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「チャンス」のピーター・セラーズが主演した'68年のMGMコメディ、冒頭の劇中劇で状況が分からないうちから笑わされました!
インドから来た駆け出し俳優に扮して、Mr.ビーンの原点か?っていう密室サイレント・コメディ・・・から騒ぎの果てが微妙にセンチメンタルなオチ、という抜け感もまた洒落てますよ。
紹介記事【2017.08.02】
デイブは宇宙船 [DVD]
デイブは宇宙船 [DVD] (JUGEMレビュー »)

「現代文化を異文化の視点で描く」という「星の王子 ニューヨークへ行く」パターンを、もう一捻りして「異星人集団のSF冒険活劇」に練り込んだ本作。
時代遅れの事前情報で人工衛星から計算外、妙に多機能なデイブ・ミン・チャン号・・・原始的で野蛮な文明に毒されていく乗組員、そして地球人と宇宙船のロマンス!
個人的にはクローゼットで大笑い、Old Navyネタも可笑しいな・・・「キャプテン・クランチ」ネタやアイスクリーム屋と間違われるコンチなスーツ姿など、分かればウケる要素も。
紹介記事【2017.03.14】
コンボイ [DVD]
コンボイ [DVD] (JUGEMレビュー »)

故サム・ペキンパー監督作では評価の低い本作、分かってねーよなぁ。
70年代に隆盛したカー・アクション的ロード・ムービーの流れを汲みつつも、救世主の物語が仕込まれてるのは何故?
少なくとも当時のアメリカにおけるトラック運転手という生業の社会的地位はド底辺、その連中からエクソダスが始まり・・・賞賛から憎悪へ豹変する世間に諦めない男と男、死して英雄となる世の中を笑うラストは痛快の一語!
紹介記事【2017.01.17】
PlayStation 2 ミッドナイト・ブラック SCPH-50000NB【メーカー生産終了】
PlayStation 2 ミッドナイト・ブラック SCPH-50000NB【メーカー生産終了】 (JUGEMレビュー »)

正直、ゲームはこれで未だに事足ります。
メーカーには悪いけど、精彩グラとかオンラインとか不要だし。笑
紹介記事【2017.04.21】
勝手に観光協会 勝手に御当地ソング47+1
勝手に観光協会 勝手に御当地ソング47+1 (JUGEMレビュー »)
勝手に観光協会
みうらじゅん&安斎肇による歌とコーラスで、全国各地の郷土愛を歌い上げる本作。
モチーフ探しの観光後、旅館の角部屋で共同作詞&レコーディング…テレコ直録りの部屋鳴りがまたトリップ感を昂ぶらせます。
10年越しの生みの苦しみは、ラスト沖縄の不自然なフェードアウトで昇天したかのよう。笑
[Disc1]紹介記事【2017.06.07】
[Disc2]紹介記事【2017.06.17】
ミッドナイト・ドリーム
ミッドナイト・ドリーム (JUGEMレビュー »)
マンハッタンズ
日本版ジャケの、煌めく摩天楼の夜景がピッタリな甘々コーラス。
ドゥワップ時代から息の長い男声グループによる、ブラック・コンテンポラリーなA.O.R.盤です。
正直、こういう毒にも薬にもならんようなベタさって本来は苦手な筈なんですが・・・1曲目でガッチリ掴まれましたよ、改めて聴いてみても非の打ち所がありません。
紹介記事【2017.01.31】
Discovery
Discovery (JUGEMレビュー »)
藤田千章,佐藤竹善,アンドリュー・オセロット,クリアー・フィッシャー,小林正弘,キャット・グレイ,西村智彦
今となってはジャケのCGがチープですけど、本作のサウンド・デザインは今でも驚異的です・・・楽器の各パートやフレーズと、イコライジングによる音域(周波数)特性の強弱とを緻密に計算してミックスされている気が。
特に最初の2曲に顕著で、更にラスト2曲ではデヴィッド・T・ウォーカーのギターをフィーチャーした佐藤竹善A.O.R.という意外性も。
紹介記事【2017.03.09】
 (JUGEMレビュー »)

久々に腹の皮が捩れるほど笑わせてもらいました、北海道ローカル局には勿体無いほど優秀なマジメ君の斜め上を行く“バカ枠入社”の花子さん・・・放送事故か奇跡の視聴率かとハラハラ、腹の皮がw
紹介記事【2017.01.19】
ローグギャラクシー ディレクターズカット PlayStation 2 the Best
ローグギャラクシー ディレクターズカット PlayStation 2 the Best (JUGEMレビュー »)

