Voyage of Prayer―祈りの旅
Voyage of Prayer―祈りの旅 (JUGEMレビュー »)
今西 勇人
祈りの姿勢は、手を合わせ目を閉じる形だけではありません…人が祈る姿は千差万別なのに、祈るという行為やその思いには共通性が感じられるのです。
宗教の奥にある、世界じゅう一人ひとりの心の静けさに。
紹介記事【2016.09.06】
チャンス [DVD]
チャンス [DVD] (JUGEMレビュー »)

「人生とは心の姿なり」
シャーリー・マクレーンは、本作の撮影中にピーター・セラーズが前世について話した事を著書「アウト・オン・ア・リム」で書いていました。
それを意識したせいでスピリチュアルな印象を受けましたけど、むしろ本作の笑いはそうした見方にあるような。
無知な老人チャンスが教養人を翻弄するシュールな寓話、ですが予想外に可笑しいのです。
紹介記事【2016.10.08】
逮捕しちゃうぞ [DVD]
逮捕しちゃうぞ [DVD] (JUGEMレビュー »)

藤島康介が原作の、婦警コンビが活躍するOVAです。
図々しいまでに快活な夏実と大人しそうで冴えたドラテクの美幸、という動と静のバランスは同じ原作者の「パラダイスレジデンス」を思わせますが。
この後に続く同名のTVシリーズにはない凝った実車ディテールや派手なカー・アクション、まだ昭和の気配が色濃い東京の風景は90年代のトレンディ・ドラマっぽいけど…ま、肩の凝らないノリが好い案配なのです。
紹介記事【2016.08.21】
となり町戦争 (集英社文庫)
となり町戦争 (集英社文庫) (JUGEMレビュー »)
三崎 亜記
2016年に読んだ小説から一冊を挙げるのは本当に悩みましたが、本書は外すことが出来ません。
デビュー作でこれって、凄すぎない?
ちょっとシュールでフワフワとした空気の中、自治体行政の地域活性化という名目で遂行されているらしき戦争…“僕”が聞く唯一の銃声は終戦を告げる号砲で、これは「地獄の黙示録」で引用されていた詩の一節“これが世界の終わりのすがただ/ドンともいわないで、すすりなきのひと声で”を連想させます。
文庫の表紙カバーに惹かれたのですけど、これが衝撃的な場面とリンクしてたとは…戦争とは銃器や死体ではなく、本質は経済の真の顔なのだと実感しました。
紹介記事【2016.11.13】
Yesterday,Yes a day (フラワーコミックス)
Yesterday,Yes a day (フラワーコミックス) (JUGEMレビュー »)
岩本 ナオ
話の舞台が共通する「雨無村役場産業課兼観光課」も好かったけれど、個人的には先に読んだ本作の方が好みかも。
地方暮らしの女子高生とか恋愛未満のリアリティが新鮮、この年頃だって恋愛が日常の中心にある訳じゃないんだよねっていう。
紹介記事【2016.03.30】
Eagle Has Landed: Live
Eagle Has Landed: Live (JUGEMレビュー »)
Saxon
どう見てもビジュアルが「スパイナル・タップ」そのものですが、当時の僕にとってはAC/DCの「BACK IN BLACK」とマイケル・シェンカー・グループの「MSG」と並ぶHR/HM愛聴盤でもありました。
でも他のメンバーはあんまりメタルっぽい出で立ちじゃなくて、ストラト遣いのポールは野球帽かぶってたし…ぶっちゃけボーカルのビフ以外はギブソンSG遣いのグラハムも当時は滅多に見かけなかったプレベ弾きのスティーブも見た目がオッサン臭くて、そういうビジュアル無視な姿勢が僕には却ってシブく思えたのです。
意外にロックンロールしてるベースラインや無駄に手数はないけどツーバス並みに速いドラムスやメタルにしては珍しいワウペダルを使ったギターソロなど今でも充分カッコイイ!
リフ中心とはいえメロディアスなフレーズも織り込み、改めて聴くと楽曲構成も隙がないなと感じました。
紹介記事【2016.02.27】
アイアン・スカイ [DVD]
アイアン・スカイ [DVD] (JUGEMレビュー »)

