夢みるように眠りたい [DVD]
夢みるように眠りたい [DVD] (JUGEMレビュー »)

2018年の上半期は映像作品に恵まれました、といっても僕の好みなので万人向けとは言い難いのですが。笑
本作も(もう観る機会ないな)と諦めてましたよ、TSUTAYAの宅配レンタルには大助かりです。
心の「閉じられなかった輪っか」の記憶や言えず終いとなった(サヨナラ)と(アリガトウ)の悔恨が救われる気持ちになります、中勘助の「銀の匙」並みに甘々ですが。
映画界の新海誠こと林海象、'86年の監督デビュー作にして製作と脚本も兼任でインディーズ上映した低予算モノクロの“ニューサイレント”。
初主演の佐野史郎と監督の対談解説コメンタリーも、本気で映画好きなら是非。
紹介記事【2018.01.20】
プロハンター DVD Collection
プロハンター DVD Collection (JUGEMレビュー »)

黄金時代の藤竜也&草刈正雄+柴田恭兵という'81年のTVドラマシリーズ、横浜を舞台に繰り広げられるディテクティブ・アクション!
宍戸錠&小林稔侍の刑事コンビと、榎木兵衛と庄司三郎の情報屋兄弟も可笑しいです。
サバンナRX−7は4話から登場、3話までのアメ車も好いなぁ。
怒りで福岡訛りが激化する竜崎には大笑い、でも最終話は「探偵物語」ばりに寂しいんだよなー?
紹介記事(VOL.1)【2018.04.26】
Night to Remember: Uptown Soul Classics
Night to Remember: Uptown Soul Classics (JUGEMレビュー »)
Shalamar
シャラマーを知らなくても楽しめる、煌めく70年代ディスコ・ミュージック。
シャラマーを知ってるアナタも納得の選曲、数多ある彼らのベスト盤でもベストかつリーズナブル。
買ってよし、聴いてよしの一枚です。
紹介記事【2018.05.27】
オーバーマン キングゲイナー 5.1ch DVD-BOX (期間限定生産)
オーバーマン キングゲイナー 5.1ch DVD-BOX (期間限定生産) (JUGEMレビュー »)

DVDは全9巻のTVアニメシリーズ。
皆殺しのトミノと呼ばれた富野カントク心機一転、シベリアからヤーパンへのエクソダス×シベ鉄の攻防を描く摩訶不思議なロボットアニメです。
遥か未来を舞台にしつつも寓話的で、ほのぼのギャクを盛り込みながらも会話の上手さは流石だわ……いわば新世紀「ザブングル」、ただし最後がチト残念。
紹介記事(Vol.9)【2018.03.03】
キッドナップ・ブルース 【初DVD化】
キッドナップ・ブルース 【初DVD化】 (JUGEMレビュー »)

今ではレンタル店でも置いてないしamazonでも希少高値で、一生観る機会はないかと思ってましたよツタヤディスカスありがとう!
ナウい写真家だった頃の浅井愼平が初監督、主演はタモリ一義で音楽は山下洋輔……これでピンときたらご覧あれ。
ジャズメン崩れのパチプロが、鍵っこ舞とチャリブラするうちロードムービーに。
監督は脚本だけでなく、自ら撮影と照明も担当して晩夏の湿度から冬の乾いた冷たさまでを映し取ってます。
育児放棄とか偏向報道とか地方の人の温もりと疎外感、破滅への足音とラスト2分間の白さが沁みます。
対外的には「詰まらないから観ないで」と言っておきたい、昭和ノスタルジーを先取したカルト的な1本です。
紹介記事【2018.01.01】
GANTZ:O DVD 通常版
GANTZ:O DVD 通常版 (JUGEMレビュー »)

リアルな深夜の大阪道頓堀と、精度の高いモーション・キャプチャー&リップ・シンクロのキャラに(CGアニメもここまで来たか!)と驚かされます。
実写で演ったら嘘くさくなる非日常の緊迫感と恐怖に引き込まれ、津嘉山正種池田秀一らの意外なCVキャスティングにもビックリ。
杏にはマジ堪えます、二次元なのに!笑
紹介記事【2018.04.19】
フラクタル [レンタル落ち] 全4巻セット [マーケットプレイスDVDセット商品]
フラクタル [レンタル落ち] 全4巻セット [マーケットプレイスDVDセット商品] (JUGEMレビュー »)

