ReLIFE 完結編(完全生産限定版) [DVD]
ReLIFE 完結編(完全生産限定版) [DVD] (JUGEMレビュー »)

ブラック企業で心を折られた27歳ニートが、渡りに舟と食い付いたのは人生リセット人体実験?
アニメが描く夢の世界も、時代を表しているのですなぁ。
うっかり大人目線で色々やらかすネタに笑いつつ、いつしか心を掴まれてしまいました。
紹介記事【2018.05.16】
おいでよ どうぶつの森
おいでよ どうぶつの森 (JUGEMレビュー »)

22世紀を目指し、カレンダーの最終日までタイムスリップしたりと相変わらず楽しんでます。
2100年のどうぶつ村は如何に?笑
紹介記事【2019.06.19】
エクソダスギルティー (通常版)
エクソダスギルティー (通常版) (JUGEMレビュー »)

異なる3つの時代の物語を切り替えながら進む、マルチタイム・ザッピングシステムのアドベンチャー・ゲームです。
資料本「ワールドガイダンス」必携、正直クセが強く微妙ですが。笑
当時流行ったであろう「小説『聖書』」やガイア仮説のSFファンタジー&サスペンス、システム的には不便ですが僕は楽しめました。
紹介記事【2018.11.05】

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最近みたDVD
「CONVOY」

先日みた「トランザム7000」で本作を思い出し、再視聴しました…どちらも製作年代が近く、アメリカン・トラック野郎の映画ですから連想するのも当然かな。
更に両作ともCB無線が大きな役割を果たしており、それで連携プレーを取るトラッカー達と密かに傍受する警察との駆け引きもまた共通点と言えるでしょう。
「トランザム〜」は実質テキサス(アーカンソー?)州からジョージア州を目指し、本作はアリゾナ州からテキサス州のメキシコ国境までのロード・ムービー…居丈高な警官を描くにはアメリカ南部がお似合いだったのかな、ライル警部の黒人イビりで思ったのですが。

開始早々、若い黒人トラッカーにネチネチ絡む様子はストーリー後半の分岐点への伏線でもある訳ですが…このライルの様子が如何にも日常茶飯事っぽくて、未だに差別が当たり前といった土地柄を感じさせます。
つまりライルは地元感覚で黒人に接していたのでしょうね、しかも一般的にトラック乗りは底辺の連中と見なされていたようですし…なので、彼はCB無線で速度超過を煽ったり罰金を吊り上げたりする事も平然と行っていたのでしょうな。
ところが黒人に無線でコケにされるわ殴られるわ、挙げ句に人前で放置プレイと思わぬ逆襲にブチ切れての追走劇に発展する訳です。

本来なら越境したトラッカーを追跡する権限などない立場でありながら、恥をかかされたら復讐するのが南部男の心意気ってか…一歩も引かないラバー・ダック達に賛同を示し合流してくるトラッカーの数は膨れ上がり、それをマスコミが面白おかしく報道すれば市民は熱烈歓迎するし政治家も擦り寄ってくるのですが。
勝手に描いた理想像と違っていたら一転して敵視する、この大衆心理ね…しかもドラマチックな最期で手のひらを返し“キング・オブなんちゃら”みたいに持ち上げたりするのがまた気持ち悪いけど、ラストのどんでん返しに大笑いする小悪党ライルで僕はむしろカタルシスを得るのですよ。

被差別的な労働者を主題に「虐げられる者のエクソダス」と「救世主の蘇り」というキリスト教エピソードをストーリーに絡めた感じは、アメリカ白人社会への批評が込められているのでしょう…更に、それで何が変わった訳でもないという皮肉なオチが着く訳です。
因みにアリ・マッグロウ演じるメリッサは、ヒロインというより一部始終の目撃者でありストーリー・テラーのポジションだった気がしますね…女性ジャーナリストが遭遇した“アルバカーキのダック”のコンボイを通して、大衆の愚かさと彼らに迎合するメディアや政治家を目の当たりにするといった趣向が伺えます。
市民の醜悪さが、頑固で昔気質なライルの一貫性を引き立たせている皮肉といい。

ホワイト・サンズをひた走る、ラバー・ダックの黒いタンク・トレーラー…この鮮烈なオープニング・シークエンスは、何度観ても独特の幻想的な感覚に囚われるのです。
それはエンドロールで流れるカットバックの映像から時間を遡るようにして、再びこの場面に戻ってくるせいなのかもしれませんが。
というか冒頭のシーンで終わるのは何故なんでしょうね、意味あり気ですなぁ!
序盤でラバー・ダックがジェシー・ジェームスと評された事や、舞台が南部という辺りも奥が深そう。
ところで本作、なんとC.W.マッコールなるカントリー歌手の同名曲ありきで製作されたのだそうです。

クリスタル・ゲイルやケニー・ロジャース、グレン・キャンベルなど挿入歌もカントリー曲が中心なのに主演したクリスの歌は1曲も使われてないのが意外…クリスって元々がカントリー・シンガーなのだそうですけど、彼の曲は未だに聴いた事がないんだよなぁ〜?
悪徳警部ライル役はアーネスト・ボーグナイン、ラバー・ダックの跡目を継ぐラブ・マシン(ピッグ・ペン)役はバート・ヤング…序盤にトラックを横転させちゃう(撮影事故だったらしい)ブラック・ウィドウ役はマッジ・シンクレア、ハスキンズ議員役はシーモア・カッセルで幸薄そうな愛人ウェイトレス役はキャシー・イエーツ。


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    | cinema | 2017.09.24 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |









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