【中古】嘘解きレトリック <全10巻セット> / 都戸利津(コミックセット)
【中古】嘘解きレトリック <全10巻セット> / 都戸利津(コミックセット) (JUGEMレビュー »)
「ウソを聞き分ける」が故に孤独だった少女が貧乏探偵の助手に、というレトロモダン路地裏探偵活劇…お世辞や方便に欺瞞を感じる、そんな読者少女を分かってますなぁ。
およそ100年前という地続きな設定、現代とは異なる感覚の豆知識も興味深いです…本格推理ファンには物足りないでしょうけど、見せ方から筋運びまで完璧!と感じる漫画家ですよ。
紹介記事【2023.02.01】
【中古】 ルーマニア賛歌 Europe of Europe /みやこうせい(著者) 【中古】afb
【中古】 ルーマニア賛歌 Europe of Europe /みやこうせい(著者) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
地理的にはウクライナの南、ブルガリアの北で西側はハンガリーとセルビアに接するルーマニア…つい東欧と一括りに捉えがちですが、カトリックと東方正教が混じり合った歴史を感じさせる万華鏡のような風土と文化のモザイクは旅心をくすぐられます。
紹介記事【2023.01.02】
フェーム 特別版 [ アイリーン・キャラ ]
フェーム 特別版 [ アイリーン・キャラ ] (JUGEMレビュー »)
ミュージカル映画かと思ってたんですが群舞シーンは意外と少なめ、ストーリーを追うより時代の空気を味わう映画かも…各エピソードにオチも後日談もなく、ドキュメンタリーのようにシンプルな構成でしたが最後はグッと来ましたよ。
紹介記事【2023.05.26】
ルックバック (ジャンプコミックス) [ 藤本 タツキ ]
ルックバック (ジャンプコミックス) [ 藤本 タツキ ] (JUGEMレビュー »)
(薄いなー)という第一印象を覆す、先入観なしに読んでほしい一冊です…尺は短めでも完成されてる、低予算ながら良質の自主制作映画を思わせます。
山形を舞台に描かれる、十代の少女2人の漫画愛&成長譚…ところが中盤の転換点から怒涛の勢いで感情を振り回され、喪失の痛みを知る人ほど「作り話の存在証明」を思い知らされるのでは。
紹介記事【2023.06.15】
COYOTE SPECIAL ISSUE 安西水丸 おもしろ美術一年生 Coyote MOOK / 安西水丸 【ムック】
COYOTE SPECIAL ISSUE 安西水丸 おもしろ美術一年生 Coyote MOOK / 安西水丸 【ムック】 (JUGEMレビュー »)
僕にとって安西は小説家であり、70年代の映画みたいな乾いた文章と裏腹な湿り気が印象的で…どこかで彼に嫉妬していたのかも、そう気付かされた本書で自分の絵心を取り戻せそうです。
紹介記事【2023.02.07】
ああ爆弾 [DVD]
ああ爆弾 [DVD] (JUGEMレビュー »)
舞台美術を融合させた和製ミュージカル、小気味好いカットインでテンポよく繋いでゆく独特な映画です…大筋は任侠コメディでもコミカルなシークエンスに関連性を与えているに過ぎず、目の前の滑稽に食い付いて心をスッキリ空っぽにする映画かと。
紹介記事【2023.04.20】
STYLE 男のファッションはボクが描いてきた [ 綿谷 寛 ]
STYLE 男のファッションはボクが描いてきた [ 綿谷 寛 ] (JUGEMレビュー »)
どこかノスタルジックなロックウェル調の画風、本番アメリカでも絶えてしまったファッション・イラスト…バイヤー並みの製品知識と造詣が描き出す「写真と非なる情報量」は、安西水丸の認識と真っ向から対立するようで興味深く感じられたりも。
紹介記事【2023.03.13】