TVシリーズのアニメで、DVDは全4巻。
「コナン」の残され島みたいな景色に「ナウシカ」っぽい飛行機と、牧歌的な光景と裏腹なハイテク世界。
ネッサとネッサと“世界の鍵”、ジェンダーとAIとDVと。
やがて悲しき楽園の真実、胸を衝く永遠のかくれんぼ。
紹介記事(1巻)【2018.05.08】
地球へ・・・
地球へ・・・ (JUGEMレビュー »)

近年のリメイクはクソでしたが、絵が古臭くても構成は本作の方が格段にマシです。
時代を先取りした奥深いテーマは原作に及ばずとも、まとめ方は及第点と言えるのではないかと。
ストーリーと共に素晴らしい、有機的な宇宙船の造形も忘れ難いです。
紹介記事【2018.01.24】
What Time Is It?
What Time Is It? (JUGEMレビュー »)
Time
当時は(プリンスの弟分バンド)とか言われていましたが、実質プリンスの別名義状態だったとは・・・大半が5分超のエレ・ファンク6曲入り、日本でパクられまくったモリス&ジェロームジェロームのコミカルなステージ・アクトは「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」で観られます。
紹介記事【2018.02.17】
バニシング IN TURBO [DVD]
バニシング IN TURBO [DVD] (JUGEMレビュー »)

原題は「Grand Thieft Auto」、だけど「バニシングIN60」的な「車泥棒」ムービーではありません。
ラスベガスの教会を目指す若い男女vs.父親の配下&マザコン婚約者、「ランナバウト3」のロールスロイスは本作が元ネタだったのね?
カーアクションは'77年なりに頑張ってるけど、見どころはクライマックスの中流生活デモリション位かも…なのに不思議と一味ちがう余韻が残るという点で、低予算映画のお手本かも。
まぁポスター・アートの名匠ジョン・ソリー(John Solie)のインタビューだけでも一見の価値あり、かと。
紹介記事【2018.02.25】
異世界の勇士 (1981年) (徳間文庫)
異世界の勇士 (1981年) (徳間文庫) (JUGEMレビュー »)
高千穂 遙
'79年の異世界召喚ヒロイック・ファンタジーですから、新味がなくても当然。笑
既にフォーマットとしては使い古された感もあるし、本当に異世界で敵を倒すだけの直球展開なのですが。
読みやすい文章でサクサク進むので、色々とベタながら飽きさせません…むしろこのアッサリとした終幕が心地好いな、手垢まみれの物語でも惹き込まれました。
横田順彌による巻末解説も、学生時代の著者や当時のSF事情が伺えて興味深いです。
紹介記事【2018.05.05】
劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇、螺巌篇 [レンタル落ち] 全2巻セット [マーケットプレイスDVDセット商品]
劇場版 天元突破グレンラガン 紅蓮篇、螺巌篇 [レンタル落ち] 全2巻セット [マーケットプレイスDVDセット商品] (JUGEMレビュー »)

「紅蓮篇」と「螺厳篇」でTVシリーズを再編集したダイジェスト。
まるで「ザブングル」な、今じゃ珍しい荒唐無稽なロボットアニメ・・・しかし発掘オーバーテクノロジーって「イデオン」かい、しかも「螺厳篇」では馬鹿ガイナックス発動の無限インフレ化に大笑い。
それでいて滅法アツい男泣きアニメというね、中川翔子の力量にも刮目ッ!
「紅蓮篇」紹介記事【2018.06.26】
「螺厳篇」紹介記事【2018.06.27】
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス [レンタル落ち]
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス [レンタル落ち] (JUGEMレビュー »)

マーベル・スタジオ製作の、B級テイストを狙ったアメコミSF映画。
しかし「Mr. blue sky」で掴まれました、80年代だけでなく6〜70年代の通好みな選曲も二度観して納得。
オッサンの方が笑えるネタ満載です、というかエゴの正体って複製人間マモーだけど何故?笑
肌色が青や緑だと人種という意識が馬鹿げてきますね、ただしストーリーはギャグとネタから逆算したような印象も。笑
紹介記事【2018.04.24】
2300年未来への旅 [DVD]
2300年未来への旅 [DVD] (JUGEMレビュー »)

