意味あり気だけど訳が分からないフレーズが個人的にツボりました。笑
紹介記事【2018.10.27】
リュミエール! [DVD]
リュミエール! [DVD] (JUGEMレビュー »)

リュミエール協会は1896年より世界各地にスタッフを派遣して最初期の短編動画シネマトグラフを撮影しており、その1割にも充たない108作品を選りすぐって編集した貴重な記録映像集です。
日本語ナレーションは立川志らくによる噺家口調、弁士がわりに的な発案でしょうが好き好きでしょうな。
基本的な映画の手法が早くも完成されていた事に驚かされ、優れた情報媒体であり大衆娯楽でもある動画の偉大さを実感。
現代では一個人の投稿動画が社会を変革し得るまでになった、双方向的な映像の未来を考えてみたりも。
紹介記事【2018.08.11】
光速シスター
光速シスター (JUGEMレビュー »)
星里もちる
好きが高じて往年のドラマ専門チャンネルに勤務する主人公、いわゆる聖地巡礼から帰ると妹が!?
某掲示板のオカルトスレ先取りですか、まぁ連載当時は聖地巡礼なんて言い方もしなかったけれど。
妹の正体は宇宙人、姿を偽装+主人公の記憶を書き換えて居候って!
昔のドラマや特撮へのオマージュを盛り込んだ、作者の趣味全開っぷりと間の取り方が絶妙に可笑しいです。
そして最後は作者に泣かされました、好い意味で。
紹介記事【2018.07.26】
李白の月
李白の月 (JUGEMレビュー »)
南 伸坊
本書から教わった志怪の妙味は、怪談に惹かれる僕の指向を明瞭にしてくれました。
恐怖や怨念じゃないしホラーでもない、不思議の一言では片付かないポッカリとした空白を独特の文体で説明してくれるのですが。
明治大正期の文豪が、かつて日本文学のフォーマットに合わせようとして整理しちゃった翻訳にはない妙味が味わえる筈。
紹介記事【2018.08.04】【2013.07.01】
月光浴音楽
月光浴音楽 (JUGEMレビュー »)
ナカダサトル with FIELD ORCHESTRA
虫の音とか波の音なんかが7トラック、1時間ちょっと続いてる自然音だけのCDです。
本作のポイントは、途中で聴こえるディジュリドゥみたいな謎の低音ですね……聴いてる分に害はないのですが、その場にいるような臨場感に(何の音なんだろう)と聴き入ってる内に爆睡。笑
紹介記事【2018.11.16】【2010.10.20】
遥かな町へ [DVD]
遥かな町へ [DVD] (JUGEMレビュー »)

谷口ジローの同名漫画を実写映画化、だけど何故だかベルギー/フランス/ドイツの合作映画…そして何故かDVD制作は鳥取市?
舞台はフランスの田舎町、帰省した初老のバンドデシネ作家が14歳の運命的な時へとタイムスリップ。
体は少年、心はオッサンて「リライフ」もビックリの振り幅だな!
だけども胸が切なくなるのは、どんな大人の心にも子供だった頃の傷が残っているからなのでしょう。
紹介記事【2018.07.03】
アデライン、100年目の恋 [DVD]
アデライン、100年目の恋 [DVD] (JUGEMレビュー »)

しばらく個人的にハマっている不老不死者というテーマを扱った、麗しきブレイク・ライブリー主演作です。
彼女のコンサバティブなファッションと姿勢の美しさは「隣のヒットマン」のナターシャ・ヘンストリッジを思わせ、チャーミングな表情は深キョン超え!
しかし常人と違うが故に慎重な彼女が恋に落ちたのは、若くて金持ちで慈善家でイケメンで知的でナンパも上手いという胡散臭い程の好青年で……いや、僻みは言うまい。笑
庶民的じゃないラブストーリーが嫌いでなければ、彼女の美しさだけでも。
紹介記事【2018.01.20】
【メーカー特典あり】ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE(オリジナルステッカー付) [DVD]
【メーカー特典あり】ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE(オリジナルステッカー付) [DVD] (JUGEMレビュー »)

台湾のローカル・バスって、高速バスの立派さとは違う魅力があります。
内容はTV番組と一緒です、なので海外とはいえグルメ情報も観光もないのです。
気楽な旅に見せながら、悪天候のアクシデントには同行スタッフの苦労がしのばれます。
個人的にはイイ感じに年増チックなマドンナ、三船美佳にグッときました。笑
紹介記事【2018.10.10】
トウェイン完訳コレクション  アーサー王宮廷のヤンキー (角川文庫)
トウェイン完訳コレクション アーサー王宮廷のヤンキー (角川文庫) (JUGEMレビュー »)
マーク・トウェイン
中学の時に挫折した、文庫本の分厚さと読み辛さも今なら平気!笑
19世紀末のコネチカット・ヤンキーが何故か6世紀のイギリスで大活躍、つまり「読者の現代>130年前の現代>回想の中の現代」と、著者も予期しなかった入れ子構造なのがまた面白いです。
ちなみに、著者と同い年の有名人は“篤姫、小松帯刀、坂本龍馬、福澤諭吉、松平容保、土方歳三”だそう。
トマス・マロリーの古典文学「アーサー王の死」を読んでいる方なら、もっと面白いのでしょう。
「賢者の孫」のネタ元でしょうか、しかし著者の時代を先取した批評精神に脱帽です。
紹介記事【2018.09.28】
ダウンサイズ [DVD]
ダウンサイズ [DVD] (JUGEMレビュー »)

