Voyage of Prayer―祈りの旅
Voyage of Prayer―祈りの旅 (JUGEMレビュー »)
今西 勇人
祈りの姿勢は、手を合わせ目を閉じる形だけではありません…人が祈る姿は千差万別なのに、祈るという行為やその思いには共通性が感じられるのです。
宗教の奥にある、世界じゅう一人ひとりの心の静けさに。
紹介記事【2016.09.06】
チャンス [DVD]
チャンス [DVD] (JUGEMレビュー »)

「人生とは心の姿なり」
シャーリー・マクレーンは、本作の撮影中にピーター・セラーズが前世について話した事を著書「アウト・オン・ア・リム」で書いていました。
それを意識したせいでスピリチュアルな印象を受けましたけど、むしろ本作の笑いはそうした見方にあるような。
無知な老人チャンスが教養人を翻弄するシュールな寓話、ですが予想外に可笑しいのです。
紹介記事【2016.10.08】
逮捕しちゃうぞ [DVD]
逮捕しちゃうぞ [DVD] (JUGEMレビュー »)

藤島康介が原作の、婦警コンビが活躍するOVAです。
図々しいまでに快活な夏実と大人しそうで冴えたドラテクの美幸、という動と静のバランスは同じ原作者の「パラダイスレジデンス」を思わせますが。
この後に続く同名のTVシリーズにはない凝った実車ディテールや派手なカー・アクション、まだ昭和の気配が色濃い東京の風景は90年代のトレンディ・ドラマっぽいけど…ま、肩の凝らないノリが好い案配なのです。
紹介記事【2016.08.21】
となり町戦争 (集英社文庫)
となり町戦争 (集英社文庫) (JUGEMレビュー »)
三崎 亜記
2016年に読んだ小説から一冊を挙げるのは本当に悩みましたが、本書は外すことが出来ません。
デビュー作でこれって、凄すぎない?
ちょっとシュールでフワフワとした空気の中、自治体行政の地域活性化という名目で遂行されているらしき戦争…“僕”が聞く唯一の銃声は終戦を告げる号砲で、これは「地獄の黙示録」で引用されていた詩の一節“これが世界の終わりのすがただ/ドンともいわないで、すすりなきのひと声で”を連想させます。
文庫の表紙カバーに惹かれたのですけど、これが衝撃的な場面とリンクしてたとは…戦争とは銃器や死体ではなく、本質は経済の真の顔なのだと実感しました。
紹介記事【2016.11.13】
Yesterday,Yes a day (フラワーコミックス)
Yesterday,Yes a day (フラワーコミックス) (JUGEMレビュー »)
岩本 ナオ
話の舞台が共通する「雨無村役場産業課兼観光課」も好かったけれど、個人的には先に読んだ本作の方が好みかも。
地方暮らしの女子高生とか恋愛未満のリアリティが新鮮、この年頃だって恋愛が日常の中心にある訳じゃないんだよねっていう。
紹介記事【2016.03.30】
Eagle Has Landed: Live
Eagle Has Landed: Live (JUGEMレビュー »)
Saxon
どう見てもビジュアルが「スパイナル・タップ」そのものですが、当時の僕にとってはAC/DCの「BACK IN BLACK」とマイケル・シェンカー・グループの「MSG」と並ぶHR/HM愛聴盤でもありました。
でも他のメンバーはあんまりメタルっぽい出で立ちじゃなくて、ストラト遣いのポールは野球帽かぶってたし…ぶっちゃけボーカルのビフ以外はギブソンSG遣いのグラハムも当時は滅多に見かけなかったプレベ弾きのスティーブも見た目がオッサン臭くて、そういうビジュアル無視な姿勢が僕には却ってシブく思えたのです。
意外にロックンロールしてるベースラインや無駄に手数はないけどツーバス並みに速いドラムスやメタルにしては珍しいワウペダルを使ったギターソロなど今でも充分カッコイイ!
リフ中心とはいえメロディアスなフレーズも織り込み、改めて聴くと楽曲構成も隙がないなと感じました。
紹介記事【2016.02.27】
アイアン・スカイ [DVD]
アイアン・スカイ [DVD] (JUGEMレビュー »)

