素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店 [DVD]
素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店 [DVD] (JUGEMレビュー »)

人生に飽きた大富豪が終活代理店で運命の女性と出会う、という微妙に古臭いプロットに敢えて挑んだ'15年のベルギーと他国の合作映画。
2人が波打ち際で踊るエンドロールに「その男ゾルバ」を連想しましたが、内容は奇想天外なライト・コメディです。
エロもグロも観せずに全年齢での観賞に耐え得る映画です、ヨーロッパ映画らしい上品な笑いで無難にオススメです。笑
紹介記事【2018.07.04】
酔拳 (ドランク・モンキー) [DVD]
酔拳 (ドランク・モンキー) [DVD] (JUGEMレビュー »)

僕にとって(ジャッキー・チェンといえば!)の1本です、「蛇拳」などと同時代ながら、仇討ちなしの明るいストーリー。
しかも赤鼻爺さんユエン・シャオティエンにお調子者ディーン・セキ、凄腕の悪党にウォン・チェン・リーと役者も好いし。
“手は戸を探り 足は戸を破る”とか漢詩っぽく意味あり気だけど訳が分からないフレーズが個人的にツボりました。笑
紹介記事【2018.10.27】
リュミエール! [DVD]
リュミエール! [DVD] (JUGEMレビュー »)

リュミエール協会は1896年より世界各地にスタッフを派遣して最初期の短編動画シネマトグラフを撮影しており、その1割にも充たない108作品を選りすぐって編集した貴重な記録映像集です。
日本語ナレーションは立川志らくによる噺家口調、弁士がわりに的な発案でしょうが好き好きでしょうな。
基本的な映画の手法が早くも完成されていた事に驚かされ、優れた情報媒体であり大衆娯楽でもある動画の偉大さを実感。
現代では一個人の投稿動画が社会を変革し得るまでになった、双方向的な映像の未来を考えてみたりも。
紹介記事【2018.08.11】
光速シスター
光速シスター (JUGEMレビュー »)
星里もちる
好きが高じて往年のドラマ専門チャンネルに勤務する主人公、いわゆる聖地巡礼から帰ると妹が!?
某掲示板のオカルトスレ先取りですか、まぁ連載当時は聖地巡礼なんて言い方もしなかったけれど。
妹の正体は宇宙人、姿を偽装+主人公の記憶を書き換えて居候って!
昔のドラマや特撮へのオマージュを盛り込んだ、作者の趣味全開っぷりと間の取り方が絶妙に可笑しいです。
そして最後は作者に泣かされました、好い意味で。
紹介記事【2018.07.26】
李白の月
李白の月 (JUGEMレビュー »)
南 伸坊
本書から教わった志怪の妙味は、怪談に惹かれる僕の指向を明瞭にしてくれました。
恐怖や怨念じゃないしホラーでもない、不思議の一言では片付かないポッカリとした空白を独特の文体で説明してくれるのですが。
明治大正期の文豪が、かつて日本文学のフォーマットに合わせようとして整理しちゃった翻訳にはない妙味が味わえる筈。
紹介記事【2018.08.04】【2013.07.01】
月光浴音楽
月光浴音楽 (JUGEMレビュー »)
ナカダサトル with FIELD ORCHESTRA
虫の音とか波の音なんかが7トラック、1時間ちょっと続いてる自然音だけのCDです。
本作のポイントは、途中で聴こえるディジュリドゥみたいな謎の低音ですね……聴いてる分に害はないのですが、その場にいるような臨場感に(何の音なんだろう)と聴き入ってる内に爆睡。笑
紹介記事【2018.11.16】【2010.10.20】
遥かな町へ [DVD]
遥かな町へ [DVD] (JUGEMレビュー »)

谷口ジローの同名漫画を実写映画化、だけど何故だかベルギー/フランス/ドイツの合作映画…そして何故かDVD制作は鳥取市?
舞台はフランスの田舎町、帰省した初老のバンドデシネ作家が14歳の運命的な時へとタイムスリップ。
体は少年、心はオッサンて「リライフ」もビックリの振り幅だな!
だけども胸が切なくなるのは、どんな大人の心にも子供だった頃の傷が残っているからなのでしょう。
紹介記事【2018.07.03】
アデライン、100年目の恋 [DVD]
アデライン、100年目の恋 [DVD] (JUGEMレビュー »)

しばらく個人的にハマっている不老不死者というテーマを扱った、麗しきブレイク・ライブリー主演作です。
彼女のコンサバティブなファッションと姿勢の美しさは「隣のヒットマン」のナターシャ・ヘンストリッジを思わせ、チャーミングな表情は深キョン超え!
しかし常人と違うが故に慎重な彼女が恋に落ちたのは、若くて金持ちで慈善家でイケメンで知的でナンパも上手いという胡散臭い程の好青年で……いや、僻みは言うまい。笑
庶民的じゃないラブストーリーが嫌いでなければ、彼女の美しさだけでも。
紹介記事【2018.01.20】
【メーカー特典あり】ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE(オリジナルステッカー付) [DVD]
【メーカー特典あり】ローカル路線バス乗り継ぎの旅 THE MOVIE(オリジナルステッカー付) [DVD] (JUGEMレビュー »)

台湾のローカル・バスって、高速バスの立派さとは違う魅力があります。
内容はTV番組と一緒です、なので海外とはいえグルメ情報も観光もないのです。
気楽な旅に見せながら、悪天候のアクシデントには同行スタッフの苦労がしのばれます。
個人的にはイイ感じに年増チックなマドンナ、三船美佳にグッときました。笑
紹介記事【2018.10.10】
トウェイン完訳コレクション  アーサー王宮廷のヤンキー (角川文庫)
トウェイン完訳コレクション アーサー王宮廷のヤンキー (角川文庫) (JUGEMレビュー »)
マーク・トウェイン
中学の時に挫折した、文庫本の分厚さと読み辛さも今なら平気!笑
19世紀末のコネチカット・ヤンキーが何故か6世紀のイギリスで大活躍、つまり「読者の現代>130年前の現代>回想の中の現代」と、著者も予期しなかった入れ子構造なのがまた面白いです。
ちなみに、著者と同い年の有名人は“篤姫、小松帯刀、坂本龍馬、福澤諭吉、松平容保、土方歳三”だそう。
トマス・マロリーの古典文学「アーサー王の死」を読んでいる方なら、もっと面白いのでしょう。
「賢者の孫」のネタ元でしょうか、しかし著者の時代を先取した批評精神に脱帽です。
紹介記事【2018.09.28】
ダウンサイズ [DVD]
ダウンサイズ [DVD] (JUGEMレビュー »)

