錯覚の科学 (文春文庫) [ クリストファー・チャブリス ]
錯覚の科学 (文春文庫) [ クリストファー・チャブリス ] (JUGEMレビュー »)
ここ数年で断トツのインパクトでした、誰もが犯す悪意なき嘘について。
それは克服可能な「個人の資質の問題」ではなく、だから盗用は必ずしも悪意ではないし医療ミスだってプロ失格じゃない訳です。
「たった一つの真実」なんて詭弁だし、所詮は見たい物を見て信じたい事を信じてるのよ。
己の記憶力を根拠に持論を曲げない友人には、是非とも本書を読んで柔軟さを学んでほしいな!
紹介記事【2020.03.16】
【中古】 バランサンド /ミルトン・バナナ・トリオ 【中古】afb
【中古】 バランサンド /ミルトン・バナナ・トリオ 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
ミルトン・バナナは「ゲッツ/ジルベルト」にも参加したボサノバ・レジェンドだったようで、ヴィオランのバチーダ奏法を応用した軽やかなビートがチャーミングなインスト物です。
東芝EMIの旧盤は別トリオの音源が混在したイカサマCDながら、ボッサ・トレスとのカップリングと思えば悪くないかも。笑
紹介記事【2020.02.22】
ACCA13区監察課 Blu-ray BOX 1【Blu-ray】 [ 下野紘 ]
ACCA13区監察課 Blu-ray BOX 1【Blu-ray】 [ 下野紘 ] (JUGEMレビュー »)
オノ・ナツメが原作でマッドハウス制作と、期待に違わぬスリリングかつユーモラスな展開が絶妙!
曲も映像も洒落てるOPは毎回飛ばさず観ちゃう位、大人のほうが楽しめる心理描写はハードボイルド風味のファンタジーという感じ。
紹介記事【2020.02.19】
セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー! [DVD]
セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー! [DVD] (JUGEMレビュー »)
宇宙で冷戦終結を迎え置き去り状態の「最後のソビエト連邦国民」と無線が趣味のハバナ大学教授に、ソビエトを憎む老CIAや反米官僚が絡む異色コメディ。
なので旧ソビエトとキューバの関係や、キューバがアメリカから経済封鎖を受けていた位は把握しときましょう。
古い喜劇の味わいを思わせる友情物語で、トボケたラストに繋がる枠物語の構成も見事。
紹介記事【2020.06.18】
探しに行こうよ
探しに行こうよ (JUGEMレビュー »)
終盤で詰んで積みゲー化していましたが、攻略本を入手したので再開しクリア達成!
PS2初期のタイトルで粗は色々ありますが、それを補う楽しさがありますね。
冒険ごっこの通過儀礼を、町の大人たちも密かに懐かしく思っているのでしょうな・・・バトル少な目のパズル進行と世界観のバランスがマッチして、ラストで温かい気持ちになりました。
紹介記事【2020.01.29】
愛しのインチキガチャガチャ大全ーコスモスのすべてー【電子書籍】[ ワッキー貝山 ]
愛しのインチキガチャガチャ大全ーコスモスのすべてー【電子書籍】[ ワッキー貝山 ] (JUGEMレビュー »)
(注・サムネは【電子書籍】です)
創業するやスーパーカー・ブームに乗り、ガチャガチャ界に名を馳せたコスモス。
「ハズレ」という画期的な概念を持ち込むなど大人気ない阿漕さに、読めば呆れる伝説の数々!
10万点を越えるコレクターにより陽の目を見た驚きと苦笑いの裏側、時代のユルさに悪乗り出来た時代の仇花か?
紹介記事【2020.01.24】
送料無料【中古】私たちの幸せな時間 (Bunch Comics Extra) [Comic] 佐原 ミズ; 孔 枝泳 and 蓮池 薫
送料無料【中古】私たちの幸せな時間 (Bunch Comics Extra) [Comic] 佐原 ミズ; 孔 枝泳 and 蓮池 薫 (JUGEMレビュー »)
粗筋だけなら一昔前のケータイ小説にありそうですけど、これは「泣ける漫画」として「泣いてスッキリ」じゃ詰まらないな。
彼は私かもしれない、そう感じた事を「ない」と即答してしまう人こそ僕には恐ろしく思えます。
僅かに心を詰まらせる、この幕切れの匙加減も見事だな…所詮は自分の時間を生きるしかないが故にこそ惜しむべき死も最大限の糧に変えてゆく、キリスト教的なカタルシスではありますが。
紹介記事【2020.03.03】
