スキャナー・ダークリー [Blu-ray]
スキャナー・ダークリー [Blu-ray] (JUGEMレビュー »)
俳優の仕草や表情をアニメとして再構築する、非常に手間の掛かった映像が生理的に苦手な人もいるでしょうね。
しかしながら出演者も(誰々が出てるから)という理由で観て欲しくはないでしょう、自伝的要素の強い原作を尊重した結果としてのスキャニメーションは実に効果的です。
意義を見出せない業務に延々と従事させられる主人公、彼の破滅を前提とした麻薬撲滅作戦…小さな政府がもたらした民間委託の陥穽、委託された組織間のマッチポンプは緩いディストピアですが。
どこまでが虚構でSFなのか、エンディングには賛否が分かれそう。
紹介記事【2019.07.27】
ブレイク・ビーターズ [ ゴードン・ケメラー ]
ブレイク・ビーターズ [ ゴードン・ケメラー ] (JUGEMレビュー »)
旧東独、といっても今じゃ通じなさそうですが…80年代の社会主義国でヒップホップに目覚めちゃった若者と、彼らの活動を体制翼賛に取り込もうとする当局との丁々発止を描く青春コメディ。
飼い慣らそうとする権力側と調子を合わせつつ苦悩する主人公たち、ベルリンの壁が崩壊して彼らを待ち受けるラストのほろ苦さとタフさに男泣きです。
自分でいる事を描いている点で、英国のサルサ映画「カムバック!」と併せてオススメ。
紹介記事【2019.11.02】
ダーリン・イン・ザ・フランキス 1《完全生産限定版》 (初回限定) 【Blu-ray】
ダーリン・イン・ザ・フランキス 1《完全生産限定版》 (初回限定) 【Blu-ray】 (JUGEMレビュー »)
荒廃した世界で生き残りを賭けて地底人と戦う少年少女、その謎が明らかになるにつれ絶望の色は増すばかりですが…絵空事に潜む「茶色の朝」の未来、大人目線で子供たちの希望を切に願ってしまいました。
次の世代のために何が出来るだろう、この気持ちを失わずにいたいです。
紹介記事【2019.08.28】
月曜日の友達(1-2巻 全巻) 全巻セット
月曜日の友達(1-2巻 全巻) 全巻セット (JUGEMレビュー »)
中学生になったばかりの頃の、世界の拡がりに戸惑う姿は性別や世代を超えて響きますね。
作画力もストーリーテリングも卓越してます、些細な一瞬を捉える巧さが。
忘れていた何か、忘れたくなかった何か…最後のコマに、胸が苦しくなりました。
紹介記事【2019.11.11】
TVアニメ『プラネット・ウィズ』オリジナルサウンドトラック [ 田中公平 ]
TVアニメ『プラネット・ウィズ』オリジナルサウンドトラック [ 田中公平 ] (JUGEMレビュー »)
(↑※サムネイルのリンクはサントラにしています)
所謂スピリチュアルなストーリーでありながら、どこか70年代アニメっぽいお約束とフォーマットをごちゃ混ぜにして力技で着地させたような奇想天外さが独特。
戦隊ヒーローに学園モノ、ジャンプ的な熱血インフレ勝負など…ネタの重ね掛けでも訳分からなくならない見事な構成、思いがけずラストに泣かされました。
正義のあるところに悪がある、よって正義は愛ではない…ならば善とはなんなのか? 先ずはご覧あれ。
紹介記事【2019.09.10】
ポルノ☆スターへの道 [ ニック・スウォードソン ]
ポルノ☆スターへの道 [ ニック・スウォードソン ] (JUGEMレビュー »)
ラジー賞を独占した下ネタ満載ムービー、とりあえず下品ですけど線引きはキッチリしてますね…笑わせる内容は、少なくとも男性なら他人事じゃないというか。
女性同士の巨乳幻想みたいなね、目の付け処が上手いなぁと。
まぁ万人向けではないにせよ、僕は感心しつつ大笑いしました。
紹介記事【2019.10.17】
夜長姫と耳男 (岩波現代文庫) [ 近藤ようこ ]
夜長姫と耳男 (岩波現代文庫) [ 近藤ようこ ] (JUGEMレビュー »)
原作者の作品は知らないので、本作は衝撃的でした…こんな物語が書かれていたのかと、まるで伝承の聞き書きか夢を書き起こしたような浮遊感!
印象としては南伸坊が中国の怪異譚を漫画にした「仙人の壺」に近い、無闇に説明しようとしない描線のアッサリ感が素晴らしいです。
空白の多さに、却って想像力を掻き立てられました。
紹介記事【2019.11.25】
さよならの朝に約束の花をかざろう 通常版 [Blu-ray]
さよならの朝に約束の花をかざろう 通常版 [Blu-ray] (JUGEMレビュー »)
不老不死というか不死者の物語にハマっているとはいえ、ファンタジー世界が舞台だとなぁ…と思ってましたが、不死者の(一般的な寿命の人間社会で生きる哀しみ)というツボを丁寧に描いていて好感が持てました。
寓話的なラストが作品世界と相まって、爽やかに切ないです。
紹介記事【2019.09.23】
おとなのけんか [ ジョディ・フォスター ]
おとなのけんか [ ジョディ・フォスター ] (JUGEMレビュー »)
血生臭い原題の割に、ほぼダイニング一間で完結している会話劇です。
子供の喧嘩に親が出て、大人同士で和やかに話し合って解決する目論見が破綻してエスカレート。
隣人を愛せれば戦争なんて起きない訳で、そんな皮肉な原題と裏腹に子供同士は親心を知らず…淡々としてますが大いに笑わせてくれます、個人的にはオススメ。
紹介記事【2019.10.22】
【中古】 山本耳かき店 ビッグCスペシャル/安倍夜郎(著者) 【中古】afb
【中古】 山本耳かき店 ビッグCスペシャル/安倍夜郎(著者) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
