錯覚の科学 (文春文庫) [ クリストファー・チャブリス ]
錯覚の科学 (文春文庫) [ クリストファー・チャブリス ] (JUGEMレビュー »)
ここ数年で断トツのインパクトでした、誰もが犯す悪意なき嘘について。
それは克服可能な「個人の資質の問題」ではなく、だから盗用は必ずしも悪意ではないし医療ミスだってプロ失格じゃない訳です。
「たった一つの真実」なんて詭弁だし、所詮は見たい物を見て信じたい事を信じてるのよ。
己の記憶力を根拠に持論を曲げない友人には、是非とも本書を読んで柔軟さを学んでほしいな!
紹介記事【2020.03.16】
【中古】 バランサンド /ミルトン・バナナ・トリオ 【中古】afb
【中古】 バランサンド /ミルトン・バナナ・トリオ 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
ミルトン・バナナは「ゲッツ/ジルベルト」にも参加したボサノバ・レジェンドだったようで、ヴィオランのバチーダ奏法を応用した軽やかなビートがチャーミングなインスト物です。
東芝EMIの旧盤は別トリオの音源が混在したイカサマCDながら、ボッサ・トレスとのカップリングと思えば悪くないかも。笑
紹介記事【2020.02.22】
ACCA13区監察課 Blu-ray BOX 1【Blu-ray】 [ 下野紘 ]
ACCA13区監察課 Blu-ray BOX 1【Blu-ray】 [ 下野紘 ] (JUGEMレビュー »)
オノ・ナツメが原作でマッドハウス制作と、期待に違わぬスリリングかつユーモラスな展開が絶妙!
曲も映像も洒落てるOPは毎回飛ばさず観ちゃう位、大人のほうが楽しめる心理描写はハードボイルド風味のファンタジーという感じ。
紹介記事【2020.02.19】
セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー! [DVD]
セルジオ&セルゲイ 宇宙からハロー! [DVD] (JUGEMレビュー »)
宇宙で冷戦終結を迎え置き去り状態の「最後のソビエト連邦国民」と無線が趣味のハバナ大学教授に、ソビエトを憎む老CIAや反米官僚が絡む異色コメディ。
なので旧ソビエトとキューバの関係や、キューバがアメリカから経済封鎖を受けていた位は把握しときましょう。
古い喜劇の味わいを思わせる友情物語で、トボケたラストに繋がる枠物語の構成も見事。
紹介記事【2020.06.18】
探しに行こうよ
探しに行こうよ (JUGEMレビュー »)
終盤で詰んで積みゲー化していましたが、攻略本を入手したので再開しクリア達成!
PS2初期のタイトルで粗は色々ありますが、それを補う楽しさがありますね。
冒険ごっこの通過儀礼を、町の大人たちも密かに懐かしく思っているのでしょうな・・・バトル少な目のパズル進行と世界観のバランスがマッチして、ラストで温かい気持ちになりました。
紹介記事【2020.01.29】
愛しのインチキガチャガチャ大全ーコスモスのすべてー【電子書籍】[ ワッキー貝山 ]
愛しのインチキガチャガチャ大全ーコスモスのすべてー【電子書籍】[ ワッキー貝山 ] (JUGEMレビュー »)
(注・サムネは【電子書籍】です)
創業するやスーパーカー・ブームに乗り、ガチャガチャ界に名を馳せたコスモス。
「ハズレ」という画期的な概念を持ち込むなど大人気ない阿漕さに、読めば呆れる伝説の数々!
10万点を越えるコレクターにより陽の目を見た驚きと苦笑いの裏側、時代のユルさに悪乗り出来た時代の仇花か?
紹介記事【2020.01.24】
送料無料【中古】私たちの幸せな時間 (Bunch Comics Extra) [Comic] 佐原 ミズ; 孔 枝泳 and 蓮池 薫
送料無料【中古】私たちの幸せな時間 (Bunch Comics Extra) [Comic] 佐原 ミズ; 孔 枝泳 and 蓮池 薫 (JUGEMレビュー »)
粗筋だけなら一昔前のケータイ小説にありそうですけど、これは「泣ける漫画」として「泣いてスッキリ」じゃ詰まらないな。
彼は私かもしれない、そう感じた事を「ない」と即答してしまう人こそ僕には恐ろしく思えます。
僅かに心を詰まらせる、この幕切れの匙加減も見事だな…所詮は自分の時間を生きるしかないが故にこそ惜しむべき死も最大限の糧に変えてゆく、キリスト教的なカタルシスではありますが。
紹介記事【2020.03.03】
劇場版 天上人とアクト人最後の戦い【中古】【アニメ】中古DVD
