スキャナー・ダークリー [Blu-ray]
スキャナー・ダークリー [Blu-ray] (JUGEMレビュー »)
俳優の仕草や表情をアニメとして再構築する、非常に手間の掛かった映像が生理的に苦手な人もいるでしょうね。
しかしながら出演者も(誰々が出てるから)という理由で観て欲しくはないでしょう、自伝的要素の強い原作を尊重した結果としてのスキャニメーションは実に効果的です。
意義を見出せない業務に延々と従事させられる主人公、彼の破滅を前提とした麻薬撲滅作戦…小さな政府がもたらした民間委託の陥穽、委託された組織間のマッチポンプは緩いディストピアですが。
どこまでが虚構でSFなのか、エンディングには賛否が分かれそう。
紹介記事【2019.07.27】
ブレイク・ビーターズ [ ゴードン・ケメラー ]
ブレイク・ビーターズ [ ゴードン・ケメラー ] (JUGEMレビュー »)
旧東独、といっても今じゃ通じなさそうですが…80年代の社会主義国でヒップホップに目覚めちゃった若者と、彼らの活動を体制翼賛に取り込もうとする当局との丁々発止を描く青春コメディ。
飼い慣らそうとする権力側と調子を合わせつつ苦悩する主人公たち、ベルリンの壁が崩壊して彼らを待ち受けるラストのほろ苦さとタフさに男泣きです。
自分でいる事を描いている点で、英国のサルサ映画「カムバック!」と併せてオススメ。
紹介記事【2019.11.02】
ダーリン・イン・ザ・フランキス 1《完全生産限定版》 (初回限定) 【Blu-ray】
ダーリン・イン・ザ・フランキス 1《完全生産限定版》 (初回限定) 【Blu-ray】 (JUGEMレビュー »)
荒廃した世界で生き残りを賭けて地底人と戦う少年少女、その謎が明らかになるにつれ絶望の色は増すばかりですが…絵空事に潜む「茶色の朝」の未来、大人目線で子供たちの希望を切に願ってしまいました。
次の世代のために何が出来るだろう、この気持ちを失わずにいたいです。
紹介記事【2019.08.28】
月曜日の友達(1-2巻 全巻) 全巻セット
月曜日の友達(1-2巻 全巻) 全巻セット (JUGEMレビュー »)
中学生になったばかりの頃の、世界の拡がりに戸惑う姿は性別や世代を超えて響きますね。
作画力もストーリーテリングも卓越してます、些細な一瞬を捉える巧さが。
忘れていた何か、忘れたくなかった何か…最後のコマに、胸が苦しくなりました。
紹介記事【2019.11.11】
TVアニメ『プラネット・ウィズ』オリジナルサウンドトラック [ 田中公平 ]
TVアニメ『プラネット・ウィズ』オリジナルサウンドトラック [ 田中公平 ] (JUGEMレビュー »)
(↑※サムネイルのリンクはサントラにしています)
所謂スピリチュアルなストーリーでありながら、どこか70年代アニメっぽいお約束とフォーマットをごちゃ混ぜにして力技で着地させたような奇想天外さが独特。
戦隊ヒーローに学園モノ、ジャンプ的な熱血インフレ勝負など…ネタの重ね掛けでも訳分からなくならない見事な構成、思いがけずラストに泣かされました。
正義のあるところに悪がある、よって正義は愛ではない…ならば善とはなんなのか? 先ずはご覧あれ。
紹介記事【2019.09.10】
ポルノ☆スターへの道 [ ニック・スウォードソン ]
ポルノ☆スターへの道 [ ニック・スウォードソン ] (JUGEMレビュー »)
ラジー賞を独占した下ネタ満載ムービー、とりあえず下品ですけど線引きはキッチリしてますね…笑わせる内容は、少なくとも男性なら他人事じゃないというか。
女性同士の巨乳幻想みたいなね、目の付け処が上手いなぁと。
まぁ万人向けではないにせよ、僕は感心しつつ大笑いしました。
紹介記事【2019.10.17】
夜長姫と耳男 (岩波現代文庫) [ 近藤ようこ ]
夜長姫と耳男 (岩波現代文庫) [ 近藤ようこ ] (JUGEMレビュー »)
原作者の作品は知らないので、本作は衝撃的でした…こんな物語が書かれていたのかと、まるで伝承の聞き書きか夢を書き起こしたような浮遊感!
印象としては南伸坊が中国の怪異譚を漫画にした「仙人の壺」に近い、無闇に説明しようとしない描線のアッサリ感が素晴らしいです。
空白の多さに、却って想像力を掻き立てられました。
紹介記事【2019.11.25】
さよならの朝に約束の花をかざろう 通常版 [Blu-ray]
さよならの朝に約束の花をかざろう 通常版 [Blu-ray] (JUGEMレビュー »)
不老不死というか不死者の物語にハマっているとはいえ、ファンタジー世界が舞台だとなぁ…と思ってましたが、不死者の(一般的な寿命の人間社会で生きる哀しみ)というツボを丁寧に描いていて好感が持てました。
寓話的なラストが作品世界と相まって、爽やかに切ないです。
紹介記事【2019.09.23】
おとなのけんか [ ジョディ・フォスター ]
おとなのけんか [ ジョディ・フォスター ] (JUGEMレビュー »)
血生臭い原題の割に、ほぼダイニング一間で完結している会話劇です。
子供の喧嘩に親が出て、大人同士で和やかに話し合って解決する目論見が破綻してエスカレート。
隣人を愛せれば戦争なんて起きない訳で、そんな皮肉な原題と裏腹に子供同士は親心を知らず…淡々としてますが大いに笑わせてくれます、個人的にはオススメ。
紹介記事【2019.10.22】
【中古】 山本耳かき店 ビッグCスペシャル/安倍夜郎(著者) 【中古】afb
【中古】 山本耳かき店 ビッグCスペシャル/安倍夜郎(著者) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