2018年、月からナチスが攻めてくる?!
パルプSFテイストにシニカルなユーモアを絡めた、おバカ路線のB級映画。
フィンランド人がサウナで酔っ払いながらアイディアを出し合い、製作費のうち約1億円をカンパで集めたというフィンランド・ドイツ・オーストラリア合作。
ほぼ全編ブルーバック撮影というレトロ活劇「スカイキャプテン ワールド・オブ・トゥモロー」と併せてオススメします、もちろん両作品とも特撮だけの映画じゃあありませんよ?
紹介記事【2016.04.16】
忘れられた日本人 (岩波文庫)
忘れられた日本人 (岩波文庫) (JUGEMレビュー »)
宮本 常一
本書は主に、対馬や周防大島や伊予といった西日本の村落で聞き取った話から構成されています…本業の傍ら、農家に泊めてもらうので米を持参で戦時中も日本各地を歩いて回ったそう。
正直、読み始めは部外者が首を突っ込んでいるような取っ付きにくさを感じたのですが…間をおいて開いたら、妙にスラスラ入ってきました。
何だか不思議です、本書自体が村の古老のようで…この深い根っこに繋がるような安心感、古臭く陳腐な表現ですが「元気が出る」のです。
紹介記事【2016.06.21】
幻想水滸伝III
幻想水滸伝III (JUGEMレビュー »)

明代中国の伝奇歴史小説「水滸伝」をベースにしたRPGシリーズの1つで、本作の特徴は同じ物語を複数の主人公を通じて体験するという趣向です。
今回は商業国家の騎士団長、名門貴族のクリスでプレイ…以前にプレイした平原部族の少年ヒューゴや大国の傭兵を率いるゲド隊長と違ってしがらみだらけの気丈な女性。
商業国家と平原部族の対立に乗じて領土拡大を画策する大国と、裏で暗躍する一味…シリーズの他作品は知りませんが、異世界クライム・サスペンスといった感じ?
絶対悪など存在しない、なんて分かってはいても相互理解は難しいというね。
小説や漫画などとは異なる、RPGという形式ならではの物語を味わえます。
紹介記事【2016.06.29】
イノセンス スタンダード版 [DVD]
イノセンス スタンダード版 [DVD] (JUGEMレビュー »)

前作「ゴースト・イン・ザ・シェル」から引き続き押井守監督が描くは、攻殻機動隊のバトーとトグサが挑む「暴走ガイノイド連続殺人事件」の顛末。
そして、ネット上の全一となった少佐こと草薙素子を、もはや見つめる事も触れる事も叶わないバトーの愛の物語でもあります。
重厚なCGアニメで表現される電脳社会の、二重の意味で人工的な儚さ…「私」や「貴方」の定義とは何か、肉体は自由の枷なのか。
前作のラストで少佐が言っていた“2501…それいつか、再会する時の合言葉にしましょ”という台詞を覚えていると、ちょっと感動的かもしれません。
紹介記事【2016.11.27】
二週間の休暇 (MouRa)
二週間の休暇 (MouRa) (JUGEMレビュー »)
フジモト マサル
まるで村上春樹ワールドの絵物語、といったら失礼でしょうか…あの読後感を簡易化して視覚的にまとめたような一冊、安直すぎるオチも却って心地よく感じられました。
うぐいす色と黒の二色刷り、計算されたコマ割りとアングル…奥付けページの縁に這わせたカマキリに至るまで、ちょっと手元に置いておきたくなります。
紹介記事【2016.02.04】
パートナーズ・イン・クライム
パートナーズ・イン・クライム (JUGEMレビュー »)
ルパート・ホームズ
1曲目「Escape (the pina colada song)」は、ケイト・ブッシュの「Babooshka」と対になるようなシチュエーションを歌っていながらライトで喜劇的な展開…また「Answering machine」ELOの名曲「Telephone line」と対になるような、どこか惚けた味わいのある留守番電話の歌なのです。
フェイズ・ギターに'79年リリースという時代を感じます、今でこそ好きな音ですけど十代の頃は中途半端なエフェクト感が気持ち悪かったので一概にオススメとは言い難いのですが。
紹介記事【2016.01.23】
クン・パオ! 燃えよ鉄拳〈特別編〉 [DVD]
クン・パオ! 燃えよ鉄拳〈特別編〉 [DVD] (JUGEMレビュー »)

