おいでよ どうぶつの森
おいでよ どうぶつの森 (JUGEMレビュー »)

22世紀を目指し、カレンダーの最終日までタイムスリップしたりと相変わらず楽しんでます。
2100年のどうぶつ村は如何に?笑
紹介記事【2019.06.19】
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こちらも「アーサー王宮廷のヤンキー」同様「トウェイン完訳コレクション」の一冊、子供の頃に読んだ童話絵本をイメージしたら大違いです。
古き良きアメリカの牧歌的なジュブナイルに見せ掛けた辛辣な社会批判は、巻末あとがきのナイスフォローを先に読む方が好いかも?
紹介記事【2019.05.22】
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue
Ben Folds & Nick Hornby - Lonely Avenue (JUGEMレビュー »)
Ben Folds & Nick Hornby
「ハイ・フィデリティ」作者×ベン・フォールズ・ファイブ元リーダー(?)のコラボ作。
SOSとはまた異なるバカラック的ドリーミーさ+初期B.ジョエル的な吟遊ピアノ感、ヴィンテージ系シンセ&ストリングスのあしらいも絶妙。
紹介記事【2019.06.27】

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最近読んだ本
片岡義男「名残りの東京」

「fine」が純粋なサーファー雑誌で「POPEYE」誌面がプレッピー文化の紹介だけだった昔、彼の名に青空と摩天楼とLONESOME COWBOYのロゴが漂わせていた眩しさを思い出す。

もう一度「波乗りの島」を読みたくなって書棚を見ていたら、小説ではなく写真集ばかりが置かれていた。
いつの間に彼は海の向こうを綴るのを止めて、足元を撮り続けていたのか。
90年代の初めから6冊もの写真集をすでに出していて、'09年発行の本作は遂に添える文章も排しファインダー越しに語り始めた。
作者の写真履歴を考えると、コラムニストとして文筆家のキャリアをスタートさせた時点から視覚的な文章表現だったかもしれない。

あの硬く乾いた、人物に移入しにくい俯瞰した文体を、改めて確かめたくなる。
下町らしい古い光景は、日の入りの如く失われゆくから、無意味な訳ではないのだが独自性は感じない。
作者の出自と近いのか、僕がじっと見たり撮ったりする眺めや物しか写っていないので親近感はあるけど。
そして写真好きな若者達が、エキセントリックな昭和を感じてカメラを構えるスナップのようだとも思う。
近年もサーフィン誌にエッセイを書いてはいたけど、消えゆく故郷の欠片を拾う視線に(特にオムライスへの執着は笑えないリアクション芸人の天丼ネタ並みに)月日の哀愁を感じた。

ところで本書も何故か東京キララ社刊、先日の「モンド・キューバ」で気になっていたけど同じ日に別の書棚から手に取ったのにな。


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    | books | 2009.11.21 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |









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