2018年、月からナチスが攻めてくる?!
パルプSFテイストにシニカルなユーモアを絡めた、おバカ路線のB級映画。
フィンランド人がサウナで酔っ払いながらアイディアを出し合い、製作費のうち約1億円をカンパで集めたというフィンランド・ドイツ・オーストラリア合作。
ほぼ全編ブルーバック撮影というレトロ活劇「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」と併せてオススメします、もちろん両作品とも特撮だけの映画じゃあありませんよ?
紹介記事【2016.04.16】
忘れられた日本人 (岩波文庫)
忘れられた日本人 (岩波文庫) (JUGEMレビュー »)
宮本 常一
本書は主に、対馬や周防大島や伊予といった西日本の村落で聞き取った話から構成されています…本業の傍ら、農家に泊めてもらうので米を持参で戦時中も日本各地を歩いて回ったそう。
正直、読み始めは部外者が首を突っ込んでいるような取っ付きにくさを感じたのですが…間をおいて開いたら、妙にスラスラ入ってきました。
何だか不思議です、本書自体が村の古老のようで…この深い根っこに繋がるような安心感、古臭く陳腐な表現ですが「元気が出る」のです。
紹介記事【2016.06.21】
幻想水滸伝III
幻想水滸伝III (JUGEMレビュー »)

明代中国の伝奇歴史小説「水滸伝」をベースにしたRPGシリーズの1つで、本作の特徴は同じ物語を複数の主人公を通じて体験するという趣向です。
今回は商業国家の騎士団長、名門貴族のクリスでプレイ…以前にプレイした平原部族の少年ヒューゴや大国の傭兵を率いるゲド隊長と違ってしがらみだらけの気丈な女性。
商業国家と平原部族の対立に乗じて領土拡大を画策する大国と、裏で暗躍する一味…シリーズの他作品は知りませんが、異世界クライム・サスペンスといった感じ?
絶対悪など存在しない、なんて分かってはいても相互理解は難しいというね。
小説や漫画などとは異なる、RPGという形式ならではの物語を味わえます。
紹介記事【2016.06.29】
イノセンス スタンダード版 [DVD]
イノセンス スタンダード版 [DVD] (JUGEMレビュー »)

前作「ゴースト・イン・ザ・シェル」から引き続き押井守監督が描くは、攻殻機動隊のバトーとトグサが挑む「暴走ガイノイド連続殺人事件」の顛末。
そして、ネット上の全一となった少佐こと草薙素子を、もはや見つめる事も触れる事も叶わないバトーの愛の物語でもあります。
重厚なCGアニメで表現される電脳社会の、二重の意味で人工的な儚さ…「私」や「貴方」の定義とは何か、肉体は自由の枷なのか。
前作のラストで少佐が言っていた“2501…それいつか、再会する時の合言葉にしましょ”という台詞を覚えていると、ちょっと感動的かもしれません。
紹介記事【2016.11.27】
二週間の休暇 (MouRa)
二週間の休暇 (MouRa) (JUGEMレビュー »)
フジモト マサル
まるで村上春樹ワールドの絵物語、といったら失礼でしょうか…あの読後感を簡易化して視覚的にまとめたような一冊、安直すぎるオチも却って心地よく感じられました。
うぐいす色と黒の二色刷り、計算されたコマ割りとアングル…奥付けページの縁に這わせたカマキリに至るまで、ちょっと手元に置いておきたくなります。
紹介記事【2016.02.04】
パートナーズ・イン・クライム
パートナーズ・イン・クライム (JUGEMレビュー »)
ルパート・ホームズ
1曲目「Escape (the pina colada song)」は、ケイト・ブッシュの「Babooshka」と対になるようなシチュエーションを歌っていながらライトで喜劇的な展開…また「Answering machine」ELOの名曲「Telephone line」と対になるような、どこか惚けた味わいのある留守番電話の歌なのです。
フェイズ・ギターに'79年リリースという時代を感じます、今でこそ好きな音ですけど十代の頃は中途半端なエフェクト感が気持ち悪かったので一概にオススメとは言い難いのですが。
紹介記事【2016.01.23】
クン・パオ! 燃えよ鉄拳〈特別編〉 [DVD]
クン・パオ! 燃えよ鉄拳〈特別編〉 [DVD] (JUGEMレビュー »)

