スキャナー・ダークリー [Blu-ray]
スキャナー・ダークリー [Blu-ray] (JUGEMレビュー »)
俳優の仕草や表情をアニメとして再構築する、非常に手間の掛かった映像が生理的に苦手な人もいるでしょうね。
しかしながら出演者も(誰々が出てるから)という理由で観て欲しくはないでしょう、自伝的要素の強い原作を尊重した結果としてのスキャニメーションは実に効果的です。
意義を見出せない業務に延々と従事させられる主人公、彼の破滅を前提とした麻薬撲滅作戦…小さな政府がもたらした民間委託の陥穽、委託された組織間のマッチポンプは緩いディストピアですが。
どこまでが虚構でSFなのか、エンディングには賛否が分かれそう。
紹介記事【2019.07.27】
ブレイク・ビーターズ [ ゴードン・ケメラー ]
ブレイク・ビーターズ [ ゴードン・ケメラー ] (JUGEMレビュー »)
旧東独、といっても今じゃ通じなさそうですが…80年代の社会主義国でヒップホップに目覚めちゃった若者と、彼らの活動を体制翼賛に取り込もうとする当局との丁々発止を描く青春コメディ。
飼い慣らそうとする権力側と調子を合わせつつ苦悩する主人公たち、ベルリンの壁が崩壊して彼らを待ち受けるラストのほろ苦さとタフさに男泣きです。
自分でいる事を描いている点で、英国のサルサ映画「カムバック!」と併せてオススメ。
紹介記事【2019.11.02】
ダーリン・イン・ザ・フランキス 1《完全生産限定版》 (初回限定) 【Blu-ray】
ダーリン・イン・ザ・フランキス 1《完全生産限定版》 (初回限定) 【Blu-ray】 (JUGEMレビュー »)
荒廃した世界で生き残りを賭けて地底人と戦う少年少女、その謎が明らかになるにつれ絶望の色は増すばかりですが…絵空事に潜む「茶色の朝」の未来、大人目線で子供たちの希望を切に願ってしまいました。
次の世代のために何が出来るだろう、この気持ちを失わずにいたいです。
紹介記事【2019.08.28】
月曜日の友達(1-2巻 全巻) 全巻セット
月曜日の友達(1-2巻 全巻) 全巻セット (JUGEMレビュー »)
中学生になったばかりの頃の、世界の拡がりに戸惑う姿は性別や世代を超えて響きますね。
作画力もストーリーテリングも卓越してます、些細な一瞬を捉える巧さが。
忘れていた何か、忘れたくなかった何か…最後のコマに、胸が苦しくなりました。
紹介記事【2019.11.11】
TVアニメ『プラネット・ウィズ』オリジナルサウンドトラック [ 田中公平 ]
TVアニメ『プラネット・ウィズ』オリジナルサウンドトラック [ 田中公平 ] (JUGEMレビュー »)
(↑※サムネイルのリンクはサントラにしています)
所謂スピリチュアルなストーリーでありながら、どこか70年代アニメっぽいお約束とフォーマットをごちゃ混ぜにして力技で着地させたような奇想天外さが独特。
戦隊ヒーローに学園モノ、ジャンプ的な熱血インフレ勝負など…ネタの重ね掛けでも訳分からなくならない見事な構成、思いがけずラストに泣かされました。
正義のあるところに悪がある、よって正義は愛ではない…ならば善とはなんなのか? 先ずはご覧あれ。
紹介記事【2019.09.10】
ポルノ☆スターへの道 [ ニック・スウォードソン ]
ポルノ☆スターへの道 [ ニック・スウォードソン ] (JUGEMレビュー »)
ラジー賞を独占した下ネタ満載ムービー、とりあえず下品ですけど線引きはキッチリしてますね…笑わせる内容は、少なくとも男性なら他人事じゃないというか。
女性同士の巨乳幻想みたいなね、目の付け処が上手いなぁと。
まぁ万人向けではないにせよ、僕は感心しつつ大笑いしました。
紹介記事【2019.10.17】
夜長姫と耳男 (岩波現代文庫) [ 近藤ようこ ]
夜長姫と耳男 (岩波現代文庫) [ 近藤ようこ ] (JUGEMレビュー »)
原作者の作品は知らないので、本作は衝撃的でした…こんな物語が書かれていたのかと、まるで伝承の聞き書きか夢を書き起こしたような浮遊感!
印象としては南伸坊が中国の怪異譚を漫画にした「仙人の壺」に近い、無闇に説明しようとしない描線のアッサリ感が素晴らしいです。
空白の多さに、却って想像力を掻き立てられました。
紹介記事【2019.11.25】
さよならの朝に約束の花をかざろう 通常版 [Blu-ray]
さよならの朝に約束の花をかざろう 通常版 [Blu-ray] (JUGEMレビュー »)
不老不死というか不死者の物語にハマっているとはいえ、ファンタジー世界が舞台だとなぁ…と思ってましたが、不死者の(一般的な寿命の人間社会で生きる哀しみ)というツボを丁寧に描いていて好感が持てました。
寓話的なラストが作品世界と相まって、爽やかに切ないです。
紹介記事【2019.09.23】
おとなのけんか [ ジョディ・フォスター ]
おとなのけんか [ ジョディ・フォスター ] (JUGEMレビュー »)
血生臭い原題の割に、ほぼダイニング一間で完結している会話劇です。
子供の喧嘩に親が出て、大人同士で和やかに話し合って解決する目論見が破綻してエスカレート。
隣人を愛せれば戦争なんて起きない訳で、そんな皮肉な原題と裏腹に子供同士は親心を知らず…淡々としてますが大いに笑わせてくれます、個人的にはオススメ。
紹介記事【2019.10.22】
【中古】 山本耳かき店 ビッグCスペシャル/安倍夜郎(著者) 【中古】afb
【中古】 山本耳かき店 ビッグCスペシャル/安倍夜郎(著者) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
