(JUGEMレビュー »)

「チャンス」のピーター・セラーズが主演した'68年のMGMコメディ、冒頭の劇中劇で状況が分からないうちから笑わされました!
インドから来た駆け出し俳優に扮して、Mr.ビーンの原点か?っていう密室サイレント・コメディ・・・から騒ぎの果てが微妙にセンチメンタルなオチ、という抜け感もまた洒落てますよ。
紹介記事【2017.08.02】
デイブは宇宙船 [DVD]
デイブは宇宙船 [DVD] (JUGEMレビュー »)

「現代文化を異文化の視点で描く」という「星の王子 ニューヨークへ行く」パターンを、もう一捻りして「異星人集団のSF冒険活劇」に練り込んだ本作。
時代遅れの事前情報で人工衛星から計算外、妙に多機能なデイブ・ミン・チャン号・・・原始的で野蛮な文明に毒されていく乗組員、そして地球人と宇宙船のロマンス!
個人的にはクローゼットで大笑い、Old Navyネタも可笑しいな・・・「キャプテン・クランチ」ネタやアイスクリーム屋と間違われるコンチなスーツ姿など、分かればウケる要素も。
紹介記事【2017.03.14】
コンボイ [DVD]
コンボイ [DVD] (JUGEMレビュー »)

故サム・ペキンパー監督作では評価の低い本作、分かってねーよなぁ。
70年代に隆盛したカー・アクション的ロード・ムービーの流れを汲みつつも、救世主の物語が仕込まれてるのは何故?
少なくとも当時のアメリカにおけるトラック運転手という生業の社会的地位はド底辺、その連中からエクソダスが始まり・・・賞賛から憎悪へ豹変する世間に諦めない男と男、死して英雄となる世の中を笑うラストは痛快の一語!
紹介記事【2017.01.17】
PlayStation 2 ミッドナイト・ブラック SCPH-50000NB【メーカー生産終了】
PlayStation 2 ミッドナイト・ブラック SCPH-50000NB【メーカー生産終了】 (JUGEMレビュー »)

正直、ゲームはこれで未だに事足ります。
メーカーには悪いけど、精彩グラとかオンラインとか不要だし。笑
紹介記事【2017.04.21】
勝手に観光協会 勝手に御当地ソング47+1
勝手に観光協会 勝手に御当地ソング47+1 (JUGEMレビュー »)
勝手に観光協会
みうらじゅん&安斎肇による歌とコーラスで、全国各地の郷土愛を歌い上げる本作。
モチーフ探しの観光後、旅館の角部屋で共同作詞&レコーディング…テレコ直録りの部屋鳴りがまたトリップ感を昂ぶらせます。
10年越しの生みの苦しみは、ラスト沖縄の不自然なフェードアウトで昇天したかのよう。笑
[Disc1]紹介記事【2017.06.07】
[Disc2]紹介記事【2017.06.17】
ミッドナイト・ドリーム
ミッドナイト・ドリーム (JUGEMレビュー »)
マンハッタンズ
日本版ジャケの、煌めく摩天楼の夜景がピッタリな甘々コーラス。
ドゥワップ時代から息の長い男声グループによる、ブラック・コンテンポラリーなA.O.R.盤です。
正直、こういう毒にも薬にもならんようなベタさって本来は苦手な筈なんですが・・・1曲目でガッチリ掴まれましたよ、改めて聴いてみても非の打ち所がありません。
紹介記事【2017.01.31】
Discovery
Discovery (JUGEMレビュー »)
藤田千章,佐藤竹善,アンドリュー・オセロット,クリアー・フィッシャー,小林正弘,キャット・グレイ,西村智彦
今となってはジャケのCGがチープですけど、本作のサウンド・デザインは今でも驚異的です・・・楽器の各パートやフレーズと、イコライジングによる音域(周波数)特性の強弱とを緻密に計算してミックスされている気が。
特に最初の2曲に顕著で、更にラスト2曲ではデヴィッド・T・ウォーカーのギターをフィーチャーした佐藤竹善A.O.R.という意外性も。
紹介記事【2017.03.09】
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久々に腹の皮が捩れるほど笑わせてもらいました、北海道ローカル局には勿体無いほど優秀なマジメ君の斜め上を行く“バカ枠入社”の花子さん・・・放送事故か奇跡の視聴率かとハラハラ、腹の皮がw
紹介記事【2017.01.19】
ローグギャラクシー ディレクターズカット PlayStation 2 the Best
ローグギャラクシー ディレクターズカット PlayStation 2 the Best (JUGEMレビュー »)