劇場版 天上人とアクト人最後の戦い【中古】【アニメ】中古DVD (JUGEMレビュー »)
決して悪口ではなく、単に(ゆるふわ系)が好みじゃないので京都アニメーション作品って基本的に観ないのですが。
本編後に連続再生された特典映像で事件前の京アニ第一スタジオを観て、お亡くなりになった木上監督らの姿に胸が苦しくなりました。
失われた才能と未来を思い、死は画面越しの出来事ではないと改めて痛感しました。R.I.P.
紹介記事【2020.04.21】
ザ・タイガー!!! [ プータリット・プロムバンダル ]
ザ・タイガー!!! [ プータリット・プロムバンダル ] (JUGEMレビュー »)
タイの伝説に基づいた、人食い虎の魔物と戦うファンタジック・サスペンス・SFXアクション!
タイ語にクメール語に中国語とオーストラリア英語が辺境のジャングルで入り乱れる発想が面白いですね、それと食った人に化ける妖虎はゾンビ的で西洋ホラーの影響も思わせたりと好い意味でエキゾチック。
観ないジャンルであれば尚更オススメです、個人的には。
紹介記事【2020.06.13】
シンデレラはウンザウンザを踊る / バックドロップシンデレラ
シンデレラはウンザウンザを踊る / バックドロップシンデレラ (JUGEMレビュー »)
まるでN.Y.パンクを笠置シヅ子が乗っ取ったような?って両方とも詳しくない個人の感想ですが、今時こんな万人受けしそうにない音楽が商業ベースに乗れてる自主自立スタンスは本物。
ウンザウンザなる独自の「ええじゃないかポルカ」的な音楽スタイルを追究するカッコ好さ!
紹介記事【2020.02.04】
暴力戦士 [ 田中健 ]
暴力戦士 [ 田中健 ] (JUGEMレビュー »)
六甲の野外フェスで抗争勃発、東京側のリーダーが神戸リーダーの妹と呉越同舟の70年代クヨクヨ邦画版「手錠のままの脱獄」。
まぁ70年代とはいっても'79年の公開ですし全然クヨクヨじゃない石井輝男監督作です、ワルな田中健&ワルな岡田奈々+ホンワカした劇伴音楽のミスマッチぶりが逆に微妙さ加減を演出してる気も。
紹介記事【2020.02.18】
【中古】 ロリータの詩集(1) 花とゆめC1469/山中音和(著者) 【中古】afb
【中古】 ロリータの詩集(1) 花とゆめC1469/山中音和(著者) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
ロリといっても訳アリ少女が徐々に「言葉」を取り戻していく高校生群像劇で、この大人になってから黒歴史化しそうな青臭いクールさが気恥ずかしくもあります。
上條淳士っぽい仏頂面に微妙な起伏を見せ、十代の粗い鋭さを感じさせます。
コミュニケーションって相手を通じて自分を見てるのね、その双方向の情報整理が年頃的に紛らわしく感じられたんだなーなんて。
紹介記事【2020.02.23】
HAIM / Days Are Gone 【CD】
HAIM / Days Are Gone 【CD】 (JUGEMレビュー »)
(注・サムネは前作です)
露出過多なセクシー路線に走りがちな女性シンガーとは一線を画すビジュアルといい、個人的に注目の若手3姉妹です。
父の影響で幼少時から学んだビートのセンス、民族音楽を専攻した長女はベースもフレーズがユニーク。
リズミカルな節回しの歌い方からはケイト・ブッシュを連想しました、楽曲のポップさと裏腹な何かしらハッとさせられる音のフックは前作が偶然の産物ではなかった証拠です。
紹介記事【2020.04.12】
◆◆日本昭和トンデモ児童書大全 オールカラー版 / 中柳豪文/著 / 辰巳出版
◆◆日本昭和トンデモ児童書大全 オールカラー版 / 中柳豪文/著 / 辰巳出版 (JUGEMレビュー »)
高度成長期を経て政治紛争も落ち着き、子供相手の経済が回り始めた時代の怪しい児童書から91冊を厳選。
夢と科学の分岐点、情報社会の一歩手前で他愛ない悪夢を盛り上げていた陰の功労者たちの人物伝も短いながら奥行きが増します。
こういったサブカル昭和臭は電子書籍じゃ嗅げないよなぁ?笑
紹介記事【2020.02.09】
空色のメロディ 1【電子書籍】[ 水沢めぐみ ]
空色のメロディ 1【電子書籍】[ 水沢めぐみ ] (JUGEMレビュー »)
(注・サムネは【電子書籍】です)
昔の「りぼん」とか「なかよし」っぽさと「少女コミック」っぽさとの中間といった印象で、洋風カントリーに王子様テイストは鉄板ですな。笑