劇場版 天上人とアクト人最後の戦い【中古】【アニメ】中古DVD
劇場版 天上人とアクト人最後の戦い【中古】【アニメ】中古DVD (JUGEMレビュー »)
決して悪口ではなく、単に(ゆるふわ系)が好みじゃないので京都アニメーション作品って基本的に観ないのですが。
本編後に連続再生された特典映像で事件前の京アニ第一スタジオを観て、お亡くなりになった木上監督らの姿に胸が苦しくなりました。
失われた才能と未来を思い、死は画面越しの出来事ではないと改めて痛感しました。R.I.P.
紹介記事【2020.04.21】
ザ・タイガー!!! [ プータリット・プロムバンダル ]
ザ・タイガー!!! [ プータリット・プロムバンダル ] (JUGEMレビュー »)
タイの伝説に基づいた、人食い虎の魔物と戦うファンタジック・サスペンス・SFXアクション!
タイ語にクメール語に中国語とオーストラリア英語が辺境のジャングルで入り乱れる発想が面白いですね、それと食った人に化ける妖虎はゾンビ的で西洋ホラーの影響も思わせたりと好い意味でエキゾチック。
観ないジャンルであれば尚更オススメです、個人的には。
紹介記事【2020.06.13】
シンデレラはウンザウンザを踊る / バックドロップシンデレラ
シンデレラはウンザウンザを踊る / バックドロップシンデレラ (JUGEMレビュー »)
まるでN.Y.パンクを笠置シヅ子が乗っ取ったような?って両方とも詳しくない個人の感想ですが、今時こんな万人受けしそうにない音楽が商業ベースに乗れてる自主自立スタンスは本物。
ウンザウンザなる独自の「ええじゃないかポルカ」的な音楽スタイルを追究するカッコ好さ!
紹介記事【2020.02.04】
暴力戦士 [ 田中健 ]
暴力戦士 [ 田中健 ] (JUGEMレビュー »)
六甲の野外フェスで抗争勃発、東京側のリーダーが神戸リーダーの妹と呉越同舟の70年代クヨクヨ邦画版「手錠のままの脱獄」。
まぁ70年代とはいっても'79年の公開ですし全然クヨクヨじゃない石井輝男監督作です、ワルな田中健&ワルな岡田奈々+ホンワカした劇伴音楽のミスマッチぶりが逆に微妙さ加減を演出してる気も。
紹介記事【2020.02.18】
【中古】 ロリータの詩集(1) 花とゆめC1469/山中音和(著者) 【中古】afb
【中古】 ロリータの詩集(1) 花とゆめC1469/山中音和(著者) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
ロリといっても訳アリ少女が徐々に「言葉」を取り戻していく高校生群像劇で、この大人になってから黒歴史化しそうな青臭いクールさが気恥ずかしくもあります。
上條淳士っぽい仏頂面に微妙な起伏を見せ、十代の粗い鋭さを感じさせます。
コミュニケーションって相手を通じて自分を見てるのね、その双方向の情報整理が年頃的に紛らわしく感じられたんだなーなんて。
紹介記事【2020.02.23】
HAIM / Days Are Gone 【CD】
HAIM / Days Are Gone 【CD】 (JUGEMレビュー »)
(注・サムネは前作です)
露出過多なセクシー路線に走りがちな女性シンガーとは一線を画すビジュアルといい、個人的に注目の若手3姉妹です。
父の影響で幼少時から学んだビートのセンス、民族音楽を専攻した長女はベースもフレーズがユニーク。
リズミカルな節回しの歌い方からはケイト・ブッシュを連想しました、楽曲のポップさと裏腹な何かしらハッとさせられる音のフックは前作が偶然の産物ではなかった証拠です。
紹介記事【2020.04.12】
◆◆日本昭和トンデモ児童書大全 オールカラー版 / 中柳豪文/著 / 辰巳出版
◆◆日本昭和トンデモ児童書大全 オールカラー版 / 中柳豪文/著 / 辰巳出版 (JUGEMレビュー »)
高度成長期を経て政治紛争も落ち着き、子供相手の経済が回り始めた時代の怪しい児童書から91冊を厳選。
夢と科学の分岐点、情報社会の一歩手前で他愛ない悪夢を盛り上げていた陰の功労者たちの人物伝も短いながら奥行きが増します。
こういったサブカル昭和臭は電子書籍じゃ嗅げないよなぁ?笑
紹介記事【2020.02.09】
空色のメロディ 1【電子書籍】[ 水沢めぐみ ]
空色のメロディ 1【電子書籍】[ 水沢めぐみ ] (JUGEMレビュー »)
(注・サムネは【電子書籍】です)
昔の「りぼん」とか「なかよし」っぽさと「少女コミック」っぽさとの中間といった印象で、洋風カントリーに王子様テイストは鉄板ですな。笑
