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「チャンス」のピーター・セラーズが主演した'68年のMGMコメディ、冒頭の劇中劇で状況が分からないうちから笑わされました!
インドから来た駆け出し俳優に扮して、Mr.ビーンの原点か?っていう密室サイレント・コメディ・・・から騒ぎの果てが微妙にセンチメンタルなオチ、という抜け感もまた洒落てますよ。
紹介記事【2017.08.02】
デイブは宇宙船 [DVD]
デイブは宇宙船 [DVD] (JUGEMレビュー »)

「現代文化を異文化の視点で描く」という「星の王子 ニューヨークへ行く」パターンを、もう一捻りして「異星人集団のSF冒険活劇」に練り込んだ本作。
時代遅れの事前情報で人工衛星から計算外、妙に多機能なデイブ・ミン・チャン号・・・原始的で野蛮な文明に毒されていく乗組員、そして地球人と宇宙船のロマンス!
個人的にはクローゼットで大笑い、Old Navyネタも可笑しいな・・・「キャプテン・クランチ」ネタやアイスクリーム屋と間違われるコンチなスーツ姿など、分かればウケる要素も。
紹介記事【2017.03.14】
コンボイ [DVD]
コンボイ [DVD] (JUGEMレビュー »)

故サム・ペキンパー監督作では評価の低い本作、分かってねーよなぁ。
70年代に隆盛したカー・アクション的ロード・ムービーの流れを汲みつつも、救世主の物語が仕込まれてるのは何故?
少なくとも当時のアメリカにおけるトラック運転手という生業の社会的地位はド底辺、その連中からエクソダスが始まり・・・賞賛から憎悪へ豹変する世間に諦めない男と男、死して英雄となる世の中を笑うラストは痛快の一語!
紹介記事【2017.01.17】
PlayStation 2 ミッドナイト・ブラック SCPH-50000NB【メーカー生産終了】
PlayStation 2 ミッドナイト・ブラック SCPH-50000NB【メーカー生産終了】 (JUGEMレビュー »)

正直、ゲームはこれで未だに事足ります。
メーカーには悪いけど、精彩グラとかオンラインとか不要だし。笑
紹介記事【2017.04.21】
勝手に観光協会 勝手に御当地ソング47+1
勝手に観光協会 勝手に御当地ソング47+1 (JUGEMレビュー »)
勝手に観光協会
みうらじゅん&安斎肇による歌とコーラスで、全国各地の郷土愛を歌い上げる本作。
モチーフ探しの観光後、旅館の角部屋で共同作詞&レコーディング…テレコ直録りの部屋鳴りがまたトリップ感を昂ぶらせます。
10年越しの生みの苦しみは、ラスト沖縄の不自然なフェードアウトで昇天したかのよう。笑
[Disc1]紹介記事【2017.06.07】
[Disc2]紹介記事【2017.06.17】
ミッドナイト・ドリーム
ミッドナイト・ドリーム (JUGEMレビュー »)
マンハッタンズ
日本版ジャケの、煌めく摩天楼の夜景がピッタリな甘々コーラス。
ドゥワップ時代から息の長い男声グループによる、ブラック・コンテンポラリーなA.O.R.盤です。
正直、こういう毒にも薬にもならんようなベタさって本来は苦手な筈なんですが・・・1曲目でガッチリ掴まれましたよ、改めて聴いてみても非の打ち所がありません。
紹介記事【2017.01.31】
Discovery
Discovery (JUGEMレビュー »)
藤田千章,佐藤竹善,アンドリュー・オセロット,クリアー・フィッシャー,小林正弘,キャット・グレイ,西村智彦
今となってはジャケのCGがチープですけど、本作のサウンド・デザインは今でも驚異的です・・・楽器の各パートやフレーズと、イコライジングによる音域(周波数)特性の強弱とを緻密に計算してミックスされている気が。
特に最初の2曲に顕著で、更にラスト2曲ではデヴィッド・T・ウォーカーのギターをフィーチャーした佐藤竹善A.O.R.という意外性も。
紹介記事【2017.03.09】
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久々に腹の皮が捩れるほど笑わせてもらいました、北海道ローカル局には勿体無いほど優秀なマジメ君の斜め上を行く“バカ枠入社”の花子さん・・・放送事故か奇跡の視聴率かとハラハラ、腹の皮がw
紹介記事【2017.01.19】
ローグギャラクシー ディレクターズカット PlayStation 2 the Best
ローグギャラクシー ディレクターズカット PlayStation 2 the Best (JUGEMレビュー »)