耳かき店ブームの火付け役、なんて書いては申し訳ないのですけども…決してブームに便乗した後追いではない、と。
穏やかな時間の流れる小さな町で、耳かき屋さんを訪れる客の脳内イメージが秀逸です。
こんな表現があったのか、こんな漫画があったのかと目からウロコ耳から(略)。
紹介記事【2019.12.23】
グラン・プリ [Blu-ray]
グラン・プリ [Blu-ray] (JUGEMレビュー »)
最初はソール・バスの映像分割がスタイリッシュというより情報過多に感じましたが、それが後から効いて来るんですね…世界各地を転戦するF1レーサーと彼らを取り巻く人間模様が主軸ながら、走行シーンも見甲斐があります。
クールなドラマと60年代のムードが、ダンディな三船敏郎も含めて現代とは別世界のようです。
紹介記事【2019.12.21】
絵はがきにされた少年 [ 藤原章生 ]
絵はがきにされた少年 [ 藤原章生 ] (JUGEMレビュー »)
アフリカに対する先入観や固定観念が、ことごとく覆されます…偏見を持たないように心掛けていたつもりでも、日本にいて伝わってくる情報自体にバイアスが入っている訳ですが。
西欧支配の呪縛に歪められた各地の民族性や搾取の構造など、日本では見えにくい暗部が著者の目を通して見えてくるようで。
アフリカの話であり、同時に現代の実像でもあるのでは?と。
紹介記事【2019.09.1】
【中古】 マンガでわかる 戦後ニッポン /手塚治虫(著者),水木しげる(著者),つげ義春(著者),はるき悦巳(著者),ちばてつや(著者) 【中古】afb
【中古】 マンガでわかる 戦後ニッポン /手塚治虫(著者),水木しげる(著者),つげ義春(著者),はるき悦巳(著者),ちばてつや(著者) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
現代に至る国内の移ろいを漫画に語らせる好企画アンソロジーです。
漫画にしか出来ない表現は、例えば三輪自動車が走る風景でありリンチされる米軍の操縦士であり…基本的に主観視点であるが故の、俯瞰の効く文学表現よりも接地した仮想体験なのかも。
いわば漫画こそが伝え得た戦後の一片、切り口を変えて続けてもらいたいですね。
紹介記事【2019.12.12】
あきれたあきれた大作戦 [ ピーター・フォーク ]
あきれたあきれた大作戦 [ ピーター・フォーク ] (JUGEMレビュー »)
笑いって鮮度があると思ってました、本作を観るまでは。
先が読めずに引き込まれましたが、確かに繰り返し観たくなるかも…計算されたシナリオが効いた笑いと、映像的な古さもまた味わい深いです。
スタンダードでバカバカしくて無駄のない、意外な傑作。
紹介記事【2019.12.10】
人気マンガ・アニメのトラウマ最終回 極限編 [ 鉄人社編集部 ]
人気マンガ・アニメのトラウマ最終回 極限編 [ 鉄人社編集部 ] (JUGEMレビュー »)
面白可笑しい切り口で紹介されてるので、ファンの方にしてみれば物申したい点も多々ありそうですが。
様々な事情から意外な最終回を迎えていた、有名な作品の数々に先ずビックリ…知って何かの役に立つ訳ではありませんけど、やはり切り口が面白いのですよ。
紹介記事【2019.09.24】
【国内盤CD】【ネコポス送料無料】ファウンテインズ・オブ・ウェイン / トラフィック・アンド・ウェザー
【国内盤CD】【ネコポス送料無料】ファウンテインズ・オブ・ウェイン / トラフィック・アンド・ウェザー (JUGEMレビュー »)
「Stacy's mom」の青春パンクをイメージしてたら好い意味で裏切られました。
どこかSDP「スチャダラ外伝」に通じる旅アルバム、共通する根っこは世代なのかグローバル環境なのか…しかしELOっぽさを連想させるサウンドも厭味なく無理して頑張ってない感じだし、三人称のスキットみたいに様々な切り口で綴られる旅の寸描が詩的。
パッキング上手で飽きさせない仕上がりかと。
紹介記事【2019.07.08】
【中古】[PS2]ローグギャラクシー ディレクターズカット(Rogue Galaxy Director's Cut)(20070321)
【中古】[PS2]ローグギャラクシー ディレクターズカット(Rogue Galaxy Director's Cut)(20070321) (JUGEMレビュー »)
無印版も僕は楽しめましたが、ダレ要素を改善して全体的にボリューム・アップしておりオススメです。
難を言えば、このDC版では攻略本が出てない事ですね…特に武器の合成レシピが違っているし、追加武器はノーヒントで試行錯誤の連続に。
水の惑星にある3連宝箱は、多分エリアボスに乗って飛び移らなきゃ取れないと思うので、これからプレイする方は気を付けてね!笑
紹介記事【2018.07.19】
【中古】PS2 スターオーシャン3 Till the End of Time
【中古】PS2 スターオーシャン3 Till the End of Time (JUGEMレビュー »)
ディレクターズ・カット版が出てるようなので、そちらをオススメします。
僕も終盤でメニュー画面を開こうとしてブラックアウトや異音と共に「ディスクからデータを読み込み中です」と表示されたままフリーズでプレイ断念中です。笑
リアルタイム・バトルの忙しさは好みの問題として、城下町などの雰囲気が最高!
中世レベルの惑星に来た主人公がハイテク宇宙人側、という立ち位置はユニークで楽しめました。
紹介記事【2018.07.25】