番外編までバッチリ取りこぼしのない構成&画力で飽きさせませんよ、今じゃ出来ない牧歌的な少女漫画のエッセンスを堪能しました。
紹介記事【2020.04.02】
もののあはれ (ハヤカワ文庫SF ケン・リュウ短篇傑作集 0) [ ケン・リュウ ]
もののあはれ (ハヤカワ文庫SF ケン・リュウ短篇傑作集 0) [ ケン・リュウ ] (JUGEMレビュー »)
中国SFへの興味で手にした短編集ですが、原題も「Mono no Aware」と日本的な精神性の翻訳感に気恥ずかしさと碁の大局観や利他の解釈を絡めた表題作に感嘆させられ。
分かったように持ち上げてる訳ではなく、他にも70年代ハチャハチャ風味に本領発揮のシンギュラリティSFと清代末のファンタジー〜香港スチームパンクなどサービス精神も旺盛。
一神教的世界観からの落とし処もまた東洋的といいますか、僕は心地好かったな。
紹介記事【2020.05.28】
ハピネット Happinet DOPE/ドープ!! 【DVD】
ハピネット Happinet DOPE/ドープ!! 【DVD】 (JUGEMレビュー »)
制作にファレル・ウィリアムスが噛んでるだけあって、90年代ラップ愛と直球加減のハズし方が独特です。
正に「違法な薬物」+「まぬけ」=「素晴らしい」ドープさ、ハーレムでド底辺スクールカーストでマイノリティな3人組がどんでん返しを繰り返しつつ見事な着地を決めてくれました。
ラストショットの射抜くような眼差しは、ユルく観せつつ「スーパーフライ」の哀しみをアップデートしてるね。
紹介記事【2020.04.07】
【中古】SIMPLE2000シリーズ アルティメット Vol.2 エディット・レーシング
【中古】SIMPLE2000シリーズ アルティメット Vol.2 エディット・レーシング (JUGEMレビュー »)
噛めば噛むほどハマる、所謂スルメゲーなのです。
ディスクやゲームソフトやらでのコース生成もユニークですが、何より本編に再び絶賛ドハマり中です。
攻略サイトも本もないので、相性やレベルの効果にメール総数の増減など手探りで検証。
もしかして逆走バグを発見したのって僕ぐらいじゃない?笑
紹介記事【2020.02.26】
【中古】 おあとがよろしいようで コミックエッセイ /オカヤイヅミ(著者) 【中古】afb
【中古】 おあとがよろしいようで コミックエッセイ /オカヤイヅミ(著者) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
いや落語の漫画じゃなく、食と死を問うエッセイ漫画です。
15名の作家たちとの会食インタビューを、益田ミリが筆書したようなタッチで描いてます。
“死ぬ前に食べたいものってなに?”という「話に詰まった酒席の定番」みたいな企画で一席設けるとは、みんなオイシイ発想ですな!笑
死は誰もが体験しうる一番遠い未来、実は「おあとがよろしいようで」=「次の準備が整いました」って深いな。
紹介記事【2020.01.18】
planetarian ちいさなほしのゆめ+星の人 Webアニメ版全5話+劇場版コンボパック ブルーレイ+DVDセット【Blu-ray】
planetarian ちいさなほしのゆめ+星の人 Webアニメ版全5話+劇場版コンボパック ブルーレイ+DVDセット【Blu-ray】 (JUGEMレビュー »)
原作が美少女PCゲーながら、天然ロボのウザさにも理由があり違和感なく引き込まれました。
荒廃した現在(遠未来)と既視感を覚える過去(近未来)の断絶と実利主義にならざるを得ない世知辛さから、叶わない夢に希望を見るほろ苦さは思いがけなく深く沁みました。
紹介記事【2020.01.25】
外国人ヒットマン [ 一橋 文哉 ]
外国人ヒットマン [ 一橋 文哉 ] (JUGEMレビュー »)
なんか国内の犯罪絡みって引いちゃうんですが、未だ未解決の様々な凶悪事件とアジア裏社会の巧妙さに何故か興味が湧きまして。
来日した足でサクッと済ませて即帰国という日帰り殺人旅行、偽造パスポートだから追跡調査も難しいし近隣諸国とは犯人引き渡し条約を締結してない点が利用されてる節もあり震撼モノ。
紹介記事【2020.03.29】
【中古】 妖精のネジ(文庫版) ソノラマC文庫/奈知未佐子(著者) 【中古】afb
【中古】 妖精のネジ(文庫版) ソノラマC文庫/奈知未佐子(著者) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