耳かき店ブームの火付け役、なんて書いては申し訳ないのですけども…決してブームに便乗した後追いではない、と。
穏やかな時間の流れる小さな町で、耳かき屋さんを訪れる客の脳内イメージが秀逸です。
こんな表現があったのか、こんな漫画があったのかと目からウロコ耳から(略)。
紹介記事【2019.12.23】
グラン・プリ [Blu-ray]
グラン・プリ [Blu-ray] (JUGEMレビュー »)
最初はソール・バスの映像分割がスタイリッシュというより情報過多に感じましたが、それが後から効いて来るんですね…世界各地を転戦するF1レーサーと彼らを取り巻く人間模様が主軸ながら、走行シーンも見甲斐があります。
クールなドラマと60年代のムードが、ダンディな三船敏郎も含めて現代とは別世界のようです。
紹介記事【2019.12.21】
絵はがきにされた少年 [ 藤原章生 ]
絵はがきにされた少年 [ 藤原章生 ] (JUGEMレビュー »)
アフリカに対する先入観や固定観念が、ことごとく覆されます…偏見を持たないように心掛けていたつもりでも、日本にいて伝わってくる情報自体にバイアスが入っている訳ですが。
西欧支配の呪縛に歪められた各地の民族性や搾取の構造など、日本では見えにくい暗部が著者の目を通して見えてくるようで。
アフリカの話であり、同時に現代の実像でもあるのでは?と。
紹介記事【2019.09.1】
【中古】 マンガでわかる 戦後ニッポン /手塚治虫(著者),水木しげる(著者),つげ義春(著者),はるき悦巳(著者),ちばてつや(著者) 【中古】afb
【中古】 マンガでわかる 戦後ニッポン /手塚治虫(著者),水木しげる(著者),つげ義春(著者),はるき悦巳(著者),ちばてつや(著者) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
現代に至る国内の移ろいを漫画に語らせる好企画アンソロジーです。
漫画にしか出来ない表現は、例えば三輪自動車が走る風景でありリンチされる米軍の操縦士であり…基本的に主観視点であるが故の、俯瞰の効く文学表現よりも接地した仮想体験なのかも。
いわば漫画こそが伝え得た戦後の一片、切り口を変えて続けてもらいたいですね。
紹介記事【2019.12.12】
あきれたあきれた大作戦 [ ピーター・フォーク ]
あきれたあきれた大作戦 [ ピーター・フォーク ] (JUGEMレビュー »)
笑いって鮮度があると思ってました、本作を観るまでは。
先が読めずに引き込まれましたが、確かに繰り返し観たくなるかも…計算されたシナリオが効いた笑いと、映像的な古さもまた味わい深いです。
スタンダードでバカバカしくて無駄のない、意外な傑作。
紹介記事【2019.12.10】
人気マンガ・アニメのトラウマ最終回 極限編 [ 鉄人社編集部 ]
人気マンガ・アニメのトラウマ最終回 極限編 [ 鉄人社編集部 ] (JUGEMレビュー »)
面白可笑しい切り口で紹介されてるので、ファンの方にしてみれば物申したい点も多々ありそうですが。
様々な事情から意外な最終回を迎えていた、有名な作品の数々に先ずビックリ…知って何かの役に立つ訳ではありませんけど、やはり切り口が面白いのですよ。
紹介記事【2019.09.24】
【国内盤CD】【ネコポス送料無料】ファウンテインズ・オブ・ウェイン / トラフィック・アンド・ウェザー
【国内盤CD】【ネコポス送料無料】ファウンテインズ・オブ・ウェイン / トラフィック・アンド・ウェザー (JUGEMレビュー »)
「Stacy's mom」の青春パンクをイメージしてたら好い意味で裏切られました。
どこかSDP「スチャダラ外伝」に通じる旅アルバム、共通する根っこは世代なのかグローバル環境なのか…しかしELOっぽさを連想させるサウンドも厭味なく無理して頑張ってない感じだし、三人称のスキットみたいに様々な切り口で綴られる旅の寸描が詩的。
パッキング上手で飽きさせない仕上がりかと。
紹介記事【2019.07.08】
【中古】[PS2]ローグギャラクシー ディレクターズカット(Rogue Galaxy Director's Cut)(20070321)
【中古】[PS2]ローグギャラクシー ディレクターズカット(Rogue Galaxy Director's Cut)(20070321) (JUGEMレビュー »)
無印版も僕は楽しめましたが、ダレ要素を改善して全体的にボリューム・アップしておりオススメです。
難を言えば、このDC版では攻略本が出てない事ですね…特に武器の合成レシピが違っているし、追加武器はノーヒントで試行錯誤の連続に。
水の惑星にある3連宝箱は、多分エリアボスに乗って飛び移らなきゃ取れないと思うので、これからプレイする方は気を付けてね!笑
紹介記事【2018.07.19】
【中古】PS2 スターオーシャン3 Till the End of Time
【中古】PS2 スターオーシャン3 Till the End of Time (JUGEMレビュー »)
ディレクターズ・カット版が出てるようなので、そちらをオススメします。
僕も終盤でメニュー画面を開こうとしてブラックアウトや異音と共に「ディスクからデータを読み込み中です」と表示されたままフリーズでプレイ断念中です。笑
リアルタイム・バトルの忙しさは好みの問題として、城下町などの雰囲気が最高!
中世レベルの惑星に来た主人公がハイテク宇宙人側、という立ち位置はユニークで楽しめました。
紹介記事【2018.07.25】