通常版に様々な新要素を追加し、ゲームバランスも再調整された本作・・・いわゆるクソゲー要素が低減したかは判りませんが、新たに水の星アリスティアへ行けるようになり嬉しい!
ただし武器が増えた分、その合成ルールが通常版から一部変更されて思い通りにいかないもどかしさも。
紹介記事【2017.08.16】
もののけ姫 [DVD]
もののけ姫 [DVD] (JUGEMレビュー »)

世間では不当なほど評価が低いようですが、宮崎駿のジブリ作品では本作こそが最高傑作です。
鎮西の乙事主の“このままでは わしらはただの肉として 人間に狩られるようになるだろう”という言葉が、やがて“小さくバカになりつつある”猪たちを狩りもせず流れ作業で食らう千尋の親に繋がるのです。
紹介記事【2017.04.29】
Zill O'll ~infinite~
Zill O'll ~infinite~ (JUGEMレビュー »)

PS版からのグラフック向上と、仲間キャラクターやイベントの増加で分岐するエンディングもアップした本作。
出身地によって変化する展開、イベントでの対処次第で敵にも味方にもなるキャラクター。
そして奥深い歴史設定が反映された人物造形など、何周しても飽きのこないゲームソフトです。
紹介記事【2017.11.15】
EMOTION the Best 機動警察パトレイバー2 the Movie [DVD]
EMOTION the Best 機動警察パトレイバー2 the Movie [DVD] (JUGEMレビュー »)

前作の(大規模ハッキングによるサイバー・テロ)が絵空事ではなくなった現在と、フェイク情報に自衛隊と警察が翻弄されて東京が戒厳令下に置かれる本作。
冒頭の場面は、PKO日報問題で揺れる現在が25年も前に描かれた本作に重なります。
ハードボイルドな展開に織り込まれた大人の恋路に、古典芸能の趣きを漂わせた演出は意味深です。
紹介記事【2017.04.30】
 (JUGEMレビュー »)

正直に言って、この作者の絵柄は苦手です・・・でも、本作にはこの絵柄しかない!って感じ。
だから苦手な方にも読んでみてほしいです、あの戦争について語らなかった人の気持ちが伝わってきます。
そしてラストの、現代に突き刺さる批評に思いを巡らせてほしいです。
紹介記事【2017.06.20】

最近読んだマンガ
ヴィキイ・バウム(原作)、さそうあきら(作画)「バリ島物語 〜神秘の島の王国、その壮麗なる愛と死〜」2巻

前巻で描かれた、村の沖合いで座礁した商船に絡む中国人船主の謀略は脇に置かれ…それが通底するように不安を奏でつつも、全体としては主人公パックと想い人サルナの結婚など長閑な営みが描かれます。
しばらく間が空いたせいか、登場人物たちと主人公との関係が思い出せず戸惑ったりもしましたが…古くて遠い異国の風情は余所者である僕の目を和ませてくれて、だからこそ嵐の前の静けさのような平穏が恐ろしくなったりもするのです。
座礁の夜番だったパックが、漁師に貰った絵付皿…そのエキゾチックな魅力は不吉な予感の象徴か、彼の純朴さが却って焦れったい!


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    | comic | 2018.05.04 Friday | comments(0) | trackbacks(0) |
    最近読んだマンガ
    三秋縋(原作)、田口囁一(漫画)「寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。」1巻

    なんか自己啓発本を漫画化したような題名ですが、ちょっと気になってたんですよ…本作より先にネットで見かけた四コマ漫画の画像が印象に残って、それから(余命30年を売り払って寿命3か月となった大学生)という本作を知ったという順番だった筈ですけど。
    まぁ発想自体に新味は感じませんし、おそらくは監視役が外れる最期の三日間に起きるであろう大逆転への助走期間として設定されたのが3か月なのだと思うんですよ…約90日と30万円で人生を変える物語だと考えると、構成的には王道サスペンス風味のヒューマン・ドラマなのかも?笑
    なんてね。