通常版に様々な新要素を追加し、ゲームバランスも再調整された本作・・・いわゆるクソゲー要素が低減したかは判りませんが、新たに水の星アリスティアへ行けるようになり嬉しい!
ただし武器が増えた分、その合成ルールが通常版から一部変更されて思い通りにいかないもどかしさも。
紹介記事【2017.08.16】
もののけ姫 [DVD]
もののけ姫 [DVD] (JUGEMレビュー »)

世間では不当なほど評価が低いようですが、宮崎駿のジブリ作品では本作こそが最高傑作です。
鎮西の乙事主の“このままでは わしらはただの肉として 人間に狩られるようになるだろう”という言葉が、やがて“小さくバカになりつつある”猪たちを狩りもせず流れ作業で食らう千尋の親に繋がるのです。
紹介記事【2017.04.29】
Zill O'll ~infinite~
Zill O'll ~infinite~ (JUGEMレビュー »)

PS版からのグラフック向上と、仲間キャラクターやイベントの増加で分岐するエンディングもアップした本作。
出身地によって変化する展開、イベントでの対処次第で敵にも味方にもなるキャラクター。
そして奥深い歴史設定が反映された人物造形など、何周しても飽きのこないゲームソフトです。
紹介記事【2017.11.15】
EMOTION the Best 機動警察パトレイバー2 the Movie [DVD]
EMOTION the Best 機動警察パトレイバー2 the Movie [DVD] (JUGEMレビュー »)

前作の(大規模ハッキングによるサイバー・テロ)が絵空事ではなくなった現在と、フェイク情報に自衛隊と警察が翻弄されて東京が戒厳令下に置かれる本作。
冒頭の場面は、PKO日報問題で揺れる現在が25年も前に描かれた本作に重なります。
ハードボイルドな展開に織り込まれた大人の恋路に、古典芸能の趣きを漂わせた演出は意味深です。
紹介記事【2017.04.30】
 (JUGEMレビュー »)

正直に言って、この作者の絵柄は苦手です・・・でも、本作にはこの絵柄しかない!って感じ。
だから苦手な方にも読んでみてほしいです、あの戦争について語らなかった人の気持ちが伝わってきます。
そしてラストの、現代に突き刺さる批評に思いを巡らせてほしいです。
紹介記事【2017.06.20】

最近みたDVD
「スーパースター 爆笑スター誕生計画」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

原題も同じく「SUPERSTAR」、'99年のウィル・フェレル主演作です…というか主演はモリー・シャノンで2人は前年にも「ロクスベリー・ナイト・フィーバー」で共演してますが、本作の高校生役は流石に無理矢理すぎて痛々しいっす!笑
しかもウィルが高校一のイケメン(&神様)で、モリーはイケてないおブスッ娘から彼に恋い焦がれサクセス…えぇ、そりゃあ「キレイに」とは言いませんがね?
SNL Studios製作、という事はサタデー・ナイト・ライブ絡み?…実はウィルもモリーもSNL出身コメディアンなんだそう、というかむしろ非SNLなアメリカの喜劇俳優っているの?

ベロチューに憧れて人知れずスーパースターを目指すモリー、モンローばりのパンチラで笑かしつつ厨二黒歴史ばりの妄想を炸裂させまくり…しかしバイト先のレンタルビデオ店に来たウィルと、何故かジョン・トラボルタのTV映画で意気投合して妄想は更に加速!
その他「キャリー」や「陽のあたる場所」などの映像も引用されてました。
サウンドトラックは、ゴー・ゴーズ/ブリトニー・スピアーズ/C&Cミュージック・ファクトリー/ナイト・レンジャー/ドナ・サマー/ジプシー・キングスなど。
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    | cinema | 2018.10.21 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
    最近みたDVD
    「JAY AND SILENT BOB STRIKE BACK」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

    「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」の特典映像と、オーディオ・コメンタリーにて再視聴…そういや最近の映画DVDってコメンタリー付かなくなったよなぁ、やっぱり一般的には需要ないのか或いはブルーレイ版の特典に回されてしまったのでしょうか?
    サイレント・ボブ役で監督と脚本を兼任したケヴィン・スミス、ストーリーボードを描き監督と共同編集を担当したプロデューサーのスコット・モシャー…ジェイ役のジェイソン・ミューズは監督の幼なじみだかで古くからの付き合いらしいけど、コメンタリーでは大して喋ってません(途中でトイレ行ってるし!)。
    基本的に真面目なコメンタリーだけど、あまり面白味はないなー。