最近みたDVD
「七人の侍」前編

黒澤明監督による'54年の超大作モノクロ時代劇、全207分を前後編の2枚組DVDに収録しております。
前編だけで2時間弱、重厚な音楽と共に約2分のオープニング・テロップで開幕…“戰國時代――あいつぐ戰乱とその戰乱が生み出した野武士の横行”に耐え兼ねた農民が、自衛のために侍崩れの四十騎との戦いを決意し助っ人を雇います。
三船敏郎の主演作が観たくなり、そうなると本作が真っ先に思い浮かんだのですが…むしろ志村喬が演じる島田勘兵衛が主役で、三船演じる菊千代は準主役ながら意外にも道化役でした。
いや重要な役回りではあれ、ちょっと違ったかな?笑

導入部分は前に観た本作インスパイア系アニメに描かれた通りで、雇われ侍の一人に菊千代がいる訳ですが…インスパイア系と書いたのは結構あるからなんですよ、まぁ「荒野の七人」という前例があるからなのかアニメに限らずゲームでもチラホラ見聞きしますし。
いわば真っ向パクられまくりな本作を敢えて観る気になったのは、ひとえに三船の代表作であるが故にでしたが…幕間の休憩に至るまでの前編では大立ち回りもなく、百姓にも侍にもなり切れない菊千代は重要な役どころではあるんですけども。
一言でいえばチャラい若造なので、どうも鬱陶しさだけが先に立ってしまって。

まぁインスパイア系アニメは観るのを止めて正解でしたね、年貢に賦役に水飢饉と困窮する農民の生々しさは比べ物になりませんな!
収穫期に村を襲う野伏せり(野武士)に備えて、最初に口説き落としたのが人格者の勘兵衛だった事は幸運でしたね…利吉ら百姓に“守るのは攻むるより難しい”と説き、山を背にした地形でも最低で7人は要ると。
知行や恩賞には無縁で飯が腹一杯食えるというだけの仕事、かなり分の悪い条件ながら腕の立つ侍が彼の人柄に惚れて集まりました。
彼らよりは腕が劣る菊千代も強引に仲間入り、どの役者も独特の味がある顔付きというのも昔の映画です。
(長くなったので、続きは下段にて)


〈三船敏郎〉関連記事:
【最近みたDVD】「1941」| 2018.02.01
【最近みたDVD】「READY PLAYER ONE」| 2019.02.11
【最近みたDVD】「グラン・プリ」| 2019.12.21
【最近みたDVD】「栄光への5000キロ」| 2020.01.19
続きを読む >>
0
    | cinema | 2020.09.17 Thursday | comments(0) | - |
    最近みたDVD
    「スティング」

    本編に続きまして、今回は特典メニュー「スティングの見どころ」を観ました。
    しかし3パートに分かれていて計1時間弱と、一応「スペシャル・エディション」を謳っただけはある充実した内容でした…'05年のインタビュー集なので監督を初め鬼籍に入られた方もチラホラ、DVD化に併せた企画みたいですから遅過ぎたのもやむを得ません。
    先ずは約23分の「完璧な脚本」、本作以前に“詐欺師の映画はなかった”と脚本のデヴィッド・ウォードは言ってましたけど…ポール・ニューマンの「イカサマ賭博は“ハスラー”にも描かれたが」発言は、別に皮肉った訳じゃないよね?笑

    ほぼ無名だったピアニストによるラグタイムにロバート・レッドフォードは「20世紀初頭の音楽では時代が違う」と反対したそうですが、ジョージ・ロイ・ヒル監督は「そこに気付くのは君だけだ」と答えたそう…但し「敢えてホンキートンクやダイナミックなスタインウェイは避けて甘い音色のブリュートナーを使った」という、音楽を担当したマーヴィン・ハムリッシュの発言には素人耳にも説得力を感じますね。
    Wikipedia情報によると、テーマ曲「The entertainer」を書いたスコット・ジョプリンは本作での大ヒットによりラグタイム王の名声に相応しい評価を得るようになったのだそうです。
    (続きは下段にて)


    〈南部ローカル・ジョーク〉関連記事:
    【最近みたDVD】「デュークス・オブ・ハザード」| 2008.08.19
    【最近みたDVD】「ソウルメン」| 2013.01.07
    【最近みたDVD】「フォレスト・ガンプ/一期一会」| 2014.05.28
    【最近みたDVD】「ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」| 2015.01.04
    【最近みたDVD】「タラデガ・ナイト オーバルの狼」| 2015.01.08
    【最近みたDVD】「あいつはママのボーイフレンド」| 2015.05.06
    【最近みたDVD】「レディ・キラーズ」| 2016.02.17
    【最近みたDVD】「コンボイ」| 2017.01.17
    【最近みたDVD】「トランザム7000」| 2017.08.31
    【最近みたDVD】「コンボイ」(再視聴)| 2017.09.24
    【最近みたDVD】「ある決闘 −セントヘレナの掟−」| 2018.06.02
    【最近みたDVD】「奇跡の絆」| 2018.06.16
    【最近みたDVD】「キングスマン: ゴールデン・サークル」| 2018.11.15
    【最近みたDVD】「ローガン・ラッキー」| 2019.01.10
    【最近みたDVD】「グリーン・ブック」| 2019.12.28
    続きを読む >>
    0
      | cinema | 2020.09.11 Friday | comments(0) | - |
      最近みたDVD
      「スティング」