25本のショートファンタジーを収録、心がキュッとしてほぐれます。
最初は地味な印象でしたが、デッサン力の高いデフォルメと時代に左右されない画風は只者じゃないですな。
僅かな紙数で過不足なく見せるクオリティでサラリと読ませる、甘く切ないストーリーの巧みさも見事。
紹介記事【2020.04.06】
ブレイク・ビーターズ [ ゴードン・ケメラー ]
ブレイク・ビーターズ [ ゴードン・ケメラー ] (JUGEMレビュー »)
旧東独、といっても今じゃ通じなさそうですが…80年代の社会主義国でヒップホップに目覚めちゃった若者と、彼らの活動を体制翼賛に取り込もうとする当局との丁々発止を描く青春コメディ。
飼い慣らそうとする権力側と調子を合わせつつ苦悩する主人公たち、ベルリンの壁が崩壊して彼らを待ち受けるラストのほろ苦さとタフさに男泣きです。
自分でいる事を描いている点で、英国のサルサ映画「カムバック!」と併せてオススメ。
紹介記事【2019.11.02】
ポルノ☆スターへの道 [ ニック・スウォードソン ]
ポルノ☆スターへの道 [ ニック・スウォードソン ] (JUGEMレビュー »)
ラジー賞を独占した下ネタ満載ムービー、とりあえず下品ですけど線引きはキッチリしてますね…笑わせる内容は、少なくとも男性なら他人事じゃないというか。
女性同士の巨乳幻想みたいなね、目の付け処が上手いなぁと。
まぁ万人向けではないにせよ、僕は感心しつつ大笑いしました。
紹介記事【2019.10.17】
あきれたあきれた大作戦 [ ピーター・フォーク ]
あきれたあきれた大作戦 [ ピーター・フォーク ] (JUGEMレビュー »)
笑いって鮮度があると思ってました、本作を観るまでは。
先が読めずに引き込まれましたが、確かに繰り返し観たくなるかも…計算されたシナリオが効いた笑いと、映像的な古さもまた味わい深いです。
スタンダードでバカバカしくて無駄のない、意外な傑作。
紹介記事【2019.12.10】
月曜日の友達(1-2巻 全巻) 全巻セット
月曜日の友達(1-2巻 全巻) 全巻セット (JUGEMレビュー »)
中学生になったばかりの頃の、世界の拡がりに戸惑う姿は性別や世代を超えて響きますね。
作画力もストーリーテリングも卓越してます、些細な一瞬を捉える巧さが。
忘れていた何か、忘れたくなかった何か…最後のコマに、胸が苦しくなりました。
紹介記事【2019.11.11】
【中古】 山本耳かき店 ビッグCスペシャル/安倍夜郎(著者) 【中古】afb
【中古】 山本耳かき店 ビッグCスペシャル/安倍夜郎(著者) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
耳かき店ブームの火付け役、なんて書いては申し訳ないのですけども…決してブームに便乗した後追いではない、と。
穏やかな時間の流れる小さな町で、耳かき屋さんを訪れる客の脳内イメージが秀逸です。
こんな表現があったのか、こんな漫画があったのかと目からウロコ耳から(略)。
紹介記事【2019.12.23】
【中古】 マンガでわかる 戦後ニッポン /手塚治虫(著者),水木しげる(著者),つげ義春(著者),はるき悦巳(著者),ちばてつや(著者) 【中古】afb
【中古】 マンガでわかる 戦後ニッポン /手塚治虫(著者),水木しげる(著者),つげ義春(著者),はるき悦巳(著者),ちばてつや(著者) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
現代に至る国内の移ろいを漫画に語らせる好企画アンソロジーです。
漫画にしか出来ない表現は、例えば三輪自動車が走る風景でありリンチされる米軍の操縦士であり…基本的に主観視点であるが故の、俯瞰の効く文学表現よりも接地した仮想体験なのかも。
いわば漫画こそが伝え得た戦後の一片、切り口を変えて続けてもらいたいですね。
紹介記事【2019.12.12】
絵はがきにされた少年 [ 藤原章生 ]
絵はがきにされた少年 [ 藤原章生 ] (JUGEMレビュー »)
アフリカに対する先入観や固定観念が、ことごとく覆されます…偏見を持たないように心掛けていたつもりでも、日本にいて伝わってくる情報自体にバイアスが入っている訳ですが。
西欧支配の呪縛に歪められた各地の民族性や搾取の構造など、日本では見えにくい暗部が著者の目を通して見えてくるようで。
アフリカの話であり、同時に現代の実像でもあるのでは?と。
紹介記事【2019.09.1】

