おいでよ どうぶつの森
おいでよ どうぶつの森 (JUGEMレビュー »)

22世紀を目指し、カレンダーの最終日までタイムスリップしたりと相変わらず楽しんでます。
2100年のどうぶつ村は如何に?笑
紹介記事【2019.06.19】
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こちらも「アーサー王宮廷のヤンキー」同様「トウェイン完訳コレクション」の一冊、子供の頃に読んだ童話絵本をイメージしたら大違いです。
古き良きアメリカの牧歌的なジュブナイルに見せ掛けた辛辣な社会批判は、巻末あとがきのナイスフォローを先に読む方が好いかも?
紹介記事【2019.05.22】
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue (JUGEMレビュー »)
Ben Folds & Nick Hornby
「ハイ・フィデリティ」作者×ベン・フォールズ・ファイブ元リーダー(?)のコラボ作。
SOSとはまた異なるバカラック的ドリーミーさ+初期B.ジョエル的な吟遊ピアノ感、ヴィンテージ系シンセ&ストリングスのあしらいも絶妙。
紹介記事【2019.06.27】

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最近みたDVD
「栄光への5000キロ」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

別に裕ちゃん映画が観たかった訳ではなく、先日の「グラン・プリ」が好かったのでレース物を検索してて見付けたのです…因みに石原プロ設立50周年「裕次郎夢の箱」シリーズ、ニュープリント&デジタル・リマスターによって初ソフト化された内の1本だそう。
ほぼ3時間の中間で休憩タイムが入る、映画が娯楽の王様だった時代の空気が堪りません…主演の石原裕次郎が製作にも名を連ね、日産自動車がタイアップしてヨーロッパ&アフリカロケを敢行した'69年の大作。
実際のレース場面は賛助出演ドライバーが運転したのでしょうけど、裕ちゃん自身も運転してますね多分。

いきなり夕日に染まる海岸で始まるのが新鮮です、耳に残る「Traveling on」の呪術的で不安を掻き立てる響きも意表を衝き過ぎ!笑
裕ちゃんは恋人の朝丘ルリ子と、相棒フランス人レーサーのピエールは妻アンナとレース車を積んだトレーラーを連ねて各国のレースを転戦する「ジプシー・クルー」…しかし序盤の雪のモンテカルロラリーで、ケニア人メカニックのシュマが危惧した事故で裕ちゃんは生死の境をさ迷います。
裕ちゃんの車も屋根が青いからピエールと同じアルピーヌルノーA110に乗ってるのだと思ってたら、赤い事故車は先行してた他人じゃなかったの?紛らわしい!

Wikipedia情報によると、裕ちゃんが乗ってたのはフィアット124ヴィニャーレだとか…確かにOPのタイトルバックでトレーラーの赤い車は映ってましたけど、シームレスな回想インサートといい昔の映画は今と観せ方が違ってたのかも。
違うといえば、レース本場の真っ最中もタバコ吸いながら運転してて優勝しちゃうピエールにも驚いたわ。
とまれ裕ちゃん大怪我でブチ切れたピエール、罪悪感に苛まれるシュマを追い出した挙げ句に裕ちゃん放置で妻とチームを去るとは…平凡な生活とリヨンの家を恋しがる妻アンナ、この構図は「グラン・プリ」と一緒ですけど女心はそうなのかも。
(長くなったので、続きは下欄に)
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チーム解散で生還した裕ちゃん、3年ぶりに帰国したのは日産自動車の三船敏郎常務が日本GPのリベンジマッチに招聘したからでした…レース車の開発担当を務める仲代達矢は前回のレースで失格処分を食らった裕ちゃんの好敵手、ですが仲代は事故が裕ちゃんの落ち度ではなく実力者であると三船に推薦したのです。
高いリアウイング付きR381で復帰戦に臨む裕ちゃんは、かつて“メーカーと組まなかったのは金で自由を奪われたくなかったからだ”とシュマに啖呵を切ったピエールが英国チームUACと契約した事を知ります。

一方で気丈なルリ子もレース中の裕ちゃんを案じる気持ちはアンナと同じで、口に出さずとも未だ大事故の記憶は生々しく…そこへ元カレでもあるファッション・デザイナーの権威が来日、元カレの口説きに心揺れた彼女はレース前夜の素っ気ない裕ちゃんと別れる決心を固め京都へ去ります。
(ヤダ、裕ちゃん冷血漢!)と観客を動揺させようったって、いつ死んでもいい覚悟の裕ちゃんが恋人を束縛すまいと己れを律している事ぐらいお見通しでしょ?
こうして観てると往年の裕ちゃん人気も納得ですよ、ヤンチャそうな笑顔で才気に溢れて気っ風が好いと三拍子揃った男伊達だもの!