      '73年のジョージ・ロイ・ヒル監督作品、というよりはポール・ニューマンロバート・レッドフォード出演作といった方が早いか。
      名作と評価される本作は今更な気もしましたけど、前からニューマン主演作を何か観たいと思っていたのでね…よく「最後は騙された」という感想を見聞きするので気を付けて観てたら、むしろ裏読みし過ぎてアッサリ終わった印象でした。
      それともまだ僕は騙されたまんまなのかもね、まぁいずれにしてもプロット・演出・映像と三拍子揃った名作である点に異論はありません…今じゃ2時間の長尺は観客がダレるし、作らせてもらえないだろうなぁ。

      いやダレ場は皆無でしたよ、でもこういう脚本は今時スポンサーが付かないよね…だから手堅く回収出来そうな、似た傾向に偏りがちなのねと勝手に思ったり。
      しかし昔の映画だから冒頭にもクレジット入れたのか、意図して古臭さを強調したのか…もしや「俺たちに明日はない」的な、ポスト西部劇として禁酒法時代がトレンドだったのかなぁ?
      '36年のイリノイ州ジョリエットで大金を騙し取ったレッドフォード、だけど兄貴分は“黒人は金持ちに信用されん”と引退宣言。
      弟分に昔仲間ニューマンを紹介すると約束しますが、賭場の売上を奪われたロバート・ショウは怒り心頭。

      夜の店での大盤振る舞いから目を付けられたレッドフォードは汚職刑事に強請られ身バレを覚り、兄貴分を殺されてシカゴへと逃げ延びニューマンと組んで敵討ちの大仕事を仕掛けます。
      ニューマンは腕利きの同業を集めて、狡猾で隙がないショウを嵌めるべくチームを指揮…レッドフォードは執念深い殺し屋と偽札を掴まされた汚職刑事に追い回され、ワンシーンながら「ブルース・ブラザーズ」でもお馴染みの高架鉄道が映ったのは個人的にナイス!
      高架鉄道といえば「フレンチ・コネクション」もですが、アレはN.Y.ですね。
      古いシカゴの街並みには、N.Y.とも違う味わいが。

      それとニューマンのヤサが売春酒場で1階がカルーセルという設定ね、あれは実際そうだったりもしたのかな?…子供の娯楽と大人の娯楽が二段重ねというのが興味深いです、あと関係ないけどゴルフ場のショウが「分かるな」と言う間で「ごっつ」松本兄貴の台詞を思い出してしまいました。
      密かにチーム入りしていたレッドフォードの兄弟分はドキドキ感を底上げしてました、それと電信競馬なんて廃れた風俗でも(意味分からん)とはならないのも面白いです…ラスト16分の“THE STING”はレッドフォードが部屋で仕込む場面がキモです、殺し屋の顔が似ていて混乱しましたが。

      しかしニューマン一味の鼻をこする合図は、公開当時に流行ったんじゃないかな…もしかしたら「リトル・ロマンス」でも、主人公が真似してなかったっけ?笑
      特典メニュー「スティングの見どころ」はネタバレしそうなので後にするとして、他は約2分の「オリジナル予告編」と約30秒「ユニバーサル・スタジオ・ジャパンにようこそ」だけって…「スペシャル・エディション」と謳ってる割にコメンタリーもないし、日本版スタッフどころか吹き替え声優もクレジットされてないとはショボ過ぎでしょ?
      いやDVDの出来は映画本編と関係ないし、再発されたら改善されそうだけど。

      追記:すいません、「リトル・ロマンス」の劇中映画は「明日に向かって撃て!」でした・・・どちらもジョージ監督でニューマン&レッドフォード主演作なのね?
      0
        | cinema | 2020.09.04 Friday | comments(0) | - |
        最近みたDVD
        「JAP THE ROCK RDVOLVER ジャップ★ザ★ロック★リボルバー」

        パッケージの“耳が聞こえないからバンドやってます!!”に(ギリギリだな)と思ったら、別に際どいコメディなんかじゃないじゃん?
        いや勝手に思い込んでただけですが、まさかの「ろう者ロックバンド」ドキュメンタリーでした…女性キーボードを含む5人編成はギターもベースもボーカルもろう者、ろう学校の教諭が健常者でドラム担当です。
        名古屋を拠点に'08年の撮影時点で結成から20年というBRIGHT EYES、無言の手話で楽曲の打ち合わせを進めるメンバーに張り付いてホームビデオのような手ブレ…ライブ&インタビューのシンプルな構成はともかく、編集&字幕が雑。

        無言の手話で楽曲の打ち合わせ、その素早い手話の動きに張り付くカメラはブレブレ…ライブもギター側PAの前に動いて音割れするし、監督もバンドやってたなら導線を考えようぜ?笑
        インタビューも最初だけテンポよく刻んでたけど後半は無駄に撮りっ放し、それと“川のせせらぎんじょ音”という字幕は酷過ぎでしょ…ボーカルは「健聴者になったら自然の音を聞きたい」って、ちゃんと発音してるのに字幕で大笑いよ。
        因みにベーシストが聞いてみたい音の筆頭は「黒板を爪で引っ掻いた音」、あれを聞いて感じるっていうのが不思議という発言は個人的に印象深かったですね。

        それと島田角栄監督のインタビューは関西弁の挑発的な質問でメンバーの感情を揺さぶるんですが、こういう抉り方しか出来ない辺りでお里が知れます…人として信頼関係を築いて親しくなっていく中で分かるようになる事柄をさ、そりゃあ健常者として思う事だとしても僕は敢えて語らせる必要はなかったと感じます。
        それは健常者同士でだって一言で済まない答えを直截に聞き出そうってのは無謀だし、そんな一言で分かった気になる健常者のためにマスコミは存在するのかと…ギタリストには「理論武装している彼の心の奥に踏み込めなかった」って、むしろ当然の反応でしょう。