耳かき店ブームの火付け役、なんて書いては申し訳ないのですけども…決してブームに便乗した後追いではない、と。
穏やかな時間の流れる小さな町で、耳かき屋さんを訪れる客の脳内イメージが秀逸です。
こんな表現があったのか、こんな漫画があったのかと目からウロコ耳から(略)。
紹介記事【2019.12.23】
グラン・プリ [Blu-ray]
グラン・プリ [Blu-ray] (JUGEMレビュー »)
最初はソール・バスの映像分割がスタイリッシュというより情報過多に感じましたが、それが後から効いて来るんですね…世界各地を転戦するF1レーサーと彼らを取り巻く人間模様が主軸ながら、走行シーンも見甲斐があります。
クールなドラマと60年代のムードが、ダンディな三船敏郎も含めて現代とは別世界のようです。
紹介記事【2019.12.21】
絵はがきにされた少年 [ 藤原章生 ]
絵はがきにされた少年 [ 藤原章生 ] (JUGEMレビュー »)
アフリカに対する先入観や固定観念が、ことごとく覆されます…偏見を持たないように心掛けていたつもりでも、日本にいて伝わってくる情報自体にバイアスが入っている訳ですが。
西欧支配の呪縛に歪められた各地の民族性や搾取の構造など、日本では見えにくい暗部が著者の目を通して見えてくるようで。
アフリカの話であり、同時に現代の実像でもあるのでは?と。
紹介記事【2019.09.1】
【中古】 マンガでわかる 戦後ニッポン /手塚治虫(著者),水木しげる(著者),つげ義春(著者),はるき悦巳(著者),ちばてつや(著者) 【中古】afb
【中古】 マンガでわかる 戦後ニッポン /手塚治虫(著者),水木しげる(著者),つげ義春(著者),はるき悦巳(著者),ちばてつや(著者) 【中古】afb (JUGEMレビュー »)
現代に至る国内の移ろいを漫画に語らせる好企画アンソロジーです。
漫画にしか出来ない表現は、例えば三輪自動車が走る風景でありリンチされる米軍の操縦士であり…基本的に主観視点であるが故の、俯瞰の効く文学表現よりも接地した仮想体験なのかも。
いわば漫画こそが伝え得た戦後の一片、切り口を変えて続けてもらいたいですね。
紹介記事【2019.12.12】
あきれたあきれた大作戦 [ ピーター・フォーク ]
あきれたあきれた大作戦 [ ピーター・フォーク ] (JUGEMレビュー »)
笑いって鮮度があると思ってました、本作を観るまでは。
先が読めずに引き込まれましたが、確かに繰り返し観たくなるかも…計算されたシナリオが効いた笑いと、映像的な古さもまた味わい深いです。
スタンダードでバカバカしくて無駄のない、意外な傑作。
紹介記事【2019.12.10】
人気マンガ・アニメのトラウマ最終回 極限編 [ 鉄人社編集部 ]
人気マンガ・アニメのトラウマ最終回 極限編 [ 鉄人社編集部 ] (JUGEMレビュー »)
面白可笑しい切り口で紹介されてるので、ファンの方にしてみれば物申したい点も多々ありそうですが。
様々な事情から意外な最終回を迎えていた、有名な作品の数々に先ずビックリ…知って何かの役に立つ訳ではありませんけど、やはり切り口が面白いのですよ。
紹介記事【2019.09.24】
【国内盤CD】【ネコポス送料無料】ファウンテインズ・オブ・ウェイン / トラフィック・アンド・ウェザー
【国内盤CD】【ネコポス送料無料】ファウンテインズ・オブ・ウェイン / トラフィック・アンド・ウェザー (JUGEMレビュー »)
「Stacy's mom」の青春パンクをイメージしてたら好い意味で裏切られました。
どこかSDP「スチャダラ外伝」に通じる旅アルバム、共通する根っこは世代なのかグローバル環境なのか…しかしELOっぽさを連想させるサウンドも厭味なく無理して頑張ってない感じだし、三人称のスキットみたいに様々な切り口で綴られる旅の寸描が詩的。
パッキング上手で飽きさせない仕上がりかと。
紹介記事【2019.07.08】
【中古】[PS2]ローグギャラクシー ディレクターズカット(Rogue Galaxy Director's Cut)(20070321)
【中古】[PS2]ローグギャラクシー ディレクターズカット(Rogue Galaxy Director's Cut)(20070321) (JUGEMレビュー »)
無印版も僕は楽しめましたが、ダレ要素を改善して全体的にボリューム・アップしておりオススメです。
難を言えば、このDC版では攻略本が出てない事ですね…特に武器の合成レシピが違っているし、追加武器はノーヒントで試行錯誤の連続に。
水の惑星にある3連宝箱は、多分エリアボスに乗って飛び移らなきゃ取れないと思うので、これからプレイする方は気を付けてね!笑
紹介記事【2018.07.19】
【中古】PS2 スターオーシャン3 Till the End of Time
【中古】PS2 スターオーシャン3 Till the End of Time (JUGEMレビュー »)
ディレクターズ・カット版が出てるようなので、そちらをオススメします。
僕も終盤でメニュー画面を開こうとしてブラックアウトや異音と共に「ディスクからデータを読み込み中です」と表示されたままフリーズでプレイ断念中です。笑
リアルタイム・バトルの忙しさは好みの問題として、城下町などの雰囲気が最高!
中世レベルの惑星に来た主人公がハイテク宇宙人側、という立ち位置はユニークで楽しめました。
紹介記事【2018.07.25】