常々「あらゆる地球的問題の根源は過密状態にある」と思っている僕にとっては、興味深い内容でした。
“1950年代、既に研究所は我ら人類にとって最大の脅威は人口の増加にあると確信しておりました…今日我々が直面している災厄、異常気象に食糧危機、更に水質汚染といった危機を予測していたのです”
手のひらサイズになると、1ドルが千ドルの価値に……しかし所詮は実社会の庇護がなければ維持出来ない縮小ライフ、どこか戦前の移民政策や戦後の社会主義国を理想郷と煽った側のニオイも。
法整備が追い付かない状況を好機と見た連中の憎めなさ、悲劇の象徴にされてウンザリなヒロインなどコメディ調ながら重層的な好い物語でした。
込み入ったストーリーを整理した構成力とテンポよい演出、映像美も見事です。
紹介記事【2018.09.23】
グローイング・アップ5 ベイビー・ラブ [DVD]
グローイング・アップ5 ベイビー・ラブ [DVD] (JUGEMレビュー »)

イスラエル版「アメリカン・グラフィティ」、基本は失恋映画で今回はモテ男ボビーの妹がヘタレ主人公ベンジーの恋人に!
安っぽいファッションやショボいレースなど庶民的で微笑ましく、戦後のアメリカが世界に及ぼした影響力が伺えたりも。
チャリポツ野郎ヒューイのジュース「ブフォ!」、はとこのケダモノ娘フリーダ怪演ぶりは見どころ。
DVD自体のちゃちな仕様は謎です。笑
紹介記事【2018.11.22】
FOR YOU (フォー・ユー)
FOR YOU (フォー・ユー) (JUGEMレビュー »)
山下達郎,山下達郎,ALAN O’DAY,吉田美奈子
ファンからすれば(他のアルバムどんだけ知ってんの?)と突っ込まれそうですけど、本作しか知らないんです僕。
でもこれが彼の最高傑作でしょう、収録された楽曲のバランスも鈴木英人のジャケもね。
スライ風ファンク「Hey reporter!」が入ってる統一性のなさが上手く引っ掛かる構成、ただファン向けのボーナストラックが浮いちゃってるんだよなぁ!。
紹介記事【2018.10.13】
レベルE全3巻 完結セット (ジャンプ・コミックス)
レベルE全3巻 完結セット (ジャンプ・コミックス) (JUGEMレビュー »)
冨樫 義博
本作は多分、僕みたいに(作者の名前は見聞きするけどナンボのモンじゃい?)位に思ってる人が読むに相応しい気がします。
鴨川つばめ江口寿史に池上遼一タッチの劇画顔と、分かれば尚更笑えるし有名なのも納得の画力です。
それと秀逸なのは筋の運び方と見せ方ね、ただ人間性は疑うけど!笑
紹介記事【2018.08.16】
スターフォース: 最強の軍団、誕生! (ハヤカワ文庫SF)
スターフォース: 最強の軍団、誕生! (ハヤカワ文庫SF) (JUGEMレビュー »)
B.V. ラーソン
電子書籍として発表されたアメリカ版なろうSF小説、子持ちの大学教授がベタな地球侵略に立ち上がるシリーズの第一作。
意外性あふれる教授の頭脳サバイバルに引き込まれます、ハリウッドが映画化しそうなレベル。
しかし8年経ってもハヤカワ文庫から続きが出ないので、ちょっとオススメしづらいです。笑
紹介記事【2018.08.29】
スターオーシャン3 Till the End of Time
スターオーシャン3 Till the End of Time (JUGEMレビュー »)

ディレクターズ・カット版が出てるようなので、そちらをオススメします。
僕も終盤でメニュー画面を開こうとしてブラックアウトや異音と共に「ディスクからデータを読み込み中です」と表示されたままフリーズでプレイ断念中です。笑
リアルタイム・バトルの忙しさは好みの問題として、城下町などの雰囲気が最高!
中世レベルの惑星に来た主人公がハイテク宇宙人側、という立ち位置はユニークで楽しめました。
紹介記事【2018.07.25】
ドゥービー天国
ドゥービー天国 (JUGEMレビュー »)
ドゥービー・ブラザーズ
若い頃は避けてたドゥービー、ですが名曲「Black water」を収録した本作は通しで聴きたかったのです。
M・マクドナルドのAORカラーが強い後期とは異なる、ブルース+カントリーな旨味と寛いで演奏を楽しんでるバンド感が魅力かと。
70年代ウェストコースト・サウンドを象徴するエッセンス満載で、個人的にはアコースティックの低音が心地好かったな。
紹介記事【2018.09.26】
シチズンフォー スノーデンの暴露 [DVD]
シチズンフォー スノーデンの暴露 [DVD] (JUGEMレビュー »)

国家に逆らえばどうなるか、国家は国民に何を隠しているのか?
かつて一躍時の人となったエドワード・スノーデン氏、時点でも無事に恋人と亡命生活を送れている事を祈ります。
本作の原題は「CITIZEN FOUR」で市民の敵(citizen's foe)ではありません、彼を見るとカナダの白人ラッパーSNOWを連想してしまいますが。笑
本作はドキュメンタリーなので、現場の緊迫した空気は本気(マジ)です。
紹介記事【2018.09.01】
K-PAX 光の旅人 [DVD]
K-PAX 光の旅人 [DVD] (JUGEMレビュー »)

自らを千光年も彼方の「琴座に近い“K−PAX”から来た異星人」という患者ケビン・スペイシーと、精神科医ジェフ・ブリッジスの物語として原作小説にアプローチしてます。
いわば両作が互いを補完しあう関係のようで、ミステリー仕立ての原作を分かりやすく観せてる気もします。
スピリチュアルな観点からも、普通のヒューマンドラマとしても充分に楽しめます。
紹介記事【2018.12.11】
心霊づきあい (MF文庫ダ・ヴィンチ)
心霊づきあい (MF文庫ダ・ヴィンチ) (JUGEMレビュー »)
加門七海
いわゆる心霊体験の豊富な著者が、著名人の“さまざまな「視える」人たち”と語らう企画から生まれた対談集。
巻末には漫画家の山本英夫による著者へのインタビューなど、単行本に追加要素を増やした文庫版です。
大御所的な松谷みよ子稲川淳二の他、TVプロヂューサーにタレントにレスラー議員や海外レポーターなどの“霊的なものへのスタンス”は興味深く読めました。
各インタビューを挟むように前書きと後書きがあって、会話の状況が伝わりやすくなってる構成も僕は好きです。
紹介記事【2018.10.15】
いくぜ!温泉卓球!!
いくぜ!温泉卓球!! (JUGEMレビュー »)

頑張りましたね彩京、ユニークなゲームソフトが出しづらくなったPS2で敢えてこれか!笑
まぁ定価で購入する方は今更いないと思うので、中古プライスなら甥っ子たちとの対戦ゲームに適当かと。
愛ちゃん(当時)が卓球するとは期待しないでください、つかCVも違うし。
この偽カータン、色違いってだけで版権とかクリア出来るの?
ステージ数もキャラも少なめですが操作性は良好で、一応キャラ毎の挙動に違いを持たせてる辺りも好感が。
紹介記事【2018.07.19】