        音楽の時間に隣の女の子から「がんばって歌ってみて」と言われて歌い始めた、聞こえていたら絶対バンドやってないという逆説が深いな。
        “体に感じる振動で、リズムだけはわかる”
        “1曲覚えるのに全力で半年かかる”
        だけど自らの殻を突き破る事が世界の枠を押し拡げるんだ、そう思ったら僕にも凄く分かる気がしました。
        率直な養護教諭ドラマーの母が言ったという“障がいがあるのは仕方ない。できる事はやるけど、周りが理解すればいい事”は名言ですね、多数派であるが故に知ろうとしない側の観点で常識や社会通念を振りかざすのはBLMに通じます。
        (下段に続きます)
        続きを読む >>
        0
          | cinema | 2020.08.29 Saturday | comments(0) | - |
          最近みたDVD
          「デイ・アフター・トゥモロー」

          '04年に公開された、ローランド・エメリッヒ監督のディザスター・ムービーですね…まぁ2時間越えのCG映像ですから、日進月歩で著しく陳腐化してゆくCGを16年も経って観る価値があるのかと思いつつ。
          出演者は地球規模の災害にいち早く警鐘を鳴らす気象学者デニス・クエイド(CV・原康義)、高校生の息子役でジェイク・ギレンホール(CV・浪川大輔)…デニスの説に賛同しデータを提供する英国の海洋学者イアン・ホルム(CV・小林恭治)は「ロード・オブ・ザ・リング」でビルボを演じた名優、ジェイクが恋する同級生エミー・ロンサム(CV・小笠原亜里沙)他。

          “温暖化が寒冷化を招く”という学説は、因果関係に矛盾を感じて一般的にはピンと来ない訳ですが…温暖化→極地の氷が解ける→海水温度が下がる→対流が乱れて気温も下がる、といった「風が吹けば桶屋が儲かる」式に説明されてます。
          というか理屈より一見に如かずで、それこそ町山智宏じゃないですけど映画による世論誘導だとしたら実に効果的ですよね…別に「不都合な真実」を否定するのではなく、本作を観て思考停止しちゃう大衆心理の危うさを感じたりもします。
          なので温暖化とか寒冷化のメカニズムに関しては脇に置いて、やっぱり娯楽として楽しんだ方が好いかと。

          CGに関しては、今でも鑑賞に耐える迫力でしたよ。
          特撮はIL&Mを筆頭に8社が関わって、巨大津波に水没するマンハッタンや雪原と化すN.Y.を真実味たっぷりに描いていました。
          個人的には宇宙ステーションからの視点が効いてましたね、データとしてだけでなく肉眼で俯瞰する感じが…1万年前にマンモスを一気に凍結させたスーパー・ストームが北半球を数日で氷河期に変え、途上国と呼ばれた国々の情けで先進国が生き延びるという皮肉な結末は南北問題の解決策として一種の理想でもあり。
          これ位の痛みを知らないと、豊かさに溺れる者は目が覚めないんじゃないの?笑
          (下段に続きます)


          関連記事:
          【最近みたDVD】「ジオストーム」 | 2018.09.09

          〈無人の街〉関連記事:
          【最近読んだ本】阿久井義孝、伊藤千行「水辺の生活誌 軍艦島」| 2008.03.10
          【最近読んだ本】小野一郎「ウルトラバロック」| 2008.10.13
          【最近読んだ本】谷川渥「死都」| 2009.02.13
          【最近読んだ本】九龍城探検隊(写真・文)、寺澤一美(絵)「大図解 九龍城」| 2009.11.30
          【最近読んだ本】丸田祥三「少女物語 棄景IV」| 2010.07.06
          【最近読んだ本】本山周平「Luxembourg, The Netherlands」| 2011.02.10
          【最近読んだ本】元田久治「NEO RUINS」| 2012.06.19
          【最近みたDVD】「THE LAST 7」| 2013.12.21
          【最近みたDVD】「エンド・オブ・ザ・ワールド」| 2014.01.27
          【最近読んだ本】小林伸一郎「亡骸劇場」| 2014.08.03
          【最近読んだ本】MASATAKA NAKANO「TOKYO BLACKOUT」| 2015.01.23
          【最近読んだ本】安島太佳由「要塞列島 ― 日本への遺言」| 2015.10.17
          【最近読んだ本】中筋純「流転 緑の廃墟」| 2015.12.12
          【最近みたDVD】「劇場版infini-T Force ガッチャマン さらば友よ」| 2019.05.08
          【最近みたDVD】「リヴォルト」| 2020.04.13
          続きを読む >>
          0
            | cinema | 2020.08.23 Sunday | comments(0) | - |
            最近みた映画
            「ラジオ・コバニ」 (←リンク先はTSUTAYA作品情報)

            '16年のオランダ映画、なのに舞台は“トルコとの国境に近いシリア北部のクルド人街コバニ”?…サムネイル画像や作品情報からは「復興する町の女子大生DJ奮闘記」といったドラマを想像しちゃいますけども、まぁ大枠は合ってるものの意外と笑えない話です。
            敢えて予習せずに観たのですが、前置きなしにイスラム国(IS)の兵士とクルド人民防衛隊(YPG)の市街銃撃戦や炭化したり肉片と化した死体の片付け場面が出てくるとはビックリだわ…というか、日本式の演出は世界の常識じゃないって事を思い知らされました。
            こういう映像、日本じゃ不謹慎とか言われるでしょ?