本当にね、どんだけ買って観てんだ僕は!
70年代のB級カンフー映画を元にデジタル処理で大胆に改変、正直この笑いは人を選ぶと思います。
実際、ちょっとオススメしにくいコメディです…特にCGパートなんて、全然オススメ出来ませんけども。
音声バリエーションの豊富さで、何度でもどこかツボにくるのです僕は。
紹介記事【2016.06.19】
図説 国旗の世界史 (ふくろうの本)
図説 国旗の世界史 (ふくろうの本) (JUGEMレビュー »)
辻原 康夫
いつもながら面白い、河出書房新社の図説シリーズ「ふくろうの本」の一冊です。
紋章学の見地に基づいて、色遣いや図柄で世界各国の国旗を分類すると…割と知ってる国旗の雑学レベルから歴史的な成り立ちが見えてくる、この切り口が実に面白い!
本来は支配者の紋章であり権力への服従を意味していた「旗印」が、フランス革命から民衆の団結や社会の理想を表明するように…赤青白で構成された国旗を“民主主義国家の旗印にふさわしい配色という固定観念”と断言し、9・11後の「SHOW THE FLAG」を“恫喝的スローガン”とブッタ斬る著者は本書自体も“疑問の解明に寄与するとは到底思えない”と切り捨てますが。笑
「世界史を読みたくなる」歴史ネタの雑学本、として辻原康夫(編)「読みたくなる世界史」と併せてオススメします。
紹介記事【2016.11.24】

本日の脳内BGM
MICHAEL JACKSON「It's the falling in love」
PRINCE & THE REVOLUTION「Let's go crazy」「Take me with U」
ダ・カーポ「地球へ… (Coming home to Terra)」
高野寛「いつのまにか晴れ」
PRINCE「My love is forever」「Why you wanna treat me so bad?」「In love」
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    | B.G.M. | 2018.02.05 Monday | comments(0) | trackbacks(0) |
    最近みたDVD
    「星を追う子ども」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

    「ほしのこえ」の新海誠監督による、'11年に公開された約2時間の長編アニメ映画です…次作「雲のむこう、約束の場所」は長尺を保たせる演出に苦戦した印象を受けましたが、その後はSFから離れちゃったのでスルーしておりました。
    なので、いつの間にか「アニメ界の大林宣彦」っぽい名声を確立した監督が4作目でエキゾチックなファンタジーを手掛けていた事を知ったのもつい先日で…まぁどんなもんかと、期待はせずに観てみたのでした。
    ストーリー的には、まぁキャッチコピーで謳っている「それは、“さようなら”を言うための旅」以上でも以下でもないという感じ。

    喪失を抱えてなお生きろ、それは呪いであり祝福でもある…と、そのまんま劇中ラストで明言する直球さは賛否が別れるでしょうな。
    例えば「それは画で語るべきで、口にしちゃったら意味ないよ」とか「未回収の伏線大杉w」とかね、否定的な意見って容易く想像が付きます…拒絶なんて子供でも出来ますし、特に本作は貶し易さ抜群なのかも。
    ただし、そのベタな直球さ加減には「か弱い強かさ」が潜んでいる気がするのです…繰り返して視聴するに堪える設計の余白である、のかもしれないというね。
    宮崎駿アニメへのオマージュに関しては、チトやり過ぎちゃったのでは?とも。