最近みた夢
台湾ひとり途中下車の旅


最初、僕は車に乗っていたようだが詳しくは覚えていない…バスのように高い視点ではなく、フロントガラスに面した席からアスファルトの道路が見えていた。
車で駅まで送ってくれたであろう人物に関しても、駅の様子も思い出せない。
駅の大きさは台北車站や高雄車站ほどではなかった筈だが、電車に乗って山に着くまでの記憶はスライドショーのように断片的だ。

終着駅は山の中腹にあり、この先はケーブルカーが山頂の方へ走っていた。
観光地なのか、割と大勢の乗客が駅の構内を行き交っていた。
僕は目的地に向かって移動しているというより、特に考えもなく場当たり的な感じで旅をしているようだ…それは現実でも毎度の事だったのだが、夢の中に僕が実際に見知っている光景は反映されていなかった。
ちょっと記憶が覚束ないが、おそらくケーブルカーは山頂を越えて尾根伝いに延びている路線という設定だったのではないかと思う。
頂上に行って帰ってくるだけなら、僕が乗ろうとする訳がないからだ。

確かワクワクしながら切符を買おうとしたのだけど、財布を開けてみたら有り金は日本円だけしかなかったのでビックリしてしまった…先に両替を済ませておかなかった事を残念がっていると、見かねた若い駅員が日本円を台湾ドルに両替してくれると言ってくれた。
これは実際に小琉球という島に渡った時の、島内の警察官が個人的に両替してくれた体験が反映されていると思う…ただし夢の中では現実と結果が違っていて、その駅員は待っていても戻って来なかったのだった。
というか、僕は何故か勝手に待つのを諦めてその場を黙って立ち去ってしまった。

この時は夢の中でも意識がボンヤリしていて、自分ではない意思によって体が動かされているような感覚だった…夢の筋書きを強制実行させるためなのか、僕は(渡したお金を騙し取られた)と思いながらも目減りしてしまった懐具合には妙に無頓着な心境だった。
それは(自分の甘さが招いた失敗と割り切っている)という感じではなく、漠然とではあるが(自分の判断力に異常が起きている)と勘付いてお金の心配どころではなかったのだ…なんで(騙し取られた)と思い込んでいるのか、そこからして何かおかしい。
そんな精神状態のままフラフラ歩き、大勢がベンチに座っている待ち合い所を見つけて腰を下ろすと現地のオバサンが隣に来て日本語で話し掛けてきた。

嬉しいような有難いような気持ちの反面、何を話したのかは覚えていないが根掘り葉掘り訊かれる事に嫌気が差してきた…何も考えず適当に相槌を打っている内、返事をするのもしんどくなって近くに見えた電車に飛び乗ってしまう。
後から考えると、その待ち合い所は電車のホームとケーブルカーの乗り場の間にあった…つまり僕は構内を一周して到着ホームに戻り、またそこから出発する電車に乗り込んだのだった。
要するに来た道を引き返した事になるが、いずれにせよ最終的にはそうするしかなかっただろう。

電車は最初に乗った駅まで行くと知っていて、しかし元に戻る位ならどこか途中の良さそうな場所で降りようと考える…電車に乗ったら思考が停滞し分裂していた状態から自然に回復した、というのも考えてみれば却って不自然な気がする。
まるでこの夢には最初から「ケーブルカーに乗らず引き返す」というシナリオがあり、その通りに僕を誘導するため駅員が現金を持ち去ったりオバサンが待ち合い所に居辛くさせたのではないかとも思えてしまう。

ともあれ、目が覚めた瞬間に最も印象に残っていたのがこの時の「車窓から広々とした青空を見た」というイメージと心が開放されるような晴々とした気分だった…前景に田んぼか畑の緑があって遠景に小さな町が見える、台湾で過去に見たかもしれない他愛ない眺めは僕に旅をしている歓びを再体験させてくれた。
現実の台湾旅行でも僕は火車に乗っている時間が好きなので、それが夢に反映されたのかな…JRや国鉄時代の中古車両が多いのだから日本で乗車しても違わない筈だが、僕は台湾でなければ「世界の車窓から」そのものの旅情を満喫できた試しがなかった。
後から思えば、夢の書き手が僕を混乱させた事に対するサービスシーンだったのかも?と穿った見方も出来るけど。

最初に乗った駅よりも手前で途中下車すると、そこは奇岩の景勝地で…現実と同じく直感的に降りたら、たまたまそうだったのだが。
多分TV番組か何かで観た、南米のルビー鉱山地帯にある大理石が帯状に連なった風景が反映されたのだろう…あるいは長野の寝覚めの床とかいう川岸の記憶も関係しているかもしれないが、夢で見た光景はそのどちらとも地質が似ているだけで雰囲気は別物だった。
木々に覆われた白い巨石群は川岸というより渓谷をなしていて深山幽谷といった趣があり、あまり近寄る事は出来なそうに見えた。

駅の側には観光客がそぞろ歩く遊歩道が設置されていて、谷の対岸から奥は山になっている…山頂に向かってロープウェイが延びていて、また性懲りもなく乗ろうと思ってから先の一件を思い出してガッカリする。
流石に今度は山頂までしかロープウェイが行かないのは分かっていたし、別に乗る気満々だった訳でもない…ふと(ロープウェイかぁ)と思った時に改めて両替の事を後悔し、駅員を待たずに不可解な行動を取った自分に疑問を抱いたのだ。

(もしかしたら駅員は今頃、僕を捜していないか?)
(そもそも台湾ドルを一銭も持っていないで、今までどうしてたんだ?)
これらの疑念を自覚したのと夢から覚めたのは同時だったように思うが、後記憶でないとは言い切れない。
脳が夢の矛盾を認識できる段階まで、睡眠状態から覚醒状態に近付いていたと考えれば説明がつくのだけど…夢の書き手によって強制終了させられた、という考えも夢があって捨て難い。
まぁ何であれ、好かったのは青空の開放感ですね。
気持ちわるかったのは、意識を乗っ取られたような分裂状態だな…思考がマヒして体が勝手に動かされるって、こんなの現実にやられたらパニック起こすよ!