常々「あらゆる地球的問題の根源は過密状態にある」と思っている僕にとっては、興味深い内容でした。
“1950年代、既に研究所は我ら人類にとって最大の脅威は人口の増加にあると確信しておりました…今日我々が直面している災厄、異常気象に食糧危機、更に水質汚染といった危機を予測していたのです”
手のひらサイズになると、1ドルが千ドルの価値に……しかし所詮は実社会の庇護がなければ維持出来ない縮小ライフ、どこか戦前の移民政策や戦後の社会主義国を理想郷と煽った側のニオイも。
法整備が追い付かない状況を好機と見た連中の憎めなさ、悲劇の象徴にされてウンザリなヒロインなどコメディ調ながら重層的な好い物語でした。
込み入ったストーリーを整理した構成力とテンポよい演出、映像美も見事です。
紹介記事【2018.09.23】
グローイング・アップ5 ベイビー・ラブ [DVD]
グローイング・アップ5 ベイビー・ラブ [DVD] (JUGEMレビュー »)

イスラエル版「アメリカン・グラフィティ」、基本は失恋映画で今回はモテ男ボビーの妹がヘタレ主人公ベンジーの恋人に!
安っぽいファッションやショボいレースなど庶民的で微笑ましく、戦後のアメリカが世界に及ぼした影響力が伺えたりも。
チャリポツ野郎ヒューイのジュース「ブフォ!」、はとこのケダモノ娘フリーダ怪演ぶりは見どころ。
DVD自体のちゃちな仕様は謎です。笑
紹介記事【2018.11.22】
FOR YOU (フォー・ユー)
FOR YOU (フォー・ユー) (JUGEMレビュー »)
山下達郎,山下達郎,ALAN O’DAY,吉田美奈子
ファンからすれば(他のアルバムどんだけ知ってんの?)と突っ込まれそうですけど、本作しか知らないんです僕。
でもこれが彼の最高傑作でしょう、収録された楽曲のバランスも鈴木英人のジャケもね。
スライ風ファンク「Hey reporter!」が入ってる統一性のなさが上手く引っ掛かる構成、ただファン向けのボーナストラックが浮いちゃってるんだよなぁ!。
紹介記事【2018.10.13】
レベルE全3巻 完結セット (ジャンプ・コミックス)
レベルE全3巻 完結セット (ジャンプ・コミックス) (JUGEMレビュー »)
冨樫 義博
本作は多分、僕みたいに(作者の名前は見聞きするけどナンボのモンじゃい?)位に思ってる人が読むに相応しい気がします。
鴨川つばめ江口寿史に池上遼一タッチの劇画顔と、分かれば尚更笑えるし有名なのも納得の画力です。
それと秀逸なのは筋の運び方と見せ方ね、ただ人間性は疑うけど!笑
紹介記事【2018.08.16】
スターフォース: 最強の軍団、誕生! (ハヤカワ文庫SF)
スターフォース: 最強の軍団、誕生! (ハヤカワ文庫SF) (JUGEMレビュー »)
B.V. ラーソン
電子書籍として発表されたアメリカ版なろうSF小説、子持ちの大学教授がベタな地球侵略に立ち上がるシリーズの第一作。
意外性あふれる教授の頭脳サバイバルに引き込まれます、ハリウッドが映画化しそうなレベル。
しかし8年経ってもハヤカワ文庫から続きが出ないので、ちょっとオススメしづらいです。笑
紹介記事【2018.08.29】
スターオーシャン3 Till the End of Time
スターオーシャン3 Till the End of Time (JUGEMレビュー »)

ディレクターズ・カット版が出てるようなので、そちらをオススメします。
僕も終盤でメニュー画面を開こうとしてブラックアウトや異音と共に「ディスクからデータを読み込み中です」と表示されたままフリーズでプレイ断念中です。笑
リアルタイム・バトルの忙しさは好みの問題として、城下町などの雰囲気が最高!
中世レベルの惑星に来た主人公がハイテク宇宙人側、という立ち位置はユニークで楽しめました。
紹介記事【2018.07.25】
ドゥービー天国
ドゥービー天国 (JUGEMレビュー »)
ドゥービー・ブラザーズ
若い頃は避けてたドゥービー、ですが名曲「Black water」を収録した本作は通しで聴きたかったのです。
M・マクドナルドのAORカラーが強い後期とは異なる、ブルース+カントリーな旨味と寛いで演奏を楽しんでるバンド感が魅力かと。
70年代ウェストコースト・サウンドを象徴するエッセンス満載で、個人的にはアコースティックの低音が心地好かったな。
紹介記事【2018.09.26】
シチズンフォー スノーデンの暴露 [DVD]
シチズンフォー スノーデンの暴露 [DVD] (JUGEMレビュー »)

