ReLIFE 完結編(完全生産限定版) [DVD]
ReLIFE 完結編(完全生産限定版) [DVD] (JUGEMレビュー »)

ブラック企業で心を折られた27歳ニートが、渡りに舟と食い付いたのは人生リセット人体実験?
アニメが描く夢の世界も、時代を表しているのですなぁ。
うっかり大人目線で色々やらかすネタに笑いつつ、いつしか心を掴まれてしまいました。
紹介記事【2018.05.16】
おいでよ どうぶつの森
おいでよ どうぶつの森 (JUGEMレビュー »)

22世紀を目指し、カレンダーの最終日までタイムスリップしたりと相変わらず楽しんでます。
2100年のどうぶつ村は如何に?笑
紹介記事【2019.06.19】
エクソダスギルティー (通常版)
エクソダスギルティー (通常版) (JUGEMレビュー »)

異なる3つの時代の物語を切り替えながら進む、マルチタイム・ザッピングシステムのアドベンチャー・ゲームです。
資料本「ワールドガイダンス」必携、正直クセが強く微妙ですが。笑
当時流行ったであろう「小説『聖書』」やガイア仮説のSFファンタジー&サスペンス、システム的には不便ですが僕は楽しめました。
紹介記事【2018.11.05】

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最近読んだマンガ
マルジャン・サトラピ(著)、園田恵子(訳)「ペルセポリス」 1巻

サブタイトルに「イランの少女マルジ」とありまして、本書はイラン初の漫画だそうです…いや、かの国の人々が手に取れる状況なのかは分かりませんが。
ホメイニ師によるイスラーム革命が起きた翌年から、両親がマルジを外国へと送り出すまでの波乱と激動の4年間…それは僕が思い描いていたイメージとは天地ほども違っていました。

イラン…長いこと、イラクとの区別を(ホメイニ師の宗教国家とフセインの軍人国家)としてきました。
太古にはゾロアスター教の中心地であり、アラビアン・ナイトを育んだペルシア文化とシュメール遺跡など割と牧歌的なイメージが。←このイメージはやや不正確ですね…

序文によれば、ペルシアの民は7世紀のアラブ侵攻でシーア派(イスラム教)となり、近代の民主化にも石油目当ての大国が糸を引いていたりと他民族による長い支配が語られています。
シーア派が主流になったのは、マホメットの死後10年という、まだスンニ派と拮抗していた時代に侵攻された経緯によるそうです。
近代の民主化では石油利権争いと新植民地政策が繰り広げられ、そりゃあ民族主義にも火が付きますよね?
新政権が伝統や宗教を後ろ楯とするのは安易ながら効果的な訳で、ヴェール着用や男女別学の強制から密告社会へと変貌してゆく原理主義の台頭は前に読んだ「茶色の朝」そのもの。

情勢不安につけ込んだアラブ人国家イラクとの泥沼化する戦争は、戦時下の日本を思い起こさせるものがあり悲しくなります。
貧しい家庭の子供たちは栄誉ある死を教えられて戦地へ送られ、不足する物質の取り合いを嘆きながら買い占めに走る矛盾や「避難民が来てから食べ物がなくなった」という偏見など…。
1日がかりのガソリン補給は、数ヶ月前の身につまされる思いでした。

悪夢のような'80〜84年、だけど逞しく反抗的でユーモアを忘れないマルジ。


続巻→「ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る」|2012.03.06


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    | comic | 2011.07.15 Friday | comments(0) | trackbacks(0) |









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