おいでよ どうぶつの森
おいでよ どうぶつの森 (JUGEMレビュー »)

22世紀を目指し、カレンダーの最終日までタイムスリップしたりと相変わらず楽しんでます。
2100年のどうぶつ村は如何に?笑
紹介記事【2019.06.19】
 (JUGEMレビュー »)

こちらも「アーサー王宮廷のヤンキー」同様「トウェイン完訳コレクション」の一冊、子供の頃に読んだ童話絵本をイメージしたら大違いです。
古き良きアメリカの牧歌的なジュブナイルに見せ掛けた辛辣な社会批判は、巻末あとがきのナイスフォローを先に読む方が好いかも?
紹介記事【2019.05.22】
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue (JUGEMレビュー »)
Ben Folds & Nick Hornby
「ハイ・フィデリティ」作者×ベン・フォールズ・ファイブ元リーダー(?)のコラボ作。
SOSとはまた異なるバカラック的ドリーミーさ+初期B.ジョエル的な吟遊ピアノ感、ヴィンテージ系シンセ&ストリングスのあしらいも絶妙。
紹介記事【2019.06.27】

<< 本日の脳内BGM | main | 本日の脳内BGM >>
最近読んだマンガ
石ノ森章太郎「王法・仏法の破滅――応仁の乱」

初版'97年の中公文庫「マンガ日本の歴史」シリーズの第22巻、ですが表紙カバーにはタイトルよりもデカデカと“マンガで読む「応仁の乱」”“ぐだぐだな展開、ヒーロー不在。勃発から550年を経て、いよいよ残念な「地味すぎる大乱」を漫画界の巨匠はこう描いた!”とあります…このカバーだけ急きょ今風なノリに替えたんでしょうな、正直ショボい流行りの尻馬に乗るみたいで恥ずかしいけれど戦国時代前の日本史は気になっていたのでね。
縄文時代の意外さから今ひとつ曖昧な飛鳥・奈良時代「ざ・ちぇんじ!」の平安に元寇襲来の鎌倉〜「もののけ姫」の時代背景となった室町期辺りは特にね。

応仁の乱は1467年に始まって十数年、京のみならず西国一帯を巻き込んだ長期間の戦乱を指すそうで…いわば戦国時代への鳥羽口ともいえそうな歴史の転換点だったのね、正直(〜の乱)とか(〜の変)とか雑な呼称は覚える気なくす作戦かと。
それと人物名が覚えられません、史実だから仕方ないけど名前多すぎ!笑
でも“戦国時代の国民議会”と言われたりする山城国一揆の国人集会も含めて、これは明治維新に匹敵する日本史上の分水嶺だったように思われます…その発端が、足利義政(よしまさ)第八代将軍の側近で山城守護職だった畠山家の内輪揉めに始まる内紛だったとは!
義教の優柔不断さは、跡継ぎ問題でも再び発揮され。

畠山家の義就(よしなり)vs.政長(まさなが)抗争も、元は義就に肩入れしてた義政が政長に乗り換えたのが原因だった訳で…天災続きで死屍累々の洛中を余所に義就を攻めさせ山荘造営、主上(天皇)の忠告も聞く耳持たずというクソ将軍。
一度は実弟の義視を跡目に内定するも正室が男児を産んだからって弟を殺しかけ、反発した側近の山名&細川ら有力大名が軍を動かし…義視を支持する山名・義就の軍と正室+義政に付いて主上も引き込んだ細川・政長の軍とが京の東西で睨み合い、近畿〜中国/四国の守護大名も各派に分裂。
最初は山名派が正室側で、細川派は義視側でしたが。

やがて義政と正室の子が義尚(よしひさ)として家督を継承、京の戦乱は膠着するも各地で頻発する“土民一揆”やお家騒動で両軍が対立し戦火は拡大…1473年に山名派と細川派の当主が相次いで亡くなり停戦へ向かうも、畠山家は義就vs.政長の山城守護を巡る遺恨で第2フェイズに突入〜!
荘園守護職は将軍に任命された内衆で、実際に管理・運営しているのは在地の国人でした…ところが細川家は本貫地から守護代や郡代を配属していたため、国人が団結し主導する大規模な反乱(国一揆)を招きます。
義就も細川家と組んだ政長も、この国一揆で山城を追い出され応仁の乱も終結。

1485年、山城の三十六人衆は「両畠山軍の撤兵」「寺社本所領は従来通り安堵還付」「関所の新設禁止」を決議し実行…なんと、民衆による自治権の行使という快挙が15世紀末に起こっていたとはビックリだわ!
その翌年は平等院にて再び国人会議を開催、今後の山城国の運営を国中掟法として定めて細川氏の庇護を得ますが…本書では細川氏が悪し様に描かれているものの、Wikipedia情報によれば少し違った経緯を経つつ結局は8年で惣国解体へ。
一方で仇敵・義就の息子と和睦して傀儡将軍を擁立する細川家の陰で政長は自害と、本当に政治の世界って昔から敵も味方もないな!


関連ありそうな記事:
【最近読んだ本】国立歴史民族博物館「縄文文化の扉を開く 三内丸山遺跡から縄文列島へ」| 2008.03.12
【最近読んだ本】大宅壮一「実録・天皇記」| 2008.12.23
【最近読んだマンガ】山岸凉子「鬼」| 2009.06.29
【最近読んだマンガ】山岸凉子「月読」| 2009.10.29
【最近読んだマンガ】岡野玲子「陰陽師」13(太陽)巻| 2010.03.10
【最近読んだマンガ】藤原カムイ×寺島優「雷火」第一巻| 2010.05.03
【最近読んだ本】高橋克彦「鬼」| 2010.10.15
【最近読んだマンガ】坂本久作「コミック版 藪の中・羅生門」| 2010.11.14
【最近みたアート】「空海と密教美術展」| 2011.08.02
【最近読んだマンガ】舎人親王(編)「日本書紀」| 2011.10.13
【最近読んだ本】「マンガで読み解く 日本の歴史 弥生〜奈良時代編」| 2012.07.15
【最近みたDVD】「鬼神伝」| 2014.04.22
【最近読んだマンガ】ユキムラ「たむらまろさん」| 2014.07.28
【最近みたDVD】「NHKスペシャル 日本人はるかな旅 第1集 マンモスハンター、シベリアからの旅立ち」| 2014.10.16
【最近読んだ本】藤森栄一「古道(こどう)」| 2014.12.13
【最近読んだ本】田中俊明(監修)「この一冊で早わかり 日本・中国・朝鮮 東アジア三国史」| 2016.10.25
【最近読んだマンガ】たかぎ七彦「アンゴルモア 元寇合戦記」1巻| 2016.12.26
【最近みたDVD】「もののけ姫」| 2017.04.29

〈石丿森章太郎〉関連記事:
【最近読んだマンガ】石ノ森章太郎「サイボーグ009 時空間漂流民編」| 2009.10.16
【最近読んだマンガ】平井和正(原作)、石ノ森章太郎(画)「幻魔大戦」全2巻| 2010.06.30
【最近みたDVD】「009 RE:CYBORG」| 2015.08.16
【最近みたDVD】「サイボーグ009 VS デビルマン VOL.1」| 2016.05.01
【最近読んだマンガ】石丿森章太郎・村枝賢一「新 仮面ライダーSPIRITS」1巻| 2017.05.25
【最近読んだマンガ】石丿森章太郎・村枝賢一「新 仮面ライダーSPIRITS」2巻| 2017.06.11
0
    | comic | 2019.06.04 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |









    トラックバック機能は終了しました。




    ↑ top