    本作は「クラークス」から数えて5本目のケヴィン監督作で、ずっと脇役として登場していた2人を本作では主役に据えたのだとか…故に“事前に他の4本を見てないと十分には楽しめない”らしいですが、観てなくてあの程度だからね?笑
    劇中の2人が最初にヒッチハイクした車の尼さん役キャリー・フィッシャーは、ジェイソンに気安く話し掛けられてキレたらしい…因みに彼女は“レイア姫に言及しないことが出演の条件だった”というから、未だ吹っ切れてない時期だったのでしょうなぁ。
    逆に、劇中劇の悪役でサイヤ人っぽい髪型をしてたマーク・ハミルはスターウォーズ話にノリノリだったとか。

    赤ちゃん時代のサイレント・ボブを演じた(?)ハーレ・クイン・スミスは監督の娘で、今やティーンの美人女優だそう。
    監督の奥さんも自称主婦ながら自ら志願して、赤ちゃんボブの母親&美女窃盗団の一員として出演してました…他の美女にも劣らぬプロポーションではありましたが、やっぱ要所々々が婆臭いんだな!笑
    それにしても本作、大昔の劇伴みたいな音楽はネタなのか?…コメンタリーで絶賛してたけど、もしかして奥さんもネタじゃなくマジでイケてるとか思ってる?笑

    ラスト前の、ネット上で酷評していたクソガキやオッサンを容赦なくブチのめすシーンは痛快ですな…監督の願望みたいですが、もしかして僕も奥さんにブチのめされるのか?笑
    そしてオーラス、モリス・デイ&ザ・タイムのステージは映画「パープル・レイン」の場面に似せて造ったのだそう。
    エンドロールにもザ・タイムのメンバー全員の名前をクレジットしてて、本当に好きなんだろうなぁ。


    *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

    『Jay and Silent Bob Strike Back - Kick Some Ass』


    『Jay and Silent Bob Strike Back - Morris Day & The Time (End Credits) - HD』
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      | cinema | 2018.10.20 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |
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      「ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

      原題「JAY AND SILENT BOB STRIKE BACK」、特典映像とオーディオ・コメンタリーがあるのはコレクターズ・エディションだからですかね…前に観た時にはなかったような、というか内容自体も大枠でしか覚えていないのですが後々になって観たコメディ映画の多くに本作が何かしら関係している事に気が付きまして。
      まぁ過去に観た時も大爆笑!という程じゃなかった気はしましたし、ザックリとですがストーリーも覚えてたけれど借りてみました。
      監督兼ボブ役のケヴィン・スミス、彼の商業デビュー作「クラークス」は評価が高いようですけど…初めて本作を観た後で観たら非常にショボかったんだよなー、なのに本作は無駄に豪華なキャスティングなのですよ。
      そういう意味でも、よく分からない映画です。笑

      “遠い昔 はるか彼方のコンビニの前で…”とスターウォーズ風に、70年代ニュージャージー州レオナードのコンビニ前から始まります。
      ジェイとサイレント・ボブは対照的なキャラ造形で、片やハイテンション喋りまくりで片や喋れなくはないけど寡黙…元はケヴィンが以前に撮った映画の脇役らしく、つまりスピンオフではありますが前作との関連は気にせず。
      基本的にお下劣ギャグというよりも、単にガキみたく「ち○こま○こ」連呼してるだけなのでオススメはしません…でも“俺らの理想はモーリス・デイとジェローム”なジェイが「Jungle love」を絡めるラップは今でも面白いわ、実際にラストを映画「パープル・レイン」みたいなザ・タイムの「ジャングル・ラブ」オンステージにするサプライズも最高!笑
      ジェイの心の天使が言う“put the dick down”も笑ったなー。

      彼らをモデルにしたアメコミが映画化されて大金が転がり込む!と聞かされ、原作者(ベン・アフレック)から肖像権料を貰おうと尋ねたら「権利は売った」とかわされ…しかもネットで漫画のキャラと自分たちが混同され叩かれてる事にムカついて“3日で映画製作を阻止する”ためハリウッド行きを決意、ヒッチハイクを敢行するも敢えなく挫折しファストフード店に入ると何故かボン・ジョビ「Bad medicine」に乗って美女が現れジェイは一目惚れ。
      彼女らが反動物実験の抗議集団を装った女性窃盗団とも知らず、バンに相乗りしてコロラド州ボールダーへ…旅仲間のフォーク青年(ショーン・ウィリアム・スコット)を放り出したせいで、彼ら2人がダイヤ強奪のデコイ役にされたとも知らず。