ヒヤマケンタロウの妊娠 (BE LOVE KC) [ 坂井恵理 ]
ヒヤマケンタロウの妊娠 (BE LOVE KC) [ 坂井恵理 ] (JUGEMレビュー »)
男が妊娠・出産するようになり、10年が経過した世界…色々と自分のバイアスを揺さぶられました、現実の世間の根っこを「男の妊娠」一点で掘り返してます。
決して「弱者に」的な描き方ではなく、でも少子化対策の先送り感が浮き彫りに…一時しのぎじゃ逃げられないと腹を括る男たち、そういう腰が重さがリアル。笑
紹介記事【2023.06.03】
里見八犬伝 [ 薬師丸ひろ子 ]
里見八犬伝 [ 薬師丸ひろ子 ] (JUGEMレビュー »)
かつてガッカリした方こそ芝居感覚で観てほしい、長大な原作を2時間強でまとめた冒険活劇としては当時なりに高水準だったと認識を改めました…筋運びを追う映画じゃなく見せ場を繋ぐ芝居の手法で、和合メタファのご来光やハリボテ大ムカデも笑い所だったのでは?
紹介記事【2023.03.11】
太田裕美 / こけていっしゅ [CD]
太田裕美 / こけていっしゅ [CD] (JUGEMレビュー »)
LPのジャケに改めて絵画のような価値と、差し向かいで聴く音楽の魅力を実感…久々に通しで何度も聴いちゃいました、こんな時間が今では日常の贅沢なんですな。
一聴して分かる特徴的な抜け感と透明感、この声質を引き立てる楽曲群…80年代シティ・ポップ前夜の、シャレオツとは言い難いからこそ魅力的な一枚です。
紹介記事【2023.05.12】
今夜すきやきだよ (バンチコミックス) [ 谷口 菜津子 ]
今夜すきやきだよ (バンチコミックス) [ 谷口 菜津子 ] (JUGEMレビュー »)
凸凹アラサー女子の協同生活、共感する要素は皆無な2人ですが何故か身に詰まされ…「人並み」の世間に属する異端な感覚、それは割と普遍的かつ根源的なのかも。
所詮は自分も誰かの「人並み」だし、共存の間合いという発想は大局的に地球をシェアするカギかとも…隣人と共存する一歩は、思想を語るより有意義そうです。
紹介記事【2023.01.08】
ハイツひなげし [ 古川誠 ]
ハイツひなげし [ 古川誠 ] (JUGEMレビュー »)
最初は(吉本ばななっぽい題名だな−)と思ったら掴まれました、料理とかスポーツとかの「簡単そうに見せる上手さ」みたいな?…面白味の薄そうな日常を退屈させずに描ける奥深さ、読んでる内に素になっちゃうような。
紹介記事【2023.05.04】
【中古】 9・11 N.Y.同時多発テロ衝撃の真実/(ドキュメンタリー) 【中古】afb
【中古】 9・11 N.Y.同時多発テロ衝撃の真実/(ドキュメンタリー) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
“衝撃の真実”かはともかく、ドキュメンタリーの撮影中に遭遇した視点そのものの衝撃…フィクションのようにしか感じられない自分への罪悪感、理不尽な災害への行き場のない気持ち…人の持つ気高さと、本質的な善意が胸に沁みます。
紹介記事【2023.02.05】
関連記事「9.11オフィシャル・レポート」【2023.01.20】
【中古】[PS2]Zill O'll 〜infinite〜(ジルオール インフィニット) 通常版(20050623)
【中古】[PS2]Zill O'll 〜infinite〜(ジルオール インフィニット) 通常版(20050623) (JUGEMレビュー »)
遂にPS2本体も三代目、全エンディング達成後は初見イベント探しに夢中です…どの出来事にも裏があり、全体像を知るにつれ各キャラの印象も大きく変わる仕込みの多さには驚かされます。
紹介記事【2023.01.04】