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    | in sleep | 2015.07.19 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
    最近みた夢
    虫とスコール


    僕は雑貨屋にいる。
    それは公園の中の東屋を大きくしたような、木々に囲まれた木造家屋だ。
    間口が広く取ってあって、ポーチから店の奥までウッドデッキが敷き詰められている…初夏のような陽射しが木漏れ日となって射し込んでいて、その明るさで店内は薄暗く感じられた。
    品揃えは若い女性向けの雑貨が多いようで、外の芝生にもキャスター付きハンガーなどに商品が並べられていて割と賑わっていた。

    僕は店に入ってぐるりと見て回り、ポーチから下りた辺りで(ここは自分の家らしい)と理解する…商売には直接的にタッチしていないのだが、ここは自分の居場所という事が分かった。
    そして同時に、芝生のハンガー近くに立つ男が目に入った…女性客の中で一人だけ、上背があってオシャレなんだかダサいんだか判別つかない格好をしていれば否が応でも目につく。
    単に女性客の連れなら好いのだが、女性目当ての面倒な手合いだったら困るので然り気無くマークしていたら姿が見えなくなった。

    店内に戻ってラグの敷いてある床に寝そべっていると、後から日に焼けた女の子たち数人が入ってきた…どの娘も露出した腕や脚を、あちこち蚊に食われて可哀想なくらい腫れている。
    「公園に行ってたの」
    僕の問いかけに彼女らは答えてラグに腰を下ろしたが、特に痒がっている素振りを見せないのは妙だった。
    目の前の女の子と僕の間に、まだ緑色だけどカサカサの葉っぱが落ちていた。
    「誰が持って来たの?」
    そう言って広げると、裏に可愛い芋虫がいた。

    「虫がいるじゃん」
    床に戻しながら、僕はふざけて「キャー」と言った…ところが葉っぱの奥から更に一匹、こちらは可愛くない異形の芋虫が這い出た。
    思わずマジで絶叫すると、そいつは大声に反応したのか触角を伸ばし醜さ百倍!
    その変化に目を見張りながら僕は絶叫し続け、パニックのあまり硬直状態に。
    現実にはそこまで虫嫌いという訳でもなく、冷静に考えれば気の毒なのは芋虫の方だと思うのだけれども夢の中では取り乱していた。

    周りを気にもせず慌てて外へ逃げると、折悪しく大粒の雨が降りだした…さっきまでの晴れ間は消え、空には雲が垂れ込めている。
    ようやく平静を取り戻した僕は、家の二階に引き上げる事にした…脇のドアから階段を上がると、使っていない和室が二部屋ほどあるのを思い出したのだ。
    しかし先の女の子たちの様子が気になって、ふと見ると先程の消えた中年男が彼女たちに馴れ馴れしく話し掛けているではないか!
    とはいえ彼女たちも嫌がる風でもなく、元から知り合い同士のようにも見える。
    これはまた暫く様子見かと、男に対して苛立ちを感じた所で目が覚めた。


    こうして書き出すと、題名は「厭な男の夢」とする方が正しい気もしてきた。笑
    でも起き抜けの印象では、あの芋虫の総毛立つ気味悪さと(ボタッ)と肌に当たった雨粒の方が心に残っていたんだよね…そういえば今回の夢では、音や匂いや空気感の代わりに雨粒の感触がリアルだったなぁー。
    雑貨屋は立地も店の雰囲気も心地好く、何か買いたい気分にさせてくれるのに自分が買うような物が置いてなかったのが残念でした。
    それにしてもあの男、何者だったんだ?…まさか自分自身のネガティブだったりはしないよな、いかにも横文字業界の底辺にいそうな目付きが不快な人物でしたが。
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      | in sleep | 2015.04.02 Thursday | comments(2) | trackbacks(0) |
      最近みた夢
      社長と貝の食べ放題


      場所は見覚えのない港町、というか漁港沿いの街路に並ぶ観光客向けの建物。
      時刻は昼頃だろうか、空は鈍色の薄曇り…そこに何故か、職場の社長と二人きりで訪れたようだった。
      そこは種類は分からなかったが貝の名産地らしく、その食べ放題を謳った食堂が店を連ねている。
      設定は曖昧ながら、その周辺の視察か何か社用で来た感じだった…おそらく軽い日帰り出張で、社長のお供に付いてきたらしい。
      で、名物の貝で腹ごしらえしようという社長の案で入る店を決めようとして何軒か覗いている最中だった。

      特に寒い訳ではないのだが、他に人気がなく空もどんよりとしてるせいで物淋しく食欲がそそられない。
      どの店も市場のようなコンクリート打ちっぱなしの無骨な外観に、ノボリや看板といった賑やかしが一切ない寂れた雰囲気満点…余計なお世話ながら、ちょっとは人寄せの工夫を凝らさないと観光客も素通りだろうなと心配になってくる。
      歩きながら「地味っすよね」とか「少しはアピールしないと云々」と話し掛けるのだが、社長は気もそぞろで食う気満々でメニューの中身しか頭にないようだ。

      実際、白飯の丼に山ほど乗せられた白い剥き身の貝はシンプルながら旨そうだったし旨かったのだけど。
      具体的な味や食感は感じられず、単に(旨い)という情報と(食べた)という記憶しかないのは非常に残念だ。
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        | in sleep | 2015.02.25 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
        最近みた夢
        母と東上線&エスニック・ダンサー


        初めの経緯は忘れてしまったが、僕は自分の母親と二人で東上線に乗りに行く。
        東上線に乗車する事自体が目的だったので、降車する駅は始発駅の次の駅にしようと話し合って決めた。
        そもそも東上線に乗ろうとする理由は、単に二人とも利用した事が一度もない路線だからだった…もちろん夢の中では何の疑問も抱かないのだけれども、現実では一切心当たりがないし実際には子供の頃だが母と一緒に乗った事もあるのだ。

        そして最寄りの始発駅は池袋になるのだが、夢の中では池袋ではないようだった…イメージとしては池袋と赤羽と田端を結ぶ三角形を想像しているものの、その時は赤羽しか具体的な駅名が思い浮かばなかった。
        自宅からは田端方面から山手線で池袋に出るのが普通なのに、どうやら僕らは新宿を経由して池袋まで向かったらしい…新宿も駅名は出てこなかったのだが、頭に描いていたルートは「新宿〜池袋〜降車駅」としてイメージされていた。

        池袋駅の記憶は曖昧だが、乗り継ぎ駅ではない単線のローカル駅みたいだった。
        以前に家族で利用した夷隅鉄道の大原駅に似ていたかもしれない、車両は長く連結されていた気がするけれど車内の雰囲気も夷隅線のような感じで僕らは先頭車両に乗っていたと思う。
        車窓の風景は郊外にありそうな特徴のない住宅街が続き、降車駅のプラットホームは右上方にカーブしている線路に沿って非常に長くまで延びているのが印象的だった…まるでオーバル・サーキットの傾斜をインからアウトに抜けるような、夢の中でも非現実的に感じられる配置になっていた。

        そこで下車したのなら、先頭車両にいた僕らはホームの最も勾配がキツい場所に降りた筈なのだが…気付いたら駅舎の待合室のような小屋にいて、母親の望みを叶えてあげた僕は柄にもなく孝行息子のような心持ちに浸りながら(なんか変じゃない?)と思い始める。

        そのまま僕は待合室にいる状態で母親は夢から消え、まったく異なるストーリーに夢が切り替わっていた。

        僕は旅行中だという女性と知り合ってホームのベンチに移動しながら喋っていた…小柄で可愛らしい顔立ちをしていて、おそらくは現実に存在している女優かタレントだろうと思うのだが夢では当然気が付かない。
        彼女は「○○○○という村でダンスを教わった」と言い、今ではそのダンスが自分の人生の中心になっているのだとか…列車に乗って彼女が窓の外を指差すと、そこに彼女が通い詰めた村が遥か下方に見えてくる。
        南米だかアフリカだかの村に電車一本で繋がっている事や、車窓から村までの高低差が空撮レベルな事には流石に違和感を覚えるも結局は夢圧によって理由もなく納得させられてしまう。