      ダイヤ会社に隣接する製薬会社のモルモットを解放しオランウータンを連れ出したら、パトカーに囲まれるわ乗ってた車は爆発するわで荒野をさ迷う羽目に…連邦野生動物監視官(ウィル・フェレル)は2人を動物愛護テロリストとしてユタ州へ追跡、何とかミラマックスの撮影所に潜り込んだ2人はスター俳優ベン・アフレックマット・デイモンの撮影エキストラに紛れ、ガードマンと追い掛けっこの果てに自分たちの役で駆り出され。
      監督(クリス・ロック)の前で敵役(マーク・ハミル)とバトル中、そこへ乗り込んできた野生動物監視官&ボン・ジョビ女+窃盗団の姐御たち…因みにキャリー・フィッシャーはヒッチハイクの尼さんドライバー役で、「グッド・ウィル・ハンティング2」監督役ガス・ヴァン・サントやアラニス・モリセットも最後にチョロっと出演。

      ずっとタバコ吸ってる2人、いやタバコだったよな?…巻いたハッパを“ドゥービー・スナック”と言ってたので(やっぱり「ドゥービー・ブラザーズ=ハッパ兄弟」説は本当だったんだ!)と、妙なムダ知識も。
      本作も「恋するポルノグラフィティ」と同様にスターウォーズのパロディやっててスカイウォーカー・サウンド、BGMはジョー・ウォルシュブラッドハウンド・ギャング/ステッペン・ウルフ/ランDMCPJハーヴェイビージーズといった感じ。
      '01年作。
      スヌーガン!


      *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

      『Jay And Silent Bob Strike Back: Jay's Rap Song w/ Lyrics』(初っ端からザ・タイムへのリスペクト、掴みの小ネタかと思わせてラストは本人達でっていうマジ加減が堪りません。笑)


      『Jay and Silent Bob Strike Back - Do You Like Snakes? - HD』(“put the dick down”シーンです、とりあえず「俺たちは天使だ」よりは可笑しいかと・・・)
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        | cinema | 2018.10.16 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
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        「ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE in 台湾」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

        太川陽介と蛭子能収に女性1名を加えた3人で毎回「路線バスを探しては乗り継いで規定日数以内にゴール地点到着を目指す」という、地味に人気のTV番組が銀幕に登場…といっても僕はTVで観たんですけど、途中からだったので前半が気になっていたのですよ。
        番組初の海外ロケ、蛭子も初海外…だったら、やっぱ台湾は手堅いよね!
        フライト時間では韓国と一緒ぐらいだけど、常夏だし物価も安いし親切だし。
        特に南部は本省人が多いからなのか親日的で、宿屋や食事は北部より安上がりで最高です(しかも熱帯だし)。
        撮影は'15年9月27日からの4日間、しかし台風直撃というタイミングで起点の台北から既に雨模様…目指すは最南端の墾丁海浜公園にあるガランピ燈台、ルートは平地の多い西回り。
        ナレーションは、キートン山田の名調子。

        今回のマドンナは三船美佳、常に前向きで愚痴一つなくヘタレ蛭子をも優しくフォロー+英語力で貢献…これを観て(意外と三船美佳って好いじゃん)って思ったんだよなぁ、尖ってた若い頃と違うなって。
        出産を経験したからか、服を着ててもエロさ漂う年増感が悪い意味じゃなくソソるのです…ただしオバチャン臭いキャラは、しっかりしてる反面あざとくも見えて微妙ですけど。
        ちなみに旅のルールは当然ながら路線バス以外の交通機関は使用禁止で、例え路線バスでも高速道路を通行する場合は乗れません…バスが繋がらない区間は徒歩、そして携帯端末での情報収集を禁じているのがポイント。
        分からなかったら足で調べるか人に尋ねる、という旅の基本が本シリーズの面白味を増しているのですが…なんせ普段は国内だから言葉が通じるけど今回は難しい訳です、コミュニケーションは大半が筆談か身振り手振り(通訳もいるけど)。