本当にね、どんだけ買って観てんだ僕は!
70年代のB級カンフー映画を元にデジタル処理で大胆に改変、正直この笑いは人を選ぶと思います。
実際、ちょっとオススメしにくいコメディです…特にCGパートなんて、全然オススメ出来ませんけども。
音声バリエーションの豊富さで、何度でもどこかツボにくるのです僕は。
紹介記事【2016.06.19】
図説 国旗の世界史 (ふくろうの本)
図説 国旗の世界史 (ふくろうの本) (JUGEMレビュー »)
辻原 康夫
いつもながら面白い、河出書房新社の図説シリーズ「ふくろうの本」の一冊です。
紋章学の見地に基づいて、色遣いや図柄で世界各国の国旗を分類すると…割と知ってる国旗の雑学レベルから歴史的な成り立ちが見えてくる、この切り口が実に面白い!
本来は支配者の紋章であり権力への服従を意味していた「旗印」が、フランス革命から民衆の団結や社会の理想を表明するように…赤青白で構成された国旗を“民主主義国家の旗印にふさわしい配色という固定観念”と断言し、9・11後の「SHOW THE FLAG」を“恫喝的スローガン”とブッタ斬る著者は本書自体も“疑問の解明に寄与するとは到底思えない”と切り捨てますが。笑
「世界史を読みたくなる」歴史ネタの雑学本、として辻原康夫(編)「読みたくなる世界史」と併せてオススメします。
紹介記事【2016.11.24】

最近読んだマンガ
佐々木倫子「チャンネルはそのまま!」5巻

いきなりロクでもない悪夢を見た山根マジメ、バカ枠採用の雪丸花子から離れて情報部に異動しても未だに自分がプチプチ(バカ係)採用の疑念に囚われております…というか完全にバカ係の前提で小倉部長のバカ係探し、しかし本ボシ有賀に肉薄したのが雪丸とは!笑
この「バカ枠&バカ係の二本立て進行」パターンはマンネリ気味ではありますが、やっぱりエピソードの繋げ方が上手いですね…今回も雪丸が“四国まるごと分”の道東エリアを担う釧路支局へ短期出張したマンボウ“見た目”ネタや、スクープ内偵からハブられた雪丸の勘違い炸裂と相変わらず大笑いさせられました。

かと思えば道外出身の同期女子アナや山根と共に本場の防寒対策を教わり、これが東京の冬でも即座に役立って大助かり!って実践本かよ…でも1巻の女子アナ初鳴きガッツポーズが、まさか越冬野菜と泥まみれの2度目に繋がるとはな〜?
そしてローカル局といえば定番ネタの、系列局対抗の特番ですよね…感動部門で常勝の福岡vs.お笑い部門のホシTV、当然ながら“飛び道具”雪丸が山根の努力も吹っ飛ばします。笑
そして遂に明かされる、山根が北海道ローカルに入社した経緯…元カノ翔子が雪丸の“大学の友だち”という悪夢な展開、守り切れるかマジメ君の意外な弱味!