番外編までバッチリ取りこぼしのない構成&画力で飽きさせませんよ、今じゃ出来ない牧歌的な少女漫画のエッセンスを堪能しました。
紹介記事【2020.04.02】
もののあはれ (ハヤカワ文庫SF ケン・リュウ短篇傑作集 0) [ ケン・リュウ ]
もののあはれ (ハヤカワ文庫SF ケン・リュウ短篇傑作集 0) [ ケン・リュウ ] (JUGEMレビュー »)
中国SFへの興味で手にした短編集ですが、原題も「Mono no Aware」と日本的な精神性の翻訳感に気恥ずかしさと碁の大局観や利他の解釈を絡めた表題作に感嘆させられ。
分かったように持ち上げてる訳ではなく、他にも70年代ハチャハチャ風味に本領発揮のシンギュラリティSFと清代末のファンタジー〜香港スチームパンクなどサービス精神も旺盛。
一神教的世界観からの落とし処もまた東洋的といいますか、僕は心地好かったな。
紹介記事【2020.05.28】
ハピネット Happinet DOPE/ドープ!! 【DVD】
ハピネット Happinet DOPE/ドープ!! 【DVD】 (JUGEMレビュー »)
制作にファレル・ウィリアムスが噛んでるだけあって、90年代ラップ愛と直球加減のハズし方が独特です。
正に「違法な薬物」+「まぬけ」=「素晴らしい」ドープさ、ハーレムでド底辺スクールカーストでマイノリティな3人組がどんでん返しを繰り返しつつ見事な着地を決めてくれました。
ラストショットの射抜くような眼差しは、ユルく観せつつ「スーパーフライ」の哀しみをアップデートしてるね。
紹介記事【2020.04.07】
【中古】SIMPLE2000シリーズ アルティメット Vol.2 エディット・レーシング
【中古】SIMPLE2000シリーズ アルティメット Vol.2 エディット・レーシング (JUGEMレビュー »)
噛めば噛むほどハマる、所謂スルメゲーなのです。
ディスクやゲームソフトやらでのコース生成もユニークですが、何より本編に再び絶賛ドハマり中です。
攻略サイトも本もないので、相性やレベルの効果にメール総数の増減など手探りで検証。
もしかして逆走バグを発見したのって僕ぐらいじゃない?笑
紹介記事【2020.02.26】
【中古】 おあとがよろしいようで コミックエッセイ /オカヤイヅミ(著者) 【中古】afb
【中古】 おあとがよろしいようで コミックエッセイ /オカヤイヅミ(著者) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
いや落語の漫画じゃなく、食と死を問うエッセイ漫画です。
15名の作家たちとの会食インタビューを、益田ミリが筆書したようなタッチで描いてます。
“死ぬ前に食べたいものってなに?”という「話に詰まった酒席の定番」みたいな企画で一席設けるとは、みんなオイシイ発想ですな!笑
死は誰もが体験しうる一番遠い未来、実は「おあとがよろしいようで」=「次の準備が整いました」って深いな。
紹介記事【2020.01.18】
planetarian ちいさなほしのゆめ+星の人 Webアニメ版全5話+劇場版コンボパック ブルーレイ+DVDセット【Blu-ray】
planetarian ちいさなほしのゆめ+星の人 Webアニメ版全5話+劇場版コンボパック ブルーレイ+DVDセット【Blu-ray】 (JUGEMレビュー »)
原作が美少女PCゲーながら、天然ロボのウザさにも理由があり違和感なく引き込まれました。
荒廃した現在(遠未来)と既視感を覚える過去(近未来)の断絶と実利主義にならざるを得ない世知辛さから、叶わない夢に希望を見るほろ苦さは思いがけなく深く沁みました。
紹介記事【2020.01.25】
外国人ヒットマン [ 一橋 文哉 ]
外国人ヒットマン [ 一橋 文哉 ] (JUGEMレビュー »)
なんか国内の犯罪絡みって引いちゃうんですが、未だ未解決の様々な凶悪事件とアジア裏社会の巧妙さに何故か興味が湧きまして。
来日した足でサクッと済ませて即帰国という日帰り殺人旅行、偽造パスポートだから追跡調査も難しいし近隣諸国とは犯人引き渡し条約を締結してない点が利用されてる節もあり震撼モノ。
紹介記事【2020.03.29】
【中古】 妖精のネジ(文庫版) ソノラマC文庫/奈知未佐子(著者) 【中古】afb
【中古】 妖精のネジ(文庫版) ソノラマC文庫/奈知未佐子(著者) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
