ReLIFE 完結編(完全生産限定版) [DVD]
ReLIFE 完結編(完全生産限定版) [DVD] (JUGEMレビュー »)

ブラック企業で心を折られた27歳ニートが、渡りに舟と食い付いたのは人生リセット人体実験?
アニメが描く夢の世界も、時代を表しているのですなぁ。
うっかり大人目線で色々やらかすネタに笑いつつ、いつしか心を掴まれてしまいました。
紹介記事【2018.05.16】
おいでよ どうぶつの森
おいでよ どうぶつの森 (JUGEMレビュー »)

22世紀を目指し、カレンダーの最終日までタイムスリップしたりと相変わらず楽しんでます。
2100年のどうぶつ村は如何に?笑
紹介記事【2019.06.19】
エクソダスギルティー (通常版)
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異なる3つの時代の物語を切り替えながら進む、マルチタイム・ザッピングシステムのアドベンチャー・ゲームです。
資料本「ワールドガイダンス」必携、正直クセが強く微妙ですが。笑
当時流行ったであろう「小説『聖書』」やガイア仮説のSFファンタジー&サスペンス、システム的には不便ですが僕は楽しめました。
紹介記事【2018.11.05】

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最近読んだ本
松村映三 plus 村上春樹「辺境・近境 写真篇」

初版'98年の本書は、いわば村上の著書「辺境・近境」の写真バージョンである…村上のギリシャ〜トルコ紀行「雨天炎天」でも共に旅した二人は、学生時代から付き合いがあるようだ。
以前は写真週刊誌のパパラッチをしていたという松村だが、それを辞してプライベートで撮影してきた旧満州の写真が村上の琴線に触れたとか何とか…なので本書に収録された写真は、おそらくすべて松村が撮影したという事なのだろう。
ただ状況的に、あるいは何となく(これは村上が撮ったんじゃないのか)と思われるカットもあるのだが撮影データが記載されていないので詳細は不明だ。

所々で挿入される小文は村上によると思われるし、各写真に付されたキャプションもおそらく村上であろうと推測するが実際のところ全文を村上が執筆して松村は写真といった明確な分担がなされたのかも不明だ。
章題は以下のとおり。
「イースト・ハンプトン East Hampton, 1991, Autumn」
「からす島 Karasu-jima, 1990, Summer」
「メキシコ Mexico, 1992, Summer」
「ノモンハン Nomonhan, 1994, Summer」
「アメリカ America, 1995, Summer」
「神戸 Kobe, 1997, Spring」

松村は村上とは馬が合うようだが、プロの写真家にしては危なっかしい男だ。
からす島のモノクロ写真が(戦前のか?)と思うような雰囲気を出しているのは、器材を水没させるという不注意がもたらした「怪我の功名」である…カラーフィルムでなかったのが幸いしたが、その章の大半が塩水に浸かった写真であるという事は単にライカだけでなく撮影済みのフィルムケースも落としていたのでは?
メキシコでは“宗教的な儀式”を盗撮し、ノモンハンでも賭博に興じる人々を無断で撮影して怒らせるわ野晒しの馬の白骨を撮って現地の人を不快にするわ…写真そのものは悪くないにしても撮り方はパパラッチのままだ、有名人じゃなければ肖像権なり拒否権などないと思うのか?
何故そこの暮らしや文化を尊重しないのか、写真家の態度としても他所の土地にお邪魔している客人の態度としても凄く厭な気持ちがする。

それはさておき。
神戸の章は、村上が独りで自身の出身地を歩いてから半年ほど経って松村が道筋をなぞって撮影し、後から村上が文章を添えている。
一緒に見て言葉を交わして旅した章の一体感とは異なる、写真と文章の間合いが興味深い…そして夙川〜旧香櫨園や西宮の風景は、個人的に不思議な感慨があった。


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    | books | 2014.12.30 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |









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