通常版に様々な新要素を追加し、ゲームバランスも再調整された本作・・・いわゆるクソゲー要素が低減したかは判りませんが、新たに水の星アリスティアへ行けるようになり嬉しい!
ただし武器が増えた分、その合成ルールが通常版から一部変更されて思い通りにいかないもどかしさも。
紹介記事【2017.08.16】
もののけ姫 [DVD]
もののけ姫 [DVD] (JUGEMレビュー »)

世間では不当なほど評価が低いようですが、宮崎駿のジブリ作品では本作こそが最高傑作です。
鎮西の乙事主の“このままでは わしらはただの肉として 人間に狩られるようになるだろう”という言葉が、やがて“小さくバカになりつつある”猪たちを狩りもせず流れ作業で食らう千尋の親に繋がるのです。
紹介記事【2017.04.29】
Zill O'll ~infinite~
Zill O'll ~infinite~ (JUGEMレビュー »)

PS版からのグラフック向上と、仲間キャラクターやイベントの増加で分岐するエンディングもアップした本作。
出身地によって変化する展開、イベントでの対処次第で敵にも味方にもなるキャラクター。
そして奥深い歴史設定が反映された人物造形など、何周しても飽きのこないゲームソフトです。
紹介記事【2017.11.15】
EMOTION the Best 機動警察パトレイバー2 the Movie [DVD]
EMOTION the Best 機動警察パトレイバー2 the Movie [DVD] (JUGEMレビュー »)

前作の(大規模ハッキングによるサイバー・テロ)が絵空事ではなくなった現在と、フェイク情報に自衛隊と警察が翻弄されて東京が戒厳令下に置かれる本作。
冒頭の場面は、PKO日報問題で揺れる現在が25年も前に描かれた本作に重なります。
ハードボイルドな展開に織り込まれた大人の恋路に、古典芸能の趣きを漂わせた演出は意味深です。
紹介記事【2017.04.30】
 (JUGEMレビュー »)

正直に言って、この作者の絵柄は苦手です・・・でも、本作にはこの絵柄しかない!って感じ。
だから苦手な方にも読んでみてほしいです、あの戦争について語らなかった人の気持ちが伝わってきます。
そしてラストの、現代に突き刺さる批評に思いを巡らせてほしいです。
紹介記事【2017.06.20】

最近読んだマンガ
藤原カムイ×寺島優「雷火 (普及版)」第十三巻

前巻で五房の行を成し遂げて遂に狗奴国皇子という出自を受け入れたライカ、軍勢を三陣に分けて邪馬台国へと進軍を開始しました。
士気の上がらぬ捨て駒部隊を率いるニキメは東の陣と遭遇し、峡谷の上から奇襲を仕掛けるもキジノヒコとオタジの姿に動揺…一気に劣勢へ押し返されながらも臨機応変の知略で狗奴国の兵を殺いでいき、運よく公孫衆が現れた隙に退却。
キジノヒコへの私怨を捨てて成長したオタジですが、既に公孫衆も半数を失い3名だけとはいえ同時に攻められては敵わず…自分の身代わりに深手を負ったキジノヒコを逃がし、オタジは独りで逃走の時間稼ぎ。

公孫衆でも一目置かれるワタハタは長剣遣いの食人鬼、テグスと釣り針を操って人体を引き裂くムジンとシーク教徒の武器チャクラムを操る巨漢シン…空腹に心奪われるワタハタの“悪いクセ”で難を逃れたオタジ、公孫衆の鋭い嗅覚を獣の血でキジノヒコと逆方向へ誘導しつつ自らはその腸に潜んで死地から脱します。
西の陣ではライカと父子の交わりも束の間、病に命尽きるヒメキコソ…ライカは突然の訃報に消沈する兵達を奮い立たせ、亡き父王の宿願を果たすべく邪馬台国を打倒する決意を新たにしました。


