オーディオテクニカ ダイナミックヘッドホン ATH-250AV
オーディオテクニカ ダイナミックヘッドホン ATH-250AV (JUGEMレビュー »)

安くて丈夫で高性能なヘッドフォン、もし壊れても買い直す予定。
ハウジング部分が小さめな割に、長く装着してても耳が疲れないし遮音性も高いし低音も出てます。
紹介記事【2019.03.31】
南の島のティオ (文春文庫)
南の島のティオ (文春文庫) (JUGEMレビュー »)
池澤 夏樹
14歳の少年ティオが小さな島の出来事を綴っていく連作短編集で、実在の少年とポナペ島をモデルに著者自身が様々な島で聞いた話を再構成したのだそう。
前年の台湾旅行で読んだ本書は「海の向こうに帰った兵士たち」という一編を加えた'10年12刷以降の増補版で、この(南の島の物語を南の島国で読む)という旅のエクストラに新たな一編がオマケされたのは嬉しい偶然でした。
紹介記事【2019.01.24】
ファイナルファンタジーXII インターナショナル ゾディアックジョブシステム (シークレットDVD同梱)
ファイナルファンタジーXII インターナショナル ゾディアックジョブシステム (シークレットDVD同梱) (JUGEMレビュー »)

最近は評価が好転してきたようで、実際PS2最終期に出ただけあって申し分ない出来栄え。
一見、難しそうなバトルシステムもプレイの幅を広げてくれます。
その辺も含め、ノーマル版のやり込み本ですが「ファイナルファンタジーXIIのあるきかた」も併せて是非!
紹介記事【2019.03.28】
レディ・プレイヤー1 [DVD]
レディ・プレイヤー1 [DVD] (JUGEMレビュー »)

スティーヴン・スピルバーグ監督による'18年のSF作、娯楽映画には珍しく2時間超の長尺ながらダレ場なし。
是非DVDで繰り返し観てください、マニアックな小ネタ探しだけでなく。
天才変人の孤独と愛情が実は普遍的である事、それもまたイースター・エッグかと。
紹介記事【2019.02.11】
琉球奇譚 シマクサラシの夜 (竹書房文庫)
琉球奇譚 シマクサラシの夜 (竹書房文庫) (JUGEMレビュー »)
小原猛
石垣島に行くのに持ってく本でしたが、結局フライト乗り遅れもあって到着前に読み終えてました。
おどろおどろしさは控えめで、怖いというより不思議だったり哀しかったり薄気味悪かったり程度。
しかし寝静まった石垣島のゲストハウス夜11時、軽く読み返していてドキドキ。
紹介記事【2019.05.02】
夢かもしんない コミック 全5巻完結セット (ビッグコミックス)
夢かもしんない コミック 全5巻完結セット (ビッグコミックス) (JUGEMレビュー »)
星里 もちる
「光速シスター」「怪獣の家」から立て続けに読んじゃいました。
妻子持ち営業マン&思い出のアイドル、の幽霊?
本作もまた「いい人」を主役に、大人社会の悲哀と可笑し味を描きつつラストで涙腺を決壊させます。
紹介記事【2019.01.17】
ハイ・フィデリティ (新潮文庫)
ハイ・フィデリティ (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
ニック ホーンビィ
女性弁護士と別れ話が進行中なアラサー中古レコード店主の、シット・コム的な恋愛×音楽in the UK。
60-70年代メインのネタで会話の可笑しみ倍増、分からなくても巻末の「ほとんど注解に終始する訳者あとがき」が丁寧にフォローしてくれますし、むしろ訳者の注解コメントで笑っちゃったりも。
紹介記事【2019.06.23】
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue (JUGEMレビュー »)
Ben Folds & Nick Hornby
「ハイ・フィデリティ」作者×ベン・フォールズ・ファイブ元リーダー(?)のコラボ作。
SOSとはまた異なるバカラック的ドリーミーさ+初期B.ジョエル的な吟遊ピアノ感、ヴィンテージ系シンセ&ストリングスのあしらいも絶妙。
紹介記事【2019.06.27】
ReLIFE 完結編(完全生産限定版) [DVD]
ReLIFE 完結編(完全生産限定版) [DVD] (JUGEMレビュー »)

ブラック企業で心を折られた27歳ニートが、渡りに舟と食い付いたのは人生リセット人体実験?
アニメが描く夢の世界も、時代を表しているのですなぁ。
うっかり大人目線で色々やらかすネタに笑いつつ、いつしか心を掴まれてしまいました。
紹介記事【2018.05.16】
2030年の旅 (中公文庫)
2030年の旅 (中公文庫) (JUGEMレビュー »)
恩田 陸,坂口 恭平,小路幸也,瀬名秀明,宗田理,支倉 凍砂,山内 マリコ,喜多喜久
なんか「2300年未来への旅」を連想させるタイトルですが、日本人の作家による近未来SFアンソロジーです
お題は“東京オリンピックからさらに十年後”の7編、個人的には坂口恭平による巻末エッセイの「自殺願望は脳の誤作動」にハッとしました。
紹介記事【2019.01.04】
デッドマン [DVD]
デッドマン [DVD] (JUGEMレビュー »)