        低木が密に繁茂している間から、点々と岩肌をくりぬいた住居と通路が顔を覗かせている…それは客船のデッキと船室を岩塊の形状に沿って彫り上げた様で、木々に隠れている部分も下では全体が繋がっており大勢の人々が行き交っていた。
        木々と岩肌と人々の身に付けている青い衣装の鮮やかなコントラストや、初めて目にする住居形態の美しさに僕は驚き見入ってしまう…しかしすぐさま職業意識が働き、同行するカメラマンに「(ビデオを)回せ!」と指示を出していた。
        突如、夢の設定では(番組のロケハンに撮影スタッフを連れて来ていたディレクター)なったらしかった。

        彼女に対しても、撮影対象としての興味が俄然湧いてきた僕は完全に取材モードで話を展開してゆく…その流れで彼女が以前に出版した自分の写真集を見せてくれて、僕が席を外していた間にカメラマンが彼女のダンスを撮影していたと聞かされてショックを受ける。
        そこで、ホームのベンチで列車待ちをしていた時の映像がカットインしてくる…僕がその場を離れてからの彼女とカメラマンの行動が別の視点でプレイバックされて、写真集を眺めている僕の脳裏に投影された。

        彼女が色っぽいダンス衣装に着替えてカメラマンの前で官能的に踊り始めるが、混乱した僕は肉眼で見ている写真集と脳内再生される映像のどちらにも集中出来なくなってしまっている。
        「写真集にも踊っているカットがある」と彼女に言われて本を捲っているのに、脳内再生の続きに気を取られて上手く手が動かせず肝心のページを見つけられない。
        (ダンス映像は後からビデオをチェックすればいい)と冷静に考えながらも、今ここで見たいという激しい欲求と焦りは僕自身をパニック状態に陥れてしまう。


        前半の「母と東上線」編は淡々として色彩もあまり感じられないのに対し、後半の「エスニック・ダンサー」編は妙に感情の起伏が激しく色彩感も鮮やかでした…それにしても関連性が全然ない2つの話が、同じ場面で続いているという夢は珍しいというか初めて見たのではないかと思います。

        しかし可愛かったなー彼女、いじられキャラなのに芯が通っているし踊り始めると淫らに豹変するギャップもまた堪らなかった!笑
        そういえば取材モードに移行する前、車内で彼女の頭をポンポンと軽く撫でる場面があったのだけど…頭頂部の髪の根元が盛り上がっていて気持ちの悪い弾力があったのを思い出しました、そういった触感がある夢というのも珍しいというか過去に記憶がありません。
        ユング的に解釈すると、彼女がアニマでカメラマンはシャドウなのかな…影、薄かったけどね彼は!笑
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          | in sleep | 2015.01.18 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
          最近みた夢
          間隔があいているのに微妙に繋がっている夢


          何度か目を覚ましながら、うつらうつらして見た夢をメモしてたんだけど…それだけでは意味不明なので覚えてる範囲で補足説明も入れてみます、もう少し細かくメモしとけば好かった!

          【最初の夢】
          ・浅草橋っぽい感じ
          ・大島優子とウィンドーショッピング
          ・ジャンク屋で見つけたパーツで何かひらめいてB君に連絡
          ・B君ロボット的な発明
          (補足説明)
          場所は高架下に店舗が連なっていて、売っているのは主に電子回路やジャンクパーツなど一昔前の秋葉原みたいなんだけど設定は浅草橋らしい…天候や気温は不明、梅田のアーケード街っぽい感じが混ざってる?
          で、AKB48にいそうな女の子2人と何故か知り合いっぽく「よぉ!」なんて声掛けて一緒にブラブラと店先を見て回っていた。
          その女の子の、やたら愛想よく話しかけてくる子がどう見ても大島優子にしか見えず…流石に夢の中の僕も(誰だったっけ?)と心当たりを思い浮かべようとするんだけど結局(まぁいっか)で片付けてしまう。

          とある店先に積まれていたジャンクの中から掘り出し物を発見し、その手の知識は皆無な筈なのに(アレをこうしてああすれば…こりゃスゲーや!)的な感じでピンと閃いて友人のB君に連絡を取り呼び出す。
          この辺りで女の子2人は消えてしまいますが、僕は自分の冴え渡る閃きに興奮気味で女の子たちなど眼中になく、到着したB君にジャンクを渡すと…漠然としたイメージだった発明品が玩具の超合金みたいなロボットだかスーパーカーみたいな形状に具現化し、制作過程すっ飛ばして完成。笑

          【2番目の夢】
          ・ロボット的な発明がメイン
          (補足説明)
          この段は、ほとんど覚えてないんです…この夢の中で最も重要なパートだろうとは思うのですが(とにかくスゴい道具だった)としか思い出せなくなりました。
          夢の中でも曖昧な要素は多かった気もしますけど、この発明に関する記憶の風化(?)だけ異常に早い気がします…夢の中でも(これは企業や国家レベルの脅威と見なされるのでは?)との懸念が生じると、最初は敢えて目立つように人前で使っていたのを控えるようになり警戒心が強くなっていったのは覚えています。

          【3番目の夢】
          ・銀座っぽいデパートあるいは地下街にB君とS君と行く
          ・閉店の時間になり音楽が鳴る
          ・二人を探して合流
          ・移動して日本橋っぽい場所へ
          ・中野英雄そっくりの先輩または本人
          (補足説明)
          発明品の予備パーツまたは追加部品の調達に出たB君と僕は、B君とも面識があり電気方面とプログラムに強いS君を加えて銀座のような雰囲気のデパートあるいは地下街に向かいます。
          浅草橋のパーツ屋には売っていそうになくて、それでS君が手に入りそうな店を案内してくれたのです。
          確か機能的に、何か海外に関連していたような…このままだと遅かれ早かれ発明品を失う危険性が高いので、先ずは世界中に公表してしまおうとしたのかも。
          それでデパートの催事コーナーとか地下街ってのも変だけど、しかも関係ない店に引っ掛かったりしていて目当ての物が買えないまま閉店が近付き…慌てて手分けして探していたものの、閉店のBGMが流れる中を走り回って2人を見つけ急いで別のデパートへ。

          おそらく別の所は営業時間が少し長いとかで、そっちに望みを賭けようといった理由だったように思います…地下鉄に乗った覚えはないのですが橋の袂に地上出入口があり、そこに出てきて僕は(あー、日本橋かぁ)と初めて気が付きました。
          つまり僕は行き先を知らなかったんですね、多分S君に付いて行ったのでしょう…といっても現実の日本橋ではなく、あの辺りに架かる別の橋をモチーフにして庭園のような感じをミックスしたような場所でした。
          そこで僕は空の青さと日差しの強さを意識して(あれ?まだ明るいじゃん!)と思うのですが、その矛盾をはぐらかすような唐突さで中野英雄が登場します。