            先に書いちゃうと本作は、町がイスラム国に占領された'14年から3年間の破壊と抗戦と解放と復興を20歳だったディロバンに寄り添って撮影されたドキュメンタリーだったんですよ。
            ナレーションも解説字幕もなく、彼女の“ラジオ・コバニの話を いつか生まれる子に伝えたい”というモノローグから始まって…解放後の話かと思えばスマホで連携してロケットランチャーや重機関銃を撃つ女性兵&空爆される建物の爆煙、異臭に鼻を摘まむ子供と掘り返される損壊した死体の生々しさに混乱します。
            空撮された真っ白な瓦礫の町を、美しいと感じてしまう事に罪悪感を覚えつつ。

            戦線から戻らない父と兄、母の夢でもあったディロバンの大学進学はISに断たれ。
            それ以上に友人が斬首され遺体を曝された事で「心が死んだ」と語るディロバン、YPGの狙撃兵もISに自爆要員として洗脳された子供を撃たざるを得なかった事に苦しみ…捕虜となったIS兵士も蛮行を質されて答えに窮し、貧しさのせいだと言いながら家族に会いたいとすすり泣きます。
            停電に悩まされつつも時は流れ、トルコの国境ゲートから帰還する非難民と復興が進む街並みが…負傷兵のリハビリ風景や、葬儀で抱き合うスカーフの女性と迷彩服の女性も印象深いな。

            でも友人とのガールズ・トークで結婚の噂を否定していたディロバンが結婚するラストは、3年という月日の経過が分かりにくく唐突に感じました…終盤のフェイスブックで知り合った男性が招かれた23歳の誕生日パーティーから、一緒にラジオ局を運営するビタールにOAを任せて花嫁衣装で去ってゆく展開は微妙。
            69分があっという間で、あれもこれも詰め込み過ぎて…「おはようコバニ」開設から「グッドモーニング・ベトナム」を連想していた僕も安直過ぎましたが、所々で何年か分かるようにすれば好かったと思います。
            (これで終わるの?)と、勿体ない感じがしました。

            最初から本作が「ある女性の3年間を追ったドキュメンタリー」と知っていたら、また違った印象だったのかもな…まぁ(そうかも)位には思って観てたし、ベタなオチが付いてないのも却って好印象ではあります。
            現実だからこそ上手いオチなんてそうそうない訳で、まとまりがないのも正直に編集してる証でしょうな?
            たくましい女性兵に「ドゥーニャとデイジー」のイスラム母ちゃんを思い出し、ブズーキ?みたいな弦楽器には「サウンド・オブ・イスタンブール」を連想し。
            監督はイラク北部のクルディスタン自治区出身で、23歳からオランダに渡り映画制作を学んだのだとか。


            関連ありそうな記事:
            【最近みたDVD】「Little Birds リトルバーズ −イラク 戦火の家族たち−」| 2010.04.17
            【最近みたDVD】「ビルマVJ 消された革命」| 2012.12.24
            【最近読んだ本】ノーマン・メイラー「なぜわれわれは戦争をしているのか」| 2013.01.03
            【最近読んだ本】三崎亜記「となり町戦争」 | 2016.11.13
            【最近読んだマンガ】安彦良和「クルドの星」1巻 | 2019.05.06
            【最近みたDVD】「ドゥーニャとデイジー」| 2019.10.21
            【最近みたDVD】「クロッシング・ザ・ブリッジ 〜サウンド・オブ・イスタンブール」 | 2020.03.08
            【最近みたDVD】「世界の果ての通学路」 | 2020.01.21
            0
              | cinema | 2020.08.18 Tuesday | comments(0) | - |
              最近みた映画
              「トゥルーマン・ショー」 (←リンク先はTSUTAYA作品情報)

              トルーマンではありません、ジム・キャリー主演作です…前に観て、壁にブチ当たるのは覚えてるんですけど全体的にあやふやでね。
              「あきれたあきれた大作戦」での既視感から連想した「ジョー、南の島へ行く」を観てみたら初見で、じゃあ本作だったかも?と…いやどう考えても(中南米スパイ)は本作と無関係だと分かっていながらも、曖昧な記憶を手繰ってみずにはいられなくなったのです。
              多分、既視感の根底にある場面は「ムーン」か「月」が題名に入る70年代後半の映画だろうという気がするんです…だから本作じゃないとは思いつつ、それでも(これ観たよなぁ?)と。

              いきなりメイキング調のインタビューから始まる劇中劇、ドラマの主役トゥルーマンだけが知らない壮大な長寿番組…望まない出産をした赤ちゃんを番組が養子縁組みし、数千人のスタッフとエキストラ俳優を投入した万里の長城に匹敵するというドーム型セットで24時間リアルタイムOA。
              如何にも荒唐無稽な設定であれど、その世界で育ってきた当事者トゥルーマンには違和感がないのです…例え空から照明灯が落下しても、自分の世界を疑うには至らないし気にもしない。
              だけどふと、そんな不可解さに悪戯を試みて乗り込んだエレベーターが舞台裏に続いていたからさあ大変!