最近聴いたLP
向谷実「ミノル・ランド」
桜井哲夫「DEWDROPS」
神保彰「Cotton」
野呂一生「sweet sphere」


いよいよ『友人から貰ったレコード』シリーズも最後です。
カシオペア全盛期メンバーのファースト・ソロ作、上記の記載順は単に聴いた順番で意味はありません。

時期的には各自(海外武者修行)から戻った頃でしょうか、盛んに12インチ・シングルを出していた'85年から翌'86年の発売。
しかしリリース時期どころか発売元もバラバラで、野呂と桜井はビクターで向谷はキング、神保は徳間…。
カシオペアとしてはワーナー傘下のアルファなのに、なんだかキナ臭いな…?

各アルバムに関して。
「ミノル・ランド」は鍵盤奏者のサンプリングと打ち込みを駆使した点で、当時としては割と画期的な一人多重録音(もちろんスタジオJIVEで)の作品集。
打ち込みといえばテクノな時代に、ナチュラルで温かみのある楽曲に人柄が感じられますね。
表裏ジャケとも、楽曲に通じる可愛らしさがあって好きですし当時一番聴いてました。
カシオペアとして発表した「Road Rhythm」の別バージョンもあり、鉄ヲタで子煩悩なキャラ全開にしては不思議と統一感がありますね。

