オーディオテクニカ ダイナミックヘッドホン ATH-250AV
オーディオテクニカ ダイナミックヘッドホン ATH-250AV (JUGEMレビュー »)

安くて丈夫で高性能なヘッドフォン、もし壊れても買い直す予定。
ハウジング部分が小さめな割に、長く装着してても耳が疲れないし遮音性も高いし低音も出てます。
紹介記事【2019.03.31】
南の島のティオ (文春文庫)
南の島のティオ (文春文庫) (JUGEMレビュー »)
池澤 夏樹
14歳の少年ティオが小さな島の出来事を綴っていく連作短編集で、実在の少年とポナペ島をモデルに著者自身が様々な島で聞いた話を再構成したのだそう。
前年の台湾旅行で読んだ本書は「海の向こうに帰った兵士たち」という一編を加えた'10年12刷以降の増補版で、この(南の島の物語を南の島国で読む)という旅のエクストラに新たな一編がオマケされたのは嬉しい偶然でした。
紹介記事【2019.01.24】
ファイナルファンタジーXII インターナショナル ゾディアックジョブシステム (シークレットDVD同梱)
ファイナルファンタジーXII インターナショナル ゾディアックジョブシステム (シークレットDVD同梱) (JUGEMレビュー »)

最近は評価が好転してきたようで、実際PS2最終期に出ただけあって申し分ない出来栄え。
一見、難しそうなバトルシステムもプレイの幅を広げてくれます。
その辺も含め、ノーマル版のやり込み本ですが「ファイナルファンタジーXIIのあるきかた」も併せて是非!
紹介記事【2019.03.28】
レディ・プレイヤー1 [DVD]
レディ・プレイヤー1 [DVD] (JUGEMレビュー »)

スティーヴン・スピルバーグ監督による'18年のSF作、娯楽映画には珍しく2時間超の長尺ながらダレ場なし。
是非DVDで繰り返し観てください、マニアックな小ネタ探しだけでなく。
天才変人の孤独と愛情が実は普遍的である事、それもまたイースター・エッグかと。
紹介記事【2019.02.11】
琉球奇譚 シマクサラシの夜 (竹書房文庫)
琉球奇譚 シマクサラシの夜 (竹書房文庫) (JUGEMレビュー »)
小原猛
石垣島に行くのに持ってく本でしたが、結局フライト乗り遅れもあって到着前に読み終えてました。
おどろおどろしさは控えめで、怖いというより不思議だったり哀しかったり薄気味悪かったり程度。
しかし寝静まった石垣島のゲストハウス夜11時、軽く読み返していてドキドキ。
紹介記事【2019.05.02】
夢かもしんない コミック 全5巻完結セット (ビッグコミックス)
夢かもしんない コミック 全5巻完結セット (ビッグコミックス) (JUGEMレビュー »)
星里 もちる
「光速シスター」「怪獣の家」から立て続けに読んじゃいました。
妻子持ち営業マン&思い出のアイドル、の幽霊?
本作もまた「いい人」を主役に、大人社会の悲哀と可笑し味を描きつつラストで涙腺を決壊させます。
紹介記事【2019.01.17】
ハイ・フィデリティ (新潮文庫)
ハイ・フィデリティ (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
ニック ホーンビィ
女性弁護士と別れ話が進行中なアラサー中古レコード店主の、シット・コム的な恋愛×音楽in the UK。
60-70年代メインのネタで会話の可笑しみ倍増、分からなくても巻末の「ほとんど注解に終始する訳者あとがき」が丁寧にフォローしてくれますし、むしろ訳者の注解コメントで笑っちゃったりも。
紹介記事【2019.06.23】
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue (JUGEMレビュー »)
Ben Folds & Nick Hornby
「ハイ・フィデリティ」作者×ベン・フォールズ・ファイブ元リーダー(?)のコラボ作。
SOSとはまた異なるバカラック的ドリーミーさ+初期B.ジョエル的な吟遊ピアノ感、ヴィンテージ系シンセ&ストリングスのあしらいも絶妙。
紹介記事【2019.06.27】
ReLIFE 完結編(完全生産限定版) [DVD]
ReLIFE 完結編(完全生産限定版) [DVD] (JUGEMレビュー »)

ブラック企業で心を折られた27歳ニートが、渡りに舟と食い付いたのは人生リセット人体実験?
アニメが描く夢の世界も、時代を表しているのですなぁ。
うっかり大人目線で色々やらかすネタに笑いつつ、いつしか心を掴まれてしまいました。
紹介記事【2018.05.16】
2030年の旅 (中公文庫)
2030年の旅 (中公文庫) (JUGEMレビュー »)
恩田 陸,坂口 恭平,小路幸也,瀬名秀明,宗田理,支倉 凍砂,山内 マリコ,喜多喜久
なんか「2300年未来への旅」を連想させるタイトルですが、日本人の作家による近未来SFアンソロジーです
お題は“東京オリンピックからさらに十年後”の7編、個人的には坂口恭平による巻末エッセイの「自殺願望は脳の誤作動」にハッとしました。
紹介記事【2019.01.04】
デッドマン [DVD]
デッドマン [DVD] (JUGEMレビュー »)