25本のショートファンタジーを収録、心がキュッとしてほぐれます。
最初は地味な印象でしたが、デッサン力の高いデフォルメと時代に左右されない画風は只者じゃないですな。
僅かな紙数で過不足なく見せるクオリティでサラリと読ませる、甘く切ないストーリーの巧みさも見事。
紹介記事【2020.04.06】
ブレイク・ビーターズ [ ゴードン・ケメラー ]
ブレイク・ビーターズ [ ゴードン・ケメラー ] (JUGEMレビュー »)
旧東独、といっても今じゃ通じなさそうですが…80年代の社会主義国でヒップホップに目覚めちゃった若者と、彼らの活動を体制翼賛に取り込もうとする当局との丁々発止を描く青春コメディ。
飼い慣らそうとする権力側と調子を合わせつつ苦悩する主人公たち、ベルリンの壁が崩壊して彼らを待ち受けるラストのほろ苦さとタフさに男泣きです。
自分でいる事を描いている点で、英国のサルサ映画「カムバック!」と併せてオススメ。
紹介記事【2019.11.02】
ポルノ☆スターへの道 [ ニック・スウォードソン ]
ポルノ☆スターへの道 [ ニック・スウォードソン ] (JUGEMレビュー »)
ラジー賞を独占した下ネタ満載ムービー、とりあえず下品ですけど線引きはキッチリしてますね…笑わせる内容は、少なくとも男性なら他人事じゃないというか。
女性同士の巨乳幻想みたいなね、目の付け処が上手いなぁと。
まぁ万人向けではないにせよ、僕は感心しつつ大笑いしました。
紹介記事【2019.10.17】
あきれたあきれた大作戦 [ ピーター・フォーク ]
あきれたあきれた大作戦 [ ピーター・フォーク ] (JUGEMレビュー »)
笑いって鮮度があると思ってました、本作を観るまでは。
先が読めずに引き込まれましたが、確かに繰り返し観たくなるかも…計算されたシナリオが効いた笑いと、映像的な古さもまた味わい深いです。
スタンダードでバカバカしくて無駄のない、意外な傑作。
紹介記事【2019.12.10】
月曜日の友達(1-2巻 全巻) 全巻セット
月曜日の友達(1-2巻 全巻) 全巻セット (JUGEMレビュー »)
中学生になったばかりの頃の、世界の拡がりに戸惑う姿は性別や世代を超えて響きますね。
作画力もストーリーテリングも卓越してます、些細な一瞬を捉える巧さが。
忘れていた何か、忘れたくなかった何か…最後のコマに、胸が苦しくなりました。
紹介記事【2019.11.11】
【中古】 山本耳かき店 ビッグCスペシャル/安倍夜郎(著者) 【中古】afb
【中古】 山本耳かき店 ビッグCスペシャル/安倍夜郎(著者) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
耳かき店ブームの火付け役、なんて書いては申し訳ないのですけども…決してブームに便乗した後追いではない、と。
穏やかな時間の流れる小さな町で、耳かき屋さんを訪れる客の脳内イメージが秀逸です。
こんな表現があったのか、こんな漫画があったのかと目からウロコ耳から(略)。
紹介記事【2019.12.23】
【中古】 マンガでわかる 戦後ニッポン /手塚治虫(著者),水木しげる(著者),つげ義春(著者),はるき悦巳(著者),ちばてつや(著者) 【中古】afb
【中古】 マンガでわかる 戦後ニッポン /手塚治虫(著者),水木しげる(著者),つげ義春(著者),はるき悦巳(著者),ちばてつや(著者) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
現代に至る国内の移ろいを漫画に語らせる好企画アンソロジーです。
漫画にしか出来ない表現は、例えば三輪自動車が走る風景でありリンチされる米軍の操縦士であり…基本的に主観視点であるが故の、俯瞰の効く文学表現よりも接地した仮想体験なのかも。
いわば漫画こそが伝え得た戦後の一片、切り口を変えて続けてもらいたいですね。
紹介記事【2019.12.12】
絵はがきにされた少年 [ 藤原章生 ]
絵はがきにされた少年 [ 藤原章生 ] (JUGEMレビュー »)
アフリカに対する先入観や固定観念が、ことごとく覆されます…偏見を持たないように心掛けていたつもりでも、日本にいて伝わってくる情報自体にバイアスが入っている訳ですが。
西欧支配の呪縛に歪められた各地の民族性や搾取の構造など、日本では見えにくい暗部が著者の目を通して見えてくるようで。
アフリカの話であり、同時に現代の実像でもあるのでは?と。
紹介記事【2019.09.1】