国家に逆らえばどうなるか、国家は国民に何を隠しているのか?
かつて一躍時の人となったエドワード・スノーデン氏、時点でも無事に恋人と亡命生活を送れている事を祈ります。
本作の原題は「CITIZEN FOUR」で市民の敵(citizen's foe)ではありません、彼を見るとカナダの白人ラッパーSNOWを連想してしまいますが。笑
本作はドキュメンタリーなので、現場の緊迫した空気は本気(マジ)です。
紹介記事【2018.09.01】
K-PAX 光の旅人 [DVD]
K-PAX 光の旅人 [DVD] (JUGEMレビュー »)

自らを千光年も彼方の「琴座に近い“K−PAX”から来た異星人」という患者ケビン・スペイシーと、精神科医ジェフ・ブリッジスの物語として原作小説にアプローチしてます。
いわば両作が互いを補完しあう関係のようで、ミステリー仕立ての原作を分かりやすく観せてる気もします。
スピリチュアルな観点からも、普通のヒューマンドラマとしても充分に楽しめます。
紹介記事【2018.12.11】
心霊づきあい (MF文庫ダ・ヴィンチ)
心霊づきあい (MF文庫ダ・ヴィンチ) (JUGEMレビュー »)
加門七海
いわゆる心霊体験の豊富な著者が、著名人の“さまざまな「視える」人たち”と語らう企画から生まれた対談集。
巻末には漫画家の山本英夫による著者へのインタビューなど、単行本に追加要素を増やした文庫版です。
大御所的な松谷みよ子稲川淳二の他、TVプロヂューサーにタレントにレスラー議員や海外レポーターなどの“霊的なものへのスタンス”は興味深く読めました。
各インタビューを挟むように前書きと後書きがあって、会話の状況が伝わりやすくなってる構成も僕は好きです。
紹介記事【2018.10.15】
いくぜ!温泉卓球!!
いくぜ!温泉卓球!! (JUGEMレビュー »)

頑張りましたね彩京、ユニークなゲームソフトが出しづらくなったPS2で敢えてこれか!笑
まぁ定価で購入する方は今更いないと思うので、中古プライスなら甥っ子たちとの対戦ゲームに適当かと。
愛ちゃん(当時)が卓球するとは期待しないでください、つかCVも違うし。
この偽カータン、色違いってだけで版権とかクリア出来るの?
ステージ数もキャラも少なめですが操作性は良好で、一応キャラ毎の挙動に違いを持たせてる辺りも好感が。
紹介記事【2018.07.19】

最近聴いたCD
FALL OUT BOY「INFINITY ON HIGH

本作もボウリング・フォー・スープ(以下BFS)ファウンテンズ・オブ・ウェイン(以下FOW)のと一緒に購入したのですが、このフォール・アウト・ボーイ(以下FOB)もPVで見知った気でいたら単なる思い違いでした。
本作のジャケ裏を見て、1曲目の「Thriller」をMJのカバーかと先ず勘違いしたんです…そしてMJの「Smooth criminal」をカバーしていたエイリアン・アント・ファーム(以下AAF)と混同しちゃってたんでした、っつーか単語3つのバンド名って何の流行りなんだよ!?笑
そういった次第で、あの「スリラー」とは完全に別モノだった1曲目は、ジェイZのラップをフィーチャーしたミクスチャーでした。

全体的には特徴のないメロコア?エモコア?風ポップスといいますか、まぁ割とありがちな印象…轟音だったらカッコイイ時代じゃないから今更ね、しかしながらベン・フォールズ・ファイブを思わせるピアノ・バラード「Golden」などソングライティング能力は決して低くはない感じですが。
だけどWikipedia情報に「3曲目の『This ain't a scene, it's an arms race』PVがバンドリーダーの自撮りチ○コ画像流出をネタにしてる」とあって、やっぱりBFSやFOWと同時期に知ってたのでした彼ら。
あー観てたわ、そのPV。

個人的には彼らの楽曲って日本人受けしそうで、国内盤ボートラのラスト2曲に限らず歌謡曲っぽいポップ・センスだと思います…だからダメだといった訳では全然なく、もはや日米のポップスにツボの違いってなくなってきてる気がして。
それだけJ-ROCKも頑張ってきたって事ですかね、ただ'07年リリースと約10年前にしては結構90年代臭が…いやきっと実際の90年代エモパン?だかロコモア?に詳しくないせいだな、ヒップホップや生ピアノがハードな楽曲に上手く馴染んでいるのは今風かも。
こういうのも若干、若いアイドルが単なる中学生に見えちゃう感覚で聴こえるわ。


関連記事:
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    | music | 2019.07.14 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
    最近聴いたCD
    FOUNTAINS OF WAYNE「TRAFFIC AND WEATHER」