    人生の査定額が1年=1万円という最低価格だった主人公は貧しい大学生、幼少時から根拠なく他人を見下す性格だったので友人0。
    生活費が尽きて、なけなしの家財を売りに行き“寿命を買い取ってくれる店”を紹介されます…古本屋の店主もCDショップの店員も異口同音に主人公の“本の趣味”“音楽の趣味”を誉めているのが、以降の展開に関係してきそうですが。
    寿命の査定基準は「幸福度」「実現度」「貢献度」などから算定され、きっと僕なんか他人の尺度で量れば買い取り拒否レベルだろうなぁとも…実際、買い取り価格って自分にとっての価値とは無関係ですからね。

    若きクズ人間のお目付け役として現れた、何故か周囲に認識されない女の子…彼女は件(くだん)の店に“時間”を売って、その年数の人生を世間離れした従業員として生きているのです。
    その他に買い取ってくれる“健康”に関しては多分、健康の度合いによって買い取り価格が違ってくるのでしょうね…これらは先日読んだ「不思議な少年」の能力を民間委託にした感じがして、より生々しくイメージを想起させられます。
    僕が1年=1万で人生を売ったとしたら、どんな気分だろう…ふと昔どこかで観たジョニー・デップの「ブレイブ」を思い出し、複雑な気持ちになりました。
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      | comic | 2018.05.03 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
      最近読んだマンガ
      佐々木倫子「チャンネルはそのまま!」6巻

      うわー、記事を書き忘れてましたよ!…「ダンジョン飯」4巻より先に読み終えてたのに、すっかり後回しになってしまいました。笑
      いよいよ最終巻ですよ、道内ダントツ局ひぐまテレビが益々露骨に☆テレビを潰しにかかる理由とは…そして山根が馴染んできた情報部に花子を異動させた理由とは、更に小倉部長のバカ喪失で混迷を深める新編成番組の行方など盛り沢山!
      視聴率では惨敗続きの☆テレビ、だけどバラエティでの○○率が常にひぐま超えしているとも知らず…そのリスク無用の斜め上な企画力、☆テレビ伝統のバカ枠が輝きを失うのはプチプチが本気で頼み事をした時?

      いやはや、最後まで笑わせてくれました…徐々に頼もしくなってゆく花子も見せつつの案配が、また絶妙!
      キー局の緊急報道を飛ばしての、大物俳優を起用した生ドラ最終話でトラブル発生…頭を下げた山根に花子が見せた笑顔、何故だか妙にジーンときましたよ。
      しかし今回、最高に笑ったのはバイオリン演奏の中継でした…インスト曲にカメラ切り替えタイミングで悩むスタッフ、しかし花子だけバッチリ把握してのは勝手に○○を乗せてたから!
      スタッフの熱気にノリノリの奏者ですが、もし理由がソレと知ったら凹むわな…各話と全体のストーリー構成も、見事な完成度です。


      前巻

      〈佐々木倫子〉関連記事:
      【最近読んだマンガ】綾辻行人(原作)「月館の殺人」上巻| 2013.01.20
      【最近読んだマンガ】綾辻行人(原作)「月館の殺人」下巻| 2013.01.23
      【最近読んだマンガ】「チャンネルはそのまま!」1巻| 2017.01.19
      【最近読んだマンガ】「チャンネルはそのまま!」2巻| 2017.01.26
      【最近読んだマンガ】「チャンネルはそのまま!」1&2巻(再読)| 2017.12.10
      【最近読んだマンガ】「チャンネルはそのまま!」3巻| 2017.12.20
      【最近読んだマンガ】「チャンネルはそのまま!」4巻| 2017.12.27
      【最近読んだマンガ】「チャンネルはそのまま!」5巻| 2018.02.18
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        | comic | 2018.04.05 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
        最近読んだマンガ
        石塚千尋「ふらいんぐうぃっち」5巻

        中表紙のハマベーで、忘れかけてた前巻を思い出しましたよ…今回は千夏の出番多めで、彼女が貰ったハマベーの歯も忘れた頃に意外なエピソードで再登場。笑
        障子の張り替えで季節感とはまた上手いな、或いは今もご当地在住で作者の暮らしがネタになってたりして?…真琴の初仕事は梅雨に因んで雨師(うし)の子守り、師匠アキラ経由の報酬システムや魔具カタログなど魔女協会ネタもユニーク。
        しゃっくり紛いの“そっくり”発症条件が2053項目もあったり、治療方法は人形遊びなんて発想は案外しっかりファンタジーしてるし…可視化軟膏やマナ吸い指輪の、小物捌きも好いね。