もしも「未来惑星ザルドス」が好きならば観る価値ありそうな、「スターウォーズ」前夜の70年代SF映画です。
まぁ「ザルドス」程の哲学性も見どころもありませんね、後出しなのに。笑
「80日間世界一周」の監督と、ジェリー・ゴールドスミスの音楽でコレは残念だけど……突っ込み所の多さとか、真実は「Don't trust over 30」の否定とか妙なクセが独特です。
紹介記事【2018.01.10】
不思議な少年 (岩波文庫)
不思議な少年 (岩波文庫) (JUGEMレビュー »)
マーク トウェイン
著者を童話作家と思うなかれ、僕の性格に大きな影響を与えた一冊です。
かつて何度となく読み返しましたが、10年以上ぶりに読んでみたら(なんか違う)感が強くて戸惑いました。
でもそれは、既に僕が本書の少年とシンクロしてるって事なのかも。
とはいえ冒頭の“一五九〇年の冬であった。オーストリアは、まだ世界から遠く離れて、眠りこけていた”という一文には心を掴まれますね。
正統なバージョンであるとされる「不思議な少年 第44号」は駄作なので、本書をご一読される事を強くオススメします。
紹介記事【2018.04.07】

最近聴いたCD
カシオペア「HALLE」

こないだ「最近あげた物」に書いたCDです、過去に「最近聴いたLP」で記事を書いてますが今回はCDで…'85年のアルファ盤なのでLPと同時発売されたバージョンですが、当時はCD普及目的のボーナス・トラックでLP盤と差異化を図っていたんですよね?
なのでこのCDには、LPではA面ラストに当たる「North sea」とB面アタマだった「Touch the rainbow」の間に「Matsuri-bayashi」というオマケ曲が追加されております…しかしまぁ本当にオマケ感たっぷりですな、ライブで演奏した事もなかったんじゃない?
しかも音処理が、前作「DOWN UPBEAT」っぽくない?

いやそんな事もないか、収録順がバラード調の(インストだけど)「North〜」の次だから余計にバスドラのゲートエコーとかベースの音質がパワーステーション録音みたいに感じたのかも…それに曲調が似てる訳でもないのに「Asian dreamer」を連想しちゃうのです、でも「Asian〜」ほどイカす曲でもないんだけど。
というか「Asian〜」って'94年のセルフカバーじゃなく最初の桜井+神保バージョンは'86年に録音されてたようで、じゃあ本作の「Matsuri〜」とは時期的に1年半しか違わないのね?…しかし'94年版「Asian〜」は酷いな、'86年版を正式リリースするべきだわ。

ところで、まぁオマケ感でいえばラストの「Paradox march」もだなー…LPにも収録されてるのに何故か(ボートラでLP未収録)と自分の中では思い込んじゃってる有様で、この曲も確か当時のレコ発ライブですら演んなかった筈。
飽くまで僕の個人的な好みなんですがね、全曲ハズレなしのアルバムなんて本来なら滅多にないものですし…とりあえずジャケ写の清々しさは彼らのアルバムでも最高でしょう、といってもナルチョ以降のカシオペアは存じませんけど。笑


〈カシオペア〉関連記事:
【CD】「HEARTY NOTES」「RECALL」| 2008.06.02
【LP】「アイズ・オブ・ザ・マインド」| 2009.06.14
【LP】「ダウン・アップビート」| 2009.06.17
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【12"EP】「ZOOM/DOWN UPBEAT」「HALLE/HOSHIZORA/LOOKING UP」「SUN/MR. UNIQUE/SAMBA MANIA」| 2009.06.28
【LP】「サン・サン」| 2009.07.15
【EP】「ザ・サウンドグラフィー」他| 2009.08.12
【LP】「HALLE」| 2009.08.16
【LP】向谷実「ミノル・ランド」桜井哲夫「DEWDROPS」神保彰「Cotton」野呂一生「sweet sphere」| 2009.08.19
【DVD】「CASIOPEA act−one」| 2010.04.22
【DVD】「LIVE IN LONDON 1983」| 2010.04.26
【LP】「ミント・ジャムス」| 2012.10.28
【CD】「Mint Jams」| 2013.07.21
【DVD】「CASIOPEA MONTREUX JAZZ FESTIVAL 1984」| 2016.07.16
【DVD】「CASIOPEA 3RD 〜A・SO・BO TOUR 2015〜」| 2017.07.05
【DVD】「カシオペア・コンサート」| 2017.07.11
【DVD】「CASIOPEA LIVE」| 2017.07.17
【DVD】「CASIOPEA 3rd & INSPIRITS 〜Both Anniversary Live〜」| 2018.08.27
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    | music | 2019.05.25 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |
    最近聴いたCD
    PRINCE & THE REVOLUTION「PURPLE RAIN DELAXE」(Disc 2)(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