        8:35am、初日は火車站(鉄道駅)の案内所で情報収集して台北車站を出発…先ずは国際空港のある桃園を目標地点に定めるも、どのバスも行き先は地図にギリ載ってるかどうかの地名ばかり。
        飛び乗ったバスが高速道路に乗ってしまい、再び戻って別の路線を探したり…途中の三峡は三角湧老街という日本統治時代に造られた赤レンガの街並みが素的で、ちょっと気になりました。
        降ったり止んだりの雨は、新竹を過ぎてバスの中で雨漏りする程に…っていうか、別に豪雨って事もないんだけど天井の通風口がパッキン緩いのかな?笑
        1日目は20時30分に苗栗に着き、新竹に戻るバスしかないので宿探しへ…町のナンバーワンホテル(栗華大飯店)は一泊2,400元(約9,600円)、お高い割にはシンプルですな?
        2日目(員林)の宿は一室2,000元(約8,000円)、3日目(西螺)の宿は一室1,600元(約6,400円)と南下するにつれ安くなります…西螺の宿はアレだけど、員林の宿は苗栗と同程度といった雰囲気。

        翌2日目は台風ますます接近中で激しい雨、6:40am発の大甲行きでスタート…これまた一段と雨漏りバスで、いよいよ突風を伴う横殴り状態の雨に。
        台中は“気候が温暖で台湾の人が住みたい街ナンバーワン”だそうで、昼食を挟みつつ上手く乗り継ぎ駆け足状態で南下してきたものの…遂に台風が追い付いて、この日は全便運休が決定された員林で終了。
        あと10分早ければ嘉義行きの最終に乗れた、というのが癪だよねぇ〜?笑
        明日の運行予定は夜10時に決定される事を確認する辺り、流石は場数が違うなリーダー太川…だけど実際に訊きに行ったのはスタッフで、翌日は始発から全便運休!?
        3日目は台風上陸の報を確かめつつ、早朝から暴風雨の中バスターミナルへ…ギリギリ西螺までのバスは運行しているが、そこから嘉義へ行く路線は運休。
        この辺りからは何度か観たなー、途中から録画してたのでね。

        しかしバスの運行会社が違うせいなのか、所要時間と乗車賃には関連性がないのかな?
        西螺で薄日が射してきて、期待を胸にバスターミナルへ…しかし道路状況が悪く復旧の目処が立たない様子、ともあれ田舎町というか小さな町は空が広くてそれぞれに風情が感じられます。
        結局この日は員林→西螺の1時間弱しか進めず、バックパッカー向けのゲストハウスを蛭子が嫌がり明らかにラブホ仕様の宿へ…新北投温泉のラブホみたいな壁がピンクの陰気な安宿だけど、台湾てラブホの一人泊OKだしむしろ同じ料金ならラブホの方が快適なんだよなぁ!笑
        旅程の半分以上を残し、収録時間も残り30分を切った最終日がスタート…ようやく僕の知ってる高雄に着いた時点で収録時間は残り11分、時刻も4:10pmと残り少ないけど?
        恒春で既に20時を回り、とっぷりと暮れた街…(こりゃ今日中は無理だろ)って毎回思うけど、夜中の22時に誰もいない目的地の灯台へ奇跡的にゴール!

        23本のバスを乗り継ぎ約510kmを走破し、1,877元(約7,500円)で台湾を南北縦断。
        カメラマン2名に音声、スタイリストにヘアメイク…ディレクターや三船のマネージャーらも同行したでしょうし、現地のコーディネーター3名にロケ車ドライバー2名と通訳など裏方に4倍ぐらいのスタッフが動いてたのね〜?
        観てる分には手軽な旅行気分だけど、仕事で行ってたら地獄だったろうなぁ…「みなさんお疲れ様でした!」と、クレジットを観ながら思いましたよ。笑


        以下、個人的メモの路線バス情報。
        続きを読む >>
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          | cinema | 2018.10.10 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
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          「KINGSMAN THE SECRET SERVICE」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

          “どこの国にも属さないスパイ機関”キングスマンの活躍を描く、'14年のイングリッシュ・アクション映画です…ちょい前に観たキアヌ・リーブスの映画を、イタリアン・マフィア設定から英国紳士に置き換えたような印象ですがストーリーは若手スパイの成長が主軸のビルドゥング物です。
          ロンドンはサヴィル・ロウの老舗テイラーを隠れ蓑にしたキングスマン達がアーサー王と円卓の騎士をコードネームにしているのは、いわば“現代の騎士”という矜恃に由来するようで…補欠メンバーの選抜考課を経て、後半から平民出身のBボーイだった主人公が紳士に生まれ変わります。

          イギリスという階級社会で“氏素性なんて関係ない、紳士は常に学ぶものだ”という台詞は、現実の労働者階級の若者にとって希望を抱かせる名言なのでしょうか…あるいは辛辣な英国ジョークか、遠回しな皮肉と受け止めるべきなのかも?
          むしろ本当にヘミングウェイが言ったのではないとしても“他人より優れていても気高くはない、真の気高さとは過去の自分を超える事だ”とは名言ですな、やけに心に響きましたよ。
          諸悪の根源は人口の過密であるという慧眼から人類削減を実行する大富豪役サミュエル・L・ジャクソン、その手段が無料SIMカードからの殺人電波とはね!