最近行ったところ
田町〜新橋


この頃よく出掛けてますが、前々から行こうと思っていた2箇所を回って来ました…ずっと(チャリで行けるんじゃ?)と考えつつ躊躇していて、先日の墓参りで(チャリじゃキツいわ)と思い知りまして。
JR田町駅から新橋駅までの間にある行きたい場所を、散歩コースに組み込んで出発…どちらも初めて行くので(多少は道に迷うだろう)と覚悟してたら、意外とすんなり行けてしまいましたよ。
しかも最初の場所には、その2箇所を教えてくれた方が偶然いらして話が盛り上がり…2つ目の場所も、その方の紹介という事でフレンドリーに対応して頂けて楽しい時間を過ごせました。

ざっくり日比谷エリアというイメージで(高層ビルの建ち並ぶ中に緑地が点在するオフィス街)を思い浮かべてましたけど、駅前の路地裏には70年代の息遣いが感じられたり所々に下町っぽい風情が残ってたり…新橋付近の、碁盤の目のような通りにも微妙な古めかしさが漂っていて個人的には歩いてて気持ち好い風景でした。
そして赤レンガ通りに、前にB君と行ったタミヤショップを発見…他にも新橋周辺には忘れていた思い出が割とあった事に気付き、思いがけず懐かしい知り合いと次々に出会うような驚きと懐かしさがありました。


〈ブラ散歩/バス旅〉関連記事
0
    | visited / plan | 2023.12.29 Friday | comments(0) | - |
    最近行ったところ
    墓参り(深川)


    とっくに彼岸どころか、気が付けば立冬も過ぎちゃって…このところ日中もグッと冷え込んで来て、気持ちは急いても腰は重くなるばかりでしたが。
    少し気温が上がったタイミングで行って来ましたよ、毎度ながらのサイクリングに…電車で行ってもワンストップなんだから、いっそ(チャリで)なんて考えなきゃ好いんですが。
    そもそもマウンテンバイクを処分した時、敢えてママチャリを買い直したのも(墓参り行くし)と思ったからなので…軽い運動のためという動機付けでもあったんですが、他に乗る機会がほとんどないし冬場となれば尚更で。

    マウンテンバイクだった頃は割と気軽に行ってたのに、これが寄る年波ってやつなのか予め(行くぞ!)と気合い入れないと行けなくなってきたような…以前だって歩道をチンタラ走ってたし、むしろママチャリの方が姿勢は腰に負担が掛からない気がするんですけど。
    行きは向かい風にヒーヒー言いながら、帰りも風に押してもらってるとは思えないノロノロ状態で往路も復路も50分…途中で一息入れる回数は増えたものの、まぁ軽い疲労感の範疇と思えば範疇か。
    これは日頃の運動不足の表れでしょう、まったく寄り道する気力もありませんでした。笑

    実は新橋の方に行ってみたい場所があり、もし体力的に余裕あれば足を延ばす事もチラッと考えてたのですが…全然無理ですね、若い時は都心横断して立川まで行ってましたけどママチャリじゃないし体力もないしで。笑
    自宅から新橋なら往復も可能かな?位に思ってたんですが、大人しく電車で行こうと思いましたよ…というか墓参りも今後は電車で好いかなって気がしてきました、とはいえ広葉樹や銀杏の葉が歩道を舞う中ゆるゆる漕いでるのは楽しかったんですけどね。
    20231207墓参り(←クリックで拡大表示されます)


    〈深川〉関連記事

    〈自転車〉関連記事
    0
      | visited / plan | 2023.12.23 Saturday | comments(0) | - |
      最近行ったところ
      表参道〜青山


      少し前ですが、知人の写真展が開かれていたので久し振りに足を延ばしました…しかしグループ展とはいえ、南青山の骨董通りに面したギャラリーを2週間も借りるなんて凄いなぁ!と驚きつつ。
      そして表参道駅に着いてビックリ、なんか構内が変わってない?…そういえば昔から拡張工事の多い駅だったと思いながら、秋晴れの骨董通りを歩いていると凄く懐かしい気分になりました。
      ギャラリーの建物も少し古めかしく、青山〜赤坂周辺に残る70年代の雰囲気が感じられました…あの時代のドラマで観た、無国籍な風情が好きなので。

