おいでよ どうぶつの森
おいでよ どうぶつの森 (JUGEMレビュー »)

22世紀を目指し、カレンダーの最終日までタイムスリップしたりと相変わらず楽しんでます。
2100年のどうぶつ村は如何に?笑
紹介記事【2019.06.19】
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こちらも「アーサー王宮廷のヤンキー」同様「トウェイン完訳コレクション」の一冊、子供の頃に読んだ童話絵本をイメージしたら大違いです。
古き良きアメリカの牧歌的なジュブナイルに見せ掛けた辛辣な社会批判は、巻末あとがきのナイスフォローを先に読む方が好いかも?
紹介記事【2019.05.22】
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue (JUGEMレビュー »)
Ben Folds & Nick Hornby
「ハイ・フィデリティ」作者×ベン・フォールズ・ファイブ元リーダー(?)のコラボ作。
SOSとはまた異なるバカラック的ドリーミーさ+初期B.ジョエル的な吟遊ピアノ感、ヴィンテージ系シンセ&ストリングスのあしらいも絶妙。
紹介記事【2019.06.27】

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最近読んだ本
西尾哲夫「図説|アラビアンナイト」

初版が'04年と割に新しい河出書房ふくろうの本、国立民族学博物館の協力を得た素晴らしい入門書です。

知ってるようで違ってる千一夜物語、陸と海でシンドバードは2人いた?アラジンもアリババも実は別物?しかもアラジンは中国人で空飛ぶ絨毯は出てこない?ジニー(ジン=精霊)は指輪とランプの2体がいた?
更にゲームでお馴染みのグールやイフリートもジニーと同類だったの?!
大臣の娘が命を賭した夜伽話…という枠内に伝え聞きを入れ子にした独創的な構造も、エキゾチシズムの匙加減で幼児向けになったり艶笑話に色付けされたり。

元はアッバース朝バグダードの庶民的な口述伝承だったようで、シンドバードのルーツもインド洋沿岸の交易商人による航海記です。
キリスト教圏で失われたヘレニズム(ギリシア)文化を受け継いだ叡智の都に収集された200余話が最初期の写本に残されましたが、蒙古襲来で灰になってしまいます。
時代が下って18世紀、フランスの東洋学者によってヨーロッパで大ブームに。
児童文学の形成にも寄与しただけでなく、東西の力関係を逆転させる推進力にもなったとは驚くばかり。

偏った認識を払拭する都市文化と、男性よりもタフで知的な女性たちの活躍…ですが継ぎ接ぎ重複な解説と要約し過ぎな紹介は残念。
ジョン・バッテン、ルネ・ブル、ヘレン・ストラットン、チャールズ・ロビンソン、エドムンド・デュラックらの挿し絵は下手な萌え絵より萌えます。


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    | books | 2009.10.21 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |









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