    一見して気付いた範囲では、大公の館っぽいアガルタ廃墟や落水するアングルに「ルパン三世 カリオストロの城」の雰囲気が…飛行石っぽい結晶石クラヴィスやイ族に捕らわれた塔や紋様や人型ケツァルトルに「天空の城ラピュタ」を、そして新たな役目を受けたシンの旅発ちに「もののけ姫」アシタカを連想したのは僕だけじゃないよね?
    笑ったのは「うまい棒inアガルタ」シーン、ですが村でのヨモツヘグイは黄泉的にNG行為では?と思ったり…ともあれ主人公の少女アスナと異界の少年シンが己の寂しさに気付く場面、そして涙を流す場面にジブリにも劣らぬ良作と確信。

    主人公アスナは健気な小学生、帰りが遅い母の代わりに家事一切をこなし勉強もトップ…数少ない楽しみは、父の形見でもある鉱石ラジオで聴いた不思議な唄。
    鉄橋で遭遇した異形の巨獣と彼女を救った謎の青年シュン、追っ手の中佐たち…山あいの小さな村のコンパクトに詰まった世界からドーンと地平線が広がるアガルタへ、というギャップが観ていて実に心地好い!
    まぁ色々な謎は明かされず、もしやアスナとシュンは異母妹?とか右腕を欠損したケツァルトルはシュン?とかグノーシス主義者の秘密結社アルカンジェリって?といったディテールに捕らわれてしまうのも一興。

    かつて(あるいは今も)巡礼とは、喪失を受け入れる旅だったのですな…個人的には森崎の理性と感情の振れ幅に人間味を感じたのですが、それは井上和彦が演じた声の力量が大きいかも。
    ちなみに彼の亡き妻リサの声は島本須美、またアフレコ演出という謎ポジションで三ツ矢雄二の名前も。

    特典の「監督・キャスト インタビュー Short Ver.」は新海監督とアスナ役の金元寿子、シュン/シン役の入野自由そして森崎役の井上和彦が登場…新海監督ってヲタ系ルックスだったのね、別に好いんだけど。
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      | animation | 2018.02.04 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
      本日の脳内BGM
      GEORGE WINSTON「Woods」「Longing / love」
      THE BRAND NEW HEAVIES「You are the universe」
      CASIOPEA「Living on a feeling」
      SHALAMAR「Right here」
      久保田利伸「To the party」
      チャゲ&飛鳥「貴方の愛をもっと温もりをもっと」→「男と女」
      THE DOOBIE BROTHERS「Long train runnin'」
      THE CLASH「Overpowered by funk」
      VANITY 6「Nasty girl」
      CARL DOUGLAS「Kung fu fighting」
      VANDENBERG「Friday night」
      VAN HALEN「Panama」


      *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

      『Carl Douglas - Kung Fu Fighting - Live dans Les Années Bonheur』(個人ブログ「洋楽和訳 (lyrics) めったPOPS」さんの当該記事によりますと、この曲は'74年イギリス発だそうで・・・プロデューサーはインド人で歌手ご本人はジャマイカ人との事、当時から容姿が変わらないのも驚き)


      『Van Halen - Panama (Live at Billboard Awards 2015)』(エディがメタリカのボーカルに見えるのはともかく、ベースがオリジナル・メンバーのマイケル・アンソニーに見えてしまうのは夢の見すぎですかね?笑)
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        | B.G.M. | 2018.02.03 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |
        最近みたDVD
        「SPACE ADVENTURE COBRA」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

        寺沢武一の連載漫画を初アニメ化した、'82年の劇場版「コブラ」です…近所のレンタル店には後続のTVシリーズやOVAしか置いてないので、これもTSUTAYAの宅配サービスにて何十年ぶりかで観た次第です。
        そう、公開当時の題名は原作漫画と同様「スペースアドベンチャー」なしの「コブラ」だったんですよね…やはり「コブラ」だけではシルベスター・スタローンの同名アクション映画と紛らわしいからなのでしょうか、よく知りませんけど。
        冒頭の東京ムービー新社の文字で「カリ城」を連想しましたが、如何にも出崎統な画面処理は劇場版「あしたのジョー」っぽいなぁ!