最近読んだマンガ
美水かがみ「らき☆すた」1巻

動画サイトで見かけない日はない気もする、そのアニメの原作マンガ。
四コマだけど、読むのに時間がかかった。
きっと連載してる雑誌で、他のマンガとの合間に読むと丁度好いんだろうな。
軽く読み飛ばしてみるつもりだったけど、そういったテンポよさが感じられない。
ま、売り文句は「まったり」だから仕方ないのか。
それにしても・・・。


杉山敏「リアル鬼ごっこ」

山田 悠介氏の、名前だけは知っている小説が原作。
オチは違っているらしいけど、まぁ読んでよかったかも。
小説を読んでみるのに比べれば、あっという間に話が終わる。
下手な四コマよりも早く、そして何も感じるところがない。
原作を読んでたら、浪費した時間に徒労と怒りを感じていたろう。
そう思えば、の話。
0
    | comic | 2008.01.18 Friday | comments(0) | - |
    最近読んだマンガ
    藤原カムイ「ウルトラQ Unbalance zone」全2巻

    幼少時、ウルトラマンより仮面ライダーだったし。
    それに東宝東映系の、身の丈を超える特撮は子供心にも古臭く感じられたのだ。

    実相寺作品の凄さや、半ば伝説と化していた「ウルトラQ」は好事家な友人から断片的に聞かされてはいたが。
    脚本として優れていようと、映像としては今更な気がして食指が動かなかったので。

    あの時代でなければ成立しない部分と、当時のままでは通用しない部分があると思う。
    そういった要素をバランスよく調整してあるから、いま読んでも惹き込まれるのだろう。
    ようやく、そして最良のカタチで出会えた気がする。
    理想を言えば、全話をカムイ流で描いてほしかったけど。


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    藤原カムイ×寺島優「雷火」第一巻| 2010.05.03
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    「至福千年」| 2013.11.04
    「Chocolate Panic」3巻| 2013.11.07
    「Chocolate Panic」2巻| 2016.10.10
    藤原カムイ×寺島優「雷火 (普及版)」第一巻&第二巻| 2018.07.24


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    【最近読んだ本】中柳豪文「日本昭和トンデモ児童書大全」| 2020.02.09
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      | comic | 2008.01.16 Wednesday | comments(0) | - |
      最近読んだマンガ
      鳴子 ハナハル、ベサメムーチョ「かみちゅ! 」全2巻