夕方情報番組の視聴率競争でも金と力に物言わすトップ局ひぐまTVですが、小倉部長の奇策と雪丸の遭遇が放送事故一歩手前のミラクル発動…ってコレは次巻(ひぐまの逆襲)展開への伏線にしか見えません、でも次って最終巻な筈だよね?
まさか対ひぐま最終決戦!という流れで本作を〆る気じゃないよな作者、むしろ現状からの雪丸×山根トゥルーエンド的な大技に出たら却って笑うけどな…どうなっちゃうのか、まだまだ予断を許さぬ状況です。


前巻

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    | comic | 2018.02.18 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
    最近読んだマンガ
    香月日輪(原作)、深山和香(漫画)「妖怪アパートの幽雅な日常」11巻

    背表紙に縦書きの漢数字で「十一」と書かれていたのを1巻と読み違えてしまいましたよ、でも単に香月日輪の原作というのが気になっただけで全巻読破するつもりはないから問題なし!
    '15〜16年に講談社の月刊少年シリウス連載分、高校2年生の主人公は諸事情により独り暮らし中…そのアパートの住人や集う幽霊との交流、そして本巻では主に型破りなイケメン教師とか超一流高校に通う幼なじみとの交流が描かれます。
    主人公は意図せずして魔道書の主になったらしいのですが、鳥みたいな魔道書のガイドが「百鬼夜行抄」の尾白尾黒っぽい口調でキャラ被りしてるのが一寸ね。

    ま、こちらの方が味方というか裏がないような…って比較しちゃうと尾白尾黒の圧勝で、ガイドと称する解説要員といった印象です。
    それに「型破り教師」って属性ね、もはや時代的に違和感が先立ってしまってストーリーに入り込む妨げになってしまうとは…思えば過去の学園モノに不可欠なキャラではありました、でも今時こんな教師を出したら白々し過ぎるっての。笑
    原作者の著書「僕とおじいちゃんと魔法の塔」に通じる教育論は清々しく感じられる一方で、それを引っ張る教師像が時代とズレちゃった分だけ説得力を欠いてしまったのが残念でした。
    絵柄は、何も問題なし。笑
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      | comic | 2018.01.30 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
      最近読んだマンガ
      手塚治虫「手塚治虫『戦争漫画』傑作選II」

      こちらは初版'07年の詳伝社新書で、おそらく選者は編集部員かと思われます。
      そういえば以前、同じシリーズの「傑作選『家族』」を読みましたが…まぁ今回は先日の「手塚治虫の描いた戦争」と読み比べるつもりで、併せて借りた次第。
      「手塚治虫の〜」に収録された12編の初出は'65〜85年、本書の10編も'68〜85年とほぼ一緒です…「カノン」「ジョーを訪ねた男」「イエロー・ダスト」の3編が重複していましたが、多分「傑作選I」の方でも被っているでしょうね。
      ただ「手塚治虫の〜」で3編だったベトナム戦争モチーフが過半数の6編と、発表当時の世相を反映してます。

      太平洋戦争に関わるエピソードが少ない分、作者の主観的バイアスも少ないような…自身の体験と重ならないせいか、報道されたベトナムのトピックを素材として取り込んでいる感じで。
      戦中生まれの作者は子供の立場で戦争を体験しており、また情報統制もあった太平洋戦争より戦場の仔細が伝えられたベトナム戦の方が大掴みで戦争を捉えやすかったのではないかと思います。
      つまり「手塚治虫の〜」は作者自身の“ほんとの戦争”目線で、本書は一般的というか発表時に起きていた遠くの戦争を眺める目線と読む事も出来そうですね。
      何でも派手な米軍って、まぁ描きやすそうでもあり。

      個人的には「ブラック・ジャック あつい夜」と「I.L 南から来た男」、そして終戦孤児が40年後の現代へとタイムスリップする「1985への出発(たびだち)」が好かったな…“射殺は戦場ではやむをえんっ!だが強姦は人道上許されんものだ!”とは爆弾を落としてバンドエイドを貼ると同じ理屈ですね、白人民主主義の本質を衝く名言。笑
      特に、ソンミ村で大量強姦殺人を冒した男がアイエルの幻覚で仕返しを受けるストーリーは秀逸。
      そして後に兵器を模した玩具で金持ちになると知った孤児たちが、未来を変えるために唯一無二の財産である仲間と別れる決断ね。