別に「ブレイブ」と本作をジョニデ繋がりで観た訳ではないのですが、結果としては彼が「ブレイブ」を世に出した理由も感じ取れた気がします。
シンプル過ぎるヤマなしオチなしイミなし流浪譚ながら、詩人ブレイクを知っている方には意味深いのかも。
星野通夫の「森と氷河と鯨」で見たハイダ族やトリンギット族を思わせる、アイヌに似た文様の集落……同化政策は祖先の魂を殺すのですね、非物理的な世界で。
静寂と、雨の船出の美しさが忘れた頃に沁みてきます。
紹介記事【2019.02.23】
ブレイブ [DVD]
ブレイブ [DVD] (JUGEMレビュー »)

ジョニデが監督と共同脚本に主演と、ミーハーなファンこそ必見ですね。笑
シンプル&ヘビーな本作、イギー・ポップやノーギャラ出演のマーロン・ブランドら敬愛する人物と撮った彼の気骨が詰まってます。
特に冒頭は二度観て、彼がアメリカ本国での公開を拒んだ心に思いを馳せては?
紹介記事【2019.02.22】
夢の階段 (新潮文庫)
夢の階段 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
池波 正太郎
本書の7編はデビュー作を含む現代小説で巻末の2編だけが時代小説、しかも全編が本書初収録。
現代小説とはいっても昭和で言えば29〜36年、著者が31〜36歳の間に発表された戦後の気配が濃厚に感じられる「現代」。
いわゆる大物海外ミュージシャンの死後どっと出回る未発表音源みたいな、クオリティの心配は当然ながら無用です。
紹介記事【2019.06.15】
その男ゾルバ(特別編) [DVD]
その男ゾルバ(特別編) [DVD] (JUGEMレビュー »)

'64年の英米とギリシャ合作映画、英国育ちのスランプ詩人が屈強な男ゾルバと過ごしたクレタ島での日々が描かれます。
「無法松の一生」の三船敏郎を思わせるゾルバの心情も、目を疑うような島の人々も音声解説なしでは理解し難いかと。
対照的な二人の男のエンディングは、ジワリと胸に残ります。
紹介記事【2019.01.30】
【2019.01.31】
波乗りの島―ブルー・パシフィック・ストーリーズ (1980年) (角川文庫)
波乗りの島―ブルー・パシフィック・ストーリーズ (1980年) (角川文庫) (JUGEMレビュー »)
片岡 義男
僕が初めて手にした著者の小説であり、著者の初期短編集でもあります。
ハワイイに住む青年サーファー、バリー・カネシロを主人公にした連作5編を収録。
写真の佐藤秀明との巻末対談も含め、失われゆく最後の輝きを僕は感じました。
紹介記事【2019.04.24】
 (JUGEMレビュー »)

作者の他作品を読んだ記憶は曖昧ながら、その時に思った(あんま上手くないな)という印象は何だったのやら。
サイバラ風でも四コマでもなく、ストーリーの組み立てもシッカリしてるしコマの流れも自然だし。
洒落にならない裏話も飄々としたキャラに救われます、男性も一度は読んでみましょう。
紹介記事【2019.05.12】
サムウェア・ディープ・イン・ザ・ナイト
サムウェア・ディープ・イン・ザ・ナイト (JUGEMレビュー »)
スウィング・アウト・シスター
ヒット曲を連発してた90年代を過ぎ、'01年にリリースされた本作は妥当というか順当な仕上がり。
ブレずに焦りも無理もなく、エレポップの衣を脱いで一層60年代ソウルやバカラック温故知新をアダルトに昇華。
気に入った曲だけ摘まむんじゃなく、一枚として聴くべき。
紹介記事【2019.06.18】
 (JUGEMレビュー »)

こちらも「アーサー王宮廷のヤンキー」同様「トウェイン完訳コレクション」の一冊、子供の頃に読んだ童話絵本をイメージしたら大違いです。
古き良きアメリカの牧歌的なジュブナイルに見せ掛けた辛辣な社会批判は、巻末あとがきのナイスフォローを先に読む方が好いかも?
紹介記事【2019.05.22】
おいでよ どうぶつの森
おいでよ どうぶつの森 (JUGEMレビュー »)

