ReLIFE 完結編(完全生産限定版) [DVD]
ReLIFE 完結編(完全生産限定版) [DVD] (JUGEMレビュー »)

ブラック企業で心を折られた27歳ニートが、渡りに舟と食い付いたのは人生リセット人体実験?
アニメが描く夢の世界も、時代を表しているのですなぁ。
うっかり大人目線で色々やらかすネタに笑いつつ、いつしか心を掴まれてしまいました。
紹介記事【2018.05.16】
おいでよ どうぶつの森
おいでよ どうぶつの森 (JUGEMレビュー »)

22世紀を目指し、カレンダーの最終日までタイムスリップしたりと相変わらず楽しんでます。
2100年のどうぶつ村は如何に?笑
紹介記事【2019.06.19】
エクソダスギルティー (通常版)
エクソダスギルティー (通常版) (JUGEMレビュー »)

異なる3つの時代の物語を切り替えながら進む、マルチタイム・ザッピングシステムのアドベンチャー・ゲームです。
資料本「ワールドガイダンス」必携、正直クセが強く微妙ですが。笑
当時流行ったであろう「小説『聖書』」やガイア仮説のSFファンタジー&サスペンス、システム的には不便ですが僕は楽しめました。
紹介記事【2018.11.05】

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最近みたDVD
「ダウンサイズ」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

マット・デイモン主演で原題も「DOWNSIZING」、要は手のひらサイズに小さくなった主人公のお話です…といっても目の付け処が面白く、僕も「あらゆる問題の根本原因は人口過密にある」と思ってたので興味を惹かれたんです。
“1950年代になると/研究所は人口過剰を問題視/人類最大の脅威と確信しました/現代の厄災の原因は――異常気象や食と水の安全への壊滅的影響など…”
“1950年代、既に研究所は我ら人類にとって最大の脅威は人口の増加にあると確信しておりました…今日我々が直面している災厄、異常気象に食糧危機、更に水質汚染といった危機を予測していたのです”
“人道的 包括的な唯一の救済策”、それが人間のダウンサイジング…有機体を縮小する技術によって成人を約13センチに、副作用は皆無。

先ずノルウェーの研究所から36人の被験者グループが“世界初のミニ人間の共同体”を形成し、今では世界各国の各地で運営される同様の専用エリアで多くのミニ人間が暮らしています…現代社会に隣接する、リアル某ワールドスクエアのリアリティはリアルな風景や人がミニチュアっぽく撮れる写真みたいで不思議なドキドキ感が。
でもさ、縮小する際に全身の毛や腸内の老廃物が障害になるのだったら歯や爪だって抜かなきゃダメなのでは?…ともあれ、この縮小化の医療プロセスは非常に興味深いです。
15万2千ドルの資産が小人生活なら1250万ドルに相当する、いや1ドルが千ドルの価値という人もいる…この経済的なメリットに決断するマットと妻、なのに彼女は土壇場でビビって縮小キャンセルって!笑

しかし所詮は実社会の庇護がなければ維持出来ない縮小ライフ、どこか戦前の移民政策や戦後の社会主義国を理想郷と煽った側のニオイも…政府にしてみれば実社会を富裕層で運営し、貧困層の生活保護費や医療費の国庫負担を圧縮出来る訳で。
消費規模と納税額も縮小されて実社会にぶら下がってる、となれば普通サイズと縮小サイズで同等の権利は公平性が保たれない…つまり縮小ライフが楽しめるのは実社会に貢献している普通サイズのおかげ、という論調も見え隠れ。
法整備が追い付かない状況を好機とスモールタウンに嗜好品ビジネスを持ち込みパーティ三昧のドゥシャン(クリストフ・ワルツ)、その清掃婦として働くベトナム女性は母国でデモを弾圧する当局から強制的に縮小化された上に密航中に片足を失った悲劇のアイコン…コメディかと思ってましたが、なかなか重層的な好い物語でしたよ。

ドゥシャンの取引先、最初に作られたノルウェーのスモール・タウンに同行するマットと清掃婦。
社会風刺に先端技術のアイロニー、ロマンスでありビルドゥング・ストーリーでもあり…神話的な旅と、世界の終わりの始まり。
「自然は謙虚な彫刻家」という台詞の背景にはフィヨルドが相応しいね、だけど画面の矢印には笑いました。
ノルウェーは寒いからなのか、他の地域のように外界と隔絶されたシェルター暮らしではなく…いや待てよ、巨大生物の島状態なノルウェーのコロニーを見てると(ベトナムの縮小人は鳥や昆虫に餌と間違われながら暮らしてるのでは?)と思えてきます。
アメリカが「2300年未来への旅」みたいなスモールタウンを建設したのは、それだけの技術と予算だけでなくそういう潜在意識があるからかも?

最初のダンスと二度目のダンス。
清掃婦の言う“アメリカ人、8つのファックしかない。愛のファック、憎いファック、性欲だけファック、お別れファック、仲直りファック、酔ったファック、義理ファック、同情ファック”は名言、しかしベトナム人は他にもあるって事?笑
大深度巨大地下シェルターに向かう人々と、彼らをカルトと言い切ってアメリカに帰る人。
結局マットは最後まで道化役でしたな!笑
マットに縮小ライフを勧めた友人デイヴはジェイソン・サダイキス、美術効果とアニメ・パートはインダストリアル・ライト&マジック…撮影ロケ地はネブラスカ州オマハとL.A.、オンタリオ州トロントにノルウェーだそう。
込み入ったストーリーを整理した構成力と、テンポよい演出は見事です。


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    | cinema | 2018.09.23 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |









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