        そういえば本作、主人公コブラの声は後続作品の野沢那智ではなく松崎しげるが当てていたんだよね…TVシリーズで初めて野沢版コブラの声を聴いた時は違和あったけど、久々に聴いた松崎版コブラの声もまた逆に(違くね?)と感じたり。
        でも、やっぱり松崎の野暮ったい喋りこそがオリジナルのコブラって感じも。笑
        それと原作と違って、本作ではコブラの左腕が彼の意思によりサイコガンに変化します…漫画で読んでた時は、あのパカッと義手を外すのをまどろっこしく思ってたし本作を劇場で観た当時は(コレだよ!)って気がしたんだけど世界観としては義手の方が似合うかも。

        というか、義手じゃないって事はクリスタルボーイ最終攻略どうすんのよ?…それ以外も三姉妹は背中タトゥー設定なくなってるし、スノーゴリラもギルドと敵対してるしで妙に新鮮。笑
        まぁ本作もリアルタイムで観て以来だからなー、どうやらTVシリーズと記憶がゴッチャになってしまってたみたいです…しかしトポロ爺じゃなくて教授に見覚えある気がするのは、何か別の実写SF映画だったと思うんだけど思い出せず。
        それとタートル号の船内ゲートが劇場版「ルパン三世」マモー本部(?)とそっくりな六角形で、カシオペアの「MAKE UP CITY」ジャケといい当時の未来感覚か?

        本作はコブラが賞金稼ぎのジェーンと知り合う事から始まり、海賊ギルドに追われる彼女と囚人惑星で末の妹キャサリン救出に向かうも第7銀河ギルド幹部クリスタルボーイを愛する妹に姉は殺され…遺志を継いだ次女ドミニクを匿っていたレジスタンスのスノーゴリラもギルドの大攻勢に壊滅と、伝説のさ迷える星ミロスの運命を賭けた姉妹喧嘩に巻き込まれるのです。
        宿敵クリスタルボーイには伝家の宝刀サイコガンも効かず、義手じゃないのでロケットパンチも使えないコブラに勝機はあるのか?…というストーリーでこのオチは、まさに残念ながら当然というのが正直な感想。

        ま、コブラに物語の良し悪しを求めるのもね…本作もまた「スターウォーズ」的な世界観やビジュアルの影響下にあるのですが、それ以前の「バーバレラ」や「フラッシュ・ゴードン」といったキッチュなSF映画の猥雑さと空想感か醸す「嘘臭い未来」が絶妙で。
        ところで、ドミニクが炎状の馬に跨がる絵面って「地球へ…」の精神攻撃で描かれるイメージにもあったけど何が関係してるんだ?…馬上の裸婦といえばピーピング・トム説話で有名なゴディバ夫人が先ず思い浮かぶけど、大規模展覧会でもあったのですかね当時。
        美術監督補佐に男鹿和雄、でも緑あふれる自然は一切ないので期待は禁物です。


        関連記事:
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          | animation | 2018.02.03 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |
          本日の脳内BGM
          GEORGE WINSTON「Road」
          YELLOW MAGIC ORCHESTRA「Nice age」
          POINTER SISTERS「We're gonna make it」
          STEVIE WONDER「All I do」
          AC/DC「Whole lotta Rosie」「What do you do for money honey」「Rock and roll ain't noise pollution」
          PRINCE「Automatic」
          渡辺貞夫「Rendezvous」
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            | B.G.M. | 2018.02.02 Friday | comments(0) | trackbacks(0) |
            本日の脳内BGM
            MICHAEL JACKSON「It's the falling in love」
            YOU & THE EXPLOSION BAND「C-DAG〜非常線突破 (toward the patrol line)」
            稲垣潤一「君に逢いたい午後」
            PUFFY「渚にまつわるエトセトラ」
            PRINCE & THE REVOLUTION「Darling Nikki」
            SHANICE「I love your smile」
            CYMBALS「午前8時の脱走計画」「My brave face」「Air guitar」
            種ともこ「10円でゴメンね」
            FISHBONE「Cholly」「Movement in the light」
            今井美樹「幸せになりたい」
            PRINCE & THE REVOLUTION「Let's go crazy」
            PRINCE「Let's pretend we're married」
            VANITY 6「Nasty girl」
            CASIOPEA「Dazzling」「Long term memory」「Strasse」「Fruits salad Sunday」「Love you day by day」
            PRINCE「Letitgo」
            BOB JAMES「Take me to the Mardi Gras」
            MICHAEL JACKSON「Another part of me」
            今井美樹「Company」