最近聴いたCD
BOOKER T. & THE MG'S「McLemore Avenue」

ビートルズの「アビーロード」は世界で最もパクられた(あるいはネタにされた)アルバム・ジャケットだと、どこかで読んだ気がしますけど…本作は、なんと曲ごと頂いちゃってるという大胆不敵なアルバムです。
ブッカーT&ザ・MGズはサザン・ソウルのメッカ、今は無きスタックスという黒人音楽専門レーベルの看板ミュージシャンでした…'69年にリリースされた本作は、ビートルズの人気にあやかろうというよりも英国生まれの新しいロックンロールに対する挑戦状だったのではないでしょうか?

全10曲中、オリジナル・トラックの前半4曲約44分弱の3曲がメドレー形式の「アビーロード」カバー…後半のボーナス・トラック約20分弱もまたビートルズのカバー曲が占めている本作、アルバムタイトルはスタックスのスタジオに面した通りの名前でジャケ写もまたそこの横断歩道を渡るメンバー4人という構成。
リリース時の裏ジャケで、腰を屈めたブッカーTと思しきコート姿の男が通りを行く女性の生足を凝視しているのが可笑しいなぁ!

ブッカーT&ザ・MGズは有名な「Green onions」辺りしか知らないんですけど、僕の脳内ではトロージャンズを率いるギャズ・メイオールの親父ジョンが同時代に率いていたブルース・ブレイカーズの音とイメージが被っちゃうんです…英国ロックは米国南部のR&Bから生まれたと言われますが、実際どれだけ似ているのかは自信ありません。
ただブッカーTの奏でる鍵盤、特にオルガンの感じにデルタ・ブルースからの血脈が受け継がれているような…って、また大して知りもしない半可通が生意気な事を言ってみたりしてね。

僕はビートルズなんて興味ないし「アビー〜」も別に聴こうと思わないし、正直ブッカーT&ザ・MGズも好きって訳じゃないんです…たまたま図書館で本作を見かけて、意外とビートルズが好きな同僚君に聴かせたらどう思うかとネタ的なノリで借りてきたんです。
なので本家「アビー〜」との比較は出来ません、せいぜいボートラに収録されていた「Eleanor Rigby」しか比べようがないんですわ…その曲に関して言うならば、もうブッカーT色に染まっちゃってるとしか言い様がないんじゃないの?笑
あのクラシカルな和声をベタな短調のブルースに、っていう強技は敵いません。


関連記事:
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【最近みたDVD】「The Blues Brothers」| 2017.08.08
【最近みたDVD】「The Stories Behind the Making of The Blues Brothers」| 2017.08.11
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    | music | 2014.11.02 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
    最近聴いたCD
    JIMMY SMITH TRIO「The Master II」

    ジミー・スミスって、どっかで聴いたような…「オルガナイズド」ってコンピ盤かな、よく覚えてないや。
    という訳で確認がてら借りてみましたよ、ちなみに“featuring kenny burrell”とありますように「オーレックス・ジャズ・フェスティバル '82」にも登場したケニー・バレルをギタリストに迎えての3人編成で…って、ドラムスもスペル違いのジミー・スミス(JIMMIE SMITH)っていう偶然は笑い処じゃないよね?

    本作は'93年の大阪でのライブ録音で、ちょっと意外な気がしてたら解説もまた意外な京都ジャズ・マッシヴの人が書いていました。
    どうやら当時のクラブ・シーンでは(踊れるジャズ)が好んで取り上げられていたらしく、ヒップホップでもビースティ・ボーイズが彼の曲をサンプリングするなどジャズ遣いが流行っていた事からの再評価で注目を集めていたりしたらしいんです。
    いわゆるアシッド・ジャズとかレア・グルーヴが広まってた時期ですかね。

    彼はジャズ・オルガンの第一人者であり、多くがエレピへと乗り換えていった70年代以降もオルガン一筋のトリオ演奏40年間…と、解説の受け売りはこのぐらいにしときましょう。
    ガーシュインの「Summer Time」で始まり6曲目ラストはT−ボーン・ウォーカーの「Stormy Monday」、サッド・ジョーンズ作でスタンリー・ジョーダンもカバーした「A Child Is Born」など全曲が渋めなスタンダードで約40分です。

    この御仁もキース・ジャレットばりに唸りながら弾くんですね、B3ハモンドか断定はできませんがジャズとブルースの垣根を飛び越えたアーシーなオルガン演奏は野太くて軽やかです。
    日本のフュージョン・グループ、カシオペアが再結成でキーボードではなくオルガン奏者を迎えたという噂に違和感を覚えたのですが…これも聴いてみる価値はあるな思いましたよ、分かった気でいるより実際に聴くオルガンの音圧は想像を超えた魔力がありますね!