22世紀を目指し、カレンダーの最終日までタイムスリップしたりと相変わらず楽しんでます。
2100年のどうぶつ村は如何に?笑
紹介記事【2019.06.19】
クルドの星 1~最新巻(文庫版)(中公文庫) [マーケットプレイス コミックセット]
クルドの星 1~最新巻(文庫版)(中公文庫) [マーケットプレイス コミックセット] (JUGEMレビュー »)
安彦 良和
「機動戦士ガンダム」のキャラでお馴染みの作画家による漫画ですが、中東の少数派クルド人を描いてるレアさでオススメに。
もっとも「これからだ!」オチは、日和った編集の強制打ち切りか?
トルコの“土くさい人々”に惹かれた結果が何故かクルド視点、でも本作同様に何一つ解決してないんだよね現実も。
紹介記事【2019.05.06】【2019.05.30】
ルーティーン: 篠田節子SF短篇ベスト (ハヤカワ文庫JA)
ルーティーン: 篠田節子SF短篇ベスト (ハヤカワ文庫JA) (JUGEMレビュー »)
篠田 節子
副題に「篠田節子SF短編ベスト」とあるけど、どんな類いのSFなのかがまったく伺えない、鯨幕というか昔のVIVA YOUみたいな表紙カバーが斬新。
巻末解説によると、著者は20余年のキャリアを持ち一般にはジャンル横断作家と認識されているそうで。
アニメ化されそうなハードSFから昭和ジェンダー恨み節、エスノ土着オカルトを経て超高齢化+正論社会の果てまで心刺しまくり。
紹介記事【2019.03.26】
 (JUGEMレビュー »)

本作は明治から昭和にかけて親しまれた、泉鏡花の“三大戯曲”をコミカライズした作品集です。
単行本化に際して描き下ろされたオマケ漫画+原作者の略歴や作品解説&文庫描き下ろしオマケ漫画と人形師による解説も収録と、これまで鏡花文学に触れて来なかった僕には有難い仕様。
人形師の一文が印象深く、100年近く前の物語にハッとさせられるのは人間に進歩などないからかも?
紹介記事【2019.04.13】
ざ・ちぇんじ 全2巻 完結セット(白泉社文庫)
ざ・ちぇんじ 全2巻 完結セット(白泉社文庫) (JUGEMレビュー »)
山内 直実,氷室 冴子
平安期の古典文学「とりかえばや物語」に基づく氷室冴子の小説をコミカライズした本作、氷室冴子も古典文学も完全スルーでしたが予想外の面白さにビックリ!
男勝りな双子の姉×病弱が故に女君として育った弟、姉は男装のまま御所に入内&弟も女官で後宮入り?
見事な風呂敷の畳みっぷりと、千年前のラブコメでLGBTを先取りのエキゾチック・ジャパンは未見なら是非!
紹介記事【2019.04.30】【2019.05.29】
ヒート [DVD]
ヒート [DVD] (JUGEMレビュー »)

ロバート・デニーロvs.アル・パチーノ、この豪華共演が「午後のロードショー」で掛かるとは!
マイケル・マン監督が脚本も手掛けており、適度に緩急を付けながら3時間近く視線を釘付けにします。
まぁ「似た者同士で対照的な立場」という月並みな設定ではありますが、改めて映画は筋書きだけでは分からないなと。
紹介記事【2019.05.28】
フロントミッション サード
フロントミッション サード (JUGEMレビュー »)

遂に全ルート攻略完了、しかし未だ引継ぎ要素は完クリ出来ずボリューム満点!笑
シミュレーションRPGって得意ではないけど、PS2の後継作「FM4」と本作は別格です。
紹介記事【2019.05.26】
PURPLE RAIN (DELUXE) [2CD] (2015 PAISLEY PARK REMASTER, PREVIOUSLY UNRELEASED TRACKS)
PURPLE RAIN (DELUXE) [2CD] (2015 PAISLEY PARK REMASTER, PREVIOUSLY UNRELEASED TRACKS) (JUGEMレビュー »)
PRINCE & THE REVOLUTION
'84年の大出世作&未発表曲集のダブル・リマスタリング作。
同世代では(プリンス=キモい)でしたが、自ら「King of Pop」を名乗った生前のMJより全てが革新的でした。
ソウル/ファンクを抑えたロック・ハードな「パープル〜」と、前作に近いエレ・ファンク中心の未発表曲集なので万人受けしないのは当然だけど本物の「Prince of Pop」は明白よ?笑
紹介記事【2019.05.09】(Disc 1)
紹介記事【2019.05.17】(Disc 2)
ルパン三世 ルパン vs 複製人間 [DVD]
ルパン三世 ルパン vs 複製人間 [DVD] (JUGEMレビュー »)

