最近みた夢
悪意の憑依を追い出す
非常に生々しくて気色わるい夢で感触や声や息遣いは覚えてるのですが、細かい場面などは思い出せなくなってしまいました…だけど、その生々しさだけでも個人的な備忘録として記しておく事にします。
前段として、僕は誰かと親しくなって様々な場所へ行動を共にしておりました。
彼は多分、僕と年が近くて陽気というか豪快でした…具体的なエピソードとかは思い出せないのだけど、一緒にいて楽しいタイプだったような気がします。
彼と過ごした時間の中でも記憶にあるのは(青い空)です、白い鉄柱が近くにあったので高い塔か櫓に登って空を眺めたのでしょう。
現実の僕は、自分の幸福感を思い出す時によく「空を眺める」という方法を使うのですが、その時に感じる開放感と充足感が同じように感じられた気がします。
そこから最後への繋がりは、まったく覚えていませんが…どうやら彼は、僕の中に封じられていた悪しき存在と関係していたようで。
夢の中で唐突に、僕は自分の内に邪悪な意志を感じ取りました…瞼の裏に蒼白く電光が走るように、竜か大蛇のような姿がフラッシュバックして見えたのです。
あまりに突然の事に気が動転しながらも、そいつは僕の運命を好くない方向に引っ張っていく存在だと感じられました…それで僕は意識を集中して、いつの間にか内部に取り付いていた存在を追い出しました。
なかなか手強かったので追い出すのも根気が要りました、追い出してからも今度は空気中に半透明で金色に輝く姿となって僕から離れようとはしませんでした。
その間、件の彼がどうしていたのかは分かりません…急変した僕の様子に驚き、オロオロしていたように思えるのですが。
しかし邪悪な竜を僕が外側に追い出すと、彼は竜の手下だったかのように僕を押さえ込みにかかったのです…もしかしたら竜に操られてしまったのかもしれません、ですが彼は注射器のような鋭い金属を僕に刺そうとしてきたのです。
僕が苦しみ始めてから邪悪な竜を追い出すまでは広い散歩道を歩いていた筈でしたが、竜にまとわりつかれた彼と揉み合いになっていたのは白く塗られた非常階段の踊り場でした…それが「青い空」を眺めたのと同じ場所かは分かりません、だけど同じように非現実的な高さの場所でした。
彼の腕が僕の首にかかる感触や針で刺そうとする度に擦れる手の感触に、何故か僕は(これは現実なのか?)などと思っていました。
そして彼自身の声ではなく金属がかった声色でしたが、彼の口から竜の意志を代弁するような憎々しげな言葉を吐きかけられた時も…彼の荒い呼吸が顔にかかった時も、何故か僕の中から(これは夢じゃないんだ)という気持ちが沸き起こってきたのです。
竜は彼の口を通じて「お前に勝ち目はない」的な事を言って、彼の手にした注射器で僕の気力を殺ぐか従属状態に出来るような事も言っていました。
いい加減、僕も驚きや怖さよりも怒りというか本気モードになり…それは僕自身の(これは夢じゃない)という気持ちがあったからですが、竜の体を粉砕するイメージを描いて雲散霧消するまで徹底的に攻撃した後に非常階段の手すりで押さえ込んでいた彼の腕を掴み彼自身に注射器を打ち込んで宙へ蹴り落としました。
揉み合いになってから、僕は何度か目が覚めそうになっていたようにも思います…でも(まだ終わってない)といった意識が強く働いては、自ら夢の続きに戻っていた気がするのですね。
この夢と現実の境が地続きになった感じが普通の夢とは違っていて、どうも素直に「めでたしめでたし」的な気分になれないのです。
思えば竜というのも、オーラリーディングで言われた竜だったら僕の思い違いで抹殺しちゃったのかも…まぁ夢の最後は気分爽快でしたけどね、彼に対しても心許した分だけ怒り心頭といった感じで罪悪感ゼロ。笑
それにしても夢の中で音を聴いたり匂いを嗅いだりした事はありますが、肌の湿り気と筋肉や骨の感触とか呼気の湿気や空気が当たる感触は本当にリアルで目が覚めてからゾッとしました…割と細身な外見だった彼が意外に太い二の腕だったとかね、むしろ思い出せなくていいのにそんなの!笑