            追記:以下の動画は、携帯からではご覧いただけません(多分)。

            『PUFFY パフィー 豪雨のLIVE『渚にまつわるエトセトラ』@Tokyo』('14年の野外フェスらしいです、夏の雨は気持ち好いよな・・・でも大変だろうな、ともあれ御両人健在で何より)


            『Michael Jackson - Another Part of Me (Live At Wembley July 16, 1988 (Stereo))』(確か「BAD」収録曲ですよね、あのアルバム辺りまでは分かるんですが・・・もう痛々しいんだよね、このライブ観てても)
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              | B.G.M. | 2018.02.01 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
              最近みたDVD
              「1941」(←リンク先はTSUTAYA作品情報)

              「ブルース・ブラザーズ」のジョン・ベルーシ主演作、と長らく思っていたのですけど違ったみたいですね…むしろ「ブルース〜」の相方ダン・エイクロイドの方が見せ場あったような?
              実は封切り前にTVで紹介されてた予告編から気になっていて、その後しばらく忘れていたのですが割と最近になって何故か思い出しまして…しかし例によってレンタル店にはないしAmazonでも安くはないので諦め、替わりに「ブルース〜」を借りて観たのでした。
              そんな“諦め映画”は、やはりTSUTAYAの宅配レンタルなら見付かるんですね!
              本当に有難いな、でも“諦め映画”はもうない筈。笑

              本作は'78年の製作で監督はスティーヴン・スピルバーグ、原案および製作総指揮がジョン・ミリアスでロバート・ゼメキスが脚本…更に音楽はジョン・ウィリアムズと現在の大御所が名を連ねて音響にトッド-A-O方式を採用するも見事に大ゴケしてしまい、その結果スピルバーグの黒歴史化したとまことしやかに言われております。
              その辺りは「ブルース〜」と「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のオーディオ・コメンタリーでもネタにされてましたから、逆に(どんだけ?)と気になってたのですが。
              不興を買った最大の原因は、本作のテーマが何気にアメリカの向こう脛だったという事でしょうな!

              アメリカ人にとっては、太平洋戦争下の日本による本土砲撃と、それにパニクった米軍の独り相撲「ロサンゼルスの戦い」は未だジョークに出来ないってか?笑
              アメリカって昔も今も、余所を荒らしても何故か自国が戦火に晒されるとは思ってないからね…だから真珠湾攻撃で“南北戦争以来 初めて――アメリカ国民は母国の“守り”についた”屈辱の深さは、思えば当時の在米日系人に対する不当な処遇からGHQによる国体解体と後のジャパン・バッシングに至るまで戦中派の保守白人層が抱いた「非白人に怯えた無様な我ら」の反動と考えると案外に打たれ弱い国民性も腑に落ちるというものです。
              戦後世代のスピルバーグには計り知れなかったようですが、少なくとも80年代まではWASPがアメリカの手綱を握っていたってコトでしょう。

              つまり本作は「タブーに寛大なアメリカ人の数少ない不可侵領域を爆撃しちゃった非アメリカン向け傑作コメディ」なのですよ、まぁ彼らのセルフ・イメージは傷付きまくりだろうけどね…もしも当時の日本国民が知ったら感極まって号泣レベルの意趣返し、まぁ僕らの歴史感覚じゃ痛快!って程でもないけれど。
              いきなり「ジョーズ」パロディで始まるロス沖に浮上した日本海軍の潜水艦、三船敏郎演じるミタムラ中佐は“アメリカ人の戦闘意欲を喪失させる効果がある”ハリウッド砲撃を命令…乗組員はサムライとニンジャの子孫、しかもそこパインウッドじゃんもうバカ!笑