最近みたDVD
「フリップフラッパーズ 2」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

いきなりパピカの砂漠放浪から捕らわれの身、どうやらココナとはぐれて迷い込んだ様子…そこにマッドマックス2的な野郎共&スケバン刑事チックな洗脳ココナ、スケバン刑事の仮面ってマッドマックス2由来だったのか!てな事よりも。
ピュアイリュージョンというよりキュアな変身&決めポーズ、どこまでお遊びなんだか本筋なのやら…ココナを支配していたウェルウッチア(CV豊崎愛生)いわく“仮面のチカラに付け込まれたのは貴女が空っぽだから”、最後にトドメを刺し炎バックにヒーロー登場したのは何故かヤヤカ?笑
もしや1話丸ごと夢オチか、と思えば逆に本筋かよ!

どうやらヤヤカはフリップフラップと対抗的なKKKっぽい教団の一味らしく、パピカの集める「イイ匂いの石の欠片」も今回はヤヤカに取られてしまい。
ラボのヒダカが言うには2人の抵抗値が高いせいだから、という次第で強化合宿スタート&パピカも同級生に…すっかりヤヤカとは敵対関係、というより彼女の方が事情を知ってる様子。
そして学校の裏庭に例の土管が宿泊仕様で鎮座、その周囲も謎世界という事は次元の裂け目でしょうかね?
食糧調達などパピカのサバイバル能力に気付いたココナ、自分の“空っぽ”さにない彼女の長所を受け入れるやゲート突入で次回へ。

もしかしたら深夜枠じゃなく本気で少女アニメとして制作&OAされたのか、それとも変身シーンもネタなのか…シュールかつ破綻のない異世界には毎度ながら感心します、それとラストシーンのBGMからED曲が自然に繋がっているのも気のせいかと思って二度観しちゃった位に上手いわ。
大体OPとかEDは一度観たら飛ばしちゃうのが基本だけど、本作に限っては毎回観ちゃうんだな…楽曲もだけどタイトルバック映像も観入ってしまい、ダークさを効かせた明るさと不思議さは妙にハマりました。
なんか変なアニメなんですけど、ファンタジー世界の少女版コナン的な面白さ!


