おいでよ どうぶつの森
おいでよ どうぶつの森 (JUGEMレビュー »)

22世紀を目指し、カレンダーの最終日までタイムスリップしたりと相変わらず楽しんでます。
2100年のどうぶつ村は如何に?笑
紹介記事【2019.06.19】
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こちらも「アーサー王宮廷のヤンキー」同様「トウェイン完訳コレクション」の一冊、子供の頃に読んだ童話絵本をイメージしたら大違いです。
古き良きアメリカの牧歌的なジュブナイルに見せ掛けた辛辣な社会批判は、巻末あとがきのナイスフォローを先に読む方が好いかも?
紹介記事【2019.05.22】
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue (JUGEMレビュー »)
Ben Folds & Nick Hornby
「ハイ・フィデリティ」作者×ベン・フォールズ・ファイブ元リーダー(?)のコラボ作。
SOSとはまた異なるバカラック的ドリーミーさ+初期B.ジョエル的な吟遊ピアノ感、ヴィンテージ系シンセ&ストリングスのあしらいも絶妙。
紹介記事【2019.06.27】

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最近読んだ本
太田康男「熱帯林に生きる」

「追われるボルネオの先住民族」と副題にありますが、山奥の狩猟採集民プナン人の暮らしを追った写真集です。

そこに迫害や弾圧の場面はありませんが、巻末のコラムを読むだけで気が滅入ります。
ブルネイに接するマレーシア連邦サラワク州の先住民ダヤク、彼らの土地を蹂躙する背後には日本の商社。
ODAで引き出した金で森を潰して権力者を潤す、それで「森林破壊は先住民の焼き畑が原因」と答える。

ブラジルの熱帯雨林にも言えるが、それは真実ではないと知らない筈がない。
間違った焼き畑を行うのは何故か、そのように仕向けているのは何者かを。
使い捨てられる端材のために伐採され、最後はプランテーションに転用されてしまう。
その末端に、この国の消費者がいる事実。

ともあれ、彼らの美しさが本書の魅力なのです。
獲物を捕るまで何も食べずに、密林の山野を駆ける男たち。
変形した足と無駄な筋肉さえない体、使いどころのない筋肉を見映えよく鍛える美意識では理解できないでしょうけどね…。

繊細な森と共存する暮らし、その知恵と誇りが末永く彼らにありますよう。

物事には、適正な対価を支払うこと。
安いものには理由があり、そこにつけこむ事は最初の悪である。
…改めて胆に命じます。

追記:本書はグーグル検索に掛からず、発行元のサラワク・キャンペーン委員会HPにも記載されていませんでした。図書館に寄贈された本のようでしたが・・・謎です。


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    | books | 2009.03.28 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |









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