    前回のDisc 1は「パープル・レイン」リマスター盤でしたが、こちらは初CD化された未発表曲集です。
    プリンスが生きていた間も、膨大な未発表音源が様々なブートレッグとして非公式に流通しておりました。
    逆に言えば彼が死んだから公式にリリースが可能になった訳で、故人の遺志を無視した暴挙でもあります。
    でもバージョン違いとはいえ、かつてブートで聴いた楽曲が正規マスタリングを経て聴けるのは嬉しい遺産でもあるのです…僕はファンじゃないからね、単に彼の楽曲やスタイルが好きだったというだけなので。笑
    しかも「Father's song」収録って、そりゃ聴くよ!

    「Father's〜」は映画「パープル・レイン」の重要な場面で流れるピアノ曲で、劇中ではプリンス演じるキッドの父親がミュージシャンを志していた頃に書いたという設定だった筈…Disc 1収録の「Computer blue」は、それに基づいて書かれた曲とされていました。
    プリンスがマルチ・ミュージシャンである事は承知していましたが、彼がピアノを弾くのを見たのは初めてだったし彼のピアノ曲というのも映画で初めて聴いたのです…そして(何故これが音源化されないんだ?)と僕は腹立たしくも残念に思っていたのですよ、まさか死んでから叶うとはね!
    ま、勘弁してねプリンス。

    そういえば次作「AROUND THE WORLD IN A DAY」がリリースされた頃「当初2枚組になる予定だった『パープル・レイン』の一部だ」という話がまかり通っていて、僕も(なんで?)と怪訝に思いつつ信じてましたが…やっぱ嘘だったんですね、だって映画と関係ないしマジ話だったら劇中で流れたザ・タイムとかアポロニア6を収録するだろうし?
    と思ってたのも大間違いで、実は当時12インチ・シングルとしてリリースされたロング・バージョンとかそれらのB面にカップリングされていた「17 Days」や「Erotic city」と他の未発表曲が予定されていたと知って今更ビックリ。笑

    Disc 2に収録された「Father's〜」と「Electric intercourse」及び3枚組+DVDの「EXPANDED EDITION」のDisc 3に収録されているらしい「God」が、そんな(幻の2枚目)からお目見えだそう…初お目見えかどうかは、海賊盤フル・コンプリートしてる人でもなきゃ分かりませんけども?笑
    まぁ「God」はブートで出回ってたような気もしますし、バージョン違いの「Possessed」と「Wonderful ass」は聴いた事ありました
    まぁ音質的にはブートっぽさ満点です、サウンドにも練り上げ不足というかムラが感じられ…それがまた、目新しいブートを発見した気分に浸れて好いんです。

    次作「AROUND〜」より前作「1999」に近いエレ・ファンク中心ながら、1曲目「Dance electric」のビートは次々作「PARADE」収録の「Mountains」と共通なのが印象的ですね…「Computer blue」フル・バージョンは、急きょ「Take me with U」の収録が決まったためオリジナル・アルバムではショート・バージョンに差し替えられたのだとか。
    ラストの「Father's〜」は実際に彼の実父で自分のステージネームを息子に名付けたジョンが作曲してたのね、記憶ではピアノ独奏だった気がしてたけど途中から重なるモノ・シンセに70年代のアメリカ映画っぽい雰囲気を感じました。


    〈プリンス〉関連記事:
    【最近聴いたCD】PRINCE「Planet Earth」| 2007.07.25
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    【最近聴いたCD】PRINCE「CONTROVERSY」| 2015.01.25
    【最近聴いたCD】PRINCE「ART OFFICIAL AGE」| 2016.10.09
    【最近みた映画】「UNDER THE CHERRY MOON」| 2016.11.26
    【最近聴いたCD】THE TIME「WHAT TIME IS IT?」| 2018.02.17
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      | music | 2019.05.17 Friday | comments(0) | trackbacks(0) |
      最近聴いたCD
      PRINCE & THE REVOLUTION「PURPLE RAIN DELAXE」(Disc 1)(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