観たのはTV放映でした、でもどこカットしたかも分かるので。
もはや脱ルパンした立場で多くは語りませんが、アニメ版ルパンの最高傑作です。
本作後の脳マモーが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」のエゴになる件とかは誰か考察してください、ただ政治ナンセンス的なあのオチは「ルパン三世」が生まれた60年代末の土壌を意識していたのではないかと。
観る度毎に、頭でっかちに神を夢みたマモーの涙が沁みてきます。
紹介記事【2019.06.03】
エクソダスギルティー (通常版)
エクソダスギルティー (通常版) (JUGEMレビュー »)

異なる3つの時代の物語を切り替えながら進む、マルチタイム・ザッピングシステムのアドベンチャー・ゲームです。
資料本「ワールドガイダンス」必携、正直クセが強く微妙ですが。笑
当時流行ったであろう「小説『聖書』」やガイア仮説のSFファンタジー&サスペンス、システム的には不便ですが僕は楽しめました。
紹介記事【2018.11.05】

最近みたDVD
「栄光への5000キロ」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

別に裕ちゃん映画が観たかった訳ではなく、先日の「グラン・プリ」が好かったのでレース物を検索してて見付けたのです…因みに石原プロ設立50周年「裕次郎夢の箱」シリーズ、ニュープリント&デジタル・リマスターによって初ソフト化された内の1本だそう。
ほぼ3時間の中間で休憩タイムが入る、映画が娯楽の王様だった時代の空気が堪りません…主演の石原裕次郎が製作にも名を連ね、日産自動車がタイアップしてヨーロッパ&アフリカロケを敢行した'69年の大作。
実際のレース場面は賛助出演ドライバーが運転したのでしょうけど、裕ちゃん自身も運転してますね多分。

いきなり夕日に染まる海岸で始まるのが新鮮です、耳に残る「Traveling on」の呪術的で不安を掻き立てる響きも意表を衝き過ぎ!笑
裕ちゃんは恋人の朝丘ルリ子と、相棒フランス人レーサーのピエールは妻アンナとレース車を積んだトレーラーを連ねて各国のレースを転戦する「ジプシー・クルー」…しかし序盤の雪のモンテカルロラリーで、ケニア人メカニックのシュマが危惧した事故で裕ちゃんは生死の境をさ迷います。
裕ちゃんの車も屋根が青いからピエールと同じアルピーヌルノーA110に乗ってるのだと思ってたら、赤い事故車は先行してた他人じゃなかったの?紛らわしい!

Wikipedia情報によると、裕ちゃんが乗ってたのはフィアット124ヴィニャーレだとか…確かにOPのタイトルバックでトレーラーの赤い車は映ってましたけど、シームレスな回想インサートといい昔の映画は今と観せ方が違ってたのかも。
違うといえば、レース本場の真っ最中もタバコ吸いながら運転してて優勝しちゃうピエールにも驚いたわ。
とまれ裕ちゃん大怪我でブチ切れたピエール、罪悪感に苛まれるシュマを追い出した挙げ句に裕ちゃん放置で妻とチームを去るとは…平凡な生活とリヨンの家を恋しがる妻アンナ、この構図は「グラン・プリ」と一緒ですけど女心はそうなのかも。
(長くなったので、続きは下欄に)
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    | cinema | 2020.01.19 Sunday | comments(0) | - |
    最近みたDVD
    「ルーツ・タイム」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

    '06年のジャマイカ×アルゼンチン合作映画で、いうなればラスタファーライ・ロードムービーですかね?
    マイク片手にノロノロ運転で“ルーツなヴァイヴに乗って”田舎道を行くアナログ盤の移動販売車「ルーツ・ロック・レコーズ」、オーナー(?)運転手は白ヒゲのジャー・ブルでドレッドヘアの助手(?)はバブー。
    このキャラだけでストーリーはあるようなないような、何ら成長も解決もカタルシスもなくて…一応「有名DJファーマー・ルーツの彼女を医者に連れて行く」というイベントは発生しますが、それも最後は如何に解決したのか明かされないまま終わっちゃうんだわ。

    要するにラスタマンの姿をユーモラスかつ好意的に描いた、っていうだけの映画かもしれません…いや僕が理解出来ていないだけかもしれませんけれど、逆に言えば意味のある筋書きを排除したと解釈もし得る訳で個人的には新鮮でしたよ。
    どこか沖縄辺りっぽい空気と草ぼーぼーな景色、カホンみたいなサムピアノ…頑なに病院ではなく薬草医に治してもらおうとするジャー・ブル、豚を毛嫌いするのもラスタ故なのですな。
    DJファーマーが留守を任せたアイのオンエア現場が合間に挟まり、ハイレセラシエ生誕記念番組として板張りの狭いブースで入れ替わり立ち替わり生演奏が。