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    【最近聴いたCD】DENNIS COFFEY「HOT COFFEY IN THE D: BURNIN' at MORET BAKER'S SHOWPLACE LOUNGE」| 2020.03.17
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      | music | 2013.01.04 Friday | comments(0) | - |
      最近聴いたCD
      ザ・スタイル・カウンシル「アワ・フェイヴァリット・ショップ」

      懐かしいの一言です、CDリリースは'08年ですがオリジナルは'85年。
      ジャケ写のポール・ウェラーを見て、当時の英語教師を思い出しました。
      あの頃は気付かなかったけど、顔立ちだけでなく髪型もブリティッシュ・トラッドな服の趣味も似てるな…子供心にも洒落者だとは思ってましたが、おそらく本作もきっと(オシャレピープル御用達)だったのでしょうなぁ。

      空港の喧騒から始まるイントロ、そして月曜日の憂うつ…ミック・タルボットとのコンビにドラマーを加えた実質3人で作り上げたとは思えない、生バンドのようにファットなサウンド。
      しかし自分は、本作の何を聴いていたのか…ミックの熱いオルガンにばかり耳を奪われていたのか、ワールド・ミュージックを予感させるスノッブなムードに浮かれてただけだったのか?
      妙にエッジーなポールのギター・カッティング、バッキングのセオリーからすれば耳障りだけど丸い音色では毒気が失われてしまう。
      同じく彼の弾いてるベースがまたソウルフルなフレージングを随所に聴かせ、これまた張りのある図太い音でスラップからハーモニクスまで使い分けてる!
      そしてカラフルな曲調に油断してると、歌詞に込められた政治的な反骨心を見落としてしまいかねない(間借り人か店主の娘に過ぎない…これは女王の事だ)。

      ラスト15曲目「Shout To The Top」がボートラでもないのにUSリミックス、元はこんなヒネリのないベースじゃなかったよな…?


      関連記事:【最近聴いたCD】ザ・スタイル・カウンシル「カフェ・ブリュ」| 2012.06.05


      *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

      『The Style Council - Shout To The Top』(こちらは公式PVですね、やはりミックは熱いな!しかし佐野元春「Young Bloods」を思い出しますな、あれも好きですよ僕)


      『YOUNG BLOODS 佐野元春』(という訳で、ついでにモトハルのPVも・・・って若えーな! こちらも'85だそうで、なんかホコテン通りも懐かしい感じ。指抜きグローブも懐かしいというか)
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        | music | 2012.04.22 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
        最近聴いたCD
        スピードメーター「ソウル・グルーヴィン・ライヴ!」

        (ジャズ・ファンク)なんて80年代後半の日本でだけ通用した、フュージョンに代わる音楽カテゴリーの造語かと思っていた。
        本盤は'05年に結成10周年を迎えた英国バンドのライブ・アルバムである。
        レベル42の他に、イギリスでジャズ・ファンクと呼ばれるバンドがいて、今も活動しているとはねぇ!

        しかしレベル42的なテイストをイメージすると肩透かしを食らうし、TBNHのようなアシッド・ジャズともまた違う…4人のホーン・セクションとパーカッションを擁する10人編成の、当時の言葉でいえばレア・グルーヴっぽいサウンド。
        70年代ベイエリア・サウンド…タワー・オブ・パワーアヴェレージ・ホワイト・バンドを思わせるのは、決して金管やオルガンの音色のせいだけではないだろう。
        解説書を見るとJB人脈に絡む話題や初期クール&ザ・ギャングのカバーなどに触れていて、ファンク好きにしてみれば僕が先に挙げたTOPAWBではピント外れに思われるかもしれない。
        ラストでビヨンセを渋くカバーしているのも印象的。

        熱く鋭く野暮ったく、時流に捕らわれない弛さとライブハウスの緊密さが心地よい大人の味わい漂う好盤。


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        【最近聴いたCD】DENNIS COFFEY「HOT COFFEY IN THE D: BURNIN' at MORET BAKER'S SHOWPLACE LOUNGE」| 2020.03.17
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          | music | 2012.01.23 Monday | comments(0) | - |
          最近聴いたCD
          ビッグ・オルガン・トリオ「同」

          ハモンドB3という機種はオルガンの名器らしく、前にコンピレーションを聴いた事がある

          トリオ名のとおりオルガンを前面に出した本作はインスト・ロックであり、オルガンではなく“ギターガン”なのだそうだ。
          ジミヘンばりのワウやファズといったエフェクター使いと速弾きによって、エレキギターっぽいユニークなサウンドになっている。

          確かにギターレス・3ピースと思えばロックには珍しい、思い浮かぶのはベン・フォールズ・ファイヴや特にオルガンの比重でいえばドアーズ位だろう。
          当たり前だがギターとは音の出方が違うのでボイシングやフレージングもギター・バンドとは異なってくる訳だが、別にギターを目の敵みたいにして張り合わなくても自分のやりたい音楽を演れよと思うのだ。

          逆に(それしかないのか)と思うと、一時的なストレス発散じゃ長続きしなそうな気がしてくる。
          長く続けりゃいいってものではないにしても「どうだギターに負けない俺のテクニック!」っていう、ひけらかし止まりだったら次は期待できないと感じた。