前巻
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    | comic | 2018.12.15 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |
    最近読んだマンガ
    藤原カムイ×寺島優「雷火 (普及版)」第十二巻

    前巻ラストで囚われて拷問の末に口を割った夜美、狗奴国の襲来が迫っていると知り開戦準備を早める張政…牢屋に放り込まれた満身創痍の夜美を癒す壱与、キジノヒコは首尾よく内部に潜入し夜美を助け出しましたが壱与には気付かず。
    立ち塞がった公孫衆の一人は相手の体を操る妖術遣い、しかし己の巨躯を高速回転させる体当たりが仇となって巨木にめり込んだ所をキジノヒコの剣で刻まれ…最期の力で彼の体を操って剣で貫かせる直前、自重で倒れた巨木に潰され絶命。
    派手さはないものの、劣勢を逆手に取って先を読むキジノヒコの知略に思わず心奪われページが進みます。

    その頃ライカは文字通り刃が立たない白無面を倒し力押しで第五の行も突破、しかし聖水拝受を途中で拒み何故かS・サイヤ人状態に?…宇宙に飛び出して大いなる悟りを得たライカは王者の風格を備え、狗奴国の皇子として邪馬台国へと出撃!
    “神鳴り”となって顔つきまで変わったライカ、砦の武器庫から鉄(まがね)の軍装品を狗奴国兵に支給してもはや百戦危うからず。
    夜美の逃亡で既に内情は洩れたものと確信した張政、ニキメを捨て駒に窮余の策を講じます…先見を持たず保身に走った己を悔い、牢で呆けたナシメに泣いて詫びても手遅れだよニキメ。

    因みにライカの“髪の毛おっ立つイメージ”はS・S人より先だったらしく、でも“ちょっとD・B意識してます”とは作者の弁。


    前巻
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      | comic | 2018.12.09 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
      最近読んだマンガ
      星里もちる「夢かもしんない」1巻

      初版'96年の小学館ビッグ コミックス、前年からビッグコミックスペリオールにて連載されていたようですね…本作は以前も読んだ事があり、今回は再読です。
      主人公はPC販促課の中堅サラリーマン、仕事で帰りが遅くなるせいで妻子とは気まずいムード…頑張ってるのに報われない、そんな彼にだけ見える幽霊が何故か取り憑いちゃうお話。
      もちろん幽霊といっても可愛らしい少女です、しかも彼女は加勢を「ハッピーにしてあげる」と言い…後輩のアイドルヲタ山崎宅で、彼女が往年のアイドル夢野すみれと判明したものの。
      何故に今頃?何故に加勢?何故に「ハッピー云々」?

      仕事じゃ嫌味な上司+身勝手な客&山崎のフォローに振り回され、家では他人同然というアウェイ状態…職場の佐藤ひろみに思いを寄せられ、気持ちは浮かれつつも手が出せない加勢。笑
      すみれと同世代のアイドルは思い出せるのに彼女は覚えがない、だけど思い出そうとする度に古傷が痛み…すみれが死んだ昭和50年8月30日、少年だった加勢は自殺未遂を起こしていた?
      ひろみに背中を押されるように向かった実家の納屋で、封印された記憶を取り戻す加勢…真夜中に密室で体を寄せ合う内、我を忘れて抱きついちゃうひろみ。笑
      笑わせながらラストで泣かす、まったく作者ってば!
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        | comic | 2018.12.08 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |
        最近読んだマンガ
        藤原カムイ×寺島優「雷火 (普及版)」第十一巻

        ライカが前巻ラストで出会った娘は狗奴国の馬番衆で、元は海を渡ってきたというリン…なるほど馬の扱いは手慣れたもの、勝ち気な彼女に心惹かれるライカ。
        邪馬台国のクーデターに敗れ、追撃を受けながらも狗奴国に辿り着いた生口頭ダナン…彼が「壱与は裏切り者」と告げた事で迷いを吹っ切ったライカでしたが、彼の出陣を止めたのは他ならぬ狗奴国王なのでした。
        “猪突猛進の単純野郎にオレの大事な兵はやれねぇ”と、ライカに「五房の行」を受けさせます…予想以上に強大化した邪馬台国を攻め落とすには、先ず狗奴国の後継者を見極める神事で実力を示さねばならぬと。