      家も服も食糧もない、だけど仲間と一緒なら未来は変わらないかもしれない…別れの言葉は“1985年に またあおうなーッ”、夕陽さす焼け野原で手を振る背中が何故か切ないです。
      希望に満ちあふれた終幕なのに胸が苦しいのは、間違った未来にいるからでしょう…終戦後の子供らに「なんかゴメン」としか言えない自分、苦労を重ねて復興させた先人が築き上げた社会ではありますけれども。
      と思うまま綴ってみてから改めて石子順なる人物の巻末解説を読むと、大体そこに書いてあるのと一緒でしたね…わざとじゃありませんよ勿論、でも一度は読んでる訳ですから僕がパクり疑惑と言われても仕方ないか。

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      0
        | comic | 2018.01.14 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
        最近読んだマンガ
        手塚治虫「手塚治虫の描いた戦争」

        本書は初版'10年の朝日文庫で、'04年のKKベストセラーズ刊「ぼくの描いた戦争」を“改題、再編集したもの”だそうです…実は同じテーマの「手塚治虫『戦争漫画』傑作選II」というアンソロジーと併せて図書館から借りてきたんですね、というのも何故か本書の方が作者自身によるセレクトだと思ったからで。
        つまり本人評価の高い戦争漫画と第三者がチョイスした戦争漫画の間には、主観的なバイアスと作品としての客観的な評価が垣間見えるのでは?…そういう切り口で読み比べてみようと考えたのですが、いざ借りて来てみたら本書のどこにも自選とは謳ってなくて。笑

        何を僕は思い違いしたんでしょう、という次第で当初の目論見は読む前から崩れてしまたったのでした…でも、だからって読まずに返却するのも癪ですからね!
        巻末のエッセイ「わが思い出の記」によりますと、巻頭に収録された「紙の砦」は自身の被災体験から発想された様子…勤務動員された工場の仕事をサボる少年時代の作者に、自らを戦場での常習的な規律破りとして描いていた水木しげるを連想してしまいました。
        両者に共通するメンタルの強さは今だからスゴいと思えますけど、あの時点では決して誉められた態度じゃない訳で…自分が上官なら、心情を汲んでも殴るわ。

        正直、本書に収録された12編の中で駄作じゃないのは「ブラック・ジャック アナフィキラシー」「メタモルフォーゼ 聖なる広場の物語」位ですが前に読んだからか今ひとつ響かず…どちらも単発ではなく連載作品の一編ですから、締め切りに追われてた方が作者は本領を発揮するのかも?
        他には「ZEPHYRUS (ゼフィルス)」と「イエロー・ダスト」、雨月物語を下敷きにした「大将軍 森へ行く」が比較的面白いかな…結局、何が“ほんとの戦争”かってのは十人十色で如何に出力するかの差なのね。
        そして、如何に「漫画の神様」と言われても詰まらないのは詰まらんのですよ。


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        0
          | comic | 2018.01.07 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
          最近読んだマンガ
          佐々木倫子「チャンネルはそのまま!」4巻

          雪丸花子、遂にションボリ…彼女より一枚上手だったのは選挙報道で密着した、某ムネオ風の地元議員!笑
          山根一もまた、そんな雪丸を差し置いてまさかの情報部行き…報道部と違うユルさに戸惑い、ストレス性じんましんを発症する始末。
          一段と身近になった小倉部長、一向に縁遠くならない雪丸とバカ枠の板挟みにプチプチしっ放し…そして広島出身の山根が初めて迎える北海道の冬は、細かな暮らしの知恵にも翻弄され。
          報道部の先輩からは、寿ビデオの監督に志願した雪丸の監督役を頼まれて…まさにプチプチの本領発揮ですな、いや実物のエアパッキンもビックリのタフさ!笑

          道内視聴率トップ局ひぐまテレビとの報道争いにも臆せぬ雪丸、その堂に入った厚かましさに周囲も順応し始めてるような…同期入社で技術部マスター(主調整室)勤務、橘の主役回では足を引っ張ってただけにしか見えませんでしたけど。
          終始ドタバタ展開ながら、それぞれの部署に染まった同期の反目と結束を描くエピソードは印象深かったなぁ…損得や利害抜きで動く雪丸のバカ魂が放つ引力、それは良くも悪くも周囲を巻き込むし風通しを良くもする台風の目なんですね。
          作業効率や数字で計れる発想から切り捨てられる中にこそ、人の営みとして欠かせない何かがあるのかも?