      知人といっても僕より全然年上なので、会場も年配の方ばかり…基本的に鉄道写真なのですが、流石は(この道ウン十年)で所謂“鉄ちゃん”臭さは感じられず。
      近頃よく話題になる迷惑撮り鉄って、とにかく型通りの写真を理想としてるらしいけど…そういう自己満足って、写真としての価値は退屈な模倣に過ぎないですからね。
      その点は鉄道の素人が観ても写真として楽しめる、海外や地方の素朴な風景だったり自然なスナップだったりと正に十人十色…鉄道というフレームの中に何を見ているのかが、しっかり伝わって来る気がしました。

      話し掛けてくださった女性はギャラリーの方で、それにしては展示に詳しいと思ったら旦那さんが出展者でもあるとか…道理で一等地で2週間も展示される訳ですな、それに今回で十何年目だとか。
      知人は不在でしたが大学時代の同期という女性の方も加わり、写真フィルムやプリント紙の四方山話など面白いお話を色々と聞かせて頂き1時間近く過ごしてしまい…すっかりリバーサルも銀塩も縁遠くなっている僕には、ここでも驚きの連続で聞き入っている内に長居してました。
      ギャラリーに行って、知り合いもいないのに盛り上がるなんて思いもしませんでしたよ。

      そこを辞して、折角なので裏通りをそぞろ歩きつつオン・サンデーズまで…前に夢で見たハイソな青空と起伏ある街並みは、どこか異国情緒すら僕に感じさせます。
      キラー通りに出て左に行くと、ベルコモンズが無くなってる?…その斜向かいにピーコックあったよね、お寺の手前にあった無印良品もなくなってるしで本当に異国気分というか時の速さにビックリ。
      でも目が覚めるような街の変化は嫌いじゃないです、ただ給水塔が残ってた団地などが取り壊されるのには一抹の寂しさが…そこに新味のないファッションビルが建つにせよ、やがては古びて味が出るのだと思えばまぁね。

      かつてはオシャレに見えたワタリウム美術館だって、今では適度にくたびれて見えますし…そこで便箋とクリスマスカードを買って、また裏通りを散歩して表参道交差点へ。
      もうちょっとウロウロしたかったけど、1時間近く歩いてたし陽も翳ってきたので改めて…思えば都心ブラブラも5年ぶり位かもな、またこの辺の路地裏を散歩しに来ようと思いましたよ。
      自分にとって赤坂〜青山周辺は、不思議な感じで記憶が入り交じってて時々シュールな気持ちになるんです…大通り沿いの変化が激しいのも程好く混乱させてくれますし、どこかで見たような昭和の残景も夢の中みたいで。
      20231206青山(←クリックで拡大表示されます)


      〈ブラ散歩/バス旅〉関連記事
      0
        | visited / plan | 2023.12.15 Friday | comments(0) | - |
        最近行ったところ
        墓参り(深川)

        込み合いそうな都盆の前にと思いながら、梅雨明け前(←本記事作成時)とは思えない連日の猛暑に二の足を踏んでおりましたけれど…珍しく曇天となった某日、ちょうど朝から予定がなかったのでサイクリングがてら行って来ました。
        というか「最近行ったところ」では、墓参りしか行ってないみたいですね…まぁ実際、それ以外は大した場所に行ってないんですが。
        しかし今回は、往きも帰りも1時間かかっちゃいました…ことごとく信号に引っ掛かったり、こまめに給水タイムを取ったりはしたけど体力が落ちてきたのかもなぁ?

        ただ、コロナ明けで前よりも歩行者が多くなった気はしましたね…元からチャリママに抜かされる位の低速走行でしたけど、歩行者を追い越せるまで超スローペースだった箇所も割と多かったし。
        その割に疲労感は大差なく、日差しがなかったのは幸いでしたが結構バテました…冷水ボトルを2本にしたのは正解だったな、今回ほぼ片道1本ペースになったのでね。
        墓地で他の参詣客を見掛けたのも数年ぶりでしたし、町中の人出はコロナ前に戻りつつあるのでしょう…隅田川沿いの道も、花火大会に備えたバリケード設置中でしたし。

