最近読んだマンガ
安永航一郎「県立地球防衛軍」1巻(←リンクは「完全復刻版」の方にしてみました)
うっかり買ってしまいましたよ、中古ですけど4巻セットで¥160ってどんだけ人気ないんだ…まぁ'84〜86年って事は30年前の漫画なんですけどね、漫喫落ちにしては割と美品でした。
本作をリアルタイムで読んでた頃は気が付かなかったのですが、掲載誌の少年サンデーは当時「うる星やつら」が大人気だったんだよなぁ…ひょっとして作者は高橋留美子のアシスタントしてたのかって位、キャラの顔立ちや仕草や擬音表現などに影響を感じますね。
それと、作者とテイストは違うんですが同時期に同誌で連載してた島本和彦とも何か印象的に重なります。
本作は一話完結のドタバタ・コメディで、電柱組を名乗る悪の結社に立ち向かう県立今津留高校生徒の話。
電柱組の本業は由緒正しい(?)材木商で、江戸の昔から「悪事をなす→復興事業で材木が売れる」というマッチポンプで事業展開してきたらしく…敢えて九州某所に魔の手を伸ばしたのは、東京から攻める悪者が成功したためしがないという事実(!)に基づく作戦。笑
で、事態を重く見た(?)県知事は防衛軍の創設を身内の校長に丸投げ…かくして教師で野球部の監督である炉縁(ろべり)の下、部員の盛田ら3人は電柱組との戦いに身を投じるのでした。
第1話で登場するのは“電柱組の「歩く幻魔大戦」”超能力者マーカライト@県民農場、なんで名前が天然石なのかなど謎多き超人。(←注記:天然石はマラカイトでした、そして彼の名前は特撮映画「地球防衛軍」に出てくる“超巨大パラボラ戦車fromWikipedia情報”のようです)
第2話ではインド人なのに華味三珍しかもサイボーグ004状態のカーミ・サンチンvs.彼を狙う電柱組怪人スコープ鶴崎の、準レギュラー2人が対決@炉縁のアパート。
第3話は電柱組幹部バラダギ大佐@盛田のアパート、なんと彼女は同校2コ下の転校生である事が判明。
第4話は電柱組の慰安旅行を装った初冬の海岸、ちるそにあ将軍自らの悪巧みも盛田の口車には敵わず。
第5話は発明おじさん真船の再改造で“人間メカゴジラ”化したサンチンvs改造仲間の猪上教授による愛娘メカ裕子@今津留高校。
第6話は炉縁にハニー・トラップを仕掛けるバラタックならぬバラダギ大佐こと原滝龍子vs.逆手に取ろうと虎視眈々の炉縁、その情報戦(?)をパパラッチする能天気な盛田ら。
第7話は猪上裕子が再登場、サンチンと共に猪上&真船の手で元の身体に…盛田ら3人は今回、取って付けたような野球部らしい(?)シーンだけしか出番なし。
ちなみに盛田の外見って、秋里和国の「花のO−ENステップ」主役の男子生徒に似てません?…って誰が分かるんだろう、読者層まったく被らないもんなぁ。笑
というか盛田のはハチマキじゃなくバンダナなのかな、やっぱ赤一色ならハチマキか…時代的にはバンダナもあり得る訳で、これが島本和彦の漫画だったらハチマキ確定なんですけども。
それと、おまけコーナー「航一郎秘話〓6〓恥しらず」で“髪の毛に61番トーンをはれば「○る星やつら」に出演できるなー”って作者自身が言ってますね…このノリはアシ経験じゃなく、単に真似して描いてて似ちゃったという感じだな。
→次巻
→→3巻
→→→最終巻
以下は個人的メモ画像
うっかり買ってしまいましたよ、中古ですけど4巻セットで¥160ってどんだけ人気ないんだ…まぁ'84〜86年って事は30年前の漫画なんですけどね、漫喫落ちにしては割と美品でした。
本作をリアルタイムで読んでた頃は気が付かなかったのですが、掲載誌の少年サンデーは当時「うる星やつら」が大人気だったんだよなぁ…ひょっとして作者は高橋留美子のアシスタントしてたのかって位、キャラの顔立ちや仕草や擬音表現などに影響を感じますね。
それと、作者とテイストは違うんですが同時期に同誌で連載してた島本和彦とも何か印象的に重なります。
本作は一話完結のドタバタ・コメディで、電柱組を名乗る悪の結社に立ち向かう県立今津留高校生徒の話。