ただ格好が野暮ったく見えるんだけど、実はヴァン・ヂャケットの石津謙介が衣装考証として手掛けてたのね?いや信じられんわ。笑
さて日本GP本選は途中から雨、今や雇われのピエールは裕ちゃんの走りを熟知するが故に抑え役を要求されてチーム優勝に貢献。
ピエールの捨て身作戦で2位に甘んじた裕ちゃんでしたが、三船は機嫌よく翌年のサファリラリー出場を打診…ラリーチーム監督は伊丹十三、とここで折り返しの後半前に1分弱の休憩。
って、1分ばかりじゃ劇場の混雑するトイレに行ったら間に合わないけどDVDだから短縮したのかもね?
で5日間のラリーに突入。

気の置ける相棒シュマと彼の故郷ナイロビで再会した裕ちゃん、モンバサ港に降ろされる何台ものダットサン・ブルーバード510…ダットサンは日産自動車の新興国向けブランド名だったそうで、3代目ブルーバードはカラーリングも「ドラネコロック」ハイウェイのイナズマの愛車そっくり!
対するライバルチームUACはエスコートツインカム、って事はフォード車か?
サファリラリーはケニアのナイロビから北ステージ21箇所のチェックポイントを経てウガンダのカンパラで10時間の休息、復路の南ステージと合わせて5,000kmの悪路を昼夜構わず走破する過酷なレースです。

抽選順位が早いほど路面状況は有利で、3位のピエールに対して裕ちゃん&シュマ組は90位…日産チームのサポートカーも同じブルーバードにスペアタイヤやガソリンなど山積みで、出走時間がバラバラなチーム車4台をサポートします。
“ラリーとは再び集まるという意味”で1911年からのモンテが起源だとか“一般生産車が一般公道を決められた最高平均速度で走る”とか、開始地点から市街を抜けるまで速度制限があるとか色々と知らなかった!
裕ちゃんの出走は夜7時になってしまいましたが、ピエールが250マイル先だろうが着順で勝つルールじゃなくタイム計測だからね?

飽くまで「GTCアフリカ」などの団子走行はゲーム上の演出で、コントロール(=チェックポイント)毎の基準タイムに比べて速いか遅いかで持ち点が増減するのです…といっても接戦になれば抜きつ抜かれつ、っていうかピエールと裕ちゃんのタイマンバトルは画的にも欠不可欠な訳ですが。
しかしスタート直前に姿を現したルリ子、走行妨害でもするのかと思いましたが揺れる女心ってヤツね?笑
それはそうと、200マイル毎に交代で運転してたら片方が寝てる間はナビなしか…というか走行しながら交替とか、デコボコ真っ暗闇を普通の二つ目ライト+フォグって無茶過ぎでしょ!

当然ながら最後は裕ちゃんが追い上げて一騎討ち状態な訳で、負ける筈ないと分かってたけど男泣きするチームの一員になった気分でしたよ…それと手編みセーターが伏線になってる演出も効いてました、今じゃ作れないわな色んな意味で。
演出に関しては、ジュマがナイロビでヒーロー扱いされてたシーンも短いながら妙にハッとさせられたな。
個人的には内陸のカンパラにインド人が目立ったのは意外な印象でした、インド人ドライバーも参戦してたけどシク教徒じゃないよな?…それと当時からアパホテルってあったのね、というか三船は本社の会議室にいたんじゃなかったの?笑

唐突な回想入りと黛敏郎の音楽は違和感ありましたが、全体としては3時間弱ダレさせない出来映えでした…古臭さを感じたのは3連ホーン位で、近頃まさに当時のアルピーヌルノーA110やポルシェ911カレラのプラモデルを見てときめいてた僕としては実際に走ってる本物が観られただけでもタイムリーかつラッキー!
日産のレーシングカーR380もレトロフューチャーな流線型が色っぽかったし、協賛の瀧進太郎がタキ・レーシング創始者だった事を知ったりと新たな発見も。
それから昔は日本映画もエンドクレジットなかったのね、あとサファリラリー95台中完走は21台ってマジ?
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    | cinema | 2020.01.19 Sunday | comments(0) | - |













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