        今回は菩提寺の住職が息子さんと思しき若い方で、代替わりしたのかな?…それと今回は初めて墓前に酒をお供えしてみました、といっても途中で思い付いて買ったカップ酒でしたけども。
        祖父母が飲んでるのは見た事なかったし酒絡みのエピソードも聞いた覚えがないけれど、たまには祖父に一献捧げても好いかなと…祖父が死んだのは僕が子供の頃だったし、祖母にも何か買ってあげたりした事なかったのを思い出したりも。
        祖母が健在な内は、盆の迎え火や送り火に顔を出してたっけな…タイミング的にも天候的にも、盆の入り前に墓前を清められて好かったです。


        〈深川〉関連記事

        〈自転車〉関連記事
        0
          | visited / plan | 2023.08.07 Monday | comments(0) | - |
          最近行ったところ
          清澄白河

          毎度ながら、墓参りです…(花粉の時期を過ぎたら)(花見の時期が過ぎてから)と、先延ばしにしてたので。
          マスク解禁になり、初夏の陽気で絶好のサイクリング日和…しかしマウンテンバイクに乗ってた頃の、山に行くんで買ったヘルメットがキツくて合わない!笑
          そういえば原チャリに乗ってた時も、不格好なデカいメットしか売ってなかったな…しかしチャリ用に大きめサイズってあんのかね、街中でも違和感ないタイプの。
          とりあえず当分は様子見かな、まぁ仕様的にスピード出ないし出さないし…ママチャリみたいな粗い運転もしないので、しばらく勘弁してもらいましょう。

          それにしても久々に乗ったせいか、帰りは妙にしんどかった!…今のギヤなし軽快車に乗り換えてからも片道30分ちょっとだった筈だけど、今回は往復で2時間ちょっと掛かっちゃいましたよ。
          仮に墓石ゴシゴシで20分としても片道1時間弱、いつもと同じルートなのに…いや帰路は厩橋〜桜橋まで浅草側を通ったか、けど大して変わらないと思うんだけどなぁ〜?
          渡航解禁で、外国からの観光客が増えましたね…見掛ける範囲も以前より増えた気がします、地元の人でも知らなかったりするマニアックなスポットを回ってたりしてそうです。

          それと深川近辺も若向けの店が増えてますな、前から傾向としては感じてたものの…悪目立ちしてないし雰囲気は好いんですよ、でもカフェ8割ハンバーガー2割といった印象で似通ってるんだよね。
          それは深川近辺に限らず言えるけど、ちょっと不思議な感じがします…無難に収益が見込めるからなのか、高級パン屋とか唐揚げ屋みたいな流行りなのか。
          いずれにせよ町の新陳代謝が感じられるし、パチンコ屋とかディスカウント店が増えるより楽しくはあります…ふと立ち寄りたい店じゃないにしても、通りに歩いてる人がいないと寂れてるみたいですからね。


          〈深川〉関連記事

          〈自転車〉関連記事
          0
            | visited / plan | 2023.05.05 Friday | comments(0) | - |
            最近行ったところ
            深川

            また墓参りです、ついこないだ行って来たばかりだよな?…と思ったけど、それは自分が都盆(新盆)じゃなくて旧盆に行ったからでした。
            といいますか、長らく(お彼岸だから行こう)とか思った事なかったんですけどね…むしろ節季に合わせるより自分の都合だったり、墓参りシーズンを外して空いてそうな時期に行ってたんですが。
            今回は自転車のハンドルグリップを交換したばかりだったので、買い替えたばかりの前回と比べて案配を確かめたかったからですね。

            片道で一時間弱の距離は、僕にとって町乗りというよりサイクリング感覚です…陽気は軽く汗ばむ程でしたが風は爽やかで、向かい風でさえなければ絶好のサイクリング日和でした。
            そしてグリップの感想は、買った時の物より痛みは半分以下に軽減された気がしましたよ…ハンドルバーに柔らかい板を敷いてるように、手のひら全体で握る感じは快適です。
            僕は墓参りといってもお寺で頂く樒と線香だけで、花を用意して供えたりはしません…そこら辺は自転車で来てるという事情と、結構まめに顔を出してるので勘弁ね!っていう感じなのですが。笑