    そしてラスタカラーのオンボロ車はマイク常時オンで後部座席のアナログ・プレーヤーでレゲエを流してみたり、車内でのバカ話や仕様もない口論も垂れ流しつつ村から村へ…有名DJを乗せても平然としてるし、連れて行くと言った割に薬草医ボンゴ・ビューの名前だけ頼りに森まで行けば人違いで更に2つ隣の郡へ。
    彼女は腹が痛いの我慢してんだから、ファーマー・ルーツの望みどおり病院に連れてってやれよ!…と思うアナタはラスタマン失格といいますか、自分の価値観を脇に置かず虚構を非難する人は観ない方が好いよ?
    映画としても穴が多く、そういう目では観るのはね。
    (下段に続きます)
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      | cinema | 2020.01.15 Wednesday | comments(0) | - |
      最近みたDVD
      「クロノス・ジョウンターの伝説」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

      ちょっと(最近SF観てないなぁ)と検索してたら本作が目に留まり、この「ジョウンター」ってのは「虎よ!虎よ!」のジョウント関係か?と思ったら邦画で原作は梶尾真治、しかもアニメじゃなく実写とは!
      なんとなくカジシンのSFってアニメ向きな印象があるだけに、実写だとどんな感じか観てみようとね。
      まぁ実際「クロノス・ジョウンター=時間軸上のジョウントを行う装置」でしたけど、元ネタの「虎よ〜」に比べると制限が多くて如何にもストーリー用ギミックなのね…行ける過去は20年以内で約10分のみ、戻って来るのは遡行した時間+その二乗分の未来とか。

      話は1995年の回想から2058年現在へ飛び、博物館に忍び込んでクロノス・ジョウンターを起動させようとした青年の回想へ…この「博物館&タイムマシン」という設定は著者のデビュー作に対するオマージュなのか、違うとしたら単に著書の常套手段な設定なのかも。
      ともあれ'95年に開発スタッフの一人だった青年は、デートの約束を交わした女性の死亡事故を知って過去改変に…ところが現場に着いて事情を話し終える前に時間切れ、急いで再度タイムリープするも説得でグダグダしてる内にまた失敗。
      どんどん過去は遠くなり、比例して帰還する未来も63年後に至ったという訳。

      正直、コメディ案件ですよね…まぁインディーズ映画もビックリのチープな装置は逆に試作機らしく見えますが、一言だけの脇役はスタッフ駆り出したレベルだしメインの演技力も硬いというか古いというかで。
      これで'19年の公開作かっていう、NHKの中学生SFドラマを5Kで観てる感覚でした…小松政夫×伊藤四郎アニメ版「時をかける少女」並みの天丼ギャグで、笑わせに来るのかと思いきやベッタベタですわ。
      最後は2058年から63年前へ時間遡行を強行、10分後に帰還する未来は4千年先の6090年でも構わない!って…あ、この先はネタバレなので本作視聴後に是非。
      (下段に続きます)


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        | cinema | 2020.01.01 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
        最近みたビデオ
        「グリーン・ブック」(←リンク先はTSUTAYA TV作品情報)

        確か日本では今年になってから公開された筈で、しかも評価の高い映画なのに何故かTSUTAYA TVでは税込み¥220…毎月付与される動画視聴ポイントは410だから、そりゃあ観ちゃうよね!
        しかもアメリカ南部を舞台にしたロードムービー、かつ黒人と白人のバディムービーでもあると来たら…やはり常々「南部ネタ」が気になってる僕としては、是非ともチェックしなきゃ!
        この「南部ネタ」というのは、要するに「明らかにネタ臭いんだけどアメリカ人だけ分かってるっぽい何か」なんですよ…必ずしも黒人差別とは直接関係してないと思うけど、多分その辺の歴史的経緯も込みでね。

        しかし監督がピーター・ファレリーというのも意外なようで、考えてみると納得…ファレリー兄弟のコメディ映画はマイノリティで笑いを取る際どさに特徴があるんだけども、実は決してマイノリティを嘲ったりせず対等に描いてるのです。
        僕は基本的に「実話に基づく感動作」ってのが好きではないので、それを知って迷ったんですが…この監督なら観てみようと思い直し、やっぱ観て好かったな!と。
        舞台は'62年、N.Y.から国内ツアーに出る黒人ピアニストの運転手に雇われた荒くれ白人…気性の違いでぶつかり合う2人、これで未だ差別的な法律が残る南部を回って大丈夫なのか?