「DEWDROPS」はチョッパー・ベース炸裂かと思いきや、歌ものを交えたプロデューサー的な内容に驚かされたものです。
同時期のナルチョ作「BASS QUAKE」が彼らしい顕示欲の塊なのと対照的な桜井自身の“引きのベース”を感じさせつつ、ポップス方向への才気を開示してます。
ちなみに当時は某アイドルに続いて無名の新人が投身していて、A面2曲目は彼女のプロデュース用に準備されていた歌だとか…(→wikipedia「遠藤康子」参照)もし順当にデビューしていたら、桜井のプロフィールも大きく違っていた筈。
その「In The Distance」が出色で、武者修行先のNYをあしらったジャケ写と非常にマッチしています(ブラジル音楽のジャヴァンがタイトルを変えてカバーしています)。
後にカシオペアのゲスト・ボーカルに起用される楠木勇有行の他、鳥山雄司井上鑑も(和田アキラや伊東たけし、仙波清彦も各1曲)参加した大人ポップス志向。
ライナーに全曲スコアの導入部を掲載、向谷以外で唯一スタジオJIVEを使用。

「Cotton」もまたプレイヤーズ・リーダー作としては意外な感じの、プロデューサー的アルバム。
いかにも修行先ブラジルの色が濃い、全曲歌もの&海外ミュージシャンとのセッションによる曲作り。
メンバー4人の中では最も地味な印象でしたが、結果的には最も長く聴き続けているドライブの定番となりました。
ジャケのキャンバスに油絵、ザラッとした紙質の手触りはアナログ盤だから飾っても様になります。

「sweet sphere」も神保同様に海外ミュージシャンを起用し、桜井と同じようにインストと歌もの半々の構成。
この時期の野呂が好んだ、軽い粘りとピッチシフターのギター・サウンドです。
未だにTV番組のBGMに多用される楽曲群、過去のLA録音時代にも縁のある共演者たちとバランスよく安定感の高いアルバムといえるでしょう。
言い方を変えれば本作はカシオペアの延長にある、すなわちバンドリーダーとして他メンバーとでは出来なかったカシオペア・サウンドを実現させたかのよう。
優等生的であるが故に新鮮味は薄い、だからこそ各自の初ソロ作としては当時よく売れたアルバムでもありました。


追記:なんか、桜井と神保の海外武者修行先を逆に記憶していたようで・・・桜井がブラジルで、神保がニューヨーク他アメリカだったようです。


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    | music | 2009.08.19 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
    最近聴いたEP
    ザ・スクェア「マジック」
    カシオペア「ザ・サウンドグラフィー」
    レベル42「サン・ゴーズ・ダウン」


    『友人から貰ったレコード』シリーズ、今回はいわゆるドーナツ盤てやつで…1曲毎にプレーヤーに立つのが億劫だ!笑

    「マジック」は'81年の録音、オリジナル聴くのは初ですが名曲ですねー。
    ベースラインが古臭さかったりで、後にマリーンが歌った方が洗練された印象。
    伊東たけしはリリコン吹いてませんが記載は既にあり、B面は「アイル・ネバー・フォゲット・ユー」。

    「ザ・サウンドグラフィー」はマクセルCMで一気に知名度を上げた代表作、南の海に腰まで浸かって♪フッフゥッフゥ!爆
    個人的には初コピ曲でもあり、実は減速すると弛いラテン調になる凝った曲(331/3回転では遅すぎ)。
    カップリングの「Living on a feeling」は、イントロの食ったベースが快感。

    「サン・ゴーズ・ダウン」はカシオペアとの競演で一躍有名になった彼らを最初に聴いた曲、超高速チョッパーのベース兼ボーカルがナルチョ系しゃしゃりキャラでバンドリーダー。
    でも音数は無駄に多くない楽曲を活かすベースライン、特に本作はEW&Fメンバーのプロデュース故か。B面「キャント・ウォーク・ユー・ホーム」もまた、ポップでありながらタイトで渋い絶妙なバランス。
    これだけチョッパー弾きながら歌えるのは衝撃で、インストとは違った隙間を感じるジャズ・ファンクに心踊らせたものでした。


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    【CD】「HALLE」| 2019.05.25

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    【CD】「うち水にRainbow」| 2019.07.28
    【CD】「ALL ABOUT US −Best Selection−」| 2019.08.03


