おいでよ どうぶつの森
おいでよ どうぶつの森 (JUGEMレビュー »)

22世紀を目指し、カレンダーの最終日までタイムスリップしたりと相変わらず楽しんでます。
2100年のどうぶつ村は如何に?笑
紹介記事【2019.06.19】
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こちらも「アーサー王宮廷のヤンキー」同様「トウェイン完訳コレクション」の一冊、子供の頃に読んだ童話絵本をイメージしたら大違いです。
古き良きアメリカの牧歌的なジュブナイルに見せ掛けた辛辣な社会批判は、巻末あとがきのナイスフォローを先に読む方が好いかも?
紹介記事【2019.05.22】
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue (JUGEMレビュー »)
Ben Folds & Nick Hornby
「ハイ・フィデリティ」作者×ベン・フォールズ・ファイブ元リーダー(?)のコラボ作。
SOSとはまた異なるバカラック的ドリーミーさ+初期B.ジョエル的な吟遊ピアノ感、ヴィンテージ系シンセ&ストリングスのあしらいも絶妙。
紹介記事【2019.06.27】

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最近読んだマンガ
岩本ナオ「雨無村役場産業課兼観光課」3巻

今頃になって気が付いたんですけど、そういや銀一郎は「地元を5年も離れてた云々」と言ってたから23歳だったんだ…そんでメグは21歳って言ってたし、澄雄は進路の相談をメグにしてたから多分18歳ぐらいだったんだろうなぁ。
で、巻毎に1年が過ぎてる訳だから銀一郎は25でメグは23で澄雄は20歳になってるのか…というか、そんだけ学年が離れてても顔馴染みなのは田舎だから普通なんでしょうかね?
僕は地元で1コ上とか下の学年だった誰かに会っても、きっと彼らの年頃でも分からなかったと思うな。笑
やっぱり、それだけ田舎は距離感が近いって事かぁ!

さて最終巻は2話で完結です、桜祭りの準備に追われる前夜と慌ただしく過ぎてゆく初日…澄雄の想い人が銀一郎だと知ってしまったメグは割り切れない心情を澄雄にぶつけ、いつの間にか会場から姿を消した澄雄を探す銀一郎にメグは「謝っておいて」と託して。
この作品は銀一郎の視点で描かれていながら、澄雄の場面は彼の目線でも読めてしまうのです…もし僕が女性だったら、メグ目線でだって読めてたのかもなぁ?
特に澄雄のラストシーンは、彼と銀一郎の両方の気持ちが感じられる淡く切ない名場面ですな…それだけに、5年後の3人という終わり方が蛇足に感じられて。

ネタバレしちゃいますと、その後メグは銀一郎のプロポーズを受け入れ2人は円満な家庭を築いているんですよ…でもその空気が妙に生々しいんだよね、やっぱ結婚で女は変わるといいますか安心して肝っ玉母ちゃんに変貌したメグのメス感がなぁー?
ある意味ショックだし正直かなり残念な結末ではあれど、まるで現実に体験したような読後感は如何なる創作でも他に味わった事のないものではありました。
この結婚したメグと銀一郎への拒絶感こそが僕の現実で、逆に他の多くの読者はこのオチに肯定的なのでしょうな…肝っ玉母ちゃんが厭なのではなく、この日常の空気は想像し得る最悪な結婚って感じなんだが?!

併録は「チマチマの贈り物 ミイナの初恋物語」と「やがてキラキラ ツカサの初恋物語」、そして書き下ろしの4Pオマケ漫画「美人薄命かもしれん」…先の2作はミイナとツカサを描いた連作で初出'07年、表題作が'07〜09年なので連載開始時と同じ頃みたい。
個人的には「やがて〜」の、ミイナが小っちゃくなるという発想が文学的に思えて好きです…あと最終フェリーに乗ったツカサが波止場で泣いてるミイナを発見する場面ね、あれは何度見てもドキッとしますよ。
まぁ「チマチマ〜」も、ミイナ母とかツカサ兄とかがチョイ役なのに可笑しい!
いっつも脇役が、味のある顔してるんだよなぁ〜?笑


前巻

1巻


追記:「ブクログからのお知らせ」というブログの数年前の記事「マンガの舞台を取材してきました!雨無村役場産業課兼観光係編 前編」「同 後編」では、作者が住む岡山県奥迫川で開催された本編そのまんまな「桜祭り」&雨無村こと灘崎町レポが読めます。行きたくなるし、読み返したくなりました。


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    | comic | 2016.06.23 Thursday | comments(0) | - |













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