        タイトルは当時の黒人には有名だったドライブ・ガイドで、車を所有する黒人が各地で安全に立ち寄れる町や店を網羅した冊子だそう…迫害史の過渡的状況が如何に改善されていったかも発行年から読み解ける訳ですが、やがて必要性が薄れて忘れられていったとか。
        現在の日本でも外国人研修生を劣悪な労働条件で飼い殺す輩がいるように、アメリカでも水面下で搾取労働は存続している…そんな語られざるタブーに一石を投じる意図が、もしかしたら監督にはあったのかなぁ?
        本作にはスパイク・リーら黒人系アーティストなどが批判的らしいけど、僕は当事者でもないので特には。
        (続きは下段にて、ネタバレあり)


        〈ファレリー兄弟〉関連記事:
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        【最近みたDVD】「あいつはママのボーイフレンド」| 2015.05.06
        【最近みたDVD】「レディ・キラーズ」| 2016.02.17
        【最近みたDVD】「コンボイ」| 2017.01.17
        【最近みたDVD】「トランザム7000」| 2017.08.31
        【最近みたDVD】「コンボイ」(再視聴)| 2017.09.24
        【最近みたDVD】「ある決闘 −セントヘレナの掟−」| 2018.06.02
        【最近みたDVD】「奇跡の絆」| 2018.06.16
        【最近みたDVD】「キングスマン: ゴールデン・サークル」| 2018.11.15
        【最近みたDVD】「ローガン・ラッキー」| 2019.01.10
        【最近読んだ本】マーク・トウェイン(著)、大久保博(訳)「ハックルベリ・フィンの冒険」| 2019.05.22
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          | cinema | 2019.12.28 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |
          最近みたDVD
          「グラン・プリ」(←リンク先はTSUTAYA TV作品情報)

          原題も「Grand Prix」、MGMの3時間近いシネラマ大作です…'66年だけに本作も先ずは止め絵の“OVERTURE”が約4分半、これは近年の予告編タイムに相当するのかもしれませんね?
          それにしても「チキ・チキ・バン・バン」冒頭のカーレースから約半世紀と思うと、改めて前世紀の技術的な進展には驚かされます。
          旧ル第1話を思い出させる巻型のF1マシンながら、まだ当時はテール・ウィングがなかったのね…車載カメラの映像は約半世紀後の現代でも迫力満点、公開時の観客はドライバーだけが知る高速の視界を初めて目撃した訳ですからさぞや度肝を抜かれた事でしょう。

          本作では実際のワールド・チャンピオンシップ映像を使用していると思われますが、それと本当にマシンを駈る役者たちの生々しいデッドヒートとが違和感なく融合しています…現実には単調にならざるを得ないレース映像が、車載カメラだけでなくコース上からも様々な角度から撮っていて一瞬たりと目が離せません。
          しかも画面分割や二重映しを多用する手法で情報量が上がっていおり、観ているだけでレーサー気分の緊張感を味わう事になります。
          とにかくモンテカルロ市街を走る序盤のモナコGPといい、フランスを挟んでベルギーはスパの雨を片手で拭いながら走るのも凄い!

          例によって100分を過ぎて約1分半の休憩タイム、ドイツは開幕シーンのみでオランダ戦へ…N.Y.とメキシコも省略されてUK戦、そして最終戦はイタリア。
          でも本作はドキュメンタリーじゃなく、各地を転戦するライバル同士の物語なんです…友情と恋とか言ってしまうとベタですけど、3時間の長丁場をダレずに魅せるジョン・フランケンハイマー監督の手腕は見事!
          音楽はジャン・ミッシェル・ジャールの父モーリス・ジャールが担当、ビジュアル・コンサルタントとモンタージュ及びタイトルがソール・バスだったとはね?
          彼のユーモラスな風味でなく、スタイリッシュです。
          (続きは下段にて、ネタバレあり)
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            | cinema | 2019.12.21 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |
            最近みたDVD
            「ピザボーイ 史上最凶のご注文」

            前に観た妙な映画を、今度はオリジナル英語音声&日本語字幕で再視聴しました…なんか引っ掛かる、その妙な感じが気になってね。
            で、観返してみて思ったのは…やっぱ単純に構造として不自然なんだわ、最初はオチだけ主役と悪役が逆転してる気がしたんだけど。
            実はピザ配達のイケメンを主役っぽく見せてるものの、全体的に悪党の物語なんだもの…要は観客の先入観を逆手に取ってたんだよね、映画の手法を利用して。
            主役イケメンの人物造形は薄っぺらいし、彼の物語として観ると型通りのチープな展開なのよ…陥れられた底辺君が一発逆転、恋と友情のハッピーエンドでさ。

            彼にピントが合ってないから感情移入しづらくて、普通の感覚で観ててカタルシスが得られる筈の結末でも肩透かしを食った気分になるでしょ…かといって悪党が魅力的に描かれてるって訳でもないんだけど、最後は憎めないバカのまんま夢を叶えちゃうんだよな!笑
            根っからのワルだった殺し屋だけが死に損で、父親とも和解してカネもオンナも手に入れた悪党の方が物語になってる気がしました。
            つまり本作は青年が幸せを掴むストレートな青春映画ではなく、悪事を働いたバカがギャフンといわされるスタンダードなコメディでもなく…誰も成長しない、新感覚ギャグ・コメディ?