    *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

    『幻の音源!! THE SQUARE withキャサリーン It's Magic』(Sound Only)
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      | music | 2009.08.12 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
      最近聴いたLP
      カシオペア「サン・サン」

      久しぶりの『友人から貰ったレコード』シリーズ
      前々作「ダウン・アップビート」に不安を覚え、前作「ハレ」で安心して本作。
      …当時、そういうような流れで聴いたと思います。
      ある意味、(桜井&神保の脱退までの)最後期カシオペアのアルバムでは最もバランスが良いような。
      元の色合いと、平易なポップ性と世界セールスとの釣り合いが…という意味で。

      1986年といえば、この時期から釣り番組や深夜番組などでのBGM使用頻度とテレビ出演が増えたような。
      悪く言えばセールス拡大路線であり、アルファ・レコードの稼ぎ頭としてポストYMOを期待されていたやもしれません。
      フュージョンやジャズ・ファンクの認知度アップに、彼らが大きく貢献した…といっても過言ではない時期でしょう(実際、本作は最もスクェアっぽい気がします。笑)

      ボーカル曲にも本腰を入れて、MTVでヒットしたジョン・ウェイトを起用。
      思えば音楽シーンにおけるバブル現象でしたが、それは衝撃でした。

      ちなみにラスト曲はレコードだとエンドレスに自然音が続く仕様でしたし、タイトル曲も10年早い自然讃歌でした。
      ひょっとしたら単にカルロス・アロマーがナチュラリストだったのかもしれませんが、あの時代では(ヤバい教えにかぶれたな)と心配されるのでは?と危惧した記憶があります。
      そして、その傾向は次作「プラチナム」にも引き継がれていくのでした。


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      【CD】「HALLE」| 2019.05.25
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        | music | 2009.07.15 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
        最近聴いたEP
        カシオペア「ZOOM/DOWN UPBEAT」「HALLE/HOSHIZORA/LOOKING UP」「SUN/MR. UNIQUE/SAMBA MANIA」

        『友人から貰ったレコード』シリーズ、12インチ・シングル3枚です。
        まず'85年の「ZOOM/DOWN UPBEAT」はアルバム「ダウン・アップビート」から数ヶ月遅れてリリースされた、リミックス・ロング・バージョン2曲。
        NY録音だったアルバム音源だが、日本人スタッフが手掛けた本作は段違いにクリアで迫力あるサウンドに仕上がっている。
        どちらもベースのリフで引っ張っていく、いわば「Misty Lady」「Looking Up」といった中期の人気ナンバー的なファンク系の曲。
        (ちなみにDVD作品「CASIOPEA act−one」にはプロモ映像が特典として収録されている)

        同じく'85年に発売された「HALLE/HOSHIZORA/LOOKING UP」は同年9月のアルバム「HALLE」に先行したシングルで、A面のアルバム収録曲よりもB面のライブ音源で収録された「Looking Up」こそ当時は目玉だった(後にCD化)。
        ジャケは両A面仕様で、既に旬を過ぎていた鈴木英人のイラストが懐かしくも今更感を醸していた気が。

        「SUN/MR. UNIQUE/SAMBA MANIA」は'86年のアルバム「SUN SUN」先行シングルながらタイトル曲はリミックス・バージョン(そして若干長め)、アナログ未収録のCDボーナス2曲。
        とにかくジャケが変! YMOのシングル「ライディーン」を真似して失敗した学生の課題制作みたい。
        スタッフはアルバム同様NYチーム、スネアのゲート処理が時代掛かってます。


        〈カシオペア〉関連記事:
        【CD】「HEARTY NOTES」「RECALL」| 2008.06.02
        【LP】「アイズ・オブ・ザ・マインド」| 2009.06.14
        【LP】「ダウン・アップビート」| 2009.06.17
        【LP】「Jive Jive」| 2009.06.19
        【LP】「サン・サン」| 2009.07.15
        【EP】「ザ・サウンドグラフィー」他| 2009.08.12
        【LP】「HALLE」| 2009.08.16
        【LP】向谷実「ミノル・ランド」桜井哲夫「DEWDROPS」神保彰「Cotton」野呂一生「sweet sphere」| 2009.08.19
        【DVD】「CASIOPEA act−one」| 2010.04.22
        【DVD】「LIVE IN LONDON 1983」| 2010.04.26
        【LP】「ミント・ジャムス」| 2012.10.28
        【CD】「Mint Jams」| 2013.07.21
        【DVD】「CASIOPEA MONTREUX JAZZ FESTIVAL 1984」| 2016.07.16
        【DVD】「CASIOPEA 3RD 〜A・SO・BO TOUR 2015〜」| 2017.07.05
        【DVD】「カシオペア・コンサート」| 2017.07.11
        【DVD】「CASIOPEA LIVE」| 2017.07.17
        【DVD】「CASIOPEA 3rd & INSPIRITS 〜Both Anniversary Live〜」| 2018.08.27
        【CD】「HALLE」| 2019.05.25
        0
          | music | 2009.06.28 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
          最近聴いたLP
          カシオペア「Jive Jive」