前巻
0
    | animation | 2020.08.12 Wednesday | comments(0) | - |
    最近みたDVD
    「クオリディア・コード 3」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

    前巻ラストのカナリア消失、つまり「東京学園次席の死」は壱弥だけでなく神奈川と千葉を含む防衛都市全体に大きな動揺をもたらします…更に首席の壱弥まで引きこもり、静観の千葉に対して神奈川は東京のフォローを引き受けますが。
    実はカナ同様、侵入不可領域を通過した生徒は次々とアンノウンの襲撃により死亡?しており、地域管理官の朝凪求得&夕浪愛離は唯一の生存者となった青生に「コード付け替え」を施します…コールドスリープ覚醒後に「世界」を体得している防衛都市の生徒たちに仕掛けられた、うなじのコードどアンノウンの動きは無関係ではないようですな?

    今回のメインは神奈川学園首席の舞姫、今までは壱弥が主役でしたけど群像劇だったのね…いつも能天気に振る舞う舞姫の秘めた過去、幼なじみでもある次席ホタルとの絆が描かれます。
    新コードで「世界」パワーアップか、夕凪に触れて映像再生以上の何かを感じた青生、侵入不可領域に何かあると睨んだホタルは青生とルート調査に…ギレン総帥ばりの演説で東京学園の意気を高めた臨時代表の舞姫、しかし上空が赤く染まり未知アンノウンの大群襲来&全生徒のうなじ発光を狙い撃ちするような攻撃に態勢瓦解し撤退やむ無し。
    敵軍を指示する人型アンノウン、もしやカナリアか?

    アクアライン防衛を暴走壱弥に任せた千葉の2トップも東京勢の援護へ、ホタル&青生も異変を察知しUターン…全校生徒が撤収列車に乗り込むまで防戦していたフードの鎌遣いザクロ(CV伊澤詩織)と赤毛の爪遣いギンコ(CV藤原夏海)も首席の命令で撤退、ホタル帰還を信じアンノウンの進攻に立ちはだかる舞姫!
    いやー、引き込まれますわ…謎解きのヒントを散りばめつつ、慌ただしい展開を分かりやすく見せてます。
    EDタイトルバックも神奈川キャラになり、本編以上にザクロ&ギンコも活躍と…でも2人は内地送りにされたし、もしかして今回で出番終了だったりして?笑
    0
      | animation | 2020.08.11 Tuesday | comments(0) | - |
      最近みたDVD
      「灰と幻想のグリムガル 1」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

      ラノベ原作というと「盾の勇者」みたいな(これからだ!オチか?)と警戒しちゃうのですが、やっぱ気になるので借りてみました。
      TVOAは'16年、アニメーション制作はA-1 Pictures…前置きなしに異世界召喚&元世界の記憶を喪失しているハルヒロ(CV細谷佳正)たち、生き抜くためには義勇兵としてモンスターを倒して稼ぐしかないという若干シリアスな設定でギャグが少ないのは好感。
      まぁ正確には召喚された訳じゃなさそうで、こういう来訪者も珍しくはない様子…彼らを迎えた義勇兵団のブリトニー(CV安元洋貴)に支度金を渡され、パーティを組んだ面々でしたが。

      雑魚の中でも最弱とされるゴブリンさえも倒せない最弱パーティで、資金が尽きる寸前に6人がかりでようやく1体を殺した一同…祝うべき初勝利ながらも、生きる事が命を奪い合う連続なのだと思い知るほろ苦い第一歩となったのでした。
      リーダーで大人びたマナト(CV島崎信長)は神官で、体格に似合わず器用なモグゾー(CV落合福嗣)は大剣の戦士…関西弁のユメ(CV小松未可子)は狩人で地味巨乳シホル(CV照井春佳)は魔法使い、口達者なランタ(CV吉野裕行)は暗黒騎士で主人公ハルヒロは盗賊と各自ギルドに所属。
      ですが如何にも覚束ない、危なっかしい戦いぶりで。

      ギルドマスターのバルバラ(CV能登麻美子)から通り名「オールド・キャット」を授かったハルヒロも、仲間たちも余り者同士の寄せ集め…先に行動を起こしたレンジ(CV関智一)のパーティは次々にモンスターを倒し、既に見習い義勇兵から昇格したというのにね。
      それにしても拠点の町は水彩タッチで細部まで丁寧に描かれてるなぁ、有りがちな中世ヨーロッパ風ではあれど他の異世界召喚/転生モノにはない詩情が伝わってきて…火を起こして湯を沸かす、それだけの場面にも演出の技巧を感じます。
      しかしゴブリンCVがゴブリンって、Wikipedia情報で確認したら芸名だとは!