          もう僕と頭をぶつけるほどの近さで顔を上げた中野は「ドッキリ大成功!」的な事を言い、急きょ(面倒見のいい先輩)と夢設定された中野に対して僕は「マジスか?ですよねぇ〜」などと意味不明な迎合コメントしつつ…先を走っていたS君とB君を見ると、彼らは既に地下出入口から100mぐらい離れた美術館か博物館といった外観の建物に到達していました。
          中野先輩は彼ら2人にドッキリを仕掛けた口振りで僕の肩に手を回し「アイツらバッカだよなぁ〜?」っぽく話し掛けてきて、僕も混乱しながら話を合わせているのですが…2人がガラス扉を押して広いエントランスを駆け抜けて行くのを追い掛けて走り出します、中野先輩が話し掛けてくるのを背中越しに答えながら。


          と、ここで夢は終わりです。
          大島優子は、よくネットで写真集のバナーが貼ってあるのを見ていたせいだろうし…中野英雄は数日前に観た録画のTV番組に出演していたから、素材としての出所は分かりやすいです。
          それにしても中野先輩の出現は無理があり過ぎるなー、どう考えても足止め工作なんだけど…あのスゴい発明に関わらせたくなかったのかなぁ、僕の無意識は?

          夢の続きを見たくて二度寝した事はありますが、別々に見た夢が「場面や登場人物などが異なるのに何かが共通している」というのは初めてで不思議な気分…今回の場合、3つのパートに共通して登場するのは「スゴい発明品」と「B君」。
          しかし肝心の発明品に関する事柄だけが、キレイサッパリ抜け落ちてしまっているのも妙なんですよね…まぁ夢の記憶ってムラがあるものですけど、もはや色々よく分からない点だらけといった感じです。
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            | in sleep | 2014.11.23 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
            最近みた夢
            見知らぬ一族と墓参り、寄生虫と対峙で自分グッジョブ


            最初の場面は、どこか狭い部屋の中だった。
            そこには(父方の親戚)という設定の、見た事ない人たちが集まっていて「これからバスで一緒に墓参りに行くのだが運転できる人がいない」と聞かされる。
            だが墓は都内だし親戚もバスをチャーターする人数ではないので、何だか妙な話だと思っていると場面は墓参り後に飛んでしまう。

            帰りのバスで僕は、行きに運転していたらしい壮年の男性と後部座席で缶ビールを飲みながら歓談していた…銀色の髪を撫でつけた背広姿の男性は若い頃の筒井康隆星新一を足して2で割ったような顔をしていて、詳しい内容は覚えていないけど彼は非常に知識が豊富で会話が上手かった。
            しかし、ふと(今は誰が運転しているんだろう?)と前を見ると運転席には誰もいない…慌てて立ち上がると次の瞬間には僕が運転席に座っていて、無我夢中でハンドルを切っていた。

            スピードも出ていないし運転自体は難しくはなかった、ただ目的地を知らず道も分からないままで住宅街の路地を走らせていた。
            そこはどう考えても都内の風景ではなく、緩やかな勾配を徐々に上がっているような気がして(これは帰り道じゃないな)と思う。
            そして先程までビールを飲んでいたのに運転している事が、日常では絶対に有り得ないので(これはどう考えても異常だ)と思っていると再び場面が飛んだ。

            今度は僕一人で、田舎の古い教室みたいな板張りの広い部屋の中にいた。
            がらんとした室内に窓の外から木漏れ日が射し込み、床板に積もった埃を白く浮き上がらせて見せていた。
            感覚としては“建物の外にバスが停まっていて、僕は暇潰しに屋内を探索している”という気がした。
            空気は埃っぽくはなく、むしろ古い木造家屋の懐かしいような匂いがしていた。

            だが僕の足許に、蛭を思わせる1匹の巨大な寄生虫が這いずっているのを見つけて一気に雰囲気台無し…というか、怖毛立った。
            インプリントされた情報では「それは人間に寄生する回虫の仲間」という事だったが、見た目は「パンパンに血を吸った蛭」だし床板の上での体勢も「獲物に取り付く時の体を起こした姿勢」といった感じだった…といっても実際には本で話を読んだだけで、膨れた蛭も起き上がった蛭も僕はビジュアルとして知らない。

            上手い具合に僕はホウキを持っていたので、危害を加えられる前にそいつを殺さなければと思った。
            しかし何故か、そういった手荒な真似をするのは却って良くないような気がして、僕は極力リーチを取りながらホウキの先でその寄生虫を押しやって部屋の外に追い出そうとしている最中で目が覚めた。


            こうして思い返してみると、墓参りの段では何者かの意図が働いて僕の行動選択を誘導しようとしていたように感じられて薄気味わるい…寄生虫の段でもまた何者かが僕を暴力行為へと誘導していたようで、そういった奇妙な流れに呑まれなかった自分グッジョブ!という気持ちになった。

            しかし蛭が夢に出てくるとはね、ほとんど見た事もないけれど僕は蛭が大嫌いなのだ…だけど僕にとっては想像上の生き物に等しく、そういった視覚的な記憶がない物体が夢に顕れるという事は特殊なケースだ。
            思えばゲームで見たモンスターに似ていたので、その図像を蛭のイメージに代用したのかもしれない。

            ひょっとしたらこの寄生虫も何者かが僕の生理的嫌悪から見せた幻で、そこに実は別の何かがいたのかも…そう思ったら本当に自分グッジョブだな、誰だか知らないけどホウキで押してゴメン。笑
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              | in sleep | 2014.09.15 Monday | comments(0) | trackbacks(0) |
              最近みた夢
              同僚君と船旅、そして地下道の渋滞


              職場の同僚と船に乗っていて、少なくとも仕事とは関係ない旅行といった風情。
              夢の中で行き来した範囲は広いラウンジのような、甲板を屋根で覆ったようなフロアで中央に売店があって周囲はプラスチックの白いテーブルと椅子があった。
              船首側は艦橋(?)で見えず、船尾側は行けば屋外の甲板があったと思う…ただ自分の知る限りではフロア全体に低い天井があり、側面からの景色が眩しいせいか屋内は薄暗く感じられた。

              同僚君と僕は、前途洋々といった雑談をしながら船内を移動した…基本的には側面に近いテーブル席に陣取り、時々歩いたり売店に行ったりという感じ。
              移動といっても各自が自由に動いてたような、脈絡がなかったような印象…話の途中で飲み物を買ってきたりする感じ、気分は自信に満ち溢れて高揚感がある。
              乗客は見知らぬ人ばかりだが、僕らは臆する事なく知り合い同然に話し掛けていた…その中に女の子グループがいて、確か僕が独りで売店みたいな所に行った時に声を掛けたのだと思う。

              彼女たちは僕ら二人の前途洋々感に感銘を受けた様子で、何か自分たちでも面白い事を始めようと仲間内で盛り上がっていた…実際に夢の中の僕は完璧に充足した精神状態にあり、夢を見ている自分が驚くほど当たり前のように幸福だった。
              そして僕らは、そんな女の子たちに対して何も口出しをせずに傍観していた。
              具体的には、椅子に座って見るともなく見ていた。
              何故か会話に加わるでもなく、不思議なほど無の心境で何も考えずに見ていた。

              場面が変わると、僕はどこかの街の地下道にいた。
              同僚君の姿は見えないが、先の女の子たちが目の前にいて動画の撮影を始めた。
              多分、僕は彼女たちに「付いてきて」と頼まれたのだろうが、あまりに非常識な行動に面食らってしまう。
              外は豪雨で、出入口のスロープに近いせいか激しい雨音は聞こえるものの中に雨水は流れ込んでこない…地下道は上下一車線ずつだが幅が狭く、車の往来が激しいのにも関わらず歩行者もまた車道の壁沿いを頻繁に行き交っている事が僕を不安な気持ちにさせた。
              何故こんな場所で、僕らの何を真似たつもりになって彼女らは撮影をするのか?