          その電波を遮断したシェルター内で演説かます姿に「ケミカル51」を連想してしまいましたよ、イギリス映画に愛されてるのねサミュエル…やはりその根底には黒人貿易に貢献した英国史への贖罪意識が働いてるのか、って深読みし過ぎかも?
          主人公をスカウトするベテラン役をコリン・ファース、キングスマンを率いるアーサー役はマイケル・ケイン…序盤に誘拐される教授役にマーク・ハミル、教官役のマーク・ストロングはどっかで見た気がすると思ったら「サンシャイン2057」のラスボス(?)とか「キック・アス」の敵ボス演ってた人かぁ。

          因みに監督も「キック〜」のマシュー・ヴォーン、本作は'13年に亡くなった“真のキングスマンが何かを教えてくれた”彼の母親に捧げられています。
          ところで本作も「キック〜」もUK出身の作家が描いたアメコミの映画化だそうで、そういうのはマーベルの専売特許じゃないのね…とはいえ先日の「GO! GO! ガジェット」もアメコミ原作だったようですが、コチラはオトナ向けですな。笑
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            | cinema | 2018.10.05 Friday | comments(0) | trackbacks(0) |
            最近みたDVD
            「GO! GO! ガジェット」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

            原題は「INSPECTOR GADGET」、直訳すると「小道具警部」?…'99年のディズニー映画でしたか、そうだと知ってりゃ遠慮したのに!
            主演はヘタレ役が似合うマシュー・ブロデリック、まったくジャッキー・チェンの吹き替えみたいな声しやがって…チャチなサイボーグ004としてよみがえった彼が、憧れの警察官として散々な目に遭うお話。
            いちいち昔のアメコミ調ギャグをSFXで忠実に再現した感じは、観てないけど「ハワード・ザ・ダック」とかのノリに近い気が…まぁそういうのが好きな方には堪らないでしょうけど、僕は全体的に無理でした。
            そもそもマシューが演じる純粋バカっぷりはひっぱたきたくなるし、小学生レベルのギミックも普通に勧善懲悪なストーリーも大人が観て楽しくはありません。

            唯一まともな姪っ子が主役を食ってるのも子供向けの証しです、何故かオリエンタルバザーで売ってそうなセーターを着せられてるけどね…まぁ大人が楽しめるとしたら、エンドロール合間の小ネタ“子分 更正の会”にチラッと映る007ジョーズ役のリチャード・キール&ちょい痩せたミスター・Tといったキャスティングの出オチ感で。
            それとエンド曲の直球ニュー・ジャック・スウィングっぽさも、明らかに保護者層を狙ってましたよね?
            日本人観光者役のタダオ・トモマツなる役者は、出始めのマシ・オカっぽい役柄でした。
            日本語版CVと制作スタッフのクレジット有り。
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              | cinema | 2018.10.03 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
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              「キャノンズ」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

              原題「LOOSE CANNONS」、'89年のダン・エイクロイドジーン・ハックマンW主演のバディ・ムービー。
              修道院から現場復帰を果たしたダン、しかし彼が描いていた「最後の晩餐」は全員ダンの顔…実はこの絵が伏線だったりしたのかな、その一人がレイバン・ウェイファーラー着用で「ブルース・ブラザーズ」状態なのはご愛嬌。
              ダンと新たなコンビを組むジーンは洒落た車を寝床にしている宿無し刑事…「不思議の国のアリス」コスプレイヤー殺人事件の現場で的確なプロファイリングを発揮するダン、その神経質で温室育ちなキャラが性分に合わない様子のジーン。
              しかもガサ入れ中に、ダンは過去の事件で負った心理的トラウマから多重人格を発症!?