      プリンス'84年の大出世作「パープル・レイン」をリマスターし、Disc 2に未発表曲を収録して'17年に発表されたダブル・アルバムです…どうやらリマスタリングは'16年に彼が亡くなる前の年に行われていたらしく、未発表曲のリマスタリングも元のアナログ盤をマスタリングした人物というから死後のあやかり商法とは一線を画した印象を僕は感じます。
      当時は盤面が紫色のピクチャー・レコードを手に入れられず、後から中古盤で探し当て宝物にしてました。
      とはいえ既に手放しているし、マスタリングの違いを聴き比べるた所で僕の耳では分からないでしょう。笑

      本来A面のラストに収録されていた逆再生メッセージも、曲順どおりながら「Darling Nikki」の一部として収録されております…僕はカセットテープにダビングしてマルチトラック・レコーダーを買った時に早速逆再生しましたよ、雨音の中からデビュー・アルバムの「For you」みたいな独り多重録りのアカペラでファンへの感謝が歌われていたように記憶しています。
      もちろん主演の映画も封切り時に観ましたよ、そして自分以外に彼を好きな日本人が大勢いた事実に複雑な気持ちになったりもしました…だけど「戦慄の貴公子」からファンだった、なんて中学生はいなかった筈!

      まぁ同世代で特に女子は概ね(プリンス=キモい)でしたからね、そもそも彼が過去に近親相姦や中絶といったタブーを歌にしてきたとは知らないでしょうし…レーガン大統領の対ソ政策や犯罪者を歌にしてきた彼ですから、本作収録の「Darling〜」対訳を読んでも僕は驚きませんでした。
      個人的には本作の「I would die 4 U」の歌詞に心を撃たれて、それをTシャツにアクリル絵具で手描きして着てたっけな…「Let's go crazy」のギターを真似しようとしてオートワウで苦労してたら、バンドスコアには「ワウ・ペダル2台要る」とあって愕然としたとか本作は思い出深いわ。

      最近では「When doves cry」の低音パートをオミットしたアプローチや「I would〜」の最初から最後までを1音で通す歌メロなど楽曲のアバンギャルドさが語られがちですけど、以前のアルバムも実験的要素なら多分にありましたよ…むしろ自身初の主演映画用サントラという正念場で一段と攻めてる度胸がスゴいですよ、同じく言われがちな「ロック・フィールが云々」というのも何を今更かと。
      過去の楽曲でもロック・サウンドは聴かれるのに、まるで本作で初めてロックしたみたく言われるのは何故だ?…ただトータリティというか、一枚通しての出来としては過去最高ですね。

      確かに本作はソウルやファンクを感じさせる曲がないです、敢えて挙げれば「When doves〜」や「Baby I'm a star」かなぁ?…そういや「When doves〜」はMCハマーが「Pray」でサンプリングしてましたね、スペースカウボーイが直球カバーした「I would〜」は原曲クレジット無しでミクシィでも「I would〜」というコミュ主宰者はスペカボがオリジナルだと勘違いしててショックでしたよ。
      僕は「BATMAN」でプリンスを聴かなくなったのでファンとは言えませんが、当時「スリラー」のMJ派とプリンス派で張り合ったのを思うと本作は「日本プリンス元年」だったんだなぁ。


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        | music | 2019.05.09 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
        最近聴いたCD
        V.A.「LATINA CAFE BEST OF」[Disc 2]

        先日ご紹介の[Disc 1]に続き、2枚目のレビューを。
        しかし、某サイトの紹介文には名が挙がっていたが収録されていないなティト・プエンテ…虚偽情報はダメだろ、Amazonではないが(いや待てよ、どこかのグループに属してたのかも?)。
        こちらも全16曲中、イタリアのジェラルド・フリジーナを収録するなどラテンの定義はロケーションではなく音楽カテゴリーと割り切っているらしい…まぁそれは問題ないにしても、仮にジャズのコンピレーションで戦前ジャズからフュージョンまで脈絡なく押し込んでいたら違和感がある筈だ。
        素人が知った口を利くような野暮を承知で言わせてもらうと、この選曲センスは非常に粗っぽいと感じる。

        1枚目との比較では、この2枚目の方が全体的に音が今風な印象だ…とはいえ前述のジェラルドみたく意図的に古臭く仕上げていたりもするのだろうし、1枚目に収録されていたロス・オンブレス・カリエンテスの「El Barrio」も90年代半ばとは思えなかった。
        一方でボサノバのスタンダードをアンビエント風味に仕上げたスーバの「Felicidade (Buscemi remix)」や、タイトル通りバイリ・ファンキのコンピ盤「BAILE FUNK」にも収録されていた「Baile funk medley」などは割にラテンに馴染みの薄い若いリスナーでも取っ付き易いと言えるだろう。
        曲名およびアーティスト名リストは以前記事に記載。