      そうか、電撃コミックスですか。
      なんかねー、メディア・ミックスっぽい気はしたんですよ。
      ちゃんとマーケティングだか何かして、というね。
      でも2巻で完結してて、結果が出せず撤退したのかと思ったら。
      きっちりアニメ化なんかもされてるようですし、地味でも当てていく戦略だったのかな?・・・なぁんて。
      キャラ原案はOVA「R.O.D -READ OR DIE-」同様、羽音(うおん)たらく氏だそうで。
      マンガの世界も分業化というか、ショー・ビジネスですなぁ。
      0
        | comic | 2008.01.15 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
        最近読んだマンガ
        衿沢世衣子「向こう町ガール八景」

        自分の中では(桜沢エリカ調の画風と玖保キリコ系の展開)といった印象。
        と、こうして既存のカテゴリーに喩えてしまうと誤解されますね・・・この作品にオリジナリティがない、とか。
        そういった意図ではなく(その周辺に近い面白味)と解釈してください。

        何となく読み返して、今でも僕の大好きな「風呂上りの夜空に」というマンガを思い出しました・・・もう20年も前ですが、それでも当時かなり脱力したマンガだと感じたものです。
        しかし今では、笑うしかないところまで脱力しちゃってるんだなぁと感じた本作。
        杉浦日向子のいう江戸人の「突き抜けた絶望」のような。
        0
          | comic | 2007.12.26 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
          最近読んだマンガ
          のみねこ「猫とフトンとゲームがあれば、今日も明日も大丈夫!」

          ウェブ本です。
          書名どおりの絵日記サイトに声を掛けたのは、なんと新風舎。
          作者が持ち込んで編集に金を払うというシステムを広めた、あの出版社が。
          ちょっと意外。
          内容は、1ページ毎に四コママンガ。
          もちろん、この本の公式サイト(←出版社倒産に伴い閉鎖、作者のサイトとは別らしい)でも楽しめますが。


          〈ねこ漫画〉関連記事:
          【最近読んだマンガ】ねこぢる「ねこぢるまんじゅう」| 2007.11.07
          【最近読んだマンガ】竹本泉「ねこめ〜わく」| 2008.01.22
          【最近読んだマンガ】北道正幸「プ〜ねこ」| 2011.06.02
          【最近読んだマンガ】デスノバ(制作)「よりぬき ネコマンガ」| 2011.08.03
          【最近読んだマンガ】くるねこ大和「やつがれと枕荒らし」| 2014.07.05
          0
            | comic | 2007.12.23 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
            最近読んだマンガ
            井上雄彦「バガボンド」24巻

            タイトルに、きちんと“原作 吉川英治「宮本武蔵」より”と入れてるのが律儀。
            絵も律儀、ゆえに寡作な気が。
            と思うのは連載もコミックもリアルタイムに購読してないせいですが。

            いよいよ伝七郎との決戦、に至る一両日の巻。
            ドカ○ン並みの内面描写ですが、絵で魅せるので冗長な感じはしない。
            まぁとにかく、続き物は完結してから一気読みが最良かな。


            続巻


            関連記事:【最近読んだマンガ】宮本武蔵(原作)「コミック版 超訳 五輪書」| 2011.04.23
                 【最近読んだマンガ】井上雄彦「BUZZER BEATER」1巻 | 2013.02.22
                 【最近読んだマンガ】井上雄彦「BUZZER BEATER」2巻 | 2013.03.06
            0
              | comic | 2007.12.21 Friday | comments(0) | trackbacks(0) |
              最近読んだマンガ
              志水 アキ「幻想水滸伝3 運命の継承者」全11巻

              RPGがノベライズされたり、こうしてコミカライズ(漫画化)される事は時々ある。
              でもやっぱり、そのゲームをプレイした人でないと今ひとつ入りきれない気がする。
              そういう意味では、販売戦略的な二次創作といえるだろう。

              ま、それはともかく。
              僕はこのゲーム好きなので、とても楽しめた。
              登場人物もストーリーも目新しくはないけれど、その世界に含みが出てくる感じ。
              近いうち、また引っ張り出してプレイしそう・・・。