      「シリーズ物アニメ1巻借り企画」その79
      0
        | animation | 2020.08.06 Thursday | comments(0) | - |
        最近みたDVD
        「霊剣山 星屑たちの宴 1」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

        最初、サムネ画像を観た時は(BLか?)と思いましたが…紹介文に“中国の人気オンライン小説を原作としたアクションアニメ”とあったのが気になって、Wikipedia情報をチェックしてみたら日中合作の「仙侠ファンタジー」らしいです。
        つまり(仙人武侠)ですな、であれば観てみるかと。
        アニメーション制作はスタジオディーンですが、中国側とは共同企画だそうで“テンセントコンピュータシステムが制作費の8-9割を単独で出資しており、製作当初から、日本で作られ、日本で放映された日本クオリティのアニメとして中国に逆輸入するという「使命」があった”のだとか「重神機パンドーラ」的ですな?

        日本先行のTVOAは'16年ですが、特典映像「星屑たちの前夜祭」にて垣間見た中国のウェブ漫画版に沿ったキャラ画なんですね。
        この映像特典はOA直前の特番と思しき30分弱の声優トークで、後々登場するキャラのCVらしい江口菜子という進行役に初回から登場する王陸CV代永翼&海雲帆CV西田雅一がザックリ説明しつつ映像もチラ観せ…終盤から玲CVの中村繪里子も加わり、何故にオープンキッチン?という疑問は冷蔵庫からケーキが出て来るオチで一応納得。笑
        実は本編の後に観たんですけど、世界背景が独特なので特典映像を先に観た方が分かりやすかったかも?

        仏教の教えが廃れて荒廃する末法時代の訪れと、その危難を救う者の到来を予感した仙人は入門試験により有望な人物を集め…その中に謎めいた主人公・王陸と高貴な家柄の海雲帆もいたのです、そして玲は単なる宿の女将ではない様子で。
        霊剣山が聳える九州大陸というのも日本とは一切関係ない架空世界で、仙人こと家元(CV松田健一郎)&お色気仙女の王舞(CV山口由里子)は数ある仙術門派の一つ霊剣派のトップなのね…もちろん本編だけ観てても分かるんですけど、明確に解説はされないから特典映像で(あぁそうか)と。
        当分は入門試験を次々と乗り越える展開になりそう。

        しかし2話目ラストで王陸の付き人だった女児っぽい王忠(CV小林大紀)が主君を見限るとは、なかなか意外な展開だわ…今のところ神仙要素も武侠テイストも感じられず、まさに“ギャグあり!とんちあり!”な謎解きメインながら今後が読めず期待しちゃいます。
        ほとんどの入門希望者が有力者の子弟という中で、王陸は一体何者なのでしょう…玲に目を掛けられ王舞にも一目置かれる切れ者っぷりで難局を突破してきた彼だけに、海雲帆と王忠が先に抜けた桃源郷の“完璧な攻略法”が気になります。
        ただ、個人的にギャグ要素は古臭いし要らないな!笑
        もう少し観てみたい感じ。

        「シリーズ物アニメ1巻借り企画」その78
        0
          | animation | 2020.08.05 Wednesday | comments(0) | - |
          最近みたDVD
          「ロビハチ RobiHachi 4」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

          前回がギャラクシー街道の第一関所ハッコーネ&29番プラネットで、今回は36番のテーマパーク惑星アッカサッカから…楽しさの押し売りだなんて「楽しくなければテレビじゃない」時代のフジや赤坂だけにTBSを連想し(放送キー局どこだよ?)と余計な心配しちゃいましたが、考えてみればテーマパークこそが正に逃げ場のない「楽しいよ地獄」だったのでした。
          わかる分かる、超共感!笑
          しかし弥次喜多モノって読んだ事ないけど、こんな行く先々でドラマがあるのか?…と「東海道中膝栗毛」Wikipedia情報を見たら実際そうみたいね、要は「西遊記」パターンって事か。

          しかし原本では喜多八って“元は弥次郎兵衛の馴染みの陰間”だったのか!つまりヤンに引き継がれた設定も歴とした元ネタがあったのね、こりゃあJDSLLGBTで語る筋じゃないわな?笑
          にしてもヤン、すっかりオネェキャラ化したな…年に一度のラブリーキング&クイーンも流れからしてヤンの見せ場だろ、と思わせて「あの鐘を鳴らすのは」ハッチだったのも原本ネタ?
          「常に惑星情報を下調べしてるハッチが知らなかった筈ない」的な19(イック)のツッコミからして、もしやハッチもオネェ化するのか?
          次は42番宿場星マルベリー7、と思いきや19の策略で隣のマルベリー8に。