    こちらも先日のボウリング・フォー・スープ(以下B.F.S.)同様、動画サイトに上がってたPVの「Stacy's mom」が記憶に残ったバンドです…曲名そのままガールフレンドの母親にドキドキしちゃう映像に、こういう(青春妄想あるある)が流行る微笑ましさと去勢されたパンクに気の毒さを感じたりもしてたのですけど。
    その後は方向転換したのか、あるいは「Stacy's〜」だけが一種のお遊びだったのか…まるで違うバンドみたいな'07年の本作、解説書によりますと全体に流れるテーマは「旅」だそう。
    同じテーマのSDP「スチャダラ外伝」とは、サウンド的には似てませんが。

    ただ、ざっくり言っちゃえば歌ってる内容は相通ずる感じがあるのね面白いコトに…共通性が生じる根っこは環境なのか世代的なものか、なかなか興味深くグローバル化なんて考えたり。
    そしてサウンド的にはB.F.S.的な青春パンクから80年代フォロワーの流れに乗り換えたような印象で、そのバリエーションの幅にELOっぽさを連想してしまいますね…つまりはジェフ・リン経由のビートルズ臭とも言える訳ですが、嫌味じゃないし無理して頑張った感じでもないのは好感。
    むしろ本来こういう音楽性だったのでは?といった感じで、名盤という程じゃないけど意外と好みでした。

    歌詞というか訳詞のイメージは先日のベン・フォールズと組んだニック・ホーンビィっぽくて、それは英国的というのではなく小説的というか三人称のスキットみたいなんです…大陸横断を思わせるドライブ旅行もあれば旅客機での移動もあり、知らない町の情景だったり今いる場所からの脱出だったりと様々な切り口で綴られる旅の寸描が詩的。
    個人的には特に「Strapped for cash」から「The hotel majestic」への並びが好きですね、あとタイトル曲もかな…収録時間は50分で15曲、これといって特徴的でもないですけど飽きさせず聴かせてくれるというパッキング上手な一枚。
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      | music | 2019.07.08 Monday | comments(0) | trackbacks(0) |
      最近聴いたCD
      BOWLING FOR SOUP「Drunk Enough To Dance」

      動画サイトで見付けた「1985」のPVにハマって、一時はベスト盤を購入しようとしていた彼らの本作はセカンド・アルバムだそうで…たまたま近所のワゴンセールを久しぶりに覗いたら発見し、まぁ目当ての曲は入ってないけど聴いてみようかと買ってみた次第。
      ボウリング・フォー・スープ、変なネーミングながら結構ありがちだよねメロコアだかエモコアだか知らないけどこういうグリーン・デイ的な芸風のバンドには…というかメロだかエモだかって90年代の流行りと思ってたら、このバンドは00年代だったのかぁ〜?
      本作のリリースが'02年だからね、なんかビックリ。

      ジャケのデザインがモータウンのパロディっぽく見えるのは僕だけでしょうか、とりあえず洋盤じゃないのに日本語の訳詞や解説書がなかったのでちょっと分かりません…といいますか、多分このバンドは歌詞とかPV映像とかで笑わせてくる要素が伝わって来ないと魅力は半減どころじゃ済まない気がするんですけどね?
      動画サイトに上がってる彼らのPVは、どれも歌詞と直結してそうなコミカルさと分かりやすさが好いのですが…音だけだとグリーン・デイとかオフスプリングと大して違わないんだわ、明るく賑々しいパワーコードと爽やかなハモりで血の気の多い若人向きですな。

      約1時間の28曲、といっても18〜27曲目は時間稼ぎのダミー・トラックでラストに本作未収録曲のアコースティック・バージョンが。
      1曲目「I don't wanna rock」や3曲目「Girl all the bad guys want」などPVを観た曲も収録されておりますが、基本的にタイトルと映像で歌詞の内容は想像付くのが好いですね…若者にとって身近かつ割と切実な事柄を、やや槇原敬之っぽい女々し気な視点から切り取ってみせる的な?笑
      無理に意気がったりしない点には好感を抱きます、でもやっぱPVあっての評価になっちゃうバンドです。

      追記:本作は彼らの通算5枚目なのね、Wikipedia情報によると・・・つまりCDオビの「セカンド・アルバム」は日本でのリリースに関してなのでしょうな?
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        | music | 2019.07.03 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
        最近聴いたCD
        BEN FOLDS/NICK HORNBY「LONELY AVENUE」

        なんと!っていうか何で?
        近頃ふいに思い出したように脳内BGMを席巻するベン・フォールズ・ファイブの元リーダー(?)が、ちょうど読み終えたばかりの「ハイ・フィデリティ」作者とコラボレートしたアルバムを出してたなんて…しかも久々に覗いた近所のワゴンセールで¥280って、買わない訳にはいかんでしょ。
        リリースが'10年だけに、ニックは「ハイ〜」の著者近影から完全にボールド化してて…もうビリー・クリスタルじゃなく故・エスビョルン・スヴェンソンです、ってどうでもいいけど。
        あと「アバウト・ア・ボーイ」だけじゃなく、「ハイ〜」も映画化したそうで。

