最近聴いたCD
FOUNTAINS OF WAYNE「TRAFFIC AND WEATHER」
こちらも先日のボウリング・フォー・スープ(以下B.F.S.)同様、動画サイトに上がってたPVの「Stacy's mom」が記憶に残ったバンドです…曲名そのままガールフレンドの母親にドキドキしちゃう映像に、こういう(青春妄想あるある)が流行る微笑ましさと去勢されたパンクに気の毒さを感じたりもしてたのですけど。
その後は方向転換したのか、あるいは「Stacy's〜」だけが一種のお遊びだったのか…まるで違うバンドみたいな'07年の本作、解説書によりますと全体に流れるテーマは「旅」だそう。
同じテーマのSDP「スチャダラ外伝」とは、サウンド的には似てませんが。
ただ、ざっくり言っちゃえば歌ってる内容は相通ずる感じがあるのね面白いコトに…共通性が生じる根っこは環境なのか世代的なものか、なかなか興味深くグローバル化なんて考えたり。
そしてサウンド的にはB.F.S.的な青春パンクから80年代フォロワーの流れに乗り換えたような印象で、そのバリエーションの幅にELOっぽさを連想してしまいますね…つまりはジェフ・リン経由のビートルズ臭とも言える訳ですが、嫌味じゃないし無理して頑張った感じでもないのは好感。
むしろ本来こういう音楽性だったのでは?といった感じで、名盤という程じゃないけど意外と好みでした。
歌詞というか訳詞のイメージは先日のベン・フォールズと組んだニック・ホーンビィっぽくて、それは英国的というのではなく小説的というか三人称のスキットみたいなんです…大陸横断を思わせるドライブ旅行もあれば旅客機での移動もあり、知らない町の情景だったり今いる場所からの脱出だったりと様々な切り口で綴られる旅の寸描が詩的。
個人的には特に「Strapped for cash」から「The hotel majestic」への並びが好きですね、あとタイトル曲もかな…収録時間は50分で15曲、これといって特徴的でもないですけど飽きさせず聴かせてくれるというパッキング上手な一枚。
→〈旅行〉関連記事
こちらも先日のボウリング・フォー・スープ(以下B.F.S.)同様、動画サイトに上がってたPVの「Stacy's mom」が記憶に残ったバンドです…曲名そのままガールフレンドの母親にドキドキしちゃう映像に、こういう(青春妄想あるある)が流行る微笑ましさと去勢されたパンクに気の毒さを感じたりもしてたのですけど。
その後は方向転換したのか、あるいは「Stacy's〜」だけが一種のお遊びだったのか…まるで違うバンドみたいな'07年の本作、解説書によりますと全体に流れるテーマは「旅」だそう。
同じテーマのSDP「スチャダラ外伝」とは、サウンド的には似てませんが。
ただ、ざっくり言っちゃえば歌ってる内容は相通ずる感じがあるのね面白いコトに…共通性が生じる根っこは環境なのか世代的なものか、なかなか興味深くグローバル化なんて考えたり。
そしてサウンド的にはB.F.S.的な青春パンクから80年代フォロワーの流れに乗り換えたような印象で、そのバリエーションの幅にELOっぽさを連想してしまいますね…つまりはジェフ・リン経由のビートルズ臭とも言える訳ですが、嫌味じゃないし無理して頑張った感じでもないのは好感。
むしろ本来こういう音楽性だったのでは?といった感じで、名盤という程じゃないけど意外と好みでした。
歌詞というか訳詞のイメージは先日のベン・フォールズと組んだニック・ホーンビィっぽくて、それは英国的というのではなく小説的というか三人称のスキットみたいなんです…大陸横断を思わせるドライブ旅行もあれば旅客機での移動もあり、知らない町の情景だったり今いる場所からの脱出だったりと様々な切り口で綴られる旅の寸描が詩的。
個人的には特に「Strapped for cash」から「The hotel majestic」への並びが好きですね、あとタイトル曲もかな…収録時間は50分で15曲、これといって特徴的でもないですけど飽きさせず聴かせてくれるというパッキング上手な一枚。
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| music | 2019.07.08 Monday | comments(0) | - |