別に「ブレイブ」と本作をジョニデ繋がりで観た訳ではないのですが、結果としては彼が「ブレイブ」を世に出した理由も感じ取れた気がします。
シンプル過ぎるヤマなしオチなしイミなし流浪譚ながら、詩人ブレイクを知っている方には意味深いのかも。
星野通夫の「森と氷河と鯨」で見たハイダ族やトリンギット族を思わせる、アイヌに似た文様の集落……同化政策は祖先の魂を殺すのですね、非物理的な世界で。
静寂と、雨の船出の美しさが忘れた頃に沁みてきます。
紹介記事【2019.02.23】
ブレイブ [DVD]
ブレイブ [DVD] (JUGEMレビュー »)

ジョニデが監督と共同脚本に主演と、ミーハーなファンこそ必見ですね。笑
シンプル&ヘビーな本作、イギー・ポップやノーギャラ出演のマーロン・ブランドら敬愛する人物と撮った彼の気骨が詰まってます。
特に冒頭は二度観て、彼がアメリカ本国での公開を拒んだ心に思いを馳せては?
紹介記事【2019.02.22】
夢の階段 (新潮文庫)
夢の階段 (新潮文庫) (JUGEMレビュー »)
池波 正太郎
本書の7編はデビュー作を含む現代小説で巻末の2編だけが時代小説、しかも全編が本書初収録。
現代小説とはいっても昭和で言えば29〜36年、著者が31〜36歳の間に発表された戦後の気配が濃厚に感じられる「現代」。
いわゆる大物海外ミュージシャンの死後どっと出回る未発表音源みたいな、クオリティの心配は当然ながら無用です。
紹介記事【2019.06.15】
その男ゾルバ(特別編) [DVD]
その男ゾルバ(特別編) [DVD] (JUGEMレビュー »)

'64年の英米とギリシャ合作映画、英国育ちのスランプ詩人が屈強な男ゾルバと過ごしたクレタ島での日々が描かれます。
「無法松の一生」の三船敏郎を思わせるゾルバの心情も、目を疑うような島の人々も音声解説なしでは理解し難いかと。
対照的な二人の男のエンディングは、ジワリと胸に残ります。
紹介記事【2019.01.30】
【2019.01.31】
波乗りの島―ブルー・パシフィック・ストーリーズ (1980年) (角川文庫)
波乗りの島―ブルー・パシフィック・ストーリーズ (1980年) (角川文庫) (JUGEMレビュー »)
片岡 義男
僕が初めて手にした著者の小説であり、著者の初期短編集でもあります。
ハワイイに住む青年サーファー、バリー・カネシロを主人公にした連作5編を収録。
写真の佐藤秀明との巻末対談も含め、失われゆく最後の輝きを僕は感じました。
紹介記事【2019.04.24】
 (JUGEMレビュー »)

作者の他作品を読んだ記憶は曖昧ながら、その時に思った(あんま上手くないな)という印象は何だったのやら。
サイバラ風でも四コマでもなく、ストーリーの組み立てもシッカリしてるしコマの流れも自然だし。
洒落にならない裏話も飄々としたキャラに救われます、男性も一度は読んでみましょう。
紹介記事【2019.05.12】
サムウェア・ディープ・イン・ザ・ナイト
サムウェア・ディープ・イン・ザ・ナイト (JUGEMレビュー »)
スウィング・アウト・シスター
ヒット曲を連発してた90年代を過ぎ、'01年にリリースされた本作は妥当というか順当な仕上がり。
ブレずに焦りも無理もなく、エレポップの衣を脱いで一層60年代ソウルやバカラック温故知新をアダルトに昇華。
気に入った曲だけ摘まむんじゃなく、一枚として聴くべき。
紹介記事【2019.06.18】
 (JUGEMレビュー »)

こちらも「アーサー王宮廷のヤンキー」同様「トウェイン完訳コレクション」の一冊、子供の頃に読んだ童話絵本をイメージしたら大違いです。
古き良きアメリカの牧歌的なジュブナイルに見せ掛けた辛辣な社会批判は、巻末あとがきのナイスフォローを先に読む方が好いかも?
紹介記事【2019.05.22】
おいでよ どうぶつの森
おいでよ どうぶつの森 (JUGEMレビュー »)