        ベン・フォールズ・ファイブを教えてくれた人は某コーヒー・チェーン店の近隣店舗で副店長をしてて、確かラシーンとかいうジープっぽいデザインの車に乗ってたな…まるで彼らの歌に出てきそうな思い出だけど本作の歌詞はニックが書いてるんだよね、なのにベンが書いてるようにも思えたり。
        というか自分が歌う言葉を委ねる位だし、そこら辺はお互い似通ってる自覚はあるのかも…ただしサウンドはギターレス3ピース・バンド時代と違っていて、まぁ相変わらずギターは殆ど鳴ってないけどムーグやジュピターといったヴィンテージなシンセとストリングスのあしらいが絶妙です。

        ファイブ時代はロックなバンド・サウンドだったけど、これって所謂ロックの範疇なのか?…ジャンル分けなんてナンセンスじゃん!的な話ではなく、先日のSOSとはまた異なるアプローチであれ「バカラックなどの古よきドリーミーさ+最初期のビリー・ジョエルに通じる吟遊ピアノ弾き語り」をアップデートしたような印象を受けたもので。
        それと音の質感が独特な気がするのは、どうやらニックとベンの“ヴァイナル・レコードを第一の形態と想定”したミックス&マスタリングが関係してる様子。
        因みに「ハイ〜」の訳出と同じく、森田義信が訳詞&アルバム解説をしてます。
        BEN FOLDS/NICK HORNBY「LONELY AVENUE」(←左クリックで拡大表示されます)


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          | music | 2019.06.27 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
          最近聴いたCD
          SWING OUT SISTER「SOMEWHERE DEEP IN THE NIGHT」

          ヒット曲を連発してた90年代を過ぎ、'01年にリリースされたアルバムなんですね…たまたま安い中古盤を見付けて買ってみたのです、その後どんな感じになってるのかな?と思って。
          まぁ一言で言っちゃえば、妥当というか順当ですね。
          ただし悪い意味ではなくて、むしろブレてないし一段と深くなってる印象なのです…また売れる曲を出さなきゃ!的な焦りもなく、オシャレに作らなきゃ!と無理してもいない感じでね。
          最初はエレポップ要素が強めだった気もしますが、前に聴いたベスト盤でもバカラックや60年代ソウルのロマンティックなテイストをアップデートしてたし。

          いわば彼らなりに、古くても古びてない良質なポップスを継承していこうという意識があるのではないでしょうか…アシッドジャズが70年代のファンクを呼び覚ましたような、温故知新の風情と言いましょうか。
          1曲毎の個性というより全体のトーンが、モンブランの海抜1860メートル地点で彼らが記した“真夜中にスキーで山を滑り降りる様を”感じさせてくれます…まさにタイトル通り、深夜の独特な高揚感を思い出させるアルバムなのです。
          という訳で本作は、気に入った曲だけ摘まむのではなく一枚通して聴くべきですね…そんなアルバム、滅多にあるもんじゃないから。

          ただ些細な事ながら、音楽ジャーナリストという人物による感想文はamazonの五つ星レビュー3つ分ぐらいの内容で読むだけ無駄!…あと中途半端に小さいジャク写ポスターも雑誌の綴じ込みみたい、アナログ盤だったらA3とかの飾れるサイズだったろうけど?
          全14曲、とはいえ約47分という微妙に物足りない位の時間もアナログ盤を連想させますね…それでつい何度もリピートしてしまいます、万人にオススメ出来る卒のない一枚。


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            | music | 2019.06.18 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
            最近聴いたCD
            V.A.「The Ultimate Rarities Collection 1: Motown Sings Motown Tresures」

            再聴です。
            モータウン・レーベルのレア・トラックをコンパイルしたと思われる本盤、いや実際はレアでもないのかな?…でも「I want you back」ならジャクソン5を思い出しますし「My girl」といえばテンプスの歌声が思い浮かぶでしょ、ところが60年代頃って同時期に同じ歌を違う歌手が歌ってるケースが多いのですよ。
            それらはカバーと呼ぶの?というか、そんな事など誰も気にしちゃいなかったろうな…当時は専属の作家が曲を書いて専属のシンガーと専属ミュージシャン(ハウスバンド)で録音する、音楽出版社内の一貫制作スタイルが多かったようですし。

            特に黄金期のモータウンでは、そんな感じで先ず録音してみてからレコードをプレスするか決めてたようなので…録ったもののリリースされなかった音源が未だに山ほど残ってるらしく、まぁ中には有名歌手の未発表音源として既に後にボーナストラックとして陽の目を見たのもありそうです。
            だから本盤収録の21トラック全部が初公開ではないと思いますけど、切り口としては「あの歌手がこの曲も?」じゃなく「あの曲にこんなバージョンが!」なのでしょう…割とマニア向けな曲やアーティストも少なくありませんが、素人にも分かりやすい選曲もあるし絶妙な選曲バランスかと。

