おいでよ どうぶつの森
おいでよ どうぶつの森 (JUGEMレビュー »)

22世紀を目指し、カレンダーの最終日までタイムスリップしたりと相変わらず楽しんでます。
2100年のどうぶつ村は如何に?笑
紹介記事【2019.06.19】
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こちらも「アーサー王宮廷のヤンキー」同様「トウェイン完訳コレクション」の一冊、子供の頃に読んだ童話絵本をイメージしたら大違いです。
古き良きアメリカの牧歌的なジュブナイルに見せ掛けた辛辣な社会批判は、巻末あとがきのナイスフォローを先に読む方が好いかも?
紹介記事【2019.05.22】
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue (JUGEMレビュー »)
Ben Folds & Nick Hornby
「ハイ・フィデリティ」作者×ベン・フォールズ・ファイブ元リーダー(?)のコラボ作。
SOSとはまた異なるバカラック的ドリーミーさ+初期B.ジョエル的な吟遊ピアノ感、ヴィンテージ系シンセ&ストリングスのあしらいも絶妙。
紹介記事【2019.06.27】

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最近みたDVD
「K-PAX 光の旅人」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

ジーン・ブルーワーの原作をイアン・ソフトリー監督で'01年に映画化した本作、過去に観て後に邦訳の原作も読んでますが再視聴。
グランドセントラル駅に忽然と現れた、自称プロート(ケビン・スペイシー)…もしや彼はマーク博士にロバートを救ってもらうために、あのシチュエーションを選んでいたのでしょうか?
この自らを千光年も彼方の「琴座に近い“K−PAX”から来た異星人」という患者と、精神科医マーク博士(ジェフ・ブリッジス)の物語は原作よりも明確に異星人としてプロートを描いていますね…逆に言えば、ミステリー仕立ての原作を分かりやすく観せたのかも。

プロートの言動に真実味を感じるマークは、同僚や上司から忠告を受けながらも彼にのめり込んでいきます…超人的な能力をひけらかさず、その洞察力や含蓄深い思考力で周囲の人に影響を及ぼしていくプロート。
それはスピリチュアル的な「高い波動の持ち主によって場が高次化する」といった解釈も出来そうですね、誰もが彼に感化された訳ではない点も興味深いです。
影響されやすい人は心が弱い?ならば影響されない人の心は固く強張っているのか?…プロートが自分と同等の人間に見えるか、という違いはありそうですが。
K−PAXには執着がなく、多くの人の問題は執着にあります。

まるで悟りの境地に達したようなプロートですが、その変わらぬ穏やかさで「僕は忘れない」と言う時に無執着(=無関心)が至上ではないといった含みを感じました…その事と彼がK−PAXへの帰還時に選んだのが「家がない」ベスだった理由は、あながち無関係ではなかった気がしますね。
本来は不定形なK−PAX星人が人間でいるのは「自然の法則に敵うから」、とプロートは説明していましたが…その物質としての体はロバートであり、プロートが5年前にロバートから呼び出される時までは精霊のような姿で交流してきたのではないかと思いました。
今、ロバートの容姿なのは何故?

5年前のあの日、ニューメキシコ州サンタローザでロバートはプロートと最後の交信をしました…幼い頃から唯一の話し相手だった彼にさよならと言うため、また恐らくは幾度となく意見を仰ぎながら変わろうとしなかった人生への告悔も。
退行催眠療法に否定的であれば、後半の展開に批判的な感情を抱くでしょう。
しかしK−PAXに「最高位の平和」といった意味が潜むならば、プロートが受けた衝撃は地球人以上に激しかったと思います…序盤でプロートの口調がキツくなるのも、地球人の同種殺しを語る時でしたよね。
自分を治す力を持ちながら、人はそれに気付かない。

それはそうと、白い羽根が中庭に舞う奇跡のような美しい場面は何処に消えたのやら?…確か中盤の青い鳥のエピソード付近にあった筈なのに、以前観た時に思わず涙が出た印象強い映像は僕の幻想だったのかな?
ま、今の僕にはあのような救済は要らないって事か。

以下、個人的メモ。
本作で深く感銘を受けた宇宙の真理とは、こうです。

何故、私たちは善く在らねばならないのか。
実は、気付かないだけで私たちは何度も同じ間違いを冒している。
永劫に繰り返される大いなる息吹き、ビッグ・バンからビッグ・クランチに至るサイクルの度に。
だから間違いを改める機会は常に今この時しかない。
その僅かな変容が、次の息吹きを変えるのだから。

…と、今の理解力で言葉にしてみました。
故にマクトゥーブ=既に書かれているのであり、それが決して運命論ではない理由でもあると今の僕は考えます。
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    | cinema | 2018.12.11 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |









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