22世紀を目指し、カレンダーの最終日までタイムスリップしたりと相変わらず楽しんでます。
2100年のどうぶつ村は如何に?笑
紹介記事【2019.06.19】
クルドの星 1~最新巻(文庫版)(中公文庫) [マーケットプレイス コミックセット]
クルドの星 1~最新巻(文庫版)(中公文庫) [マーケットプレイス コミックセット] (JUGEMレビュー »)
安彦 良和
「機動戦士ガンダム」のキャラでお馴染みの作画家による漫画ですが、中東の少数派クルド人を描いてるレアさでオススメに。
もっとも「これからだ!」オチは、日和った編集の強制打ち切りか?
トルコの“土くさい人々”に惹かれた結果が何故かクルド視点、でも本作同様に何一つ解決してないんだよね現実も。
紹介記事【2019.05.06】【2019.05.30】
ルーティーン: 篠田節子SF短篇ベスト (ハヤカワ文庫JA)
ルーティーン: 篠田節子SF短篇ベスト (ハヤカワ文庫JA) (JUGEMレビュー »)
篠田 節子
副題に「篠田節子SF短編ベスト」とあるけど、どんな類いのSFなのかがまったく伺えない、鯨幕というか昔のVIVA YOUみたいな表紙カバーが斬新。
巻末解説によると、著者は20余年のキャリアを持ち一般にはジャンル横断作家と認識されているそうで。
アニメ化されそうなハードSFから昭和ジェンダー恨み節、エスノ土着オカルトを経て超高齢化+正論社会の果てまで心刺しまくり。
紹介記事【2019.03.26】
 (JUGEMレビュー »)

本作は明治から昭和にかけて親しまれた、泉鏡花の“三大戯曲”をコミカライズした作品集です。
単行本化に際して描き下ろされたオマケ漫画+原作者の略歴や作品解説&文庫描き下ろしオマケ漫画と人形師による解説も収録と、これまで鏡花文学に触れて来なかった僕には有難い仕様。
人形師の一文が印象深く、100年近く前の物語にハッとさせられるのは人間に進歩などないからかも?
紹介記事【2019.04.13】
ざ・ちぇんじ 全2巻 完結セット(白泉社文庫)
ざ・ちぇんじ 全2巻 完結セット(白泉社文庫) (JUGEMレビュー »)
山内 直実,氷室 冴子
平安期の古典文学「とりかえばや物語」に基づく氷室冴子の小説をコミカライズした本作、氷室冴子も古典文学も完全スルーでしたが予想外の面白さにビックリ!
男勝りな双子の姉×病弱が故に女君として育った弟、姉は男装のまま御所に入内&弟も女官で後宮入り?
見事な風呂敷の畳みっぷりと、千年前のラブコメでLGBTを先取りのエキゾチック・ジャパンは未見なら是非!
紹介記事【2019.04.30】【2019.05.29】
ヒート [DVD]
ヒート [DVD] (JUGEMレビュー »)

ロバート・デニーロvs.アル・パチーノ、この豪華共演が「午後のロードショー」で掛かるとは!
マイケル・マン監督が脚本も手掛けており、適度に緩急を付けながら3時間近く視線を釘付けにします。
まぁ「似た者同士で対照的な立場」という月並みな設定ではありますが、改めて映画は筋書きだけでは分からないなと。
紹介記事【2019.05.28】
フロントミッション サード
フロントミッション サード (JUGEMレビュー »)

遂に全ルート攻略完了、しかし未だ引継ぎ要素は完クリ出来ずボリューム満点!笑
シミュレーションRPGって得意ではないけど、PS2の後継作「FM4」と本作は別格です。
紹介記事【2019.05.26】
PURPLE RAIN (DELUXE) [2CD] (2015 PAISLEY PARK REMASTER, PREVIOUSLY UNRELEASED TRACKS)
PURPLE RAIN (DELUXE) [2CD] (2015 PAISLEY PARK REMASTER, PREVIOUSLY UNRELEASED TRACKS) (JUGEMレビュー »)
PRINCE & THE REVOLUTION
'84年の大出世作&未発表曲集のダブル・リマスタリング作。
同世代では(プリンス=キモい)でしたが、自ら「King of Pop」を名乗った生前のMJより全てが革新的でした。
ソウル/ファンクを抑えたロック・ハードな「パープル〜」と、前作に近いエレ・ファンク中心の未発表曲集なので万人受けしないのは当然だけど本物の「Prince of Pop」は明白よ?笑
紹介記事【2019.05.09】(Disc 1)
紹介記事【2019.05.17】(Disc 2)
ルパン三世 ルパン vs 複製人間 [DVD]
ルパン三世 ルパン vs 複製人間 [DVD] (JUGEMレビュー »)

観たのはTV放映でした、でもどこカットしたかも分かるので。
もはや脱ルパンした立場で多くは語りませんが、アニメ版ルパンの最高傑作です。
本作後の脳マモーが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」のエゴになる件とかは誰か考察してください、ただ政治ナンセンス的なあのオチは「ルパン三世」が生まれた60年代末の土壌を意識していたのではないかと。
観る度毎に、頭でっかちに神を夢みたマモーの涙が沁みてきます。
紹介記事【2019.06.03】
エクソダスギルティー (通常版)
エクソダスギルティー (通常版) (JUGEMレビュー »)

異なる3つの時代の物語を切り替えながら進む、マルチタイム・ザッピングシステムのアドベンチャー・ゲームです。
資料本「ワールドガイダンス」必携、正直クセが強く微妙ですが。笑
当時流行ったであろう「小説『聖書』」やガイア仮説のSFファンタジー&サスペンス、システム的には不便ですが僕は楽しめました。
紹介記事【2018.11.05】