        作者の性別なんて、本来どうでもいい事なんだけど…本作は読んでいて割と思うのですよ、女子高生の真琴や那央から幼女(?)千夏も熟女(?)お母さんも自然に体の線を描き分けている感じが上手すぎるなぁって。
        エロ目線でなく、純粋に描線だけで見分けが付くって画力は凄いよね…デッサン力じゃなくて、同じような曲線でも違いが伝わるの。
        っていうか今回は那央も真琴より肉感的なんだって分かって、真琴も華奢ながら腰周りが独特のシルエットだと気付かされました…いや本当にヘンな意味じゃなくて、要するに作者って例えるなら岸本斉史と同じタイプのクオリティって事。


        前巻
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          | comic | 2018.03.11 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
          最近読んだマンガ
          あずまきよひこ「よつばと!」9巻

          いきなり夢でとーちゃんにお菓子食われてよつば大泣き、チビっ子あるあるですなぁ…表情の一つ一つが愛らしいよつばちゃん、シメ方がまた上手いんだわ!笑
          恵那との縫いぐるみ遊びからよつばちゃんも自前のジュラルミンを買ってもらい、とーちゃんは自分にコーヒーミル…このジュラルミンなる鳴きテディベアとコーヒーが今回アクセントになってます、焼き肉withジャンボ&やんだを挟んで後半はお出掛け気球見学withあさぎ&虎子+恵那です。

          今回の見所は、よつばコーヒー運びの溢してエグエグもですが…やっぱ焼き肉クロストークでしょうね、リアルな会話の飛躍と着地加減はプロの構成作家も顔負け級。
          よつばの成長が地味に伝わってくる、作画&演出の両面での按配が絶妙ですな!・・・個人的には大泣きしたり堪えたりする彼女に成長を感じました、でも子供にしては根に持ち過ぎだよねぇやんだ?笑


          前巻
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            | comic | 2018.03.10 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |
            最近読んだマンガ
            九井諒子「ダンジョン飯」4巻

            前巻ラストで遂にオーク城下町まで到達した一行、その続きの前に挿入される第22話「地上にて」が今回も好いマクラになってますね…ナマリを雇った学者夫妻と島主が交わすダンジョンの歴史的な経緯と政治、蘇生所にファリンが来てないか気にするナマリが語る蘇生術の盲点や慢心が後々になって効いてくるとは。
            しかし毎回恒例だったダンジョン飯レシピも、流石に6話連続の炎竜エピソードなので途切れ途切れです。
            無駄に引っ張らず炎竜を出す潔さ、そして大勝負の前にカツで縁起担ぎもナイス…ライオスの天然っぷりで死にかける展開も、強大な炎竜が相手では冷や汗が。

            さてファリンは無事だったのか?というネタバレは言っちゃ詰まらないですよね、まぁ不謹慎レシピっていう位で濁しておきますか。
            火を吐くドラゴンの特殊な体内構造で生じる二次災害や、ドラゴンの希少価値など尤もらしい空想ウンチクは相変わらずお見事です。
            しかし禁断の大技を繰り出したマルシルの、消えない目の隈が気になって仕方ないんですが…ラストに現れたダークエルフは、もしやダンジョンの主なのかな?
            もし次巻がエルフ対決なら今のマルシルじゃヤバいだろ、というか本当に問題ないのかファリン(おっと)?