        孤立無援で暗黒の行、毒虫の行そして毒ガスの行と次々に突破していくライカ。
        前巻で張政の影武者として老師と対決し、落首した仲間を葬る公孫衆…邪馬台国へ偵察に出た騎馬隊は彼らの前に為す術もなく、囚われた夜美はタマキの壮絶な拷問に曝されるのでした。
        描き方が上手いのか、比較的ライトな拷問ながら目を背けたくなりましたよ…と同時にタマキの性格ならばもっとエゲツナイ手段を講じそうな気も…しかし巻末の「雷火設定資料集(九)」でも作者みずからネタにしてましたけど、なんで夜美はブルマ履いてんのさ?笑


        前巻
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          | comic | 2018.11.19 Monday | comments(0) | trackbacks(0) |
          最近読んだマンガ
          冨樫義博「レベルE」Vol.3

          最終巻のサブタイトルは「Full Moon !!」、これまたNo.015の題名と一緒です。
          巻頭のNo.011「Love me tender」は、意外にも前巻ラストNo.010の続きでした…地球にパートナー探しに来たマクバク族の女王、運命の人はトランスジェンダー!というオチでは終わらなそうな気がしなくもなかったのですが。
          交配した種族全体を滅ぼすマクバク族から地球人を守りつつ、同時に幹久今日子もマクバク族も納得の妙手を提示するバカ王子…当然ながら非道な手段なのですが、背に腹は代えられず。
          No.012「Field of dreams!」とNo.013「Escape from!!」はSFミステリー、これが案外まともなのです。

          筒井ら野球部員を乗せたバスが消失、一体誰の潜在意識に消えたのか?…解決を図るクラフト達、ですが王子も一緒と聞いて超動揺!
          あの場面は、まぁビックリ&大笑いでしたよ…なるほど作者が一部で天才扱いされているのも分かる気がしますね、1つの漫画で様々なタッチを効果的に使い分けている点も見事です。
          No.014「Boy meets girl」は、道楽親父が競り落とした人魚星人の逃避行にカラーレンジャー再登場…予想外に直球なハッピーエンドも含め、フックの効いた構成に惹き込まれました。
          そしてNo.015「Full Moon !!」は、なんと王子の許嫁&実弟が山形へ来襲?!

          そう、最初に王子が居候していた筒井の住むマンションが山形県某所にあったので活動拠点も山形県に定められてたのです…一筋縄じゃいかない王子に結婚を迫る許嫁と第二王子、どんでん返しを決めて最終話No.016「Honeymoon…!」で新婚旅行に向かったのが近未来の北海道だったとはね!笑
          凶悪犯に監禁されるも地球人の心理を衝いた口八丁で鮮やかに事態を収拾する王子、本当に作者は読者のミスリードを誘うのが上手いな…ちょっと知り合いにはなりたくない気がしてくるけれど、その画力の使い処といい確かに天才的だわ。
          本作は、ボリューム的にも作者の入門編に最適かと。


          前巻

          ←←前々巻
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            | comic | 2018.11.13 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
            最近読んだマンガ
            藤原カムイ×寺島優「雷火 (普及版)」第十巻

            前巻で官職を剥奪された反張政のニキメ派と軟禁状態の壱与、そしてダナンら生口(奴隷)によるクーデター計画…しかし異変を察知した張政の懐刀、公孫七人衆に情報が洩れていました。
            決起の夜、手筈どおりに進むと思わせて生口軍団は七人衆の餌食に…目論見どおりに壱与の術を結界で封じた張政でしたが、壱与らの性急に過ぎた動きを危惧した老師が助勢に加わって壮絶な神仙術対決へと発展。
            張政の死に歓喜したのも束の間、生口軍団との合流場所で既に勝機は断たれていた事を知るニキメ達…傷ひとつ負わっていない張政の姿に、壱与は恐怖の余り正気を失ってしまいました。

            殺戮の現場を逃げ延びたダナンでしたが、妻子を連れて狗奴国へ向かうも追っ手に包囲されてしまいます。
            一方で壱与の危機を知る由もないライカは、未だ自分が狗奴国の皇子である事を受け入れられず苦悩しております…一命を取り留めたウツキは依然として意識不明、オタジはライカらしからぬ煮え切らなさに不満を募らせてピリピリムード。
            狗奴国内部でも腑抜けたライカをアテにせず、邪馬台国への進軍を始めるべきとの声が上がり始め…そんな折、ライカは水浴びをする少女に目を奪われました。
            ガッチリ体型で男勝りな目、これはライカならずともグッときちゃいますな!笑