            そういえばパケ裏にあった“映画パロディ(もしくはタイトル)がいっぱい!見つけた数が多いほどあなたは映画マニアかも!?”という煽り文句、こういう仕込みを無理矢理ねじ込んで脚本が歪んだ可能性もあるよな?…まさかグレン・フライで「マイアミ・バイス」レベルをパロディと言いたいのか、確かに台詞で色んなタイトル言ってたり映画中映画も入れてたけどマニアならニヤリとする程のネタがあったのかねぇ?
            あるいはプロデューサーが後からイケメン俳優のキャスティングを強要したせいで、強引に脚本を書き直したから中途半端な主人公になっちゃったのかもなぁ?

            単に「ピザ屋が現ナマ配達したら?」というアイデア勝負でもないんだけど、二度観たらイケメン俳優の演技が旨味を殺してる感じがしてきました…本作が狙っていた可笑し味は、地味過ぎて物足りないニック・スウォードソンの抑え方に基準があるのではないかと。
            軍人オヤジも含めた悪党サイドの低温な笑いと主役サイドのインド系教師のコミカルさが、爽やか主人公の熱演で相殺されちゃったような…それにしても何故アホな犯罪者役は往々にしてメタリカTシャツ着てるのかね、アメリカン・コメディのお約束でしょうか?笑
            意図的なB級さに失敗した、結局そんな印象ですわ。
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              | cinema | 2019.12.20 Friday | comments(0) | trackbacks(0) |
              最近みたDVD
              「チキ・チキ・バン・バン」(←リンク先はTSUTAYA TV作品情報)

              本作は'68年のMGM、じゃなくユナイト映画ですか…Wikipedia情報によりますと米英合作で原作は意外にも「007」シリーズのイアン・フレミング、主演のディック・ヴァン・ダイク以外にもディズニー製作の「メリー・ポピンズ」スタッフが集められたとか。
              イアンは1920年代に活躍したレースカー「Chitty Bang Bang」号から着想を得ており、原題「Chitty Chitty Bang Bang」の「チティ」を邦題で「チキ」にしたのが水野晴郎だったとは!笑
              後にアニメや某バラエティなどで独り歩き状態の名フレーズ、近頃は検索しても元祖「チキチキ」を知らずに説明されてたりします。

              本作も「おかしなおかしなおかしな世界」同様、最初の1分は音だけで映像が出ない…これは映写機を安定作動させるための仕様とかだったんでしょうか、それとも観客の期待を高める手法として用いられたのか?
              舞台は約1世紀前のイギリス某所、いきなり始まる猛レース!…というのはウソです、だって本作も「メリー〜」路線のファンタジーなミュージカルですから。
              それにしてもデカい車体だわ、ミッレ・ミリアでも滅多に見ないクラシック感!
              車体の形状は「ルパン三世」で描かれるメルセデスSSKっぽいものの、車高とボンネット部分が1.5倍はありそうで妙に強そう。
              (下段に続きます)


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                | cinema | 2019.12.17 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
                最近みたDVD
                「追いつ!追われつ!」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

                あの伊東四朗と小松政夫の名コンビが復活!しかもサムネ画像だとギャング物っぽいけど?…何の説明もないから映画だと思ってました、けれど中身は別物で。
                ご両人が主役には違いないものの時代劇コメディだし、映画じゃなくて'01年に下北沢の本多劇場で上演されたオン・ステージでした…伊東が脚本も兼ねた、少人数でのお芝居とはね!笑
                マカオに帰ってきた、闇のフィクサー伊東…という前振りは先撮りポスターに合わせたサービスで、ポスターでギャング物を期待した客に断りを入れるためとはいえ御大自ら前説ですか。
                何となく不安が過る約2時間の長丁場、いざ開幕〜!

                吉田照美のナレーションで語られる、天明六年の浜口藩に降って湧いた御家騒動…悪家老(あくがろう)小松大膳は病弱な藩主山内某の一人息子を亡き者にせんと画策、その企てを知るや身を隠した若君と側用人を手下に追わせた小松家老と。
                で、第一景は城下の道端。
                小松&子飼いの忍者が長屋の差配と出会し、彼らのやり取りを盗み聞きした差配の娘&店子のバカ大工…続く第二景は件(くだん)の長屋、身分を隠した若君&側用人の武家言葉が差配や博徒の伊東に通じず怪しい町人言葉で間借りを依頼。
                店賃滞納で働きもしないバカ大工は店断ち(たなだち)され、若君は居所を確保。

                しかし長屋の一件を見張っていた忍者に気付いた伊東、第三景では先に娘が聞いていた話から事情を把握。
                差配一同は面白がって「密かに若君らを守ろう」と相談しますが…いよいよ冴え渡る伊東の口上はさながら寅さんの世界、伊東と若君の隣り合った部屋を入れ替わって小松家老を出し抜こうと機転を利かせますが。
                ドリフに通じる繰り返しのドタバタは、実にベタでも笑わずにはいられません!
                第四景は城下の道端に戻り、小松に捕らわれた若君の奪還作戦が二転三転する内グダグダに…最後は小松扮する淀川長治の解説、還暦過ぎて30代を演じた伊東の酸素吸入ネタは笑い所?

