おいでよ どうぶつの森
おいでよ どうぶつの森 (JUGEMレビュー »)

22世紀を目指し、カレンダーの最終日までタイムスリップしたりと相変わらず楽しんでます。
2100年のどうぶつ村は如何に?笑
紹介記事【2019.06.19】
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こちらも「アーサー王宮廷のヤンキー」同様「トウェイン完訳コレクション」の一冊、子供の頃に読んだ童話絵本をイメージしたら大違いです。
古き良きアメリカの牧歌的なジュブナイルに見せ掛けた辛辣な社会批判は、巻末あとがきのナイスフォローを先に読む方が好いかも?
紹介記事【2019.05.22】
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue (JUGEMレビュー »)
Ben Folds & Nick Hornby
「ハイ・フィデリティ」作者×ベン・フォールズ・ファイブ元リーダー(?)のコラボ作。
SOSとはまた異なるバカラック的ドリーミーさ+初期B.ジョエル的な吟遊ピアノ感、ヴィンテージ系シンセ&ストリングスのあしらいも絶妙。
紹介記事【2019.06.27】

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最近読んだマンガ
手塚治虫「ガラスの城の記録」

'10年発行の「手塚治虫文庫全集」第二期刊行本、収録作の初出は'68〜74年。

表題作は未完のまま打ち切りで、'92年の近未来を舞台にしたピカレスク。
コールド・スリープから目覚めさせられた一家の数奇な運命を描いた物語だが、ヒルンの出生も真理の生死も今や永遠の謎となった。

他の短編は単行本「ショート・アラベスク」として過去にも出版された。
奇妙なコンビの謎解き、星新一筒井康隆ばりのアイロニカルなショート・ショート、小島剛夕ばりの時代劇、著者自身の幽霊体験談風など…バリエーション豊富というよりも苦肉の策といった印象で駄作揃い。
絵柄やコマ割りにも苦労のあとが偲ばれ、逆にいえばタッチを描き分けジャンルを問わず質より量で仕事をこなしていた時期だったのだろうと推察する。

虫プロの経営不振、新たなスタイルで読書を獲得してゆく同業者への対抗心…。
昭和中期の「鉄腕アトム」全盛期と、70年代後半の「ブラック・ジャック」や24時間テレビでのアニメ枠から人気復活に至るまでの、厳しい試行錯誤の時代であったと思われる。
これら駄作の実験的要素が無駄ではなかった事は後の歴史が証明するのだが、当時は本当に必死だったろうと読んでいて感じた。

作品としての質は低いが、価値がない訳ではない。
しかし飽くまでマニア向け。


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    | comic | 2011.07.21 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |









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