            前巻
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              | comic | 2018.10.23 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
              最近読んだマンガ
              星里もちる「怪獣の家」2巻

              怪獣映画の撮影に自宅を提供した主人公の福田、主演女優ゆき&怪獣ヲタあめとの同居生活が始まり…って早くも前巻ラストでロケ撮アップ&ゆき退去、おいおいマジか!?と見事に惹き込まれての最終巻。
              追加撮影のため戻ってきたゆき、彼女の気持ちに戸惑う福田…あめも自分の気持ちに揺れながら、それでもゆきを応援しちゃったり。
              誰も愛せないと言う福田が、妹の死から未だ抜け出せないのは激しい後悔のせいで…涙も出ないのは薄情だからじゃなく、死を受け入れる事を拒んでいるから。
              激しい口論が妹との永遠の別れになってしまって、ケンカの場面ばかり思い出してしまう福田。

              そんな折も折、添乗員が外注になり福田は慣れない営業に回され…自宅で寝るようになったせいか怒らせた妹の夢ばかり見て、公私両面でキツい状態であめと再会してダークサイド発現。
              初号試写会にも来ない福田ですが、ゆき&あめは監督を説得して福田のための試写会を…そして翌日はマンションに建て替えるため取り壊されてしまう家で、独り最後の夜を過ごす福田。
              映画のストーリーを福田の物語に重ね合わせ、更に「家」という舞台が作者にとって欠くべからざる要素である理由をも垣間見せつつ「家」は役目を果たします…そしてラストは数年後の旭川へ、それぞれの新しい物語は続いてゆくのですな。

              「光速シスター」といい、毎度ながら(どう終わらす気だ?)とハラハラさせて見事に予想外の幕切れへと着地させますね…(Aか?Bか?それともC?)と思わせるのが上手いのか、決してDではない真っ当なオチで軽く裏切られる感じ。
              大体において主人公は存在感が薄いというか、基本的に巻き込まれ型なんだけど…結局は主人公の物語なんだよね、当たり前ですが。
              最後の最後で読者を、切ないけどホッとさせるよね?
              読み終える度に、なんか勿体ないような名残惜しいような気持ちになります。


              前巻
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                | comic | 2018.10.22 Monday | comments(0) | trackbacks(0) |
                最近読んだマンガ
                藤原カムイ×寺島優「雷火 (普及版)」第九巻

                邪馬台国の新女王、壱与を軟禁して一方的な人事異動を行う張政…不穏な動きを見せるナシメを解任し、ニキメ以外は大陸から呼び寄せた才伎(てひと=技術者)で官職を固めて狗奴国との戦に備えます。
                一方の狗奴国では、国王ヒメキコソが前巻の共闘を経てライカを邪馬台国との戦いに引き込もうと画策…ライカ達だけでなく狗奴国内部からも反発の声が上がる中、嵐の海に漂着した遭難者の群れを救助して魏が滅亡した事を知り好機到来とみる狗奴国王。
                難民の医師により回復したウツキから出生の秘密を聞くライカ、ヒメキコソも確信しながら証拠がない…ってまさかの決定打が、かつて老師から預かった布玉?

                流浪民の長とはいえ、只者じゃないよな老師…捨て子の産着を十数年も取っておいたとはね、しかし狗奴国の印が付いてたから身の証として先々を考えたのか。
                これで晴れて狗奴国皇子、とはならないライカ…自分自身の問題が勝手に自分抜きで進み混乱ブチギレ、そんな内輪揉めしてる間にも情勢は刻一刻と変化して。
                張政の切り札、魏の曹爽に仕えた公孫一族の七人衆が到着し開戦に向けての策は整った邪馬台国…その裏では囚われの身となった壱与が二代目忍狼キバに隠し文を託し、生口頭のダナンと閑職をかこつナシメ一派に指示を飛ばして張政打倒への団結を促していました。


                前巻
                0
                  | comic | 2018.10.14 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
                  最近読んだマンガ
                  星里もちる「光速シスター」3巻