            あるいは、僕みたく中途半端に知ってる程度の半可通モータウン好きを深みにハメる案配なのかも…知ってるのは11曲でアーティスト名で分かるのが13トラックと、このギリギリ半分くらいのラインは溺れるかどうかの瀬戸際っぽくて。
            とはいっても再聴している現在はどっぷり浸かって再聴ません、ただ最初に本盤を聴いた時よりは知ってるアーティストが約3割増しになってるのも事実。
            モータウンの魅力って、やっぱり特徴的なサウンドにあると思うんですよ…その点ではベスト・ヒット・メドレー!状態よりも、むしろこの「知ってる曲でも知らない感じ」が僕には快適なのです。


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            以下、曲名/アーティスト名
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              | music | 2019.06.12 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
              最近聴いたCD
              古内東子「Chashimere Music」「魔法の手」

              紛らわしいですが、前に聴いたアルバム2作を自分で1枚に編集したCDです。
              先日たまたまTVで芦名星という女優を見て久々に古内東子を思い出し、また別の番組で彼女本人を見たのですが…それがジャケ写やPVで知っている昔の印象とは別人で、僕は並行世界に来てしまったのかと。笑
              更に脳裏を「コートを買って」が過ったのもあって、部屋のCDを漁ったら自家用編集盤が出てきまして久々に再聴した次第です。
              しかし思わずWikipedia情報をチェックしてしまいましたが、どうやら彼女は結婚と出産を経たようで大病とか整形ではなく幸せ太りしていただけみたいね?笑

              本当に勝手なイメージで申し訳ないんですが、僕の中では彼女の歌って(如何にも恋多き独身生活を謳歌してる幸薄子の強がり)的なイメージで…百歩譲って結婚はするとしても、出産やら育児とは無縁な方と勝手に思い込んでたのですね。
              そんな失礼極まりない先入観すら忘れてた今頃になって(普通のお母さん)オーラ全開の彼女を見た僕は、自分の女性の見る目なさを痛感しましたよ…もちろん悪い意味ではなく、あの独特な幸薄フェロモンが一生の宿業ではなくママさんになれる女性だったんだなと。
              って、やっぱり偉そうだな…でも若かりし彼女より、見てて安心したんですよ。

              ま、その話は置いといて。
              Wikipedia情報によると、彼女って実はSSWだったのね…“彼女自身が経験した恋愛の歌のみを歌うことが最大の売りで(中略)恋について歌えなくなったら歌手をやめると言っている”とあり、まぁそういう売り方をしてたら幸せに完結する訳にもいきませんよね?
              恋愛とは不安定ですし、いつか終わるものですから。
              それ故にか、失恋の歌に限らず進行形の恋愛を歌っていても不安気だったり微妙にアンハッピーな含みを感じてしまうのです…ま、アンニュイな歌唱や曲調のせいもあるのでしょうけど。
              アーバン・アダルト指向では、はっちゃけないわな?

              比較的アップテンポな「Chashimere Music」収録曲よりも、デヴィッド・T・ウォーカーの特徴的なギター・プレイが光る「魔法の手」収録曲は一段とメロウな雰囲気です…といっても僕の好みで2in1に編集してますから、アップテンポな明るい曲もあったのかも。
              そうだとすれば軽快だったり陽気だったりする楽曲じゃ彼女の音楽性は活きないと、少なくとも僕には感じられたのだと思います。
              両アルバムとも楽曲は一貫してブラック・コンテンポラリー色が濃厚な点は初期のEPOよりもストレートに表れていますが、逆にいえば常にウェットな統一性が物足りなくもあります。
              古内東子vs芦名星+中島美嘉.jpg(←左クリックで拡大表示されます)


              以下は自家用2コ1編集盤のトラックリスト
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                | music | 2019.06.06 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
                最近聴いたCD
                カシオペア「HALLE」

                こないだ「最近あげた物」に書いたCDです、過去に「最近聴いたLP」で記事を書いてますが今回はCDで…'85年のアルファ盤なのでLPと同時発売されたバージョンですが、当時はCD普及目的のボーナス・トラックでLP盤と差異化を図っていたんですよね?
                なのでこのCDには、LPではA面ラストに当たる「North sea」とB面アタマだった「Touch the rainbow」の間に「Matsuri-bayashi」というオマケ曲が追加されております…しかしまぁ本当にオマケ感たっぷりですな、ライブで演奏した事もなかったんじゃない?
                しかも音処理が、前作「DOWN UPBEAT」っぽくない?

