おいでよ どうぶつの森
おいでよ どうぶつの森 (JUGEMレビュー »)

22世紀を目指し、カレンダーの最終日までタイムスリップしたりと相変わらず楽しんでます。
2100年のどうぶつ村は如何に?笑
紹介記事【2019.06.19】
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こちらも「アーサー王宮廷のヤンキー」同様「トウェイン完訳コレクション」の一冊、子供の頃に読んだ童話絵本をイメージしたら大違いです。
古き良きアメリカの牧歌的なジュブナイルに見せ掛けた辛辣な社会批判は、巻末あとがきのナイスフォローを先に読む方が好いかも?
紹介記事【2019.05.22】
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue (JUGEMレビュー »)
Ben Folds & Nick Hornby
「ハイ・フィデリティ」作者×ベン・フォールズ・ファイブ元リーダー(?)のコラボ作。
SOSとはまた異なるバカラック的ドリーミーさ+初期B.ジョエル的な吟遊ピアノ感、ヴィンテージ系シンセ&ストリングスのあしらいも絶妙。
紹介記事【2019.06.27】

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最近みたDVD
「遥かな町へ」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

谷口ジローの同名漫画を実写映画化、だけど邦画じゃなくて何故だかベルギー/フランス/ドイツの合作映画…本作の原題は「QUARTIER LOINTAIN」、そして何故かDVD制作は鳥取市?
主人公は原作よりも年配でバンドデシネ作家、舞台も日本じゃなくフランスの田舎町…なんかフランスって農業国家で平坦そうなイメージでしたけど、考えてみればスペイン国境とか山地も結構あるんですよね。
パリ行きと乗り間違えて降りた駅は生まれ育った町、20年ぶりの故郷で早世した母親の墓に立ち寄った主人公…失踪した父親の苦い思い出に浸っていると目眩に襲われ、気付けば14歳の時代にタイムスリップ。

1967年6月12日、それは人生の終盤に差し掛かっていた主人公にとって夢のように幸福だった頃…1週間前の誕生日に失踪した筈の父親がいる事に複雑な気持ちで眠り、起きても少年時代の夢から目覚めぬままで戸惑いながら日々を過ごし。
体は少年、心はオッサンて「リライフ」もビックリの振り幅だな…学校の友人も先生も記憶より若く見えるし、片思いに終わった少女とも上手く行きますが(実娘と同年代)という罪悪感が先立って中途半立ち。笑
妻を裏切りそうな少女の誘惑に、まだ出会ってさえいない妻に訳も分からず電話してしまう主人公の少年マインドは笑い所ですな?

腕のよい仕立屋だった父親と若かりし母親、可愛い妹に超美形の少年…何気ない服装も丸っこいビンのオランジーナなどレトロモダンな小物も、濃い緑の風景もすべて絵になる美しさ!
教師が授業中の教室で吹かしていたのも、悪友が吸っていたのもジタン・カポラル…14歳でジタンかぁ、何この「おま俺」感は!笑
主人公少年が祖母のアルバムを見る場面も同年齢の自分と重なりましたよ、黒い台紙に収まった白黒写真のアルバムね…しかし祖母に聞いた両親の過去、レジスタンス時代に銃殺された親友の恋人と結婚した経緯が父親の失踪に関わりがあるとは知る由もありません。

父親にかかってきた電話、結局あの女性は何だったんだ?後にパリで落ち合ったとか?…実は父親の誕生祝いは、前日に主人公少年が行方不明になっていたせいで延期されていたのです。
何故あの日、父親は買い物に出てパリ行きの列車で去ったのか…今度こそ父親の失踪を食い止めると誓い、友人に借りた原付自転車で尾行を始めた主人公は父親の密会現場を目撃します。
モータウンのレコードで母と妹と踊る場面の切なさ、その曲が若きアイズレー「This old love of mine (is weak for you)」なのね…幸せな雰囲気ぶち壊しの父親、どうして彼は常に不幸そうだったのでしょうか?

再び目眩に襲われる時に少年の墓がチラッと映り込み、老BD作家に戻った時も少年の墓が目線を過ります…たまたま母の墓石の背後にあった、名も知らぬ少年の墓はタイムスリップに関するエクスキューズかな?
再び車中の人となった主人公、でもちょっと日焼けしてない?…列車の旅客とクレジットされていた原作者、'10年の本作は存命中に観た事と思われますが。
主人公は不思議な体験をBDに描きましたとさ、というオチには納得されたのでしょうか…映像的には素的だったものの、ストーリーの要である和解要素が弱い印象を僕は受けました。


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*以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

『A Distant Neighbourhood Trailer』(英題は「A Distant Neighbourhood」なのね、英字幕入り予告編ロングバージョンです)


『Quartier Lointain - Extrait 5 "Danse en famille"』(胸が甘酸っぱくなるダンス・シーンです、思えば僕も4歳頃にこうしてたんだよな・・・まぁ気まずくはならなかったしレコードも「マチルダ」でしたけど)
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    | cinema | 2018.07.03 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |









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