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        【最近聴いたCD】ウィリー・コローン「オリジナル・ギャングスター」| 2011.10.18
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        【最近みたDVD】「デイブは宇宙船」| 2017.03.14
        【最近みたDVD】「ポリー my love」| 2017.03.29
        【最近聴いたCD】V.A.「IRMA LATIN FLOOR」| 2018.03.07


        *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

        『TOCO 「insataracao do samba drum & bossa mix」 mixi : 9-MA』(Sound Only)


        『Gerardo Frisina - Descarga』(Sound Only)
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          | music | 2019.04.01 Monday | comments(0) | trackbacks(0) |
          最近聴いたCD
          V.A.「LATINA CAFE BEST OF」[Disc 1]

          かなり昔に聴いたコンピ盤を、改めて図書館で借りて聴き直した次第…というか、実は他のコンピと間違えて借りてきて焼いたまま放置していたのだ.笑
          正直に言って、当時の(期待と違った)的な肩透かしが思い違いではなかったと再確認した。
          「Latina Cafe」はWAGRAMというレーベルのコンピレーション・シリーズらしく、本作はシリーズのベスト盤として'06年にリリースされたようだ…謳い文句は“ラテン/ワールド・ミュージックシーンを代表するアーティストの代表曲を豪華収録”、とりあえずこの2枚組の1枚目に収録された16アーティストの内ではマルコス・ヴァーリとセウ・ジョルジ位しか僕の知った名前は見当たらない。
          意外なのはピエール・バルーのフレンチ・ボッサか。

          ウィリー・コローンばりのサルサにキューバン・アフロ、ブラジリアン・ポップス(MPB)にラテン・ジャズ…旧来のラテン・ミュージックから近年のクラブ系サウンドまでをアラモード形式でコンパイルし、幅広く網羅した印象はある。
          が、悪く言えば散漫でもあり…流し聴きにはビート感のバラつきが耳に残るし、せめて(これだ!)と感じさせるキメ曲の1つはあっても好かったろうにと思う。
          本作は長く聴き込むアルバムではなく、自分好みのラテン・サウンドを見付けるための入門編カタログ盤と考えた方がよさそうだ。
          2枚目も、この延長だろうな…聴くけどね、一応。笑
          曲名およびアーティスト名のリストは、以前の記事に記載。


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          『El barrio - Los Hombres Calientes (1998)』(Sound Only)


          『Pierre Barouh-Samba Saravah』
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            | music | 2019.03.21 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
            最近聴いた音楽
            MILTON NASCIMENTO「TRAVESSIA」

            以前、図書館から借りてきたCD音源がPCに保存してあったので実質的には「最近聴いたCD」です…ま、正確には再聴ですが。笑
            '67年にリリースされたミルトン・ナシメントのデビュー作で、曲順を入れ替えた'78年の再発盤に準拠してCD化されたようですね…彼はボサノバというかMPBの人で、本作のタイトル曲が彼の代表作ではないかと思います多分。
            因みに同じブラジル出身フュージョン・バンドのアジムスが名カバーした「Outubro」もラストの10曲目に収録されてます、6曲目の「Catavento」や'66年にエリス・レジーナが歌った「Cancao de sol」のセルフカバーも5曲目に収録。

            とにかく聴きどころはタイトル曲「Travessia」に尽きます、この言葉の意味が「道」だったとは知りませんでしたがイメージ的には(旅路)って感じで朴訥な歌唱がグッと胸に迫ります。
            ボサノバしてる曲もありますが、全体的にはジャズっぽいというか…強引な喩えですけど、ミルトン・バナナ・トリオから軽やかさを引いてドラマチックなストリングスを足した感じ?笑
            華やかさはないし明るくもないし、まぁオススメはしません…個人的には大仰なストリングスが好くも悪くも古臭い気がしますね、ちょっと抑えてくれたら聴きやすくなると思うのです。


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              | music | 2019.03.02 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |
              最近聴いたCD
              THE ISLEY BROTHERS - SANTANA「Power Of Peace」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