          どっかで見たようなメカ伯爵、カメカメカ大王と「メカ道」戦争に明け暮れるロボット王国…虐げられている人間は機械の体を買うため(?)ハマグリを漁り、鉄郎よりは超人ロックを思わせるホシローと知り合って革命を示唆するロビハチ。
          久々に、しかも開始早々のヒザクリガー登場…ヤンもグレンラガン的ロボで「もっと端っこ歩きなさいよ」と対抗しメカ伯爵の用心棒に、ヒザクリガーはカメ大王の助っ人「ヒザクリ三十郎」って黒澤オマージュ
          ミノフスキー粒子散布の合戦場でヤンに捕まり、ロビー貞操の危機!…そこに両軍の兵器で人民蜂起、窮地を脱したロビハチでした。

          いやまぁロボット用の車両が人間に動かせるのか、そもそも兵器の扱い方が分かるのかとツッコミ処は多々あれど…ロビーそっちのけでヤンが革命に参加しちゃうとは、いやまぁプライドが許さないんだろうけど。
          しかし東海道の宿場って53だから、もう目的地に着いちゃいそうだな…機械の体ネタをここでやったのは予想外でしたよ、イセカンダルじゃ何が起こるんだ?
          道化回しのヤンが純愛(?)を実らせるとも思えず、ハッチの家庭事情が絡んでくるのだろうか…それにしても今時こういうテイストってのが面白いわ、一見すると子供向けでも子供ウケする要素って皆無な気もするし。


          前巻
          0
            | animation | 2020.07.26 Sunday | comments(0) | - |
            最近みたDVD
            「ストライク・ザ・ブラッド 消えた聖槍篇」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

            '20年リリースのOVAですが、原作ラノベに基づくTVシリーズとOVA展開でも既に3期までシリーズ化されていたとは視聴前にWikipedia情報をチェックしてビックリ…何も考えずにサムネイル画像が普通っぽいから借りたけど、個人的には大ハズレでしたよ。
            軽いサスペンス調のお色気ハーレム展開から特にオチもなく、最後に見せ場のバトルで次期シリーズに繋がる新たな敵を匂わせ終幕。
            1巻30分ってのも昔のOVAみたいだけど、わざわざ「消えた聖槍篇」という程の御大層なエピソードでもない辺りも昔っぽい印象。
            でも本作は珍しくオーディオコメンタリーが秀逸で。

            というかオーコメの方が本編より面白かった、というだけの話なんですけども。
            瀬戸麻沙美日高里菜の話からすると「日常回は久々」らしく、シリーズ全体では割とシリアス目な話のようですな…それと本作は原作にはないストーリーで、飽くまでファンの「肌色要望」に応えた結果だとか。
            そっかー、それでアニメキャラとはいえ未成年が乳輪まで見せちゃうんだな!笑
            いや問題ないですよ僕はね、でも今時の十代なら2次元だろうがリアルだろうがオカズなんて労せず入手出来るのに需要あるのかな?
            しかしフリートークのようで、一応あるのね台本が。

            おそらく台本というよりは「この辺でコレは言っとけ」的なユルい構成なんでしょうけど、雑談のように喋らされながらも本読みしてたというのは面白かったな…洋画の場合も予め監督なり出演者なりが裏話を出し合ってコメンタリーの進行を決めとくのかもね、逆にフリートークしながら流れを計って読みにスイッチする方がアテレコよりも難度が高そうな気もします。
            劇場イベントの先行上映で盛り上げつつの単なる次シーズン長編予告、こういうのもファンには堪らないのでしょう…だけどシリーズを観てない門外漢には、典型的ラノベ要素の全部入りなんて今更過ぎました。笑
            0
              | animation | 2020.07.25 Saturday | comments(0) | - |
              最近みたDVD
              「キャロル&チューズデイ 2」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

              少女デュオのサクセス物語、といっても舞台は移民開始から半世紀を経た火星。
              2人の出会いと結成を描いた前回から、今回は語り部でもあるガスの押し掛けマネージャー就任&手際の悪いプロモーション活動が描かれます…♯03「Fire and Rain」はロディの伝手で人気DJアーティガン(CV宮野真守)に売り込みを掛けるも、AIで曲を作るご時世にSSWなんてと一蹴されてチューズデイ怒りの譜面燃やしでご破算。笑
              因みにガスは劇中のWiki記事に「モーターヘッドのパクり」と書かれてたりする元バンドマン、マネジメント業に転身してキャロル憧れのフローラを発掘した人物と。