              車は左側通行で、右側の車線を完全に塞いでしまっている状況も彼女たちは眼中にないようだ…どうやら思い付きのゲリラ撮影らしく、大渋滞が発生しても我関せずで交通整理もしない。
              さすがに傍観しつつも責任を感じ、何か状況を緩和する方法を考えようとは思うのだが…やはり彼女たちに干渉しようとは考えないのは、覚えていないだけで理由があったのだろうか?
              やがてスロープから警備員っぽい老年の男性が来て車を捌き始めたが、非常に狭い上に人も車も詰まっているので容易には流れない。

              その男性に限らず、誰も彼も女の子たちが見えていないようだ…女の子たちもまた撮影を始めたのか、円陣を組んだ姿勢で頭を下げたまま動かなくなっていた。
              ふいに目の前を桃が転がり、車に潰された。
              振り向くとセンターライン付近に大量の桃が潰れた塊になって、道路に盛り上がった桃の山を男性が擦り落とそうとしている…埃っぽい地下道の空気に桃の匂いが混ざり、激しかった雨音が聞こえなくなっている事に気付いた。


              これは、あまり面白い状況とはいえないだろう。
              この夢をストレートに解釈するなら「女の子たちに巻き込まれると流れが止まる」という警告だろうか、僕自身の「NOという理由がなければYESと答える」といった習癖も問題なのかもしれない…ひとまずは同僚君と一緒にいる方が良好なのだろうけど、それも僕の中では矛盾してしまうのだ。
              なぜならば、僕の中で彼は…前にみた「悪魔を殺す夢」に出てきた見知らぬ友達ではないかという気がしているからで、あの夢のとおりであるなら彼は悪魔の手先で僕が強い殺意を抱いて高所から突き落とした相手という事になるからだ。

              同僚君が、あの夢の友達ではないかと感じたのは昨日今日ではない…そして夢の友達が本性を露にして裏切るまでは、今回みた夢と同じように幸福な関係だった事も奇妙に一致している。
              願わくは、そうであって欲しくはないものだ…しかし万が一そうであったなら、僕はどうするのだろうか?
              夢の友達を殺す時の僕は明瞭な殺意を認識していたし、突き落とした後にも悔逡の念は一切なかった…殺人の夢は過去にも見ているが、その一点だけは際立って異様に思えるのだ。
              自分に如何なる都合があれど、他者を殺害する行為にあれほど肯定的な感情というのは非現実的すぎるが。
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                | in sleep | 2014.07.13 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
                最近みた夢
                レゲエのライブを観損ねる


                海外の有名なレゲエ・ミュージシャンのライブを観に、渋谷公会堂に行く…といっても建物は日比谷公会堂っぽくてクラシックな洋館といった佇まいがある。
                ちなみにレゲエ・ミュージシャンはロック・ステディ頃の、どうやらボブ・マーリーが知られるより前から活躍していた人物らしい。

                僕はツレと一緒に来ていて、その建物の中の一室で僕ら2人の共通の友人である誰かと待ち合わせをしていた…その部屋は応接室のようで革張りの茶色いソファーが何脚もあり、多くの見知らぬグループが煙草を吸いながら談笑していたので室内の空気は白っぽく煙っていた。
                結局、待ち人は来ないが僕らは気にしていない…そしてツレは僕と別行動になり、どこかへ行ってしまう。

                1人になった僕は、開演までフロアを見て歩いく事にした…内装は歴史的建築物のように艶のある木材で立派だが、そこにいるのはディープなレゲエの愛好家たちで僕だけ浮いている。
                そして僕はいつの間にか上半身裸になっていて、手に持っているTシャツとは別のTシャツを会場内の座席に置いているらしかった。
                楽屋までミュージシャンに面会に行くも、入りが遅れているとかで来ていなかった…まるで友達のライブに顔を出したような気軽さだったけど、現実の僕は親しい相手であってもライブ前の楽屋を訪ねる事はない。

                そろそろ席に就いて待とうかとしたら、会場の入り口には床にガンジャの絵と「この先は本日のハッテン場」と描いてあった…落書きではなくカラフルなステンシルで、しかも中が男子便所になってしまっていたので僕は少し離れた隣の分厚い扉を押して中に入った。
                するとそこではシルヴェスターのライブが始まった直後で、濃い褐色の肌に銀髪でマゼンタ・ピンクのビニール・レザーを身に付けた河本(次長課長)が僕の遥か頭上を飛び越えて中央のステージに登場した…実在の彼とは微妙に違うと思いながら、テープの回転数を上げたような歌声が彼の地声だった事にビックリする。

                シルヴェスターのライブ会場は小さめなクラブ程度で、客席と地続きになっているステージに観客が踊りながら押し寄せて行った…その様子をドア付近で眺めていた僕は、我に返るとステージに背を向けて外に出ようとした瞬間に目覚めた。


                結局、何なんだろう?
                待ち人に会えず、ミュージシャンにも会えず、目当てのライブを観られないばかりかTシャツを置きっ放しにしたまま家に帰ってしまうとは…特に落胆も立腹もしてなくて、感覚としては(今日は忌み日なんだな)的なサバサバした心持ちで。
                もちろん夢に忌み日という設定はなかったし僕自身の習慣にもないのです、飽くまで心理的な比喩として。
                本当に透明な気持ちでスッパリと(帰ろう)と思ったんですよ、この感じは他に例えようがないんですが…もしかしたら「憑き物が落ちたような」というのが、こんな精神状態なのかも?笑

                まぁ色々と妙な夢ではありましたが、個人的にはこの体験した事のない感情が最も興味深かったのでした。


                *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

                『Do you wanna funk SYLVESTER』(おぉ、夢の河本と顔以外はベリー・ニア!笑)
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                  | in sleep | 2014.02.23 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
                  最近みた夢
                  線路の敷地に閉じ込められる