最近読んだマンガ
オカヤイヅミ「おあとがよろしいようで」

いえ、落語の漫画じゃありませんよ…僕も勘違いしたけど、本作は食と死を問うエッセイ漫画なのです。笑
益田ミリが筆で書いたようなタッチで、15名の作家たちとの会食インタビューがテンポよく描かれます。
作者は自称“ずーーーっと適度に食べ呑みつづけたい”くいしんぼう、その心理は“「終わり」が来て欲しくない”から…“だらだらできない”死が恐ろしい、そこで作者の“死ぬ前に食べたいものってなに?”という究極の疑問を色んな人に訊いて回ったのでした。
如何にも「話に詰まった酒席の定番」みたいな話に、わざわざ一席設けるという無駄に逆転した発想!笑

これぞネタ切れ漫画家の鑑、美味いエサで大物を釣って自分の趣味を実益にするウィンウィン企画ですな。
えぇもう全然ケーオツです、僕も損してませんし?笑
15名との会食14回、お相手の文筆家は綿矢りさを筆頭に戌井昭人/山崎ナオコーラ/津村記久子/円城塔/西加奈子/平山夢明/桜庭一樹/朝井リョウ/辛酸なめ子…村田沙耶香&加藤千恵の仲良しコンビは2人一緒で、お後は朝吹真理子と春日太一そして島田雅彦でシメと豪華な顔ぶれ。
TVか雑誌かで顔を見た気がする辛酸の無表情さや島田の腹黒そうな感じは意外と似てたので、他の方々も結構こんな顔なのかな?笑

各人の理想はともかく、死に方イメージとして「隕石で地球消滅」とか「人類滅亡」的な終末感の多さは面白いね…所謂ノストラダムス効果か?とも思うし、そういうのを知らない世代も311などで結構いそうな気がするのですけども。
それと平山夢明の「雑食の動物は旨くない、人間も旨いのは二の腕と太ももだけ」発言に村田沙耶香の人肉「いつか合法的に」発言もなかなか興味深いですな。
朝井の「相手に踏み込まれすぎないようコントロールする」コミュ力といい、作者の観察眼も侮れません。
逆に作者を侮って質問をはぐらかし続けた島田、食い逃げしに来たのかアンタ!

死は個々にとって“体験しうる一番遠くの未来”であり、脳の「未来を司る機能」が壊れると過去も含めて一切の悩みが消えるという話も何か考えさせられました…西いわく、過ぎた事をクヨクヨするのも“「未来に自分がひとにどう思われるかを想像して嫌」ってことやからやっぱり悩まへんのやな”なのだだそうで。
“「おあとがよろしいようで」って「次の準備が整いました」って意味だし”に、ちょっと目からウロコ。
ただ、円城回の脱字は猛省しなさいよ文藝春秋の校正室…“他の最後の晩餐候なんだった”って台詞、明らかに「補」と「んですか」が抜けてるんですけど?笑


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以下、各回の個人的まとめ
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    | comic | 2020.01.18 Saturday | comments(0) | - |
    最近読んだマンガ
    楠田夏子(漫画)、紅玉いづき(原作)「サエズリ図書館のワルツさん」

    よく思うんですが、こういう漫画家と原作者との並び順って規則性ないんですかね?…僕は基本的に奥付けの順番に倣ってますけど、映画でも特別出演の大物俳優が最初に来るパターンや主演の人気俳優がキャストの最後に一行空けでクレジットされるパターンなどがあったりしますでしょう?
    例えば本作の場合は「有名な方を先に」なのか「キャリアで優先」なのか、両者とも寡聞にして知らない僕には見当も付かないんです…もしかしたら会社によるのか、あるいは偉い人の一存で決まったりするのか。
    って何かスンマセン、字数稼いでる訳じゃないんです…これもね、本文なので。

    読み始めてすぐ(妙に見覚えある絵だな)と思ったんですね、それで前に使ってたサンヨーCDコンポの取説に描かれていた下手なイラストが思い浮かんだのです…無論そんなの壊れた本体ごと捨てちゃったから比較しようがありませんけど、社内のOLに埋め草として描かせたような要らない女性の絵にソックリで。笑
    大体、女性より爺さんの方が上手く描けてるって…連載誌の「Kiss Plus」はレディコミだよね、しかも'13年の絵柄でもないよね?
    そして近未来な設定も中途半端というか、小道具っぽく未来の戦後にしたようで…もしや原作はラノベで、もっとSFしてるのかな?

    いやラノベじゃないにしても漫画用に書かれた話ではない感じですね、小説の世界をダイジェストにした結果として説明不足な印象があるような…日常の背景に“枯渇する資源代替エネルギーの利権問題”で発生した戦争の深刻な余波があり、だけど細部は敢えて説明せず目の前の出来事を描きたかったのではないかと。
    やたら大規模停電が起きる割に自家用車が走ってる、といった理由も原作にはあるのだろうけど本作では分からない…これは力量の問題なのか、連載枠に対する情報量の多さ故になのか。
    いずれにせよ人物描写も貧弱なので、そこら辺も改善の余地はあるんじゃない?

