おいでよ どうぶつの森
おいでよ どうぶつの森 (JUGEMレビュー »)

22世紀を目指し、カレンダーの最終日までタイムスリップしたりと相変わらず楽しんでます。
2100年のどうぶつ村は如何に?笑
紹介記事【2019.06.19】
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こちらも「アーサー王宮廷のヤンキー」同様「トウェイン完訳コレクション」の一冊、子供の頃に読んだ童話絵本をイメージしたら大違いです。
古き良きアメリカの牧歌的なジュブナイルに見せ掛けた辛辣な社会批判は、巻末あとがきのナイスフォローを先に読む方が好いかも?
紹介記事【2019.05.22】
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue (JUGEMレビュー »)
Ben Folds & Nick Hornby
「ハイ・フィデリティ」作者×ベン・フォールズ・ファイブ元リーダー(?)のコラボ作。
SOSとはまた異なるバカラック的ドリーミーさ+初期B.ジョエル的な吟遊ピアノ感、ヴィンテージ系シンセ&ストリングスのあしらいも絶妙。
紹介記事【2019.06.27】

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最近読んだ本
「AINU ART ― 風のかたりべ」

'12年に刊行された「平成24年度アイヌ工芸品展」の出品カタログらしく、同年末から翌'13年にかけて三重県松阪市の松浦武四郎記念館と札幌市中央区にある北海道近代美術館で公開された品々の写真集です。
木彫と衣類を中心に、19世紀以降の収集品と現代の工芸作家による作品を二部構成で紹介しております。

ユニークなのは「木彫り熊コレクション」で、大正末期から八雲町で始まった木彫熊づくりが旭川の松井梅太郎という熊狩り名人によってアイヌ工芸の筆頭格へと昇華されてゆく歴史や形態の変遷が興味深いです。
そもそも偶像製作は禁忌であったアイヌの人々にとって、それは大きな転換でもあったのですね…既に狩りも漁も奪われて生活と文化を破壊され困窮を極めていた彼らにとって、偶像製作は抜き差しならない選択だったのだと思えてきます。

アイヌの装飾品に特徴的なモレウと呼ばれる曲線の文様が“アムール川流域、サハリン、クリール、北海道など東北アジアの諸地域に共通する”のは、どこがルーツかは分かりませんが主に沿岸部のアイヌが行ってきた海洋交易の広範さと活発さを物語っています。
先日読み返した「森と氷河と鯨」に登場するアラスカ海洋インディアンの伝統的な文様との共通性を改めて感じ、モンゴロイドがベーリング陸橋から北米大陸に達して拡散してゆくより早く黒潮海流に乗ってアイヌの先祖が辿り着いていたのだと思えてなりません。


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【最近読んだマンガ】手塚治虫「シュマリ」1巻| 2011.08.08
【最近読んだマンガ】手塚治虫「シュマリ」2巻| 2011.08.11
【最近読んだ本】木割大雄「南のくにに雪だるま」| 2012.03.04
【最近読んだマンガ】野田サトル「ゴールデンカムイ」1巻| 2016.11.12
【最近読んだ本】熊谷達也「ウエンカムイの爪」| 2017.10.08

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*以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

『美と技術たどるアイヌ・アート展 札幌で開幕 (2013/02/02)北海道新聞』
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    | books | 2013.11.02 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |









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