              しかし喩えが古くて今時の少女には伝わらず、観てる側も7〜80年代の音楽シーンを遥か未来の移民世代が語ってる錯誤感に(は?)てな感じ。
              確かにガスはオッサンだけど、ドヤ顔するなら21世紀の音楽ネタにしろって。
              大体サブタイも7〜80年代の曲名じゃん、作り手の懐古趣味かよ…♯04「Video Killed the Radio Star」ではPV制作を思い付き、ネットで購入した「コレ1台で撮影〜編集OK」なディレクターAIイデア(CV佐武宇綺)のビッグマウスに振り回される始末。
              詐欺AIってのもだけど、自律ロボの普及っぷりと未来世界のハイテク加減が噛み合ってないような気が。

              詐欺AIでも自律ロボが手軽に買える世の中ならコインランドリー要らないよね、ってビールがぶ飲みするAIにマジ考察は野暮だけど…前回のトントン拍子な展開から一転して苦労続きなら分かるけど、急にタイムボカンみたいな流れになっちゃって何がしたいの?
              どうでも好い話ですがアイキャッチに使われてるサブタイトル曲シングルのレーベル部分、あれってマジ物だったのね…妙なディテールに拘ってるけど意味あるのかね、つまりフィクションといっても現実世界と地続きって言いたいのかな?
              曲作りシーンは毎回かなりグッと引き込まれるものの、この先がちょっと心配。
              carole and tuesday #3&4(←クリックで拡大表示されます)


              前巻
              0
                | animation | 2020.07.19 Sunday | comments(0) | - |
                最近みたDVD
                「旗揚! けものみち 2」 (←リンク先はTSUTAYA作品情報)

                引退を賭けた試合中に異世界へと召喚された、動物大好きレスラーの魔獣ペットショップ開店奮闘記(?)。
                前巻で王女の「邪悪な魔獣」発言に怒りのジャーマン・スープレックスで城を追われたケモナーマスクこと源蔵、天然策士獣娘シグレと組んでギルドの討伐クエストをこなす日々…報酬もらって討伐対象の魔獣も連れ帰り、開店してもいない内から雪だるま式に増えるエサ代で自転車操業中!笑
                今回は前巻ラストに登場した家出娘の加入エピソードです、自称ドラコンハーフの食い意地娘リンダ(CV八木侑紀)にファフニール家の酒豪従者カーミラ(CV櫻庭有紗)まで居候に?

                融資の件も流れかけ、総出でバイトに励むもシグレ以外は労働を知らず却って赤字増額…グリフォン退治も巨鳥2体に源蔵モッフモフ油断して失神、リンダ改め花子に連れ帰られる始末。
                クエスト失敗=報酬なしでも幼鳥ゲット、更に膨らむエサ代と…いつになったら開店するやら、というかペットの概念すらない異世界で繁盛する日は来るのか?
                しかも近所のコボルト妻(CV皆川純子)にラブ剥き出しの源蔵&相棒ひろゆきにグルメ愛な花子と、動物愛が拡大解釈され気味!笑
                真っ当に見えてきたシグレですが、ちゃっかり出オチ陽炎(CV福山潤)の聖剣を家計の足しにしてました。

                いや今回も笑わせてくれますね、夜中の路地でリンダを檻に捕獲してヘンタイ扱いからの覆面カップル最高!…強敵と思わせて泣き入っちゃう本日のジャーマン食らい係カーミラといい、新キャラ2人ともグーよ。
                前巻のジャーマンから城内で尻姫呼ばわりの王女アルテナ(CV末柄里恵)、脱走勇者ケモナーマスクに複雑な心境…すっかり動物愛進行でしたけど召喚する理由があったんだよね、そして謎の勢力も勇者召喚の報に対抗して策を弄する様子。
                ようやく本筋も動き始めるようです、ってどっちがオマケなんだか…でもさ、マッチョなヒーローって考えてみれば超王道なのよね?
                0
                  | animation | 2020.07.18 Saturday | comments(0) | - |
                  最近みたDVD
                  「RELEASE THE SPYCE 3」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