              関連記事:
              【最近読んだ本】「幻想水滸伝III 公式ガイドブック 完全版」「幻想水滸伝III コナミ公式パーフェクトガイド」| 2011.11.28
              【最近読んだマンガ】施耐庵・作「水滸伝」| 2014.04.25
              【最近やったゲーム】PS2ソフト「幻想水滸伝III」| 2015.08.05
              【最近読んだマンガ】施耐庵・作「水滸伝」(再読)| 2015.11.23
              0
                | comic | 2007.12.04 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
                最近読んだマンガ
                宮崎駿 「風の谷のナウシカ」全7巻

                ずいぶんと久しぶりに、しかも一気に再読。
                初めて読んだ10年前には、環境問題や自己存在など多くの哲学的な示唆が、
                消化しきれず却って食傷気味になった覚えが。
                改めて読んでも、笑ったそばから涙して揺さぶられる。

                すぐれた物語は、読むたびに何かを与えてくれる。
                自分が、少しは成長したことを知る機会にもなる。
                それぞれの場面で、自分ならば何を選択するのかも変わっている。
                タオは説く、解明し得る道は道にあらずと。
                そしてまた、作為的なものは自然の道理に沿っていないと。

                氏が「カリ城」後に“日本を舞台にして・・・”と語っていた長年の構想が、
                「トトロ」などを派生させながら「もののけ姫」へと結実するまでの変遷が、
                この中に描かれている気がする。


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                  | comic | 2007.11.30 Friday | comments(0) | trackbacks(0) |
                  最近読んだマンガ
                  松本大洋「ナンバーファイブ(吾)」全8巻

                  世界観は、まんま「リンダキューブアゲイン」というゲームソフト(やってないけど)。
                  この作者の濃い画風に慣れれば、眺めるだけでも結構たのしい。
                  80年代の藤原カムイを思わせる、シュールな感じとか。
                  話のオチが凡庸で残念でしたが、こういうSF好きです。
                  浅はかな人道主義によって崖っぷちの人類、
                  理想の限界と自由意志の刷り込み。


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                    | comic | 2007.11.22 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
                    最近読んだマンガ
                    二階堂正宏「極楽町一丁目 (嫁姑地獄篇) 」

                    すごい。
                    まさしく“叙情性が込められた線”を描出できる、
                    知る人ぞ知るギャグの大家。
                    真似の出来ない線が、この際どさを笑いに転化している。
                    根元敬や蛭子能収と似て非なる、その線と作風。


                    関連記事:
                    【最近読んだマンガ】二階堂正宏「極楽町一丁目〈2〉嫁しゅうと残酷編」| 2010.05.13
                    【最近読んだマンガ】二階堂正宏「極楽町一丁目<1>嫁姑地獄篇」| 2010.12.14



                    とり・みき「パシパエーの宴」

                    “件”のマンガを始め、シリアス系を集めた短編集。
                    青春スケッチのような、普通すぎて異色な「望楼」が印象的。
                    ひょろっとしてて黒目がちで、小麦色で黒髪ショートでスポーツ系で・・・ってのは個人的に萌えなのです。
                    チクマ秀版社「LEGEND ARCHIVES」、応援してます。


                    関連記事:
                    【いま読んでるマンガ】とり・みき「SF大将」| 2007.07.24



                    ねこぢる「ねこぢるまんじゅう」

                    この作家、初めて読んだけど・・・間が悪かったかも。
                    先に読んでた2冊に、霞んでしまいました。
                    遺された夢のノートを元に、山野一氏(後のねこぢるy氏)が描いているのも同じテイスト。


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                    【最近読んだマンガ】のみねこ「猫とフトンとゲームがあれば、今日も明日も大丈夫!」| 2007.12.23
                    【最近読んだマンガ】竹本泉「ねこめ〜わく」| 2008.01.22
                    【最近読んだマンガ】北道正幸「プ〜ねこ」| 2011.06.02
                    【最近読んだマンガ】デスノバ(制作)「よりぬき ネコマンガ」| 2011.08.03
                    【最近読んだマンガ】くるねこ大和「やつがれと枕荒らし」| 2014.07.05
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                      | comic | 2007.11.07 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |




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