    でも“子供は積み木を理解してから遊び始めるわけじゃない”という台詞は好いですね、おなじような内容を言っていたヒップホップ黎明期のDJよりも普遍的でシンプルな表現ですし。
    あとレディコミで人類の黄昏をおっ始めるセンスも、なかなか面白いと思うわ。
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      | comic | 2020.01.10 Friday | comments(0) | - |
      最近読んだマンガ
      岩本ナオ「金の国 水の国」

      初版'16年の小学館フラワーコミックスαスペシャル、バイブル版のブック・デザインが好いですね…っていうか、デザインの黒木香は同姓同名なだけですか?
      それはさておき、作者は今も某県在住なのでしょうか…って、それもさておき。
      久々の、所謂“オアシス都市と周辺部族”設物「雨無村」作者とは意外だわ…いや「マロニエ王国」も確かにテイストは近かったけどね、基本的にリアル寄りの設定で描く人かと勝手に思ってたので。
      隣同士でいがみ合うA国とB国が戦争になり、神様は「A国は一番美しい娘を、B国は一番賢い若者を相手の国に嫁がせなさい」と。

      すんげーザックリした始まり方で笑うわ、もう神様の出番ないし!…しかも仲立ちしてもらっといてA国は子猫を、B国は仔犬を贈るたぁ大した根性だわな〜?
      美しいA国の娘(子猫)の嫁ぎ相手はB国族長の指名で無職の青年ナランバヤル、賢いB国の青年(仔犬)はA国の第93王女サーラ姫へ。
      既に察しは付きますよね、ナラン(以下略)とサーラは偶然出会って仲良しに。笑
      A国は交易の要衝として栄えてはいるものの国土は涸れて砂と岩、B国は貧しいながらも自然に恵まれております…そしてナランは失政の煽りで仕事がないものの賢い青年で、サーラは心の優しいチャリポツ少女。
      (下段に続きます)


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        | comic | 2020.01.04 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |
        最近読んだマンガ
        安倍夜郎「山本耳かき店」

        このところ面白い漫画に当たっておりますが、本作もまたビンゴ!(って古いか)でした…大当たり、って程の華やかさはないにせよ。
        先ず装幀も好いですね、少し開いた障子戸から奥の間が覗いてて店主の山本さんが耳掻きしている…そして白い障子紙の部分のみエンボスで桟(格子の骨組み)が浮き出していて、触ってみると戸の縁や奥の間の2人も輪郭線が微妙に立体的。
        補強紙っぽい背表紙の色も好いです、まぁ個人的には奥の間が緋毛繊っぽい点は引っ掛かりましたけど…それも実は緋毛繊の非日常感で、耳掻きに仄かなエロチックさを込めた内容を暗示しているような気もして。

        本作は、タイトルどおり町の小さな耳かき屋さんが舞台の連作短編です…といっても初出の'04年当時は架空の商売だったんじゃないかな、江戸時代にはあったのかもしれませんけれど。
        作者によるあとがきによると“編集長が代わった途端、ブッツリ載らなくなってしまった”そうで、しかも連載が途絶えたタイミングで同名の店が現実に登場して度々マスコミで紹介され店舗を増やしていったのだとか…新たな編集長と同名店の関係は不明ですが、これでは作者ならずともやりきれない思いになります。
        第4話までは隔月連載なのに、第5話と6話の掲載は1年以上も空いてますね。

        その後「深夜食堂」という漫画で作者は耳目を集め、本作も'10年の最終話に描き下ろし1本を加えた9話として同年に単行本化されました…作者としては“執筆期間に十年近く差があり、絵柄がバラバラでお見苦しい点がある”と気にしてるようです、確かに間隔連載で続いていたら'05年には出せていたでしょうし。
        いつまで耳かき店ブームが続いていたのか知りませんけども、女性の膝枕で耳掻きしてもらう発想は本作に通じますね…しかし当初はCM制作会社に勤めていた作者の郷里なのか、地方の町を舞台としたのも本作の秀逸さに加味される要素ではないかと思ったりも。

        滝田ゆう辺りを思わせる下町の風情と地方訛りの台詞に(どこだろう?)と手掛かりを探しつつ、耳掻き中の有機的でなまめかしい妄想描写と様々な訪問客が見せる初期のいがらしみきお顔にニヤッとしつつ…老若男女の表情や筋運びに新人賞作品とは思えない技量を感じ、面倒臭そうな人々の憎めなさを描く作者の器量に“ふぅ”となりました。
        圧倒的とか独創的といった類いの漫画ではありませんが、既に完成されてます。
        近所の図書館はCDも漫画も当たりが多くて有難いです、本作も「次に読みたくなったら必ず(定価で)買う」リストに加えました。笑
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          | comic | 2019.12.23 Monday | comments(0) | trackbacks(0) |
          最近読んだマンガ
          V.A.「マンガでわかる戦後ニッポン」