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          【最近読んだマンガ】佐々木倫子「チャンネルはそのまま!」1&2巻(再読)| 2017.12.10
          【最近読んだマンガ】佐々木倫子「チャンネルはそのまま!」3巻| 2017.12.20
          0
            | comic | 2017.12.27 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
            最近読んだマンガ
            佐々木倫子「チャンネルはそのまま!」3巻

            北海道☆テレビ報道部のド天然な新米記者、雪丸花子が巻き起こす騒動を描く読み切り連載…まだまだネタは尽きそうもありませんね、地震のマスターカット(緊急放送)にニュース映像の裏方(編集・美術・音効)といったTV局ネタだけでなく花子の実家(とうきび農家)や取材ヘリ絡みのローカルネタが効いてます。
            妹いわく、北海道は作者の代表作「動物のお医者さん」でも舞台になっていたそうで“地元なんじゃない?”との事…実際、ナチュラルな北海道あるあるの盛り込み加減は取材のみとか移住レベルじゃ出せない道産子ならではという印象が。

            そして情報部へ異動になっても一向に花子と縁が切れないエリート同期、山根一のプチプチ(バカ係)疑惑は深まる一方…動物モノにデパ地下グルメ、ラーメン特集といった情報番組のユルいノリにも彼のストレスは溜まる一方のようです。笑
            更に道内の視聴率トップ局、ひぐまテレビの強気というか意地悪ぶりが取材現場でバチバチ!…それに動じないどころか意に介さずバカ運を発揮するのは、バカ枠疑惑の花子&小倉部長!
            ちなみに同期生の中で影の薄かった営業部の服部君にも、ようやく準主役回が。
            この何年か、よしながふみ今市子以外で思わず吹いちゃう漫画って久々だわ!


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              | comic | 2017.12.20 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
              最近読んだマンガ
              佐々木倫子「チャンネルはそのまま!」1&2巻

              全巻セットを買ったので、改めて最初から読み返してみました…流石に初回ほど大笑いはしませんでしたけど、また所々で吹き出してしまう位に可笑しかった!
              ところで1巻の巻末おまけ漫画「テニスと骨」を読んでいて、作者が任天堂Wiiのソフトで振り回される姿にハッとしました…この漫画(本編)って、主役の雪丸花子も含めて全員が振り回されている話だったのね!
              唯一人、振り回されていないのは雪丸のバカ枠採用を推した小倉部長…まぁ彼は報道部じゃないし雪丸の同期でもないからね、っていうか彼も周囲を巻き込む風雲バカ魂の持ち主とか?笑
              恐るべし、風雲バカ魂ッ!

              しかし自分で言っといて何なんだ、風雲バカ魂って…まるで「ジルオール」の“無限のソウル”みたいだけど、そのB級版なのかも。
              当人自身が意図した訳ではなく、常識を超越した言動で日常に激しい摩擦を引き起こす…ただし、それで思わぬ好い結果を生んだり。
              まるで台風のように混乱の嵐を招き、過ぎてみれば風通しよくなっていたりね。
              作中では“運”の一言で片付けられているけれど、その幸運は巻き込んだ人々の協力や団結によって出来ているような気もします…当人に計算も悪気もないからこそ、それぞれの才能が土壇場を発揮してるのでは?
              かなり逆説的ですがね。笑

              とはいえ、何故に北海道?…作者の故郷だったりするのかな、このローカル・ネタの盛り具合からして。
              地方TV局という、まさに地域密着な設定は上手いですね…一話完結のエピソード作りにも困らなそうだし、狭い人間関係で窮屈な展開にもならなそうだし?
              各部署に散らばった同期を絡めたり、特にバカ枠のお世話係(別名プチプチ)疑惑が持ち上がるエリート道化回しの山根一が絡んだり…で、どう終わるんだか。笑
              まさか雪丸が山根とラブ&寿、なぁんてラストは有り得ないもんね…かといって雪丸が試練を乗り越え一人前の記者に、なんて感動路線も考えられないよなぁ?