                いやそんな事もないか、収録順がバラード調の(インストだけど)「North〜」の次だから余計にバスドラのゲートエコーとかベースの音質がパワーステーション録音みたいに感じたのかも…それに曲調が似てる訳でもないのに「Asian dreamer」を連想しちゃうのです、でも「Asian〜」ほどイカす曲でもないんだけど。
                というか「Asian〜」って'94年のセルフカバーじゃなく最初の桜井+神保バージョンは'86年に録音されてたようで、じゃあ本作の「Matsuri〜」とは時期的に1年半しか違わないのね?…しかし'94年版「Asian〜」は酷いな、'86年版を正式リリースするべきだわ。

                ところで、まぁオマケ感でいえばラストの「Paradox march」もだなー…LPにも収録されてるのに何故か(ボートラでLP未収録)と自分の中では思い込んじゃってる有様で、この曲も確か当時のレコ発ライブですら演んなかった筈。
                飽くまで僕の個人的な好みなんですがね、全曲ハズレなしのアルバムなんて本来なら滅多にないものですし…とりあえずジャケ写の清々しさは彼らのアルバムでも最高でしょう、といってもナルチョ以降のカシオペアは存じませんけど。笑


                〈カシオペア〉関連記事:
                【CD】「HEARTY NOTES」「RECALL」| 2008.06.02
                【LP】「アイズ・オブ・ザ・マインド」| 2009.06.14
                【LP】「ダウン・アップビート」| 2009.06.17
                【LP】「Jive Jive」| 2009.06.19
                【12"EP】「ZOOM/DOWN UPBEAT」「HALLE/HOSHIZORA/LOOKING UP」「SUN/MR. UNIQUE/SAMBA MANIA」| 2009.06.28
                【LP】「サン・サン」| 2009.07.15
                【EP】「ザ・サウンドグラフィー」他| 2009.08.12
                【LP】「HALLE」| 2009.08.16
                【LP】向谷実「ミノル・ランド」桜井哲夫「DEWDROPS」神保彰「Cotton」野呂一生「sweet sphere」| 2009.08.19
                【DVD】「CASIOPEA act−one」| 2010.04.22
                【DVD】「LIVE IN LONDON 1983」| 2010.04.26
                【LP】「ミント・ジャムス」| 2012.10.28
                【CD】「Mint Jams」| 2013.07.21
                【DVD】「CASIOPEA MONTREUX JAZZ FESTIVAL 1984」| 2016.07.16
                【DVD】「CASIOPEA 3RD 〜A・SO・BO TOUR 2015〜」| 2017.07.05
                【DVD】「カシオペア・コンサート」| 2017.07.11
                【DVD】「CASIOPEA LIVE」| 2017.07.17
                【DVD】「CASIOPEA 3rd & INSPIRITS 〜Both Anniversary Live〜」| 2018.08.27
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                  | music | 2019.05.25 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |
                  最近聴いたCD
                  PRINCE & THE REVOLUTION「PURPLE RAIN DELUXE」(Disc 2)(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

                  前回のDisc 1は「パープル・レイン」リマスター盤でしたが、こちらは初CD化された未発表曲集です。
                  プリンスが生きていた間も、膨大な未発表音源が様々なブートレッグとして非公式に流通しておりました。
                  逆に言えば彼が死んだから公式にリリースが可能になった訳で、故人の遺志を無視した暴挙でもあります。
                  でもバージョン違いとはいえ、かつてブートで聴いた楽曲が正規マスタリングを経て聴けるのは嬉しい遺産でもあるのです…僕はファンじゃないからね、単に彼の楽曲やスタイルが好きだったというだけなので。笑
                  しかも「Father's song」収録って、そりゃ聴くよ!

                  「Father's〜」は映画「パープル・レイン」の重要な場面で流れるピアノ曲で、劇中ではプリンス演じるキッドの父親がミュージシャンを志していた頃に書いたという設定だった筈…Disc 1収録の「Computer blue」は、それに基づいて書かれた曲とされていました。
                  プリンスがマルチ・ミュージシャンである事は承知していましたが、彼がピアノを弾くのを見たのは初めてだったし彼のピアノ曲というのも映画で初めて聴いたのです…そして(何故これが音源化されないんだ?)と僕は腹立たしくも残念に思っていたのですよ、まさか死んでから叶うとはね!
                  ま、勘弁してねプリンス。

                  そういえば次作「AROUND THE WORLD IN A DAY」がリリースされた頃「当初2枚組になる予定だった『パープル・レイン』の一部だ」という話がまかり通っていて、僕も(なんで?)と怪訝に思いつつ信じてましたが…やっぱ嘘だったんですね、だって映画と関係ないしマジ話だったら劇中で流れたザ・タイムとかアポロニア6を収録するだろうし?
                  と思ってたのも大間違いで、実は当時12インチ・シングルとしてリリースされたロング・バージョンとかそれらのB面にカップリングされていた「17 Days」や「Erotic city」と他の未発表曲が予定されていたと知って今更ビックリ。笑

                  Disc 2に収録された「Father's〜」と「Electric intercourse」及び3枚組+DVDの「EXPANDED EDITION」のDisc 3に収録されているらしい「God」が、そんな(幻の2枚目)からお目見えだそう…初お目見えかどうかは、海賊盤フル・コンプリートしてる人でもなきゃ分かりませんけども?笑
                  まぁ「God」はブートで出回ってたような気もしますし、バージョン違いの「Possessed」と「Wonderful ass」は聴いた事ありました
                  まぁ音質的にはブートっぽさ満点です、サウンドにも練り上げ不足というかムラが感じられ…それがまた、目新しいブートを発見した気分に浸れて好いんです。