              やがて事件はヒトラーの死を収めたフィルムに端を発していると判明、とここまでで約30分…残り1時間は「ダーティ・ハリー」に「スター・トレック」など、ダンの物真似キャラが入れ替わり立ち替わり登場。
              といってもダンは変装するわけじゃないし、ほとんど誰が誰やら。笑
              寝床を廃車にされたジーンはダン宅に居候、重要参考人を巡りFBIとモサド(イスラエル諜報部)も入り乱れ…80年代のN.Y.という風景が個人的には見どころでした、それとバスで暴走って「ランナバウト3」か!
              モサドのリーヴァ役のナンシー・トラヴィスって名前に見覚えある気はしたけど、それが「ハネムーンは命がけ」のヒロイン役だったとは微妙だな…元SSのドイツ首相候補フォン・メッツ役ロバート・プロスキーは「ミセス・ダウト」でTV局の社長を演じた人物だそう。

              監督は「ポーキーズ」「同2」のボブ・クラーク
              ダンの兄弟なのかは分かりませんがピーター・エイクロイドなる人物が劇中の3曲を書いて内1曲ではボーカルも担当していました。
              キャノンズ(←左クリックで拡大表示されます)
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                | cinema | 2018.09.29 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |
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                「カンフー・ヨガ」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

                原題もそのまま「KUNG FU YOGA」、中国とインドという地理的には密接し政治的には敵対する二大国…大きく異なる気候と文化を、ジャッキー・チェンが橋渡し?
                唐と天竺との友好は、マガダ国を武力制圧したアルジュナの軍勢が大使の王玄策を襲撃し一触即発…マガダ国王の依頼で吐蕃(チベット)援軍を率いてアルジュナの象軍と対決、って冒頭から「無双」系CGアクション。笑
                ジャッキー・チェン教授は考古学者、自分で「インディー・ジョーンズ」と言っちゃうので他に説明は不要でしょう。
                マガダ財宝を追って消息を絶った親友の息子ジョーンズと教授の助手と、インドの美女アスミタ博士&助手が協力して宝探し…これは“一帯一路”政策にも合致するとか言わせる辺りがネタなのかマジなのか、先ず赴くはコンロン山脈の地下水脈。

                一方、仇敵アルジュナの末裔も財宝強奪に動き出し…意外とすんなり序盤で財宝防衛ミッションは片付きましたね、奥義の内三合と外三合はカンフーRPG「射雕英雄傳」を思い起こさせます。
                そこからジョーンズが持ち逃げした「真なる財宝の鍵」が、ドバイのオークションに出品されて豪勢なカーチェイス展開へ…件(くだん)の「鍵」は世界を支配する“シヴァの目”、しかし結末うやむやボリウッド式ダンスで終劇〜。笑
                印中友好ムードを醸しながらも、最初の神殿内シークエンスで踊るバックダンサーは中国人女性で固めている辺り流石チャイナ・ファースト。
                最早ジャッキー映画という看板で観るべきではないね、むしろ出てなきゃガッカリしないレベル。


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                  | cinema | 2018.09.24 Monday | comments(0) | trackbacks(0) |
                  最近みたDVD
                  「ダウンサイズ」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

                  マット・デイモン主演で原題も「DOWNSIZING」、要は手のひらサイズに小さくなった主人公のお話です…といっても目の付け処が面白く、僕も「あらゆる問題の根本原因は人口過密にある」と思ってたので興味を惹かれたんです。
                  “1950年代になると/研究所は人口過剰を問題視/人類最大の脅威と確信しました/現代の厄災の原因は――異常気象や食と水の安全への壊滅的影響など…”
                  “1950年代、既に研究所は我ら人類にとって最大の脅威は人口の増加にあると確信しておりました…今日我々が直面している災厄、異常気象に食糧危機、更に水質汚染といった危機を予測していたのです”
                  “人道的 包括的な唯一の救済策”、それが人間のダウンサイジング…有機体を縮小する技術によって成人を約13センチに、副作用は皆無。

                  先ずノルウェーの研究所から36人の被験者グループが“世界初のミニ人間の共同体”を形成し、今では世界各国の各地で運営される同様の専用エリアで多くのミニ人間が暮らしています…現代社会に隣接する、リアル某ワールドスクエアのリアリティはリアルな風景や人がミニチュアっぽく撮れる写真みたいで不思議なドキドキ感が。
                  でもさ、縮小する際に全身の毛や腸内の老廃物が障害になるのだったら歯や爪だって抜かなきゃダメなのでは?…ともあれ、この縮小化の医療プロセスは非常に興味深いです。
                  15万2千ドルの資産が小人生活なら1250万ドルに相当する、いや1ドルが千ドルの価値という人もいる…この経済的なメリットに決断するマットと妻、なのに彼女は土壇場でビビって縮小キャンセルって!笑