                  それは確か、楽しげな夢だったのだ…避暑地のような、過ごし慣れた旅先の宿から軽く散歩に出た帰りといった感じだったと思う。
                  これは曖昧なイメージだけど、設定として自分は成功した文筆家で新作の構想を練るとかいった口実で日常の喧騒から離れて旅先での気軽な日々を謳歌しているといった状況にあった。
                  ふとした悪戯心から、行きに横切った線路の脇に横穴を見つけて入ってみた。
                  それが、この楽しくない夢への入り口だったのだ。

                  特に身を屈めなくても通れる、高架下と地下道の中間といった道になっていたのだが…その先は行き止まりというか敷地の外には通じていなくて、僕は素直に引き返した筈だったのに。
                  元の入り口に戻れなくなっていたのだ、土がむき出しになっていた場所を這い上がってみたけれど外に出られそうにはなかった。
                  まったく複雑な形状ではなかったのに、どこがどうなっているやらで…とにかく通れる箇所をしらみ潰しに回り、どこでも好いから敷地の外に出ようと試みて無鉄砲に歩き始めていた。

                  時には便所の小便が池に流れ落ちる飛沫に濡れそうになり、顔を出したらレールの間で慌てて首を引っ込めたり…隣の線路を通過してゆく急行列車を恨めしく見送ったりと、すっかり絶望的な気分に陥っていたら。
                  主にオバチャン連中だったが、たまに行き違う人がいる事に気が付いた…どうやらこの敷地内で生きている人達がいて、うっかり僕が迷い込んだ敷地内の迷路は彼らの生活路なのだった。
                  そんな風に暮らしている人々がいるとは思いもしなかったが、それは作品づくりのネタになるではないか?

                  そのように考えたら気持ちも明るくなり、こちらから挨拶するとオバチャン達も気安く接してくれたのだ。
                  ここから抜け出す日がいつになるかは分からないけれども、先住者と打ち解けた事で気持ちが楽になった。
                  この偶然を活かそう、これぞ正しく“災い転じて福と成す”というものだろう。
                  と、前向きな心持ちになったところで目が覚めた。


                  覚めてみると、内容的には悪夢としか思えないけど…夢の中での僕自身は肯定的な心理状態だったので、あながち悪夢とはいえない。
                  悪条件下にあっても飯の種を見つけてしまう、作家という仕事の業の深さをしみじみと感じてしまった。笑
                  万が一これが何かの予兆であるのであれば、僕はもう好奇心など封印して思い付きで行動するような真似は断じてしないと誓うのだが…確実性がない以上、やはり僕は知らない道に足を踏み入れてしまうのだろう。
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                    | in sleep | 2014.02.11 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
                    最近みた夢
                    山の中の一軒家で殺虫剤を撒く


                    夜遅く、僕は見知らぬ家の中にいて、そこには沢山の虫が飛んでいたのだ。
                    小さい羽虫から大きな白い蛾まで、部屋の真ん中に立っている僕の周りを煩い位に飛び交っていたので、僕は隣の板の間に行った。

                    板の間は最初にいた居間っぽい部屋と同じ位の広さがあり、角には流し台が据え付けられていたと思う。
                    虫たちは僕の後に付いて来てしまい、僕は殺虫剤を撒いて虫たちを殺した。
                    かなり大量に撒いたから、室内が白く煙ったり息苦しくなると覚悟していたのに、まったく平気だったので少しだけ不思議に思った。

                    床には大きな蛙や、巨大なダンゴムシまでひっくり返っていた…蛙はガマガエルより大きくて単行本ぐらいのサイズで黄色味がかった鮮やかな緑色をしていて、それが乳白色の腹を上にして動かなくなっていた。
                    ダンゴムシも蛙と同じ位の大きさで、ひっくり返った状態をどうやって保っているのかは分からないが、甲羅を床に着けて白茶けた無数の肢を折り曲げて死んでいた…一際目立っていた白い蛾も、その傍に落ちていた。

                    床一面に虫たちが死んでいる状況に居心地わるく感じながら、どうしたものか戸惑っていると、そこに東京新聞のCMの女優(吉瀬美智子)が登場した…おそらく居間っぽい部屋から入ってきたようで、設定としては僕のツレ的な立ち位置らしい。
                    さして驚いたようでもなく「どうしたの?」と訊いてきたので経緯を説明していると、その板の間にある玄関(勝手口ではないらしい)の引き戸が開いている事に気が付いた。

                    玄関は引き戸で、流し台と同じ側の壁の反対側にあった。
                    外を見ると真っ暗で地面も未舗装といった、いかにも(山の中の一軒家)といった感じだった。
                    玄関が開いていたせいで、家の中の明かりに惹かれて虫たちが侵入したのだと思い「なんで開いていたんだろう?」と言うと、吉瀬美智子だった筈が現実のツレになっていて「あ、○○ちゃんが来てたんだ」と答えた。
                    友人が帰る時に閉め忘れたのではないか、と言いたいようだった。

                    僕は虫が部屋を飛び回っていた理由は、実は(扉の閉め忘れとは関係ないのではないか)と本心では考えていたのだが、完全に自分とは関わりない他人事然としたツレの態度にムカッとして「どうすんだよ、これ」と突っ掛かった言い方をして目が覚めた。


                    思えば吉瀬美智子が現れるまで夢の中は無音のままで、夢ではあるけれど僕が見る夢にしては現実味のない印象がある…別の言い方をすると、虫が死んだ後から普段の夢みたいなリアリティが感じられる展開になったようにも感じられるのだ。
                    それと今になって、白い蛾には(亡くなった人が現世に戻ってきた時の仮の姿)だか(亡くなった人からのメッセージ)だとかという謂れがあるのを、何かで読んだ事があるのを思い出した。
                    白い蛾は、虫たちの中で最初から具体的に認識していた…板の間で出現した蛙とダンゴムシも見た目には可愛らしく、醜悪さや邪悪さは一切感じられなかった。

                    でも僕はアウェイな閉鎖環境で孤立して虫たちに包囲された事で恐怖心を抱いており、板の間に追い詰められた事で殺すという選択肢しか思い浮かばなかった。
                    もし流し台の向こうに玄関があると知っていたら、自分が屋外に出るなり虫を追い出すなり殺さずに済む方策を先に実行したろう。
                    自分が大量の虫と蛙まで殺してしまった事で僕はショックを受け、それらの死骸をどうしたらよいか夢の中で途方に暮れていた。
                    無数の小さな虫、白い蛾、大きな蛙とダンゴムシである…吉瀬美智子→ツレと会話しながらも、心は(ティッシュで摘まんでゴミ箱にという訳にもいかないし、穴を掘って埋めるにしても時間が遅いし)などと眼前の状況に囚われていた。

                    そういえば、玄関を閉め忘れた事にされたツレの友人の○○ちゃんは実在しており、かつ住まいには必ず虫と縁があるという不思議な特性をお持ちの人物だ…奇遇といえば奇遇だが、本当に奇遇なだけですよね?笑
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                      | in sleep | 2014.02.08 Saturday | comments(0) | trackbacks(0) |




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