            今回は珍しく墓前に樒だけが供えられていたので、どうやら従兄弟が来てたのだろうと思いました…叔父や伯母なら仏花を持参するだろうし、従姉妹だって花ぐらいは飾る気がするのでね。笑
            子供の頃は祖父母の家に正月の挨拶に行くと必ず会っていたものの、成人してからは葬式で顔を合わせて以来だよな…その程度の親戚付き合いだったので、ちょっと不思議な懐かしさを感じたり。
            だけど樒が萎れてない割に墓石を掃除した形跡がなく、思わず(まだ若いな)と苦笑い…ガサツな男同士の親近感と、まだ祖父母が忘れられていない事に謎の嬉しさを感じてね。


            〈深川〉関連記事

            〈自転車〉関連記事
            0
              | visited / plan | 2022.10.18 Tuesday | comments(0) | - |
              最近行ったところ
              墓参り(深川)

              書き忘れてましたが、お盆の終わりに行きました…ちょうど自転車を買い換えたばかりで、いわば慣らし運転といった感じでね。
              といっても慣らすのは自転車よりも、むしろ鈍ってた僕の体だった気がしますけど…先代のマウンテンバイクでも基本はノンビリ歩道走行だったものの、新たなギアなし自転車だと結構しんどかった!
              ハンドルの形状もあって前傾姿勢になるマウンテンバイクより、ほぼママチャリ姿勢だしサドルもフカフカだし疲れないと思ってたんですけど…ケツは痛いし手のひらも痛くなり、帰り道は正直ちょっと辛かったです。

              確かにマウンテンバイクの時はサドルにジェルパッドを被せて、手もパッド入りグローブを嵌めてた分で軽減されてたにしても…ママチャリ姿勢の方が腰は楽だし、手にも重心が掛からないのになぁ?
              それはさておき、墓参りもコロナ禍で間が開いてしまっていました…お寺さんで手水桶に樒(しきみ)と束子(たわし)を借り、線香を供える前に墓石を掃除してて気付いたんです。
              (お盆中に誰も来てなかったんじゃないか?)
              考えてみれば父親は三男で別に墓があるし上の伯父も高齢だから、ただでさえ熱中症対策が叫ばれる真夏で未だコロナ禍ともなれば仕方ないのかもね。

              この墓の継承者である伯父の娘は嫁いだし、僕も両親が買った方の墓に入る立場だからなぁ…とすると、ここも遠くない将来に墓終いとなって縁が切れてしまうのだと思ったり。
              父親は生前の婆ちゃんから「この墓には入れない」と言われたらしいけど、まさか三男の息子しか墓参りに来ない盆を迎えるなんて思ってなかったろうね…あと何度こうして来る機会かあるか分からんけど、自転車の乗り心地に関しては検討の余地がありそうです。
              サドルはジェルパッドで対応するとして、ハンドルもクッション性の高いグリップに換えてみるか…それでもダメなら予備パーツの直線バーにして、やや前傾気味にするかだな?


              〈深川〉関連記事

              〈自転車〉関連記事
              0
                | visited / plan | 2022.10.06 Thursday | comments(0) | - |
                最近行ったところ
                タミヤ プラモデルファクトリー (←リンク先は公式サイト)

                未だコロナ感染が治まらず、バンド活動もお預け状態…映画にしろ美術館にしろ、密な場所には行てけない日々を過ごしております。
                先日、久しぶりにB君から連絡をもらい昼飯に行きまして…その後、彼に付き合って「タミヤ プラモデルファクトリー」という新橋にあるお店までドライブしてきましたよ。
                外食自体も久々でしたが、新橋なんて下手したら10年レベルで行ってなかったかも。
                B君は昔から兄弟でラジコンカーのレースに参戦してるのですが、ようやく開催された今年は東京の予選会場が使えず折角のシーズン再開も再び持ち越しになってしまったとか。

                彼がRCカーのパーツをチェックしている横で、僕は見本の完車とか積まれた外箱の旧車に見入ってました…まぁ旧車といっても主に70年代の映画やドラマで活躍してたタイプですが、アルピーヌA110とかマツダサバンナRX−7とかシトロエン2CVとか(何故これが今RCに?)っていうね。
                マティーニカラーのポルシェ935や6輪タイレルを見て、思わず「サーキットの狼」プラモが懐かしくなり…そういった世代をターゲットとした商品展開なのかと納得しつつも、マッシブなアメ車とかスーパーカーが見当たらないのは不思議でもありました。