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                | comic | 2017.12.10 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
                最近読んだマンガ
                渡辺多恵子「ファミリー!」11巻

                ついに本作も最終巻です、だけど本編は3話だけ…他に読み切り短編が2話と、本編の「扉絵コレクション」が収録されております。
                毎度お馴染み「イラスト集」から7ページと増量してますが、今までのは扉絵じゃなかったのか?まぁ描き下ろしとも思えませんが…ともあれ最初の頃の扉絵とか、本編完結後に見てると懐かしく感じられました。
                話を戻して第四十七話「ハイヒール・スプリンター」は、のっけからレイフのプロポーズ!だけどやっぱ夢オチ!という見事な掴み…いや僕は掴まれませんけど、当時の読者少女にはドキドキものだったのでは?
                もちろん、これは伏線で。

                で、2話連続の最終回「家族 I」「II」はジョナサンが主役です…そもそも彼の登場から本作が始まった訳ですからね、ってコトはフィーも準レギュだった?
                ま、ここは敢えてネタバレなしで…ただ、もちろん感動的フィナーレではありましたけども最後のコマがテンプレっぽくてイマイチ。
                で、らくがきエッセイは2本+オマケ1本…ホストファミリーの息子たち、15歳のマイクと11歳のティムの忘れられない思い出です。
                オマケの方はホームステイ話とは無関係な「ざしき童子」の話、これは'80年に掲載された読み切り短編「バイバイセレモニー」のハシラに書かれてました。

                「バイバイ〜」は双子のロビンとマシューが主役で、2人の母が悪戯好きな転校生エルウッドの父親と訳アリ?っていう家族ドラマ。
                流石こなれた構成力、ですが個人的に(男を試す女)が好きではないのですよ。笑
                '83年に掲載された「ふしぎの冬のおはなし」も家族モノではありますが、扉絵含めて13ページの超短編で全編ギャグキャラというね…旦那が出張で幼児とノンビリする筈だった女性が遭遇するオカルト現象、といっても絵柄が絵柄ですし怖がらせる気はゼロです。
                4つの小ネタ毎に意外なオチはありますが、如何にも(取り急ぎネタ帳から継ぎ接ぎして凌いだ)感がありありです。

                この分量からすると(誰かが落とした原稿の穴埋め仕事)でもなさそうですけど、ちょっと訳わかんないですね…もしや単行本まとめるのに巻末の「扉絵コレクション」だけじゃ少し足らないからって書かされた?と思ったら、本巻の初版が'85年て事は違うよなぁ?
                まぁいずれにしても、感動の最終巻を駄作と抱き合わせで出すなんてガッカリだよ…読後の余韻が台無しという、実に残念な結果に。


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                  | comic | 2017.11.19 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
                  最近読んだマンガ
                  渡辺多恵子「ファミリー!」10巻

                  いよいよ終わりが近付いてきました、次巻で完結だなんて…でも近頃の連載漫画みたく40巻も50巻もあったら読む気も起きないし、そこは痛し痒しですな。
                  さて第四十二話「耳を澄まして」は、シェレンがママさん合唱隊で晴れの舞台!というタイミングに熱発したジョナサンのお話…ちょっぴりセンチなモノローグで、アンダーソン家の温かみを上手く演出してます。
                  続く「Yes, Mom.」も、一段と話作りの上手さに拍車がかかってますな…レイフの母ルイスが再婚したアーサーは父ジェイとも業界仲間、突然の彼の死に打ちのめされる母とは対照的な父の態度にレイフは…。