                  前回捕らえた白虎の付着物から九天サイエンス内部サーバーに侵入したツキカゲ、しかし動向は内通者からモウリョウに筒抜けでデータも偽装済みでした…モウリョウが傘下に収めたイタリア系シンジケートは対ツキカゲ目眩まし、早々に壊滅させたアジトで却ってモウリョウと九天の関連性に疑いを深めるユキでした。
                  その一方で一人前に認められたい焦りで休み返上トレーニングの頑張り屋モモチ&ユキの見守り師弟愛、すっかり怪物と化したイカツイ女ドルテCVが早見沙織というギャップは正に配役の妙ですな…師弟の力量差を演出するだけじゃ勿体ない、けどヤラレ役だよね。

                  更に内通者はモウリョウにハツメ情報をリーク、次なる刺客テレジア(CV種田梨沙)を転校生として接近させるも二人は旧知の間柄で…幼少時に知り合うも共に誘拐されてハツメは身代金で助かり、モウリョウに買われたテレジアは憎しみの矛先をハツメに向けて爆発させてしまうのでした。
                  ハツメの博愛精神vs.素直になれないテレジア、そこで“どうしても滾(たぎ)ってしまった”モモチの絶妙ペロリ!…ユキは出来過ぎた再会を訝り、秘密基地で飼い慣らされつつある白虎は任務失敗で傭兵の里から追放されて寝返りかな?
                  そして二日後に迫るモウリョウの散布実験とは何か?

                  今回は恒例の特典映像CM&次回予告PV集に加え、約4分の「Villain PV」が…遂に顔を見せた文鳥の女(CV伊藤静)を筆頭に白虎テレジア&ドルテなどモウリョウ一味が勢揃い、前々巻の用心棒と前巻のジョージにイタリア系シンジケートのエモ・パチーノ(CV牛山茂)&マルコ(CV茂木たかまさ)だけじゃなく今後登場するらしいニライカナイ首領(CV金尾哲夫)とアレクセイ(CV中田譲治)なる人物も無駄に顔見せ。
                  いや別に好いんですけど、ちょっと意図が分かんないや…それにしても今のアニメって、本当に演出というか構成が凝ってるよなぁ。


                  前巻
                  0
                    | animation | 2020.07.14 Tuesday | comments(0) | - |
                    最近みたDVD
                    「ロビハチ RobiHachi 3」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

                    いきなりヤン一味が駅伝?と思ったけど、彼らは惑星ハッコーネに先回りしてたんだっけ…そしてロビー達が珍魚を釣った前回のニュースを見て、彼らが手前の惑星オダワーラにいる事に気付いて待ち構えるヤン。
                    という訳で惑星ハッコーネ衛星軌道に浮かぶギャラクシー街道の第一関所まで来たロビハチ&ツッコミロボ19(イック)、しかし太陽系と外宇宙を結ぶ唯一のハイパーロード利権「高速料」+パスポートの他に必要となった「通行手形」で行き詰まり…わざわざ地球まで手形発行に戻るなんて、というよりハッチにも何やら事情があるようで眼下の温泉惑星へ現実逃避?

                    トリップサンバイザー5つ星の温泉宿で手形の裏ルートを耳にして、ハッコーネ裏ボスのラブパワー浴びて入手するもイセカンダル参詣は特例で不要だったというオチ…これは単に遊覧海賊船とか御当地ネタやりたかっただけだな、結局ヤンの出番は最初だけだし!
                    お次は一気にギャラクシー街道29番プラネットの惑星ハママIIですか、随分すっ飛ばしましたね…イール王国の大ウナギ祭り開催中で“大”が修飾してるのは“祭り”じゃなく“ウナギ”、大牛丸呑み怪物ウナギ狩りに巻き込まれつつ遂にヤン一家と再会を果たし。
                    離れて気付いたオトコ心、今回はヤンが主役だな!笑

                    やー、ロビーに対するヤンの只ならなさはLGBT時代らしく昔のホモネタと一線を画すニュアンスでしたが再会で弾けましたね…メロドラマ的すれ違いからの「精力付けるぞコノヤロー」、目を血走らせて「利子利子シリ〜!」に「ツケツケケツ〜!」って大丈夫?
                    ホテルうな月にはウケました、それとスペースラナウェイってそれイデオンじゃん!
                    だけど前巻までのお約束だったヒザクリガーが一瞬たりとも出て来ないとはなぁ、CVの串田アキラに何かあったんじゃないよね…あと相変わらずバラエティ番組を茶化すような柱パート、前よりクドくなくなった気がするけど何か訳あり?


                    次巻

                    前巻
                    0
                      | animation | 2020.07.12 Sunday | comments(0) | - |




                      ↑ top