                  次作「AROUND〜」より前作「1999」に近いエレ・ファンク中心ながら、1曲目「Dance electric」のビートは次々作「PARADE」収録の「Mountains」と共通なのが印象的ですね…「Computer blue」フル・バージョンは、急きょ「Take me with U」の収録が決まったためオリジナル・アルバムではショート・バージョンに差し替えられたのだとか。
                  ラストの「Father's〜」は実際に彼の実父で自分のステージネームを息子に名付けたジョンが作曲してたのね、記憶ではピアノ独奏だった気がしてたけど途中から重なるモノ・シンセに70年代のアメリカ映画っぽい雰囲気を感じました。


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                  【最近聴いたCD】THE TIME「WHAT TIME IS IT?」| 2018.02.17
                  【最近聴いたCD】PRINCE & THE REVOLUTION「PURPLE RAIN DELUXE」(Disc 1)| 2019.05.09


                  *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

                  『Prince - Computer Blue』



                  以下、トラックリスト
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                    | music | 2019.05.17 Friday | comments(0) | trackbacks(0) |
                    最近聴いたCD
                    PRINCE & THE REVOLUTION「PURPLE RAIN DELUXE」(Disc 1)(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

                    プリンス'84年の大出世作「パープル・レイン」をリマスターし、Disc 2に未発表曲を収録して'17年に発表されたダブル・アルバムです…どうやらリマスタリングは'16年に彼が亡くなる前の年に行われていたらしく、未発表曲のリマスタリングも元のアナログ盤をマスタリングした人物というから死後のあやかり商法とは一線を画した印象を僕は感じます。
                    当時は盤面が紫色のピクチャー・レコードを手に入れられず、後から中古盤で探し当て宝物にしてました。
                    とはいえ既に手放しているし、マスタリングの違いを聴き比べるた所で僕の耳では分からないでしょう。笑

                    本来A面のラストに収録されていた逆再生メッセージも、曲順どおりながら「Darling Nikki」の一部として収録されております…僕はカセットテープにダビングしてマルチトラック・レコーダーを買った時に早速逆再生しましたよ、雨音の中からデビュー・アルバムの「For you」みたいな独り多重録りのアカペラでファンへの感謝が歌われていたように記憶しています。
                    もちろん主演の映画も封切り時に観ましたよ、そして自分以外に彼を好きな日本人が大勢いた事実に複雑な気持ちになったりもしました…だけど「戦慄の貴公子」からファンだった、なんて中学生はいなかった筈!

                    まぁ同世代で特に女子は概ね(プリンス=キモい)でしたからね、そもそも彼が過去に近親相姦や中絶といったタブーを歌にしてきたとは知らないでしょうし…レーガン大統領の対ソ政策や犯罪者を歌にしてきた彼ですから、本作収録の「Darling〜」対訳を読んでも僕は驚きませんでした。
                    個人的には本作の「I would die 4 U」の歌詞に心を撃たれて、それをTシャツにアクリル絵具で手描きして着てたっけな…「Let's go crazy」のギターを真似しようとしてオートワウで苦労してたら、バンドスコアには「ワウ・ペダル2台要る」とあって愕然としたとか本作は思い出深いわ。

                    最近では、低音パートをオミットした「When doves cry」のアプローチや「I would〜」の最初から最後までを1音で通す歌メロなど楽曲のアバンギャルドさが語られがちですけど…以前のアルバムも実験的要素なら多分にありましたよ、むしろ自身初の主演映画用サントラという正念場で一段と攻めてる度胸がスゴいですよ。
                    同じく言われがちな「ロック・フィールが云々」というのも、何を今更かと。笑
                    過去の楽曲でもロック・サウンドは聴かれるのに、まるで本作で初めてロックしたみたく言われるのは何故だ?…ただトータリティというか、一枚通しての出来としては過去最高ですね。

                    確かに本作はソウルやファンクを感じさせる曲がないです、敢えて挙げれば「When doves〜」や「Baby I'm a star」かなぁ?…そういや「When doves〜」はMCハマーが「Pray」でサンプリングしてましたね、スペースカウボーイが直球カバーした「I would〜」は原曲クレジット無しでミクシィでも「I would〜」というコミュ主宰者はスペカボがオリジナルだと勘違いしててショックでしたよ。
                    僕は「BATMAN」でプリンスを聴かなくなったのでファンとは言えませんが、当時「スリラー」のMJ派とプリンス派で張り合ったのを思うと本作は「日本プリンス元年」だったんだなぁ。


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                    【最近聴いたCD】THE TIME「WHAT TIME IS IT?」| 2018.02.17
                    【最近聴いたCD】PRINCE & THE REVOLUTION「PURPLE RAIN DELUXE」(Disc 2)| 2019.05.17


                    *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

                    『Prince - Let's Go Crazy (Official Music Video)』


                    『Purple Rain』(Sound Only)
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                      | music | 2019.05.09 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |




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