                  ルイスの女性心理と複雑な親子関係を一話に収める手際よさ、毎度ながらジェイを冷血漢っぽく見せて実はという演出もニクイなぁ!
                  そして3連作の第四十四〜四十六話「時の絆 I」〜「III」は、ほろ苦さMAXでスリの父ハービィと娘キムを巡る切ない顛末が…もはやフィーどころかメイン・キャラは完全に脇役ですよ、もしかしてアンダーソン家で話を作るのがシンドくなっちゃったのかな?
                  のほほんコメディ要素が減る一方なのは、作者がストーリー指向になってきたとか?…でも主役一家でシリアス展開しちゃったら後が大変だもんね、話としては映画みたいで好きだけど。

                  この3連作、重い流れでキムがコメディ・リリーフってのがまた絶妙で…可笑しいんだけど彼女の立ち位置がね、涙腺をくすぐるの!
                  熱血お節介フィー、遂に社会派ヒューマン・ドラマにグレード・アップ?…成長に伴って視野が広がり、やりきれない現実に直面と。
                  らくがきエッセイ5本は前巻での予告どおり“2度めの渡米”で出会った人たちについて、それと“クレイジー・マイク”の愛娘レベッカとの再会エピソード。
                  またしても巻末には「イラスト集」と謳った、モノクロ3ページ…いや無くせって事じゃなくね、もう少し多かったらなぁって。笑


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                    | comic | 2017.11.08 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
                    最近読んだマンガ
                    渡辺多恵子「ファミリー!」9巻

                    第三十七話「ワンダーランド・プリンセス」は、新任教師アリス・オコナーのお話…彼女に淡い恋心を抱くジョナサンと対照的に宇宙人だと疑うピート、ドジッ娘キャラも謎めいた一面も伏線になってたとはねぇ!
                    次の「ぼくたちの解放」はケイの回想話、妹フィーとの無邪気な幼年期を象徴するローラースケート靴…その封印をジョナサンに打ち明けた事で、ケイの一歩引いた態度も変わるのかな?
                    「トレーシー!」は彼女のクラスがロケ現場となって、嫌味プロデューサーに一目惚れ…天才子役より役柄まんまなトレーシーに現場は騒然、相手がレイフの父親だろうが恋愛一直線!笑

                    「ダディ・ジェントル・スキャンダル」は久しぶりにウィルフレッド・パパが主役、しかもオフィス・ラブ?…またもケイ&トレーシーの妄想に熱血モードのフィー、毎度ながら巻き込まれるレイフには同情しますが頼りなさ気で本当はダンディーなパパなのでした。
                    そして第四十一話「タッグ・マッチ」は前巻で出突っ張りだったジャニス再登場、なんと彼女に恋人が…というか親同士の決めた婚約者だけど、よりによってレイフの元カレだったとは!
                    フィーの知らない過去を、サイモン&ジャニスにいじられまくるレイフ…でもこの3人、同じ私立校で同じ時期に傷付いていたのね。

                    今回の「らくがきエッセイ」は“わたしのアメリカの家族”紹介で、その1がボブとマムのホスト・ファミリー夫妻の話…その2は長男マイク、その3は末っ子次男ティムの話でその4はYMCAの英会話教師“クレイジー・マイク”の話。
                    ちなみに本編のシェレンは、彼の奥さんから名付けたんでしょうね…その5はご近所さんの話で、次巻は“再渡米編”との予告付き。
                    その2でも2年後の再会に言及してましたし、しかも“あれからまた2年たった”という事は…本作の連載前に行ったのが実は2度目で、もしや1度目って18歳頃だったんじゃないの?
                    あー、著者がマリコ本人?

                    目次に謳った巻末の「イラスト集」は、当然モノクロだし3ページだけか!…しかしアリス先生の絵に描き込まれたUFOを見て、他にもジョナサン絡みのUFOエピソードを読んだ記憶がよみがえってきました。
                    って、この記事を書いてる時点で既に本編は最終巻まで読み終えてるのですが…かなりシュールな話だったという印象は覚えているのに、該当するエピソードは一切なかったのは何故だ?
                    自分としては手塚治虫の「ブラックジャック」で読んだ幽霊旅客機エピソードに匹敵する、本編のハートウォーミング感が微塵もないシュールな幕切れが強烈でゾクゾクした筈なのにね?


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                      | comic | 2017.10.28 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |




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