              サンタナとアイズレーがコラボ?しかも'17年に?!
              いささか盛りを過ぎちゃった感はレジェンドと言い換えるべきか、しかし二度オイシイというよりは話題作りといった受け止め方をされる方が自然な気もしてしまいますが…どうやら前年にリリースされたサンタナのソロにロナルド・アイズレーが客演した事が、本作製作へのイントロダクションとなったと思われます。
              一説によると、サンタナの「死ぬまでに叶えたい事」にリストアップされていたプロジェクトの1つでもあるそうで…全13曲中12曲が、サンタナでもアイズレーでもないカバー・ナンバーという構成に納得。

              つまりさ、純粋に(一緒に演りたかったんだろうな)ってね…まぁ個人的に耳馴染みあるのはスティーヴィー・ワンダー「Higher ground」とかディオンヌ・ワーウィックが歌ったバート・バカラック「What the world needs now is love sweet love」ボビー・ウーマックがカバーしたカーティス・メイフィールド「Gypsy woman」マーヴィン・ゲイの「Mercy mercy me (the ecology)」位ですが。
              その他もビリー・ホリデイなどブルース〜ソウルなチョイスは、両者にとって演りやすかったのでしょう。
              5トラック目のオリジナル曲「I remember」は、シンディ・ブラックマンの曲。

              彼女はサンタナ・バンドのドラマーで彼の奥さんだそう、因みにツボを押さえたベースや「Higher〜」で聴けるラップなどバックはアイズレー人脈のグレッグ・フィリンゲインズ以外は基本サンタナ一家…アイズレー側の参加はボーカルのロンとギターのアーニーという現役の二枚看板に、バッキング・ボーカルでそれぞれの奥さん(娘かと思った)がクレジットされてます。
              相変わらずシルキーかつウェットなロンの歌声にサンタナとアーニーという個性の際立ったギターが絡み、数々のソウル・スタンダードを小手先で味付けていく…名演とまではいかずとも、そういう聴ける仕上がり。

              まぁ小手先というと悪し様な感じになっちゃいますが、マスターピースとして人々の心に残る音楽といったコンセプトだそうなので意図的に「スープ濃いめ」じゃなく作ったようにも思います…黄金期の両者の暑苦しさと本作の「押し付けがましくなく作り手の味わいも楽しめます」的な聴きやすさとを比べたら、アイズレーの名盤「3+3」みたいにグリグリ食い込んで来るサウンドではないよっていう意味でね。笑
              正直アレンジにはちぐはぐさを感じなくもないし、まぁ原曲には及ばないかもなぁ…個人的には唯一の新曲に新緑の清々しさが思い浮かび、最も印象深かったです。


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              *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

              『The Isley Brothers, Santana - I Remember (Audio)』(Sound Only)
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                | music | 2019.01.09 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
                最近聴いたCD
                PONE NYET PHYU「Mandalay Star 〜ミャンマー伝統音楽の旅で見つけた黄金郷〜」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

                ポウンニェッピュー、TSUTAYA宅配レンタルのサイト内CDページからワールド・ミュージックのカテゴリーを開いたら目に入った謎の女性…アルバムどころかアーティストに関する解説も一切なく、サブタイトルすら表記されていなくて。
                ググっても「川端潤という映画監督がミャンマーで撮影したドキュメンタリー作品と連動してリリースされた」程度にしか分からず。
                「CDジャーナル」のサイト内記事を引用しますと、
                ミャンマー第二の都市・マンダレーで(中略)旅まわりの合間に録音された、サインワインオーケストラの演奏でポウンニェッピューが歌う8曲入りCD
                …だそう。

                そもそも盤面の英字表記からすれば“ポウン・ニェッ・ピュー”ではないのか?という素朴な疑問の答えも定かではないし、6曲目は割と年長の女性が歌っているようですが詳細は不明。
                もしかしたらCDを借りずに購入して、解説書が入っていれば色々と書いてあるのかもしれません…あるいは上映中の映画館に足を運び、パンフレットが販売されてたりすれば更に色々と分かるのかもしれません。
                まぁ何だか分からないまま聴いて、ジャワのガムランを思わす響きと西洋ポップスの入り交じる独特さが耳新しかったなと…昔の地方局で流れてそうなCM音楽っぽさも、たまに感じられたり。

