おいでよ どうぶつの森
おいでよ どうぶつの森 (JUGEMレビュー »)

22世紀を目指し、カレンダーの最終日までタイムスリップしたりと相変わらず楽しんでます。
2100年のどうぶつ村は如何に?笑
紹介記事【2019.06.19】
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こちらも「アーサー王宮廷のヤンキー」同様「トウェイン完訳コレクション」の一冊、子供の頃に読んだ童話絵本をイメージしたら大違いです。
古き良きアメリカの牧歌的なジュブナイルに見せ掛けた辛辣な社会批判は、巻末あとがきのナイスフォローを先に読む方が好いかも?
紹介記事【2019.05.22】
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue (JUGEMレビュー »)
Ben Folds & Nick Hornby
「ハイ・フィデリティ」作者×ベン・フォールズ・ファイブ元リーダー(?)のコラボ作。
SOSとはまた異なるバカラック的ドリーミーさ+初期B.ジョエル的な吟遊ピアノ感、ヴィンテージ系シンセ&ストリングスのあしらいも絶妙。
紹介記事【2019.06.27】

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最近聴いたCD
RON CARTER「IN MEMORY OF JIM」

'14年リリースの本作、このタイトルを見て速攻で手に取りましたよ…そろそろロン・カーターのリーダーズ・アルバムを聴いてみたいなと思っていたタイミングで「ジム・ホールの思い出」というタイトル、裏面ジャケには“Blue Note TOKYO”のロゴとステージ上で共演しているロン&ジムかと思ったらパーソネルにジムの記載がないけど?!
ロンの他にはラリー・コリエルとピーター・バーンスタインなるギタリスト2名のみ、収録された楽曲もジムが書いた曲じゃないし?
同年にブルーノート東京で録音されたライブ盤らしいけど、これは聴いてみるしかないな!と思いまして。

解説書によるとロンは前年から“ジムにレコーディングを頼んでいた”そうで、本来であれば“日本でデュオのライヴをやろうっていうのは、レコーディングが条件だった”のだけど…ジムの急逝によりスケジュールが宙に浮き、急きょエージェントが手配した2人のギタリストを迎えての追悼公演&ライブ音源のリリースに変更されたとの事。
ロンとジムとは名盤と謳われる「ALONE TOGETHER」をデュオで録音しているそうですが、やはり僕にとってはジム名義の「アランフェス協奏曲」で聴いたベースラインが印象的で…デュオではないし、ロンだったと知ったのも最近でしたが。

ロンの音をセンターに、左がラリーで右がピーター…って恐ろしく簡潔な定位ですな、実際それでリリース出来るのは演奏力に裏打ちされての事と感じました。
ロンにとってラリーは気心が知れたアーティストであり、ピーターも共演経験があるだけでなくロンが“ジムの正統な弟子”と認める間柄…“ピーターが作る『ジムっぽさ』の分かりやすさは必要だった。ラリーは似てはいないのだが、やはり大きな影響を感じた”とはロンの弁、本作に収録された全6曲(トラック数は彼のMC×2を含めて8)もまた“もちろん、ジムとの関係で意味のある曲を選んだ”と語っております。

正直、怖じ気付きました。
自分には、本作を聴く準備が出来ているのだろうか?語る用意が出来ていないのではないか?と…そもそもジェローム・カーンとオスカー・ハマースタイン二世の「All the things you are」がジムの十八番なのは知っていても(聴いた事がある)位にしか覚えていませんし、ソニー・ロリンズ作「St. Thomas」やミルト・ジャクソン作「Bags' groove」がジム(そしてロン)にどんな意味があるのかも僕には分からないのです。
それにウッドベース×ツイン・ギターという編成はジャズじゃなくても聴いた事のない組み合わせで、戸惑いさえ感じてしまってね。

「Alone together」は、本作収録バージョンと過去作とを聴き比べてみるのも好いかもしれません…僕にとって本作は、未聴のジムやロンのアルバムへとアンテナを拡げてみる取っ掛かりの機会だったようです。
ジムに関しては特に、もう少し聴いてから本作に戻ってみようと思いました。
ロンは、やっぱり一線を画するプレイヤーだなぁと…音を置くような、空間全体との調和を探るような感覚が静かでスリリングです。
彼は日本の伝統芸能と相性が好さそうだな、とも思いましたが…他にも聴いてみないとね、いやはや軽くヤケドしちゃった気分です。
出直してきます、またね。


追記:なんでこう感じたのかが、この文では後から自分が読んで思い出せない気がしたので書き足します。
僕もジム・ホールが好きですけど、すべてを聴く必要はないと思うんです…しかし彼を盟友と思っているロンによる本作を聴く限りでは、割と疎外感に近い気持ちになったのですよ。
ロンの真摯な思いが伝わってくるだけに、僕もそれを感じたいと思うし共有できない事が残念に思われて。
少なくとも自分なりに分かち合える位になって本作と向き合いたい、とまぁそういった気持ちなのでした。
つまり僕としては、今の自分はロンの痛切な弔辞を聴くに相応しくない気がしたという意味です…飽くまでも、個人的な感想として。


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    | music | 2017.05.24 Wednesday | comments(0) | - |













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