                RCコーナーはお店の地下にあり、半分がミニ四駆で占められてました…どうやら今また小学生に人気なようですねミニ四駆、所在なげなママさんも込みで最も密なエリアと化してた気が。
                そんなミニ四駆の走行コースが二階にありましたけれど閑散としてて、コロナ終息までは入れ換え制らしく…でも一階のレジ付近にいた人は大半がコース利用の予約っぽくて、タイミングが合えばガラス越しに観戦出来たのかも。
                一階はプラモデル各種、それこそ旧車からバイクから陸海空軍などなど…タミヤなのでガンプラやフィギュアといった軟派な系統は置いてません、ちょっと作ってみたくなりましたけど僕にはガンプラより高難度のプラモは厳しいので断念。笑

                ちなみにRCカーのサイズって2種類ぐらいかと思ってたら、3〜4種類もあるのね…要するに縮尺スケールの違いで、それも一般的なスポーツカー的な車体に限っての話。
                それ以外の、バギーとかトレーラーといったカテゴリーにもスケール違いはあるようだし、よく見なかったけどトライクとは別の三輪バイクなんてのも…当然それらのスケール毎に愛好者がいるだろうし、RCって電動式だけじゃなくエンジン駆動のもあるよね?
                この店では電動式しか見ませんでしたが、一口にラジコンといっても非常に奥が深いんだな…実は僕も二十代半ば頃にビッグフットを組み立てて海辺で走らせたりしたんですよ、でもプロポ操作が天才的に下手でね!笑


                〈B君〉関連記事
                0
                  | visited / plan | 2022.08.20 Saturday | comments(0) | - |
                  最近みたアート
                  国立西洋美術館(常設展) (←リンク先は公式サイト)

                  冬の平日の雨上がり、と来ればどこもガラ空きでしょう…しかも新型コロナなんて自動車みたいなウィルスで大騒ぎですから尚更ね、という訳で特に観たいのがあるでもなく上野へと。( 2月29日から3月16日まで臨時休館してるようです)
                  あそこは美術館が固まってるから、何か一つ位は面白そうなのあるでしょ…と思って行ったものの、どれも普通っぽくてそそられず。
                  当てが外れて帰るのも詰まんないしと、常設展を観て来ました…入館料¥500とは安いな、展示品は13世紀から現代までの西洋絵画+彫刻で大半は松方コレクションが中心なようです。
                  昔の金持ちって、単なる道楽や投資目当てじゃなく教養と志が高いなぁと感心。

                  こんな日の常設展でも、そこそこ物好きはいるのね?僕を含めて…だけどスマホで撮りながら足早に回ってて、何しに来てるんだ?笑
                  最初の方は宗教画なんで興味が持てないのは分かるけど、以前と比べて描かれてる場面が理解出来てる自分にビックリです…温暖化で欧州全体の作物が育って、生活に余裕が生まれたから「芸術」という余剰が成り立つようになったんだよなと世界史的に解釈したり。
                  それに神話や聖書エピソードって、何より分かりやすい主題だったんよね…職業芸術家がスポンサーの要求を充たした、顕示欲と敬虔さが生々しくせめぎ合う画面はかつてなく楽しめました。

                  当時の絵画が宗教的様式美でなければならなかったのも分かる気がして、だけど様式美ゆえの独特な不安定感こそがオワコン(死語?)の証という気も…その不自然さも後に絵画技法の礎となっていくのですし、一周回って生じる妙な可笑しみも馬鹿にするのでなくて。
                  ただ信仰心だけじゃ崇拝は理解し難いですね、一方で教養ステータスとして宗教要素を利用してたパトロンがルネサンスから宗教離れし始めるのは丸分かり。笑
                  しかしテンペラ絵画や写実性第一だった時代の油絵って、表面ツルツルで筆の跡がないんだ…描いた事ないから知らないけど、昔は鏡面仕上げが大事だったの?