                33分という短さに思えないのは、演奏の巧みさ故か先の展開が予想だにしない曲調の不可思議さ故かな。
                ただ、上手く言えないのですけどジャワの宮廷音楽に感じられたような洗練さが足りない気がします…別にハイソ至上とかじゃなく、スコアリングの印象が粗雑といいますか抜け落ちているパートがあるような?
                そこは旅回りの一座ですから、いくら技巧が優れているとしても庶民的にならざるを得ないでしょう…例えば手が届かない高価な楽器とか、あんまり格調高くない方がウケが好いとかね。
                エスノ音階の合間に覗くクリシェや垢抜けないフレーズは、唯一無二の独創性。


                *以下の動画は、携帯からでは閲覧できないかもしれません。

                『Pone Nyut Phyu Golden Visitor ေရႊဧည္႔သည္ YouTube』(お化粧のせいか本作のジャケより大人びた雰囲気ですが、本作の演奏はここまで俗っぽくありませんよ・・・しかし観てる方が恥らう程のソフトフォーカスとか、PV風+青春群像的な小芝居の演出が意味不明です)


                『Pone nyat phyu (11).avi』(歌ってる女性は本作6曲目の人より声が若い感じです、サインワインとは小さなタブラを20個ぐらい演奏者の周囲に吊るした打楽器の音階セット的な物みたい)



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                  | music | 2018.12.16 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
                  最近聴いたCD
                  SONS OF TEXAS「Baptized in The Rio Grande」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

                  意訳しますと(こちとらリオの大川端で産湯を浸かったテキサスっ子でぇい!)って感じですかね、古めかしいジャケですがほぼほぼ音はヘビメタです…でも近頃オルタナとか色々あるから正しいカテゴリーは分かりません、もう本人に訊くのが間違いないでしょう。
                  メタリカがデス・ボイス張り上げたようなボーカルに変拍子を織り混ぜた楽曲、そしてザック・ワイルドばりなギターの半踏みワウ・ペダルにピッキング・ハーモニクスと適度なアコースティック要素…などと紹介してしまって(売れ線狙いかよ)と思われるかもしれませんが、それらは飽くまでもバックグラウンドに過ぎません。
                  そんなコト言い出したらビートルズとストーンズの影響モロ出しなバンドなんて、ねぇ?

                  ちなみに、日本での売り文句は「パンテラ×ニッケルバック」とか。
                  '15年リリースの本作は彼らのデビュー・アルバムだそうですが、新人バンドなのに楽曲センスもクオリティも高く安定してますね…その翌年にはラウドパークで来日し今年も来てたらしく、この記事が公開される頃には新譜も出てる筈。
                  全14曲中ラスト3曲は国内盤ボーナス・トラック、内2曲は収録曲のアコースティック・アレンジです。
                  音は荒々しいけど質は職人的でバラードもあり、欠点がないのが欠点かもね?笑


                  *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

                  『Sons Of Texas - The Vestryman (audio)』


                  『Sons Of Texas - Blameshift (Official Music Video)』
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                    | music | 2018.11.27 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
                    最近聴いたCD
                    ナカダサトル with フィールドオーケストラ「月光浴音楽」

                    以前にもご紹介しました本作、自然音だけのCDです…まぁ虫の音とか波の音なんかが7トラック、1時間ちょっと続いてるのです。
                    今回は全部をジックリ通しで聴いたって訳じゃなく、秋の夜長の就寝サポート音楽として寝る時にチョコチョコ流してたのですよ。
                    この手の音楽(?)は「小鳥の囀りと小川のせせらぎ」とか「ひたすら波音だけ」とか色々あるんです、作者のアルバムも他に幾つかありますし…だけど僕が本作を愛聴しているのは、謎の低音が入っているから!笑
                    (いや不気味で眠れないだろ)とお思いでしょう、でも(何の音なんだろう)と聴き入ってる内に爆睡です。

                    しかも不思議なのは、前に聴いてて気付いた(2トラック目の中盤過ぎ)じゃなくて(1トラック目アタマから)に変わってるって事…これは僕が覚え違いしてるのかもしれませんし、実は両方とも鳴っていて以前は最初の方を聴き逃してたって可能性もありますし?
                    それにしてもディジュリドゥみたいな低音って、本当に何の音だろうか…でも実際、人気のない場所でキャンプしたり夜中に寝転んでて(何だこの音?)って思う感じを思い出しちゃって。
                    つまり本作の「謎低音」にはリアリティがあるのですよ…ただ本作は僕の体験と違って人為的要素の可能性は限りなく低い筈ですが。


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