            前巻
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              | comic | 2018.03.08 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
              最近読んだマンガ
              佐々木倫子「チャンネルはそのまま!」5巻

              いきなりロクでもない悪夢を見た山根マジメ、バカ枠採用の雪丸花子から離れて情報部に異動しても未だに自分がプチプチ(バカ係)採用の疑念に囚われております…というか完全にバカ係の前提で小倉部長のバカ係探し、しかし本ボシ有賀に肉薄したのが雪丸とは!笑
              この「バカ枠&バカ係の二本立て進行」パターンはマンネリ気味ではありますが、やっぱりエピソードの繋げ方が上手いですね…今回も雪丸が“四国まるごと分”の道東エリアを担う釧路支局へ短期出張したマンボウ“見た目”ネタや、スクープ内偵からハブられた雪丸の勘違い炸裂と相変わらず大笑いさせられました。

              かと思えば道外出身の同期女子アナや山根と共に本場の防寒対策を教わり、これが東京の冬でも即座に役立って大助かり!って実践本かよ…でも1巻の女子アナ初鳴きガッツポーズが、まさか越冬野菜と泥まみれの2度目に繋がるとはな〜?
              そしてローカル局といえば定番ネタの、系列局対抗の特番ですよね…感動部門で常勝の福岡vs.お笑い部門のホシTV、当然ながら“飛び道具”雪丸が山根の努力も吹っ飛ばします。笑
              そして遂に明かされる、山根が北海道ローカルに入社した経緯…元カノ翔子が雪丸の“大学の友だち”という悪夢な展開、守り切れるかマジメ君の意外な弱味!

              夕方情報番組の視聴率競争でも金と力に物言わすトップ局ひぐまTVですが、小倉部長の奇策と雪丸の遭遇が放送事故一歩手前のミラクル発動…ってコレは次巻(ひぐまの逆襲)展開への伏線にしか見えません、でも次って最終巻な筈だよね?
              まさか対ひぐま最終決戦!という流れで本作を〆る気じゃないよな作者、むしろ現状からの雪丸×山根トゥルーエンド的な大技に出たら却って笑うけどな…どうなっちゃうのか、まだまだ予断を許さぬ状況です。


              前巻

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              【最近読んだマンガ】「チャンネルはそのまま!」4巻| 2017.12.27

              【最近読んだマンガ】「チャンネルはそのまま!」6巻| 2018.04.05
              0
                | comic | 2018.02.18 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
                最近読んだマンガ
                香月日輪(原作)、深山和香(漫画)「妖怪アパートの幽雅な日常」11巻

                背表紙に縦書きの漢数字で「十一」と書かれていたのを1巻と読み違えてしまいましたよ、でも単に香月日輪の原作というのが気になっただけで全巻読破するつもりはないから問題なし!
                '15〜16年に講談社の月刊少年シリウス連載分、高校2年生の主人公は諸事情により独り暮らし中…そのアパートの住人や集う幽霊との交流、そして本巻では主に型破りなイケメン教師とか超一流高校に通う幼なじみとの交流が描かれます。
                主人公は意図せずして魔道書の主になったらしいのですが、鳥みたいな魔道書のガイドが「百鬼夜行抄」の尾白尾黒っぽい口調でキャラ被りしてるのが一寸ね。

                ま、こちらの方が味方というか裏がないような…って比較しちゃうと尾白尾黒の圧勝で、ガイドと称する解説要員といった印象です。
                それに「型破り教師」って属性ね、もはや時代的に違和感が先立ってしまってストーリーに入り込む妨げになってしまうとは…思えば過去の学園モノに不可欠なキャラではありました、でも今時こんな教師を出したら白々し過ぎるっての。笑
                原作者の著書「僕とおじいちゃんと魔法の塔」に通じる教育論は清々しく感じられる一方で、それを引っ張る教師像が時代とズレちゃった分だけ説得力を欠いてしまったのが残念でした。
                絵柄は、何も問題なし。笑
                0
                  | comic | 2018.01.30 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
                  最近読んだマンガ
                  手塚治虫「手塚治虫『戦争漫画』傑作選II」

                  こちらは初版'07年の詳伝社新書で、おそらく選者は編集部員かと思われます。
                  そういえば以前、同じシリーズの「傑作選『家族』」を読みましたが…まぁ今回は先日の「手塚治虫の描いた戦争」と読み比べるつもりで、併せて借りた次第。
                  「手塚治虫の〜」に収録された12編の初出は'65〜85年、本書の10編も'68〜85年とほぼ一緒です…「カノン」「ジョーを訪ねた男」「イエロー・ダスト」の3編が重複していましたが、多分「傑作選I」の方でも被っているでしょうね。
                  ただ「手塚治虫の〜」で3編だったベトナム戦争モチーフが過半数の6編と、発表当時の世相を反映してます。