          '06年リリース。


          〈ハモンド・オルガン〉関連記事:
          【最近聴いたCD】スピードメーター「ソウル・グルーヴィン・ライヴ!」| 2012.01.23
          【最近聴いたCD】ジミー・スミス・トリオ「ザ・マスターII」| 2013.01.04
          【最近聴いたCD】DENNIS COFFEY「HOT COFFEY IN THE D: BURNIN' at MORET BAKER'S SHOWPLACE LOUNGE」| 2020.03.17
          0
            | music | 2011.11.17 Thursday | comments(0) | - |
            最近聴いたCD
            ビリー・プレストン「神の掟」

            '69年の本作、ジャケ写を見てドゥーワップかと思ったら一人多重露光じゃん!
            先のニュー・ソウル関連で調べてた時に名前が挙がってたけど、タイトルからして本作はゴスペル色の濃いR&Bそのもの。
            更に盤面はリンゴの絵…アップル・レコードなのかよ、アビー・ロードかよ!?

            10歳にしてゴスペル・クイーンのマヘリア・ジャクソン、11歳でナット・キング・コール、15歳ではリトル・リチャードやらサム・クックやらレイ・チャールズといったレジェンド達のバックでオルガンを弾いてきた、黒人音楽の若き生き証人みたいな履歴!
            ビートルズの…特にジョージ・ハリスンのラブ・コールによりアップルに移籍しての第一作ではジョージは勿論、クラプトンにジンジャー・ベイカー、そして何故かキース・リチャーズがベースを弾いているとか。
            それが本作なのです。

            実際のところ僕はビートルズにもストーンズにも、クリームにもさしたる関心はないのだけれど。
            手放しで、音が良いです。
            それは'10年リイシューにあたってのリマスタリングも無関係ではないのだろうけど、すごく生々しいというか…ズドンと響いてくる向こう側に、前のめりな笑顔が浮かんでくるのです。
            楽しくて、ノってる音なんじゃないかという感じ。
            ぶっちゃけ古臭いし、そこが良いとも思ってないけど…なんだかソワソワしてきて楽器を触りたくなるような特殊な魅力があります。


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              | music | 2011.10.27 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
              最近聴いたCD
              ブッカー・T & ザ・MGズ「メルティング・ポット」

              スタックスのハウス・バンドとして彼らがいた事は、フィラデルフィア・インターナショナルにM.F.S.B.がいたのと同程度に知られているのではと思います(アメリカ三大R&Bレーベルでは最も有名であろうモータウンにもファンク・ブラザーズなる面々がいたそうですが、寡聞にして知りませんでした…)。
              もっとも、その名は知っていても(彼ら名義では)長らく耳にする機会を持たなかったんですけどね。

              で、'71年の本作ですが。
              地味です。
              よく言えば、渋いです。
              通算11作目にして休止直前のアルバム、ブルースとカントリーを融合させたオルガン・インストの極み…なのかもしれませんが、素人耳には結構しんどいです。
              どこかで一度は耳にした事がある代表曲「Green onions」のような軽やかさに欠けるといいますか、ひょっとしたら彼らの目指す音楽の完成の域に達していたかもしれないんですが…なんか(あ、マジなのね)って感じの余裕なさに聴こえてしまうのです。
              飽くまでも、僕にはですけども。

              まぁそんな、苦し紛れの最期っ屁みたいなのですわ。


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                | music | 2010.11.21 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
                最近聴いたCD
                ワッツラヴ?「本気の馬鹿」

                いうなれば…昭和歌謡スカ?
                暑苦しく泥臭い、硬派気取りのペーソスに交じるユーモア!
                こんなのもアリです、老いも若きも口ずさめる男歌。
                一聴の価値ありかと。

                仕様もない喩えで言うならば、CKBの「タイガー&ドラゴン」路線です。
                多分スカに今ひとつ乗れない方でも、あの歌に抵抗なければ大丈夫でしょう。笑

                コンセプトありきの(なんちゃって企画もの)といったチープさではなく、ベースの音圧やオルガンの歪みや野太いホーンなど本気でスカしてます。
                昭和テイストも歌詞だけでなくメロディーだったりフレーズだったり、非常にスムーズに取り入れていると感じます。
                大人ロックならぬ親父スカ、但し非スカもありッス。
                ラスト・トラックの「知床旅情」カバーは初回限定ボートラみたいです。


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                *以下の動画は携帯では多分ご覧いただけないと思います。

                『What's Love? 恋の味』(9分ちょっとあるロングバージョンPVです、しかし70年代邦画テイストが堪りませんな!)
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                  | music | 2009.08.27 Thursday | comments(0) | trackbacks(0) |
                  最近聴いたCD
                  ドアーズ「まぼろしの世界」