                  遂に最終巻に突入です、ハナが三谷の妹になるため参考にしたドラマ「テルとハナ」幻の最終話フィルムが発見されてDVD化プロジェクトは最終段階に…しかしテルって、石立鉄男をモデルにしてますよねぇ?笑
                  三谷の肉体修復も最終段階、せっかく晴れて恋人同士になれたのに再構築が終わればハナは本来の任務に復帰せねばならず…「一線を越える」べく上司に自分の記憶を戻すよう頼む三谷、残されたハナとの日々を兄妹ではなく過ごすために。
                  だけど再構築が完了する前に記憶を戻すにはUFO内設備で2週間を要し、それはハナと過ごす時間を失うだけでしかないのでした。

                  昔のドラマもDVD化には出演者と転用料の交渉が必要で、昭和ドラマの知識豊富な三谷はオブザーバーとしてテル役の古館鉄郎(!)に面会…そこに“娘”を名乗る花梨が乗り込んできて古館氏に平手打ち、どう見てもリアルハナですが!?
                  そっかぁー、前巻ラストの謎ハナは彼女だったのね…ハナ役の柏原由美はドラマ後に引退して海外暮らし、娘の花梨が母に代わって復讐(?)を果たしに来日と。
                  いやはやハナだらけで紛らわしいですね、以下ドラマのハナ役は「母」で娘は「花梨」表記にしましょう。
                  で、ハナは本当の地球人になりきろうとアルバイトを始めて2人の仲は微妙に。

                  男女の機微とかいうのがね、もういっそドラマ化して!っていう位…伏線の張り方といい、脇役の立ち回りといい実に無駄がないの。
                  花梨の登場は三谷にどう関わってくるのか、北川の恋心はどうなるのか?…更なる事態の発生で緊迫を増すクライマックス、ハナはどのような決断をしたのか?
                  書けません、ネタバレ上等な僕でも書けませんよ…読まなきゃ伝わらないもの、この静かな幕切れはね。
                  僕は高橋源一郎の「虹の彼方に」だったか「ジョン・レノン対火星人」だったか失念しましたが、あの場面が脳裏を過り感無量でした…やっぱ作者は話が上手いなー、絵も上手いけど。


                  2巻

                  ←←1巻

                  〈星里もちる〉関連記事:
                  【最近読んだマンガ】「怪獣の家」1巻| 2018.09.27
                  【最近読んだマンガ】「怪獣の家」2巻| 2018.10.22
                  0
                    | comic | 2018.10.09 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
                    最近読んだマンガ
                    藤原カムイ×寺島優「雷火 (普及版)」第八巻

                    捕らえたウツキの持っていた鉄(まがね)の武器を試し、その強さに驚愕する狗奴国王…盗んだ馬を引き連れてウツキとの交換を申し入れてきたライカと対峙し、混乱に乗じて一網打尽に。
                    牢屋で再会したウツキから自分が狗奴国王の子と知らされ、そのショックも冷めない内に危篤状態に陥ったウツキ…怒りと悲しみでサイヤ人化し牢を破壊するライカ、狗奴国王もまた確信が持てないながら彼に世継ぎの姿を見て心迷います。そんな折、国王に青銅器を売り付けていた越南の商人がライカ達から取り上げた鉄の武器を抱え逃走…という訳で後半はバトル展開、波打ち際の格闘絵巻です。

                    夜美ら騎馬隊も狗奴国王も、商人頭チャンの方術に翻弄されて危機一髪!…しかしチャンが構えた砦一族の宝剣は、神意を示して自ら主の手に…追い付いたライカを相手に互角勝負のチャンでしたが、最期は国王とライカの連繋に敗れます。
                    その頃、邪馬台国では…祖国滅亡に憔然とする張政はしかし、政権を掌握すべく策を進めているのでした。
                    密談を聞いた壱与付きの女官が忌の際に洩らした言葉と、張政の動向から魏の異変を察するナシメ…一方、張政派のニキメは美貌の洗濯女タマキを新たな女官として壱与の側に送り込み。
                    野心家タマキのサクセスは、如何に展開するのやら?


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                    関連ありそうな記事:
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                      | comic | 2018.10.08 Monday | comments(0) | trackbacks(0) |




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