          初版'15年、双葉社刊。
          13名の漫画家による短編を収録した、500ページ弱のアンソロジーです。
          巻末の内田樹(たつる)による解説は、先ず“1965年、日本の若者たちはビートルズに熱狂していた”というメディアの常套句から切り出します…当時15歳だった内田の同学年には、少なくとも“「あの時代、人々はみな・・・であった」というような定型文”は当てはまらなかったと。
          そうした“共同化された模造記憶”に残らない、例えば映画「三丁目の夕日」で省かれた生活圏の臭気や路面の泥濘や蚊柱なども…それもまた時代の空気であり、失われた戦後であると。

          内田いわく“常民のなにごともないような日常を記録として書き残す”仕事には、宮本常一が著した「忘れられた日本人」の民俗学に通じる意義かあったと…かつての“ときには禁圧され、ときには軽んじられた「弱いジャンル」だった”頃に漫画家を生業とした「社会的弱者」の視点は、大上段から過ぎ去った時代を定義する常套句に見過ごされた「傷」を描いていると。
          そう言われてみて、ハッと気付かされました…昨今の漫画と比べて昔の漫画に多少の重苦しさを覚えるのは、単に作画技法の見映えが違うだけではなかったと。
          汲み取りの家々がひしめく臭気や、暗がりの多さを。

          作者自身の実体験が反映され、そこに「傷」が描かれているからなんだ…インクとGペンがCG作画に変わった以上に、確かに“世間の風”が写っていたのか!
          こうして異なる作者による、時代の移ろいに併せた作品の列びで読むと、頭では分かったような気でいた感じが身体にまで下りてくるようです…この作品集を読んだ人の感想も、きっと千差万別になる筈だしそうでなくては不自然でしょう。
          絵面だけ追って(で何?)と思う人や、昔話と読む人がいて当然だろうし…同時代を生きた人なら、逆に批判的な感想もあるだろうし。
          戦後という歴史の束の間に、多様な痕跡があるのね。

          中野晴行という人物による、作品の背景と作者エピソードを交えた各作品解題も丁寧で好印象…企画にブレがないのは、内田と中野の起用が奏効したのではと。
          また収録された作家陣も幅広く、こうした企画ならば鉄板処の手塚治虫水木しげるにつげ義春などは想定内でしたが…個人的に意外だった大友克洋諸星大二郎岡崎京子谷口ジローも含まれていたらアンソロジーのテーマに関心がなくても漫画好きなら大概は手に取ってしまうでしょう。
          これで税込¥1,400ですよ、そりゃあ買うしかないわな…って、図書館で借りてきた僕が言うのも何ですが。
          えぇ買いますとも後日!笑


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          以下、個人的メモ。
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            | comic | 2019.12.12 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
            最近読んだマンガ
            阿部共実「月曜日の友達」2巻

            しっかしすげータイミングだな!と、やっぱり思う。
            僕も水谷茜ぐらいの時に、こういう感情を知って…それが恋ではなかった事を半年前に理解した、と思ったら本作に出会うんだよなぁ。
            きっと大抵の読者は恋の話だと思っているだろう、でも恋とは似て非なる気持ちなんだ…と言い切るのは、飽くまで僕の読み方だが。
            ところで登場人物の苗字に七曜を絡めたのは、作者的に何か思う所があったのだろうか?…その辺は、僕には読み解けなかったけど。
            変わり者と自覚している月野と、変わり者だと自己認識している水谷の間には火木がいる…否、水谷を挟み込むようにいるのかも。

            水谷の姉が伝説的な優等生なら、火木の兄貴は伝説的な不良だった…水谷が姉を疎んじるのとは対照的に、火木は兄貴が好きだった。
            月野に兄貴の面影を見て彼女なりの好意を示す火木、月野を困らせていると思った水谷だったが急転直下の展開に…漫画のコマで、こんなに胸を掴まれたのって何年ぶりだったろうか。
            “自分が傷つくことより人を傷つけることがこわいことを知った/自分が傷ついたことより人を傷つけたことがつらいことを知った”
            そんな彼女との間合いを分かっていて“大人になるっていうことは我慢したり控えることではなく与えるってことだよ”と言う土森。

            仲直りして、ささやかな奇跡があって打ち解けて。
            それぞれの月曜日の夜は、思い出の“しおり”として…月野の言葉で物書きになる夢を見付けた水谷が、いつか町を離れるとしても。
            巻末に訪れる、再びの春。
            そこには新たな一年生の新学期があり、進級しただろう彼や彼女らはどこにもいない…あるいは既に卒業してるのかもしれず、読者が知らされない現実に直面しているのかもしれない。
            このエンディングで、僕は(どこで物語を終えるか)が難しいんだと思った…この終わり方、さり気ないけど考え抜いたんだろうな。
            余韻が、留まらずに拡がって解けてゆく感じがして。