              端からすれば妄執的な精神状態の典型ですが、当事者としては過去の些細な辻褄も合ってしまった訳ですから疑念は膨らむ一方…プロデューサーは現場に指示を飛ばし、妻や幼なじみは然り気無くトゥルーマンを宥めにかかるのでしたが。
              タイアップ商品を紹介する不自然な会話、繰り返し通り過ぎる同じ人や車…突発的な行動を阻止するような出来事の連続に不信を募らせるトゥルーマン、そして忘れられない初恋の女性の言葉「私を捜しに来て」。
              「やっぱりおうちが一番」の小確幸ドラマを維持すべく、トゥルーマンの反抗も感動オチに持ち込むプロデューサーの手腕はお見事。
              (下段に続きます)


              〈ジム・キャリー〉関連記事:
              【最近みたDVD】「ライアーライアー」| 2011.02.13
              【最近みたDVD】「俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク」| 2014.08.23
              【最近みたDVD】「俺たちスーパーマジシャン」| 2014.12.27
              【最近みたDVD】「ディック&ジェーン 復讐は最高」| 2016.04.09
              【最近みたDVD】「ディック&ジェーン 復讐は最高」(再視聴)| 2016.04.29
              【最近みたDVD】「ディック&ジェーン 復讐は最高」(再々視聴)| 2017.04.09
              続きを読む >>
              0
                | cinema | 2020.08.17 Monday | comments(0) | - |
                最近みたDVD
                「輝ける人生」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

                原題「FINDING YOUR FEET」、'17年のイギリス映画です…話は“ダンスを通して描かれるシニアたちの心温まる人間ドラマ。順風満帆な人生を送る専業主婦のサンドラ。しかし、夫の定年退職パーティーで浮気の現場を目撃してしまう。家を飛び出したサンドラは疎遠だった姉の家に転がり込むが…”とTSUTAYAの作品ページにある通り、ヒッピー世代の心意気を今尚貫くビフにお堅い妹はイライラ…でも上流気取りのサンドラも結婚前はダンサーを目指す自由な女性だったのです、忘れていた本来の自分を取り戻すカギがダンスというのは「カムバック!」に通じるものがあります。

                サリー州から姉を頼ってロンドンの安アパートに転がり込んだ妹、10年以上も音信不通だった対照的な2人…運河に係留した細長船で暮らすチャーリーと姉ビフはハッパ仲間のダンス仲間、彼らの人生が展開するのは後半になってから。
                最初は渋々シニア向けダンス教室に付き合ってた妹ですが、逆三下り半を食らって鉢合わせしたパブで感情を爆発させるまでが前半。
                クリスマスのチャリティー・ストリート・ダンスで動画拡散〜ローマ・ビエンナーレの美術監督からオファーが、しかし妹の知らなかった姉の過去&イイ感じだったチャーリーには重度アルツハイマーの妻がいて。

                更に旦那の復縁コールと次々にアクシデント発生、ローマで踊ってハッピーエンドじゃ終わらない二転三転でガッチリ掴まれちゃいました…確かに予想どおりシニア版「元気が出る」的な映画なんですけど、やっぱダンスには弱いなぁ僕!笑
                ロンドンの湿度感が伝わる街中や寒中水泳、ポンコツ車も味があるのよ…チャーリーの盟友テッドがまた好い顔してるんだわ、というかチャーリー役のティモシー・スポールどっかで観た気がするけど思い出せず。
                サンドラ役はイメルダ・スタウントンで姉のビフことエリザベス役はセリア・イムリー、そしてテッド役はデヴィッド・ヘイマン。

                銀髪の色老女ジャッキー役ジョアンナ・ラムレイも印象的でした、因みに序盤の旦那がナイト爵位を授与される件(くだり)でOBEとか何とか言ってるのは英国人ならウケる場面かも。
                Wikipedia情報によればイメルダもティモシーもOBEなんですね、ナイトより格下の爵位らしいですが。
                刺さらない人には全く刺さらない名言多数、そういう人は“信じて飛ぶ”なんてしないし観る価値ないかもね…人生の最後まで自分をビフと呼ばせた姉の信念に裏打ちされていた楽天性、家財を売って介護してきたビフの新たな冒険などに僕はむしろ希望とか夢なんて感じちゃったりしました。

                思うに本作のメッセージは「貴方がいなくても大丈夫」ですね色んな意味で、守りに入りがちな老境こそリセットの好機なのかも?笑
                特典映像は日本版予告編の他、監督のリチャード・ロンクレインと主演のイメルダによる個別インタビュー…監督が約4分でイメルダが4分半、一問一答形式の数十秒コメントで特に面白味はなかったのが残念。
                でも本編は思ってた以上に楽しめました、主な舞台がロンドンなだけに街の空気が感じられてね…しかし英国人にとってのローマって、もしやアメリカ人にとってのパリみたいな感じなのか?と思わされましたが。
                どうなんでしょう実際は?


                関連あるかもしれない記事:
                【最近みたDVD】「KINGSMAN THE SECRET SERVICE」 | 2018.10.05
                【最近の驚き・発見】 英語の“Oi”は米語の“Hey”と同じ | 2019.08.19
                【最近みたDVD】「ロンドンゾンビ紀行」 | 2019.10.09
                【最近みたDVD】「カムバック!」 | 2019.10.29
                0
                  | cinema | 2020.07.31 Friday | comments(0) | - |
                  最近みたDVD
                  「virtual trip DRIVING VIEW HAWAII OAHU・MAUI」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

                  '97年リリースの、いわゆるBGV物ですね…ちょうど「ハワイイ紀行」を読んでる途中というのもあり、現地の風景を映像として眺めるのも好さそうだなと。
                  TSUTAYAの作品ページには“オアフ島とマウイ島の美しい景色を車載映像で収録し、擬似ドライブ体験をお届けする。ハナウマ・ベイから続く海岸線の景色など、臨場感あふれる風音と音楽に癒されること間違いなし。”とあり、'06年に低価格盤として再発されたようです…収録時間は88分と意外に長め、無駄なBGMを付け足してないのは好印象ですが波音は不自然。笑
                  風音に負けない精細さで、陸側から海側へと崩れてく波の音ってシュール!