                  やはり個人的には印象派の辺りが最も楽しめました、しかしセザンヌは意外なほど離れた位置で観た方が伝わってきたし逆にモネは近付いて観たらピントが合う感じでした…たまたま展示作品がそうだったのかもしれませんけど、ムンクは「真面目にやれ!」と毒吐きたくなる絵具の無駄遣いだし相変わらずキュビズムは法則を決めて描いてそうだけど響いてきませんなぁ。
                  そんな感じで、ざっと2時間ちょい…たまに窓から眺める中庭も絵のようで流石はコルビジェの世界文化遺産です、出口に置かれてた超心地好い椅子も彼がデザインしたLC4シェーズロングなのだそうで。


                  関連ありそうな記事:
                  【最近読んだ本】安野光雅「ニューヨークの落葉」| 2011.12.07
                  【最近読んだ本】千足伸行「すぐわかる20世紀の美術――フォーヴィスムからコンセプチュアル・アートまで」| 2013.12.02
                  【最近行ったところ】企画展「MOTコレクション 戦後美術クローズアップ」| 2015.07.30
                  【最近行ったところ】「ボストン美術館の至宝展」| 2017.08.21
                  【最近みたアート】「伊庭靖子展 まなざしのあわい」| 2019.09.13
                  【最近読んだ本】「マンガでわかる『西洋絵画』のモチーフ」| 2022.04.26

                  〈祈り・巡礼〉関連記事
                  0
                    | visited / plan | 2020.03.11 Wednesday | comments(0) | - |
                    最近行ったところ
                    上野

                    いやはや、敢えて書く程の事でもないんですがね…プラモデル用の塗料とトップコートのスプレーを買いに行って、寄り道せず真っ直ぐ帰ってきちゃったので。
                    こないだガンプラ作った(塗った)時、前にハマってた頃に通った近場のプラモ屋が店仕舞いしちゃってからプラカラーとか売ってる場所が分からなくてAmazonで注文してたのですけど…今回は両方足しても千円しないし、ネット検索で見付かるんじゃないかと思い立ちまして。
                    そしたら何と、上野の駅前にあったんですね?…いやオモチャ屋があるのは昔っから知ってたんです、でも模型用品まで扱ってる筈がないと思い込んでました。

                    かつてのプラモ屋に比べれば遠いものの、アキバの路地を歩き回るよりはね…しかも知ってる場所だし、駅を降りたら目の前じゃん?
                    という訳で備忘録として「プラモ関連はヤマシロヤ5Fの奥にあるよ!」、と自分用にメモ…因みにCGIクレオス社製Mr.COLOR112キャラクターフレッシュ(2)10mlは¥160でMr.HOBBYつや消しトップコート88mlが¥500、税込合計¥726とAmazonよりも安い(それに早い)!
                    今回の目的は、小さい姪っ子の誕生日プレゼントに…ってプラモじゃないんですけど、今は上手く出来るか自信がないので渡せたら「最近あげた物」として記事をアップする事にします。

                    って、単に色をベタ塗りするだけなんですけど…実は「最近買ったもの」で紹介した折り畳みギタースタンド、あれ買う前に自作しようとして失敗してたのよ。笑
                    なんか簡単な構造だから簡単に作れる気がして、下見のつもりで東急ハンズに行ったら勢いで材料決めて適当に作業しちゃって…頭で段取りしただけだったから、いざ楽器を乗せてみたら支えられないゴミでした!
                    ベースじゃ重さに耐えられず、ガットギターでも支店が低過ぎて…そこそこ苦労した5日間を思うと、己の出鱈目さに呆れましたよ。
                    なのにまた性懲りもなく、思い付きで始めちゃって。
                    ま、塗るだけなんだけど!


                    関連記事:
                    【最近の驚き・発見】PASMOは残高があっても使用期限がある| 2019.11.17
                    【最近あげた物】 自作たまごカプセル | 2019.12.02
                    0
                      | visited / plan | 2019.11.24 Sunday | comments(0) | - |




                      ↑ top