              駐機している戦闘機の爆弾に「ごめんね」と書いてあって空港をゴロンゴロン転がって破裂するシークエンスとか、ドイツ将校を演じるドラキュラ俳優(というより近年はサルマンやドゥークー伯爵が有名か)クリストファー・リーを気合いの一本背負いで潜水艦から海に投げ落とす三船敏郎には思わず吹き出しましたよ。
              それに陸軍兵と海兵隊との大乱闘やハリウッド街中ドッグファイトの迫力は、やたらCGで誤魔化しちゃう最近の映画では味わえませんなマジで…爆走タンクが何故かペンキ工場を突っ切るシーンとか一軒家をブッ壊す流れも、無駄に馬鹿馬鹿しくて最高に笑えます。
              まさに今、オモシロ大統領トランプ氏が率いるアメリカを鼻で嗤い飛ばしましょう。笑

              ただ、惜しむらくは編集の甘さがなぁ…2時間半近くも要らないんだよね、特に冗長な前半1時間は捨てて90分にまとめた方が話のテンポも好かった筈ですし。
              大体そんなにディズニー・アニメの「ダンボ」を映さなくてもさ、っていうか史実か何か元ネタあるのか?
              ジョン・ベルーシはイカれた空軍パイロット、ケルソー大尉を熱演…途中アホになる戦車隊の軍曹をダン・エイクロイド、愛国的バカ亭主ウォード役をネッド・ビーティが演じています。
              その他ミッキー・ロークは大尉の部下リース役で銀幕デビュー、ミゼラニー役でジョン・ランディス…また水夫イトー役ヒロシ・シミズは「殺人遊戯」の組長役だったそうですが、脇役は多すぎて誰が誰やらまったく分かりませんでした。笑
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                | cinema | 2018.02.01 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
                最近読んだ本
                片岡義男「花のある静かな休日」

                今まで僕は、著者の筆致をドライだのプラグマティックだのと評してきたけれども…今回は読んでいて、登場人物すべてに心が枯れ果てている印象を持った。
                もしも登場人物が「嬉しい」とか「素敵」などと言っても、その感情が伝わってこないのだ…だが仮に「退屈」と言えば、それは寧ろ違和感なく受け取れる筈。
                何故かと考えてみて、心理描写がないからだと思った…退屈そうなのは描写がスタティックだからであり、感情吐露が白々しいのはエモーショナルな発言に相応しい内面を読者の想像に一任しているせいだろうと。
                こんな上っ面だけの言動を読んで、何が面白いのか?

                これが面白いのだ、もはや個人的な欲望や情念などといった内面を掘り下げる物語を必要とする読者はトレンディドラマを観ているだろう…著者は敢えて登場人物たちに人間味を感じさせず、ある意味トレンディドラマ以上に現実感の希薄なキャラクターを描こうとしたのではないか?
                本書に収録された話は短編というよりも短く、目次がないばかりか一話毎の改ページもない…前の話から二行空けて題名があり、一行空けて本文が続いてゆく。
                基本的には男性と女性の会話を中心とする一幕物で、たまに女性の独白や空想で完結している話がある「片岡版ショートショート」。

                例えば最初の「桟橋にて」は“彼”が実家での見合いに行くため年上の女性から車を借りる際の会話文であり、次の「午後二時三十分、会議。四時三十分まで」は退屈な会議に上の空な女性が浸っているセンチメンタルな妄想を描いている。
                「水を飲むだけ」は空っぽの部屋を何度となく訪れてる女性の話、こんなモチーフで読ませるのは驚きだ。
                「空の青さ」は一夏をリゾートホテルで過ごす、ボディ・ビルディングが好きな翻訳家“優子”のスケッチ…海外の現代作家が書いた短編小説のような印象と、著者にしては珍しく登場人物に固有名詞が与えられていて新鮮に感じられた。