                  メニュー画面のマップでロケ道が分かる上、オアフ/マウイの各島マップでピンポイントに再生も可能で通りの表記も「INFORMATION」のON/OFF選択が可能。
                  マップで見ると、オアフ編は1がワイキキ周辺で2が東側のサンデイビーチ…3は中央部のワヒアワから北部ワイメアまでのルート。
                  マウイ編は1が北東の湾岸線で2は中央のマカワオからカヒルイ、3がピンポイントで北東の町パラ…4は西部のラハイナで5がその南キヘイからワイレアへ、最後はハレアカラ自然公園の山道といった構成です。
                  個人的にはヘッドフォンでの視聴がオススメ、バイノーラルっぽい音像なので。

                  先ずはワイキキのクヒオ通りから、歩行者の身長より高い目線のドライバーズ・ビューですね…ボックス車のルーフにカメラをマウントしてる感じで、個人的には「ランナバウト3」というゲームで戦車を操作してる気分のユルユル走行。笑
                  最初は思い違いかと思ったんですが、後で調べたら僕の知ってる道でした…僕は一度だけワイキキに行った事があり、社員旅行だったので大した自由行動は出来ませんでしたが独りでブラブラ歩いたのがこの通りで'97年に撮影されたのであれば時期も割と近い!
                  空気の匂いと質感が思い出される風の音、因みに風音はずーっと鳴ってます。笑
                  (続きは下段にて)


                  〈ハワイイ〉関連記事:
                  【最近みた夢】南の島の工場で| 2009.01.01
                  【最近読んだ本】よしもとばなな「サウスポイント」| 2009.02.11
                  【最近読んだ本】よしもとばなな「まぼろしハワイ」| 2009.02.15
                  【最近聴いたCD】ロイ・スメック「ザ・マジック・ウクレレ・オブ・ロイ・スメック」| 2009.04.14
                  【最近聴いたCD】ナカダ サトル with フィールドオーケストラ「月光浴音楽」| 2010.10.20
                  【最近読んだ本】牛島秀彦「真珠湾の不時着機」| 2010.11.04
                  【最近読んだ本】須川邦彦「無人島に生きる十六人」| 2011.11.13
                  【最近読んだマンガ】吉田秋生「イヴの眠り」5巻| 2011.12.25
                  【最近やったゲーム】PS2ソフト「爆走マウンテンバイカーズ」| 2012.06.12
                  【最近読んだ本】弓削匡純「国のうた」| 2012.06.28
                  【最近みた夢】南の島で洪水に| 2012.07.13
                  【最近読んだ本】内野加奈子「ホクレア 星が教えてくれる道」| 2012.10.23
                  【最近読んだ本】ワルデマール・アベグ「100年前の世界一周 ある青年が撮った日本と世界」| 2012.10.29
                  【最近読んだ本】角田潤「ヴィンテージアロハシャツ」| 2013.07.02
                  【最近みたDVD】「ザ・ライド ハワイアン・ビーチ・ストーリー」| 2013.11.21
                  【最近みたDVD】「ウソツキは結婚のはじまり」| 2015.10.08
                  【最近みたDVD】「ビッグ・バウンス」| 2016.07.19
                  【最近読んだ本】片岡義男「波乗りの島」| 2019.04.24
                  【最近読んだ本】角田潤「ヴィンテージアロハシャツ」(再読)| 2019.10.30
                  続きを読む >>
                  0
                    | cinema | 2020.07.30 Thursday | comments(0) | - |
                    最近みたDVD
                    「ホテル・アルテミス 〜犯罪者専門闇病院〜」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

                    裏社会専用のヤミ病院、いわば「キングスマン」の洋品店や「ジョン・ウィック」のホテルみたいな…って悪い意味ではなく、そういうのが観たかったのでね。
                    原題も「HOTEL ARTEMIS」、'18年製作の米英合作。
                    舞台は2028年、大規模な暴動が発生したL.A.…原因は民間の水道会社が貧しい市民への配水を止めた事で、これまた民間委託された武装警察が暴徒鎮圧するという背景も見逃せません。
                    世界的な水不足は現実の話ですし、実は食糧危機どころじゃないのにね…水道事業の民営化は日本でも話題になっていますが、生存の根幹を私企業に握らせた悪夢がここでは描かれます。

                    といっても基本は密室劇、ほとんどヤミ病院アルテミス内で進行します…とはいえ始まりは銀行で、暴動に乗じたドジな強盗が客から金品を巻き上げ逃走中に警官を撃って返り討ちに。笑
                    暴徒の略奪を恐れたセレブが使用人を使い、手元の財産を銀行に預けに来ていた設定は上手いね…そんな客の胸元から奪ったペンも、ちょっとした伏線ですし。
                    で、瀕死の弟を担いで逃げ込んだのがボロいビルの12階…時代錯誤な内装と裏腹にSF医療設備を備えた、老医師兼看護師ジョディ・フォスターが仕切るヤミ病院ホテル・アルテミス。
                    当然ながら非会員お断り、揉め事厳禁ルール遵守と。

                    院内は患者も含めてコードネーム、弟はホノルルで兄貴はワイキキ…先客のニースはワイキキの元カノでアカプルコは激化する暴動から脱出すべくヘリをチャーター、そしてジョディの護衛兼助手はエベレスト。笑
                    自分を撃って入院したニースは暗殺者で標的の登場待ち、そして街の帝王と恐れられるオーナーの緊急入院要請が…一方で自分の過去を知る負傷警官を助けてしまったジョディ、彼女を変えた息子の死の真相を警官は知っていたのかもなぁ?
                    20年以上も院内にいたジョディは外に出るのもパニック寸前、って表は市街戦状態だもの普通ビビるわ。
                    そして帝王入院で後半へ。
                    (下欄に続きます)
                    続きを読む >>
                    0
                      | cinema | 2020.07.24 Friday | comments(0) | - |




                      ↑ top