電柱組の本業は由緒正しい(?)材木商で、江戸の昔から「悪事をなす→復興事業で材木が売れる」というマッチポンプで事業展開してきたらしく…敢えて九州某所に魔の手を伸ばしたのは、東京から攻める悪者が成功したためしがないという事実(!)に基づく作戦。笑
で、事態を重く見た(?)県知事は防衛軍の創設を身内の校長に丸投げ…かくして教師で野球部の監督である炉縁(ろべり)の下、部員の盛田ら3人は電柱組との戦いに身を投じるのでした。
第1話で登場するのは“電柱組の「歩く幻魔大戦」”超能力者マーカライト@県民農場、なんで名前が天然石なのかなど謎多き超人。(←注記:天然石はマラカイトでした、そして彼の名前は特撮映画「地球防衛軍」に出てくる“超巨大パラボラ戦車fromWikipedia情報”のようです)
第2話ではインド人なのに華味三珍しかもサイボーグ004状態のカーミ・サンチンvs.彼を狙う電柱組怪人スコープ鶴崎の、準レギュラー2人が対決@炉縁のアパート。
第3話は電柱組幹部バラダギ大佐@盛田のアパート、なんと彼女は同校2コ下の転校生である事が判明。
第4話は電柱組の慰安旅行を装った初冬の海岸、ちるそにあ将軍自らの悪巧みも盛田の口車には敵わず。
第5話は発明おじさん真船の再改造で“人間メカゴジラ”化したサンチンvs改造仲間の猪上教授による愛娘メカ裕子@今津留高校。
第6話は炉縁にハニー・トラップを仕掛けるバラタックならぬバラダギ大佐こと原滝龍子vs.逆手に取ろうと虎視眈々の炉縁、その情報戦(?)をパパラッチする能天気な盛田ら。
第7話は猪上裕子が再登場、サンチンと共に猪上&真船の手で元の身体に…盛田ら3人は今回、取って付けたような野球部らしい(?)シーンだけしか出番なし。
ちなみに盛田の外見って、秋里和国の「花のO−ENステップ」主役の男子生徒に似てません?…って誰が分かるんだろう、読者層まったく被らないもんなぁ。笑
というか盛田のはハチマキじゃなくバンダナなのかな、やっぱ赤一色ならハチマキか…時代的にはバンダナもあり得る訳で、これが島本和彦の漫画だったらハチマキ確定なんですけども。
それと、おまけコーナー「航一郎秘話〓6〓恥しらず」で“髪の毛に61番トーンをはれば「○る星やつら」に出演できるなー”って作者自身が言ってますね…このノリはアシ経験じゃなく、単に真似して描いてて似ちゃったという感じだな。
→次巻
→→3巻
→→→最終巻
以下は個人的メモ画像
上はインド人留学生にしてミサイル内蔵のカーミ・サンチンと、金田飛びでジャンプしてる盛田。下は電柱組のトップにして老舗材木問屋「木曽屋」の若大将、チルソニア将軍。
電柱組のレギュラー怪人、スコープ鶴崎。上段は初登場の赤外線スコープ装着時、中段は第4話での透視スコープ装着時、下段は第6話で前々話(中段)のネタ。
第5話でサイボーグ化した猪上裕子、サンチンのように肩〜胸ミサイルにしなかったのは教授の親心か?笑
第6話の原滝龍子(=バラダギ大佐)と担任教師(&防衛軍責任者)の炉縁
第7話で家出した娘を探す猪上教授と物理教師で発明おじさんの真船。
第7話のラスト、サンチンの体が元に・・・と思ったら、っていうオチ。
1巻では高橋留美子の影響って作画では感じられませんでしたが、次巻からは度々そう思う瞬間がありました。
電柱組のレギュラー怪人、スコープ鶴崎。上段は初登場の赤外線スコープ装着時、中段は第4話での透視スコープ装着時、下段は第6話で前々話(中段)のネタ。
第5話でサイボーグ化した猪上裕子、サンチンのように肩〜胸ミサイルにしなかったのは教授の親心か?笑
第6話の原滝龍子(=バラダギ大佐)と担任教師(&防衛軍責任者)の炉縁
第7話で家出した娘を探す猪上教授と物理教師で発明おじさんの真船。
第7話のラスト、サンチンの体が元に・・・と思ったら、っていうオチ。
1巻では高橋留美子の影響って作画では感じられませんでしたが、次巻からは度々そう思う瞬間がありました。
| comic | 2015.04.28 Tuesday | comments(2) | - |