                本書は結婚を話題にする話が多く、著者の価値観を反映したのか「恐怖小説の発端」などシニカルな意見が全体として目に付く気も。
                「あの美しいグリーンを見てほしい」の、女性の瞳が緑色からブルーに変わる話は個人的に興味深い…1ページ超の短さで綴る「雨の彼方からの手紙」と、長い時間経過をトリッキーに用いた「男性がふたりに、女性がひとりの場合」は“彼女”の現状を想像させる。
                「コーヒー一杯だけ」は雨の夜に行く先々が定休日で、文章の色気が心地好い。
                しかし2章立ての「結婚して三年」と、続く「結婚することになりました、と彼は言う」はくだくだしい。

                「私たち五人」の辿った結婚と離婚のロンドは本当に(何が面白いのか?)と思ったが、上司の酒席に付き合わされた帰途を描く「彼女との会いかた」はインディアンの(怒りの手放し方)を連想して深く心に残った。
                ビアンというかネコ化した女性の「ブルーベリーが落ちる」、フィージー音楽のLPが録音された場所にあるモカンボ・ホテルの英国式朝食で衝撃を受ける「一杯の紅茶の、ずっとむこう」…ロランド・ハナの曲に触発された「ブラックベリーの冬」の思い出話は恋愛が生む孤独感を、また「D・ホックニーのプール」は屋内プールの浮遊感と閉塞感を絶妙に捉えている(「現在は否定されざるを得ない」に関しては、以前の記事に書いたので省略)。

                巻末の3話「防波堤で会話する」「ふたりの湖面標高」「なにか気になること」は共通して、旅先の男女が会話しながら物語の骨格を組み立ててゆく話だ…殊に最後の「なにか〜」は前述の「水を飲むだけ」制作裏話みたいで興味深い反面、何故か興を削がれたような鼻白んだ気持ちになった。
                著者が実際に、このようにして知的な女性とゲームを楽しむようにストーリーを構想している気は何故かしないのだが…こうした入れ子めいた構造は意欲的とはいえ説明的な進行感は否めず、作風が煮詰まった苦肉の策ではないかと勘繰りが浮かんでしまうのは残念。
                しかし再読したら、またいつか読み直したくなった。


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                以下、収録話タイトル
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                  | books | 2018.01.31 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
                  本日の脳内BGM
                  GEORGE WINSTON「Road」
                  YOU & THE EXPLOSION BAND「ルパン三世'79」
                  浜田省吾「On the road」「モダンガール」
                  REBECCA「Nothing to lose」
                  MARVIN GAYE「Rockin' after midnight」
                  岡村靖幸「だいすき」


                  *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

                  『Woods - George Winston』
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                    | B.G.M. | 2018.01.30 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
                    最近読んだマンガ
                    香月日輪(原作)、深山和香(漫画)「妖怪アパートの幽雅な日常」11巻

                    背表紙に縦書きの漢数字で「十一」と書かれていたのを1巻と読み違えてしまいましたよ、でも単に香月日輪の原作というのが気になっただけで全巻読破するつもりはないから問題なし!
                    '15〜16年に講談社の月刊少年シリウス連載分、高校2年生の主人公は諸事情により独り暮らし中…そのアパートの住人や集う幽霊との交流、そして本巻では主に型破りなイケメン教師とか超一流高校に通う幼なじみとの交流が描かれます。
                    主人公は意図せずして魔道書の主になったらしいのですが、鳥みたいな魔道書のガイドが「百鬼夜行抄」の尾白尾黒っぽい口調でキャラ被りしてるのが一寸ね。

                    ま、こちらの方が味方というか裏がないような…って比較しちゃうと尾白尾黒の圧勝で、ガイドと称する解説要員といった印象です。
                    それに「型破り教師」って属性ね、もはや時代的に違和感が先立ってしまってストーリーに入り込む妨げになってしまうとは…思えば過去の学園モノに不可欠なキャラではありました、でも今時こんな教師を出したら白々し過ぎるっての。笑
                    原作者の著書「僕とおじいちゃんと魔法の塔」に通じる教育論は清々しく感じられる一方で、それを引っ張る教師像が時代とズレちゃった分だけ説得力を欠いてしまったのが残念でした。
                    絵柄は、何も問題なし。笑
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                      | comic | 2018.01.30 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |




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