                  僕は十代の初めに(誰もが褒め称えるビートルズなんか聞かない)と決めた。
                  だが実はすでに、幼少時に観ていた「ひらけ!ポンキッキ」という番組で多くの曲を耳にしていたのだ。
                  そしてドアーズの「ハートに火をつけて」イントロも、そこで覚えていた。

                  ドアーズを知ったのも十代の初め、新聞記者のコラムでだった。
                  伏せ字で引用された歌詞の衝撃、とんでもない奴等がいたもんだと驚いた。
                  しかしジム・モリソンの歌詞は知的で、いま読んでも難解かつ幻想的で理解しきれない。

                  その中でも唯一、分かりやすい歌詞と曲調だった「People are strange」が本作に収められている。
                  そして個人的には「モリソン・ホテル」と並んで1,2を争う、アルバム・ジャケットの傑作でもある。
                  更に10分超のラスト・トラック「When the music's over」は、初めて聴いた筈なのに気味が悪いほど懐かしく耳に残った。

                  ところでドアーズといえばオルガン・サウンドだが、恥ずかしながら今になってベース音が鳴っている事に気付かされた。
                  確かに彼らを聴くのは10年以上のブランクがあるし、ベースレスのバンドという刷り込みがあったにしても…情けない話だ。

                  ドアーズを聴いていると、いつも小雨がちな曇り空の休日みたいな気分になる。
                  ロックにも、アナログ盤で手元に置きたいアルバムは存在する。
                  そして雨の日に聴くレコードの時間は、特別なのだ。


                  関連ありそうな記事:【最近みた映画】「地獄の黙示録 特別完全版」 | 2008.08.09
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                    | music | 2009.05.27 Wednesday | comments(0) | - |
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                    KULA SHAKER「The Best Of」

                    しばらくぶりに聴き返しても、やはり初めて聴いた「Hey Dude」のスリリングなイントロには今でも逆毛が立ちます。
                    サビに入ると、いかにもビートルズ直系なUKロックで醒めるけど…。笑
                    かと思えば民族音楽をロックさせた「Govinda」みたいな曲もある(原曲?を偶然インド音楽のCDで耳にしてビックリ)。
                    リーダーのクリスピアンは仏教徒で、ゴアに溜まってた沈没ガイジンって訳でもなさそう。

                    CMでお馴染みのカバー「Hush」も収録。
                    ドアーズっぽいオルガン使いにワウ+ファズのギター、でもベースとドラムスがサイケらしからぬ16ノリを垣間見せて本領発揮。
                    後に再結成したらしいのですが、この頃のインド趣味は鳴りを潜めてしまったとかで惜しまれます。

                    こないだC.C.R.を聴いていた間、なんだか声に聞き覚えがある気がしていて…。
                    それで思い出したのが、本作にも収められている「Grateful When You're Dead/Jerry Was There」でした。
                    まんま題名どおり、ジェリー・ガルシアに捧げられた曲なんですが。

                    前にグレイトフル・デッドのアルバムを聴いてた時は、その歌唱を真似ているとは感じなかったのに。
                    僕には、むしろC.C.R.のジョン・フォガティの声に聴こえてしまいます。
                    だから何?って話ですな。


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                      | music | 2009.01.13 Tuesday | comments(0) | - |
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                      キース・ジャレット & ジャック・ディジョネット「ルータ・アンド・ダイチャ」

                      ECMといえば、やはりキース・ジャレット…っ!
                      という先入観から聴いてみる第三弾。

                      といっても基本的にはキース(pf)にゲイリー・ピーコック(b)とジャック・ディジョネット(ds)を加えた、
                      スタンダーズのトリオ編成で定点観測してみようと。

                      なぜならキースのソロは難解だという評価を聞くし、
                      この2人は自分の中で(ECMのアーティスト)といった勝手な認識があるから。f(^_^;)"

                      ですがこのアルバム、
                      実はジャックとのダブルネームでゲイリーは不在。
                      ただ'71年の録音で、いわばトリオ結成前夜…といったところでしょうか?
                      それに、いわゆる名盤らしいので。

                      しかし中身は印象とは大きく異なり、クロスオーバー期の革新的な一枚でした。
                      キースがエレピやオルガン(しかもフルートまで)演奏している、
                      しかもワウとかエフェクト効かせてる〜!?

                      これはこれでチャレンジングというか楽しめるのですが、
                      アヴェレージ・ホワイト・バンドとかタワー・オブ・パワーなんかを連想してしまったり…。

                      あまりに聞く意図とは離れ過ぎて、どうも入れませんでした。<(_ _)>"
                      まぁキースさんて、噂に聞くほど堅苦しくなく柔軟じゃないんですか?…ってのは収穫ですね。


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                        | music | 2008.09.09 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
                        最近聴いたCD
                        V.A.「ORGAN−IZED ハモンド・オルガン・トリビュート」


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                          | music | 2007.08.27 Monday | comments(0) | - |




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