                  太平洋戦争に関わるエピソードが少ない分、作者の主観的バイアスも少ないような…自身の体験と重ならないせいか、報道されたベトナムのトピックを素材として取り込んでいる感じで。
                  戦中生まれの作者は子供の立場で戦争を体験しており、また情報統制もあった太平洋戦争より戦場の仔細が伝えられたベトナム戦の方が大掴みで戦争を捉えやすかったのではないかと思います。
                  つまり「手塚治虫の〜」は作者自身の“ほんとの戦争”目線で、本書は一般的というか発表時に起きていた遠くの戦争を眺める目線と読む事も出来そうですね。
                  何でも派手な米軍って、まぁ描きやすそうでもあり。

                  個人的には「ブラック・ジャック あつい夜」と「I.L 南から来た男」、そして終戦孤児が40年後の現代へとタイムスリップする「1985への出発(たびだち)」が好かったな…“射殺は戦場ではやむをえんっ!だが強姦は人道上許されんものだ!”とは爆弾を落としてバンドエイドを貼ると同じ理屈ですね、白人民主主義の本質を衝く名言。笑
                  特に、ソンミ村で大量強姦殺人を冒した男がアイエルの幻覚で仕返しを受けるストーリーは秀逸。
                  そして後に兵器を模した玩具で金持ちになると知った孤児たちが、未来を変えるために唯一無二の財産である仲間と別れる決断ね。

                  家も服も食糧もない、だけど仲間と一緒なら未来は変わらないかもしれない…別れの言葉は“1985年に またあおうなーッ”、夕陽さす焼け野原で手を振る背中が何故か切ないです。
                  希望に満ちあふれた終幕なのに胸が苦しいのは、間違った未来にいるからでしょう…終戦後の子供らに「なんかゴメン」としか言えない自分、苦労を重ねて復興させた先人が築き上げた社会ではありますけれども。
                  と思うまま綴ってみてから改めて石子順なる人物の巻末解説を読むと、大体そこに書いてあるのと一緒でしたね…わざとじゃありませんよ勿論、でも一度は読んでる訳ですから僕がパクり疑惑と言われても仕方ないか。

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                    | comic | 2018.01.14 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
                    最近読んだマンガ
                    手塚治虫「手塚治虫の描いた戦争」

                    本書は初版'10年の朝日文庫で、'04年のKKベストセラーズ刊「ぼくの描いた戦争」を“改題、再編集したもの”だそうです…実は同じテーマの「手塚治虫『戦争漫画』傑作選II」というアンソロジーと併せて図書館から借りてきたんですね、というのも何故か本書の方が作者自身によるセレクトだと思ったからで。
                    つまり本人評価の高い戦争漫画と第三者がチョイスした戦争漫画の間には、主観的なバイアスと作品としての客観的な評価が垣間見えるのでは?…そういう切り口で読み比べてみようと考えたのですが、いざ借りて来てみたら本書のどこにも自選とは謳ってなくて。笑

                    何を僕は思い違いしたんでしょう、という次第で当初の目論見は読む前から崩れてしまたったのでした…でも、だからって読まずに返却するのも癪ですからね!
                    巻末のエッセイ「わが思い出の記」によりますと、巻頭に収録された「紙の砦」は自身の被災体験から発想された様子…勤務動員された工場の仕事をサボる少年時代の作者に、自らを戦場での常習的な規律破りとして描いていた水木しげるを連想してしまいました。
                    両者に共通するメンタルの強さは今だからスゴいと思えますけど、あの時点では決して誉められた態度じゃない訳で…自分が上官なら、心情を汲んでも殴るわ。

                    正直、本書に収録された12編の中で駄作じゃないのは「ブラック・ジャック アナフィキラシー」「メタモルフォーゼ 聖なる広場の物語」位ですが前に読んだからか今ひとつ響かず…どちらも単発ではなく連載作品の一編ですから、締め切りに追われてた方が作者は本領を発揮するのかも?
                    他には「ZEPHYRUS (ゼフィルス)」と「イエロー・ダスト」、雨月物語を下敷きにした「大将軍 森へ行く」が比較的面白いかな…結局、何が“ほんとの戦争”かってのは十人十色で如何に出力するかの差なのね。
                    そして、如何に「漫画の神様」と言われても詰まらないのは詰まらんのですよ。


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