                  しかし所詮は実社会の庇護がなければ維持出来ない縮小ライフ、どこか戦前の移民政策や戦後の社会主義国を理想郷と煽った側のニオイも…政府にしてみれば実社会を富裕層で運営し、貧困層の生活保護費や医療費の国庫負担を圧縮出来る訳で。
                  消費規模と納税額も縮小されて実社会にぶら下がってる、となれば普通サイズと縮小サイズで同等の権利は公平性が保たれない…つまり縮小ライフが楽しめるのは実社会に貢献している普通サイズのおかげ、という論調も見え隠れ。
                  法整備が追い付かない状況を好機とスモールタウンに嗜好品ビジネスを持ち込みパーティ三昧のドゥシャン(クリストフ・ワルツ)、その清掃婦として働くベトナム女性は母国でデモを弾圧する当局から強制的に縮小化された上に密航中に片足を失った悲劇のアイコン…コメディかと思ってましたが、なかなか重層的な好い物語でしたよ。

                  ドゥシャンの取引先、最初に作られたノルウェーのスモール・タウンに同行するマットと清掃婦。
                  社会風刺に先端技術のアイロニー、ロマンスでありビルドゥング・ストーリーでもあり…神話的な旅と、世界の終わりの始まり。
                  「自然は謙虚な彫刻家」という台詞の背景にはフィヨルドが相応しいね、だけど画面の矢印には笑いました。
                  ノルウェーは寒いからなのか、他の地域のように外界と隔絶されたシェルター暮らしではなく…いや待てよ、巨大生物の島状態なノルウェーのコロニーを見てると(ベトナムの縮小人は鳥や昆虫に餌と間違われながら暮らしてるのでは?)と思えてきます。
                  アメリカが「2300年未来への旅」みたいなスモールタウンを建設したのは、それだけの技術と予算だけでなくそういう潜在意識があるからかも?

                  最初のダンスと二度目のダンス。
                  清掃婦の言う“アメリカ人、8つのファックしかない。愛のファック、憎いファック、性欲だけファック、お別れファック、仲直りファック、酔ったファック、義理ファック、同情ファック”は名言、しかしベトナム人は他にもあるって事?笑
                  大深度巨大地下シェルターに向かう人々と、彼らをカルトと言い切ってアメリカに帰る人。
                  結局マットは最後まで道化役でしたな!笑
                  マットに縮小ライフを勧めた友人デイヴはジェイソン・サダイキス、美術効果とアニメ・パートはインダストリアル・ライト&マジック…撮影ロケ地はネブラスカ州オマハとL.A.、オンタリオ州トロントにノルウェーだそう。
                  込み入ったストーリーを整理した構成力と、テンポよい演出は見事です。


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                    | cinema | 2018.09.23 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
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                    「ミラクル・ニール!」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

                    別に「ポールのミラクル大作戦」とは何の関係もない、'15年のイギリス映画で原題は「ABSOLUTELY ANYTHING」…主役ニールはサイモン・ペッグで恋人役にケイト・ベッキンセール、監督のテリー・ジョーンズ繋がりでテリー・ギリアムら「モンティ・パイソン」メンバーが宇宙人役CVとして参加してる他ロビン・ウィリアムズも自殺1か月前に愛犬デニスの声で出演。
                    でもやっぱり僕は本作も、日本語吹き替え&日本語字幕で観ちゃいましたけど。
                    10日間限定で全能パワーを授かったヘボ教師ニール、使い方次第で人類絶滅か高等宇宙人たちの仲間入りとも知らずに無駄使い。

                    いやー英国コメディって当たりハズレが大きいよねぇ、そもそも大笑いっていうよりニヤリといった笑いが多いにしても…ストーリーは70年代のコメディにもありそうな超能力ラブコメだし、話のテンポも昔っぽいのは狙ったんだとしても。
                    小道具IT位しか今っぽさは感じないし、それも重要って訳じゃないし…かといって時代を超越した面白さがあるでもなく、なんだか全体的にボンヤリしてて。
                    まぁ日本語吹き替えですからロビン本人の可笑しさとは違うにしても、あの犬の喋りは妙にイラッとするし…キャスティングと内容は一致しないという事で、期待した分だけガッカリ。
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                      | cinema | 2018.09.20 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |




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