                伊東と小松の定番ネタを織り込んだ台詞には、筋を破綻させないバランスの程好いサービス精神を感じました…その辺も含めて関東流の新喜劇といったコテコテさは、良く言えば時代を超越したクオリティですね。
                今っぽい笑いではありませんが、寅さん的な啖呵調の言い回しや天丼(反復)ギャグには声を出して笑っちゃいましたし…2時間という長さを感じなかったのは、構成の上手さでしょうな。
                万人ウケはしないかも。
                若君役は伊東四朗の実子で伊東貴明、バカ大工役は飯田基祐(きすけ)で差配の娘役は小林美江…側用人役が小林隆で忍者役は阿南健治、長屋の差配役は市川勇。
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                  | cinema | 2019.12.15 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
                  最近みたDVD
                  「あきれたあきれた大作戦」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

                  「監督アーサー・ヒラー、ピーター・フォーク、アラン・アーキン他による音声解説」にて再視聴です、この「他」というのは脚本を担当したアンドリュー・バーグマンで現在は監督だそう…本作を撮影した'78年を“25年前?”と言ってたから、コメンタリー収録時は'03年頃だったのかな?
                  ともあれ「他」扱いの彼が大抵の裏話を喋ってた気がするし、半ば司会進行役として会話の流れを作ってたので実は音声解説のキー・パーソンだったというね。
                  その彼が言うには、アランがピーターと共演するための企画から本作が生まれたとか…出演交渉と脚本が、ほぼ同時進行だった様子。

                  本作は家族や夫婦で繰り返し観る人が多いらしく、アランはコメンタリー収録の10年ほど前に“20回は観た”とマーロン・ブランドから言われたそう…実際、暴力シーンがないし撃たれて死ぬのも出オチの議員だけだし悪役も憎めないし。
                  個人的には「バック・トゥ・ザ・フューチャー」並みにまとまったストーリー展開だと思います、因みにフランスでの題名は「歯科医を撃つな」だったそう。笑
                  それにしても「おかしなおかしなおかしな世界」のタクシー運ちゃんは制服制帽だったのに、15年の間で何かあったのやら…それとも西海岸とN.Y.では違うってだけなのか、ちょっと不思議。

                  しかし古い映画で観るN.Y.は味わいがありますね、まぁ行った事はないんですが…例えば「デイブは宇宙船」でネイキッド・カウボーイがいた場所とか「ヒート」で銃撃戦してた辺りだとか、見覚えあるロケーションも車やファッションやらで微妙に違う感じで。
                  それに、観直してみて色々と新たな発見があるのも楽しいです…例えば初対面でのピーターを胡散臭く感じたアランと娘の口論が、いよいよ怪しさを増すピーターを突き放せなくなる心理状態の伏線になってたり。
                  ピーターが銃の銃撃一発で、運ちゃんにCIAだと言ってたジョークがマジだと思わせるシーンだったり。
                  (下段に続きます)


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                    | cinema | 2019.12.11 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
                    最近みたDVD
                    「あきれたあきれた大作戦」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

                    先日の「おかしなおかしなおかしな世界」に脇役で出てたピーター・フォークが'79年の本作では主役を張ってます…既にコロンボ時代真っ只中ですが、当時の印象よりは若く見えます。
                    本作はワーナー映画で、原題「The In-laws」は姻戚という意味なのです…W主演のアラン・アーキンはエグゼクティブ・プロデューサー兼プロデューサーで、監督はアーサー・ヒラー。
                    特典は「オリジナル劇場予告編」と「監督アーサー・ヒラー、ピーター・フォーク、アラン・アーキン他による音声解説」で日本語吹き替えなし…しかし不思議なもので、昔のコメディ映画も意外に可笑しいのね!

                    期待してなかったせいなのか、案外パクられてなかったのか…設定としては「性格が対照的な父親同士が親戚関係に」+「スパイ活劇」という、少なくとも今じゃありふれた感じなのに。
                    話は襲撃された現金輸送車からドル札の原版が奪われる場面から始まり、盗ませたピーターは仕事代の支払いが間に合わぬまま息子の結婚相手との顔合わせに。
                    そして原版の一部を、いわは保険としてその家に隠してしまいます…つまり裏仕事を依頼した組織に原版を渡す事になったら、隠した分で何とか凌ぐ気ですな?
                    既に自分のオフィスは組織の者に見張られており、一計を案じたピーターは…?
                    (下段に続きます)
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                      | cinema | 2019.12.10 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |




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