非常に生々しくて気色わるい夢で感触や声や息遣いは覚えてるのですが、細かい場面などは思い出せなくなってしまいました…だけど、その生々しさだけでも個人的な備忘録として記しておく事にします。
前段として、僕は誰かと親しくなって様々な場所へ行動を共にしておりました。
彼は多分、僕と年が近くて陽気というか豪快でした…具体的なエピソードとかは思い出せないのだけど、一緒にいて楽しいタイプだったような気がします。
彼と過ごした時間の中でも記憶にあるのは(青い空)です、白い鉄柱が近くにあったので高い塔か櫓に登って空を眺めたのでしょう。
現実の僕は、自分の幸福感を思い出す時によく「空を眺める」という方法を使うのですが、その時に感じる開放感と充足感が同じように感じられた気がします。
そこから最後への繋がりは、まったく覚えていませんが…どうやら彼は、僕の中に封じられていた悪しき存在と関係していたようで。
夢の中で唐突に、僕は自分の内に邪悪な意志を感じ取りました…瞼の裏に蒼白く電光が走るように、竜か大蛇のような姿がフラッシュバックして見えたのです。
あまりに突然の事に気が動転しながらも、そいつは僕の運命を好くない方向に引っ張っていく存在だと感じられました…それで僕は意識を集中して、いつの間にか内部に取り付いていた存在を追い出しました。
なかなか手強かったので追い出すのも根気が要りました、追い出してからも今度は空気中に半透明で金色に輝く姿となって僕から離れようとはしませんでした。
その間、件の彼がどうしていたのかは分かりません…急変した僕の様子に驚き、オロオロしていたように思えるのですが。
しかし邪悪な竜を僕が外側に追い出すと、彼は竜の手下だったかのように僕を押さえ込みにかかったのです…もしかしたら竜に操られてしまったのかもしれません、ですが彼は注射器のような鋭い金属を僕に刺そうとしてきたのです。
僕が苦しみ始めてから邪悪な竜を追い出すまでは広い散歩道を歩いていた筈でしたが、竜にまとわりつかれた彼と揉み合いになっていたのは白く塗られた非常階段の踊り場でした…それが「青い空」を眺めたのと同じ場所かは分かりません、だけど同じように非現実的な高さの場所でした。
彼の腕が僕の首にかかる感触や針で刺そうとする度に擦れる手の感触に、何故か僕は(これは現実なのか?)などと思っていました。
そして彼自身の声ではなく金属がかった声色でしたが、彼の口から竜の意志を代弁するような憎々しげな言葉を吐きかけられた時も…彼の荒い呼吸が顔にかかった時も、何故か僕の中から(これは夢じゃないんだ)という気持ちが沸き起こってきたのです。
竜は彼の口を通じて「お前に勝ち目はない」的な事を言って、彼の手にした注射器で僕の気力を殺ぐか従属状態に出来るような事も言っていました。
いい加減、僕も驚きや怖さよりも怒りというか本気モードになり…それは僕自身の(これは夢じゃない)という気持ちがあったからですが、竜の体を粉砕するイメージを描いて雲散霧消するまで徹底的に攻撃した後に非常階段の手すりで押さえ込んでいた彼の腕を掴み彼自身に注射器を打ち込んで宙へ蹴り落としました。
揉み合いになってから、僕は何度か目が覚めそうになっていたようにも思います…でも(まだ終わってない)といった意識が強く働いては、自ら夢の続きに戻っていた気がするのですね。
この夢と現実の境が地続きになった感じが普通の夢とは違っていて、どうも素直に「めでたしめでたし」的な気分になれないのです。
思えば竜というのも、オーラリーディングで言われた竜だったら僕の思い違いで抹殺しちゃったのかも…まぁ夢の最後は気分爽快でしたけどね、彼に対しても心許した分だけ怒り心頭といった感じで罪悪感ゼロ。笑
それにしても夢の中で音を聴いたり匂いを嗅いだりした事はありますが、肌の湿り気と筋肉や骨の感触とか呼気の湿気や空気が当たる感触は本当にリアルで目が覚めてからゾッとしました…割と細身な外見だった彼が意外に太い二の腕だったとかね、むしろ思い出せなくていいのにそんなの!笑