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              | comic | 2019.12.01 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
              最近読んだマンガ
              近藤ようこ(漫画)、坂口安吾(原作)「夜長姫と耳男」

              初版'17年の岩波現代文庫ですが、元は'08年の小学館「坂口安吾作品シリーズ」として出版されたとか。
              そんなに最近だった事が意外に思えるのは、作者の絵柄が長らく安定しているせいなのか…文明開化以前の日本を舞台とした、時流を感じさせない物語のせい?
              僕は原作者について名前しか知らないし、もっと堅苦しく込み入った話を書く文豪なんだろうと思ってましたよ…軽くページを捲って取っ付き易そうな気がして、まぁ実際にも一気に読んじゃったんですけどね。笑
              のっけから(???)で、読んでる内に分かるのかと思ってたら一貫して分からないまま…なのに、面白い。

              先ず最初に“そのヒメが生まれた時/夜長の長者は/一夜ごとに二握りの/黄金を百夜に/かけてしぼらせ/したたる露を/あつめて/産湯をつかわせた/という”って、黄金というのは何か植物の比喩か?と混乱させられ…次々と起こる突飛な出来事には耳男以上に翻弄され、あまりに唐突な幕切れに愕然としました。
              一体これは何だったんだ?
              だけど(訳分からん)と済ませられない、シュールな夢のようで不思議と風通しよく組み上げられているのです…それでいて寓話にしては反社会的な解釈になりかねず、もしや「至上の愛は憎悪」的な逆説を込めた和風アレンジの残酷童話か?

              耳男(みみお)という名前は何故か聞き覚えありますが、おそらく原作からの剽窃だったんだろうな…それはともかく本編の語り手でもある彼は仏師として長者の愛娘に与える菩薩像コンペに強制参加させらされる訳です、そして次には自ら志願して姫の木像を彫り始めるのですが完成を待たずに物語は幕を閉じるのです。
              つまり語り手が真の主役ではなかったパターンですね、だとすれば偽りの神を肯定する物語になってしまいますよね?…そういうグノーシス調の訓話とも思えないですし、単にまだ僕の理解が浅いのでしょうけど。
              特に中ボス的な機織り女が、ちょっと謎なんですが。

              馬のような耳を持つが故に嘲りを受け続けてきた耳男、長者の遣いアナマロも機織り女エナコも彼を嘲笑し睨み付ける…彼の災いは耳から生じ、耳男は己の自尊心から火中へ飛び込むのが前半の流れになってます。
              しかし後半は疫病で人が死ぬ度に嬉々とするブッ飛び姫の、残酷さに比例して輝く美しさに答えを見出だそうと葛藤する耳男という展開に…なんだか教祖が荒野で誘惑を退ける宗教説話みたいだな、と思っちゃうと耳男がマナー違反で敗北するのは今風に言うならバッドエンドって事だよなぁ?
              ともあれ本作の教訓は、愛する者は呪い戦い殺すべし&殺す前には忘れず挨拶!


              関連記事:
              【最近読んだマンガ】近藤ようこ「遠くにありて」| 2007.06.24
              【最近読んだマンガ】近藤ようこ「美しの首」| 2009.09.01
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                | comic | 2019.11.25 Monday | comments(0) | trackbacks(0) |
                最近読んだマンガ
                スケラッコ「盆の国」

                友人と揉めたまま、中学最後の夏休みを迎えた秋…おばあちゃんの血筋を受け継いだ彼女には、お盆に帰ってくるご先祖様「おしょうらいさん」が見えてます。
                透き通ってて、たまにカタチが人から逸脱してたりもする彼ら…だけど見えるだけで、声は聞こえません。
                明日は送り火という15日の夜に見た不思議な空と謎の青年、そして目覚めたら15日…もしかして“ずっとお盆のままならええのに”と願ってしまったせいなのか、友人と送り火で顔を合わせたくないと思ったから?
                秋が独りで繰り返す15日は、決して同じじゃない1日…晴れたり降ったり、人の言動にも手掛かりなしで。

                同じように異変を調べる謎青年こと夏夫は「常世と浮世の出入口に異常が起きているのでは」と推測、しかも「おしょうらいさん」と話も出来るとか正に浮き世離れしてます…秋に“オレのこと好きにならんといてな”と釘を刺す辺り、まぁご先祖さんだと思ってたらそうではなかったのね。笑
                15日ループも10日を過ぎて、秋にも「おしょうらいさん」との会話能力が…というより物理干渉するようになった彼ら、どんどんパワーアップしてますけど?
                夏夫の過去と縁が明らかになり、意見が分かれそうな迎え火の山にも哀しい過去があり…いやいや、ネタバレは止めときましょうか。

                好いタイミングで読めたなぁ、この記事が上がる頃には時節柄じゃあなくなってるけど…言葉遣いや土地柄などで仄めかしつつも、敢えて地域を特定しない描き方に優しさを感じました。
                上手く言えませんが、きっと作者は地元が好きなんでしょうね…でも舞台を限定する必要はないし、読者がそれぞれの町に重ねて読んでほしかったんだろうな。
                そして、お盆という風習に込められている連綿とした繋がりを改めて感じさせてくれました…僕は天の邪鬼というか「いっせーのせ」的な感じが苦手で、墓参りは時季をズラして行くような馬鹿野郎ですけども。笑
                お盆て、やっぱお盆かも。
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                  | comic | 2019.11.18 Monday | comments(0) | trackbacks(0) |
                  最近読んだマンガ
                  阿部共実「月曜日の友達」1巻

                  やばい、面白い。
                  いや最初は粗探し的な読み方してたんだ、だって微妙に読みにくくて引っ掛かるから…なんか普通と違う感じ、新しいクラスで浮いちゃって弄られるようなね。
                  中学生なりたての水谷茜も小学生のノリが抜けず、友人たちと微妙に合わない。
                  そして小学生の頃から変わり者扱いされてた月野は、まさに弄られ対象にされていて…何の接点もない2人が不思議な感じに惹かれ合っていく、そんな春から夏の日々が丁寧に描かれる。
                  画力は高いのに読みにくい、その落ち着かなさを分かろうとしてたんだ…けど、そんな据わりの悪さは彼女と彼の年頃にリンクする。

                  多分そこまで作者は意図してなくて、ただ結果的に好作用を生み出しているだけなんだと思う…奇妙な引っ掛かりが感覚の表層を削って、中1の自分が抱えてた丈の合わなさが露出して。
                  まるで自分の過去を検証するような気分がして、気が付けば水谷の目線から見てる世界から違和感が消える…文学少女の形容詞も飛躍する日常も、体験しなかった出来事にも記憶をくすぐるような既視感があって。
                  これは恋愛なんかじゃない、だけど恋愛なのか区別が付かない…今の僕だから分かるのは、これは(誰とも繋がらなかった回路が開通する感じ)だっていう事。
                  夏と月野の儚さも、そう。

                  あの頃の目線からは見えてなかった色々が、成長の痛みを経て見えるようになる?…そんなのは幻想で、どれだけ経っても周囲が俯瞰的に見えたりはしない。
                  後になって思う事は所詮、後付けのナレーションだ。
                  ただし後になって気付ける事も確かにあって、自分にとって本作は絶妙なタイミングだったのもある…半年前の石垣島一人旅が自分の内面に馴染んできた今と併せて、本作は十代前半の自分に里帰りするような気分にさせてくれるのだから。
                  初版'17年、「週刊ビッグコミックスピリッツ」での連載開始も同年…続きを読むのが待ち遠しく、同時にちょっと怖くもあったり。


                  次巻


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                    | comic | 2019.11.11 Monday | comments(0) | trackbacks(0) |
                    最近読んだマンガ
                    アロハ座長(原作)、羽仁倉雲(作画)、ゆきさん(キャラクター原案)「Only Sense Online −オンリーセンス・オンライン−」

                    今回の大きな柱は2本立てで、一つはゴミセンス扱いだった「料理」が活かされる「満腹度システム」の導入…もう一つは夏休みの公式イベント「森林キャンプ」、これは体感上の1週間を僅か2現実時間で体験出来る特殊なサーバーでのサバイバル・コンテスト?!
                    体感圧縮って「アクセル・ワールド」ですが、別にPVPのバトルロイヤルって訳じゃないのです…各自が得た知識はパーティ内で共有されるし、ユニークモンスターからレアアイテムを集める楽しみもあるしで。
                    見付けた幼獣をペットにしたり、更に「調教」センスがあればバトルに参加させる従魔にも出来るとか。

                    まぁ開催タイミングからして「満腹度システム」の意義を知らしめる絶好の機会な訳で、予め取得していた主人公は既得センスとの組み合わせでパーティ全員を食材識別の達人に…リーリーの木工センスで別荘レベルの拠点を構えるなど、生産系パーティだけにアウトドア生活も快適ですけど。
                    生産職の足りてない他のパーティでは回復手段に困ったり食料の毒に当たったり、しかも食べなきゃHPが減って死に戻り=イベント脱落も起こり得る訳です。
                    現に妹のパーティは、みんな耐性あるからって毒入り果物で腹を繋いでたり。笑
                    有償援助を提案し、妹たちと合流した主人公ですが。

                    質の悪いプレイヤーが拉致した幼獣に未鑑定アイテムを試したら凶悪な呪いが発動したらしく、暴走を続ける幼獣に襲われた一行…しかし討伐を望まない従魔ユニコーンの意向で、何とか倒さずに暴走の沈静化を試みる主人公たちですが。
                    結果は次巻に持ち越しです、まぁ何とかなるでしょう…しかし前巻から派生したスキル「エンチャント」が、こういう形でイベントに絡んでくるとは上手いな!
                    持ち込み数量が限定されてるアイテムの濃縮希釈にステータス変動アイテムと、実際にゲーム化を見越してない?って位の完成度ですな…ゲームを楽しむのって、創意工夫なんだなぁ〜。


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                      | comic | 2019.11.05 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |




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