          『友人から貰ったレコード』シリーズ、カシオペア海外進出期の一枚。
          ちょうどメンバーの向谷が自家スタジオを作った時期で混同してましたが、本作は初の海外公演に併せたロンドン録音でした。

          現地ミュージシャンを起用しボーカル曲もあり、エミュレータやシーケンサーなどにもチャレンジしております。
          何の前情報もない当時でも、針を落としたらロックのリフで驚いたものでした。

          キャッチーでドラマチックな曲にあふれていた前作と比べてしまえば凡庸と言わざるを得ない、それ故の物足りなさは感じたのですが失望するには心に残る曲が多かった…そんな印象を思い出しました。
          実験的な要素も入れつつ、個性的な雰囲気を持つけれどメロディアスな楽曲たちです。

          佐々木隆の荒くれドラムスに相応しいワイルドな最初期〜器用な“引き”のドラマー神保の加入とLAミュージシャンに洗練される中期〜世界シーンを意識した音作りに向かう後期。
          …これは僕の個人的なカシオペア年表ですが、分かりやすい区切りでライブ盤が出てますね。
          で、まさにその脂の乗った後期を締め括る余力と充実を味わえる本作です。

          彼らは次にCM曲を含むベスト盤を出して、その先は雪崩れのように方向性を見失っていく最後期〜新生期へと続いてくのですけど。


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          【CD】「HEARTY NOTES」「RECALL」| 2008.06.02
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          【LP】「ダウン・アップビート」| 2009.06.17
          【12"EP】「ZOOM/DOWN UPBEAT」「HALLE/HOSHIZORA/LOOKING UP」「SUN/MR. UNIQUE/SAMBA MANIA」| 2009.06.28
          【LP】「サン・サン」| 2009.07.15
          【EP】「ザ・サウンドグラフィー」他| 2009.08.12
          【LP】「HALLE」| 2009.08.16
          【LP】向谷実「ミノル・ランド」桜井哲夫「DEWDROPS」神保彰「Cotton」野呂一生「sweet sphere」| 2009.08.19
          【DVD】「CASIOPEA act−one」| 2010.04.22
          【DVD】「LIVE IN LONDON 1983」| 2010.04.26
          【LP】「ミント・ジャムス」| 2012.10.28
          【CD】「Mint Jams」| 2013.07.21
          【DVD】「CASIOPEA MONTREUX JAZZ FESTIVAL 1984」| 2016.07.16
          【DVD】「CASIOPEA 3RD 〜A・SO・BO TOUR 2015〜」| 2017.07.05
          【DVD】「カシオペア・コンサート」| 2017.07.11
          【DVD】「CASIOPEA LIVE」| 2017.07.17
          【DVD】「CASIOPEA 3rd & INSPIRITS 〜Both Anniversary Live〜」| 2018.08.27
          【CD】「HALLE」| 2019.05.25
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            | music | 2009.06.19 Friday | comments(0) | trackbacks(0) |
            最近聴いたLP
            カシオペア「ダウン・アップビート」

            またもや『友人から貰ったレコード』シリーズです。
            本作は当時、明確な根拠はなかったのですが(ちょっと大丈夫か)と危機感を覚えたアルバムでした。

            自分の中でのカシオペアは「ユーフォニー」が最終作かな、つまりドラムスの神保とベースの桜井が抜けるまでです。
            大きな理由はナルチョのしゃしゃりベースが大の苦手だからで、以降のカシオペアは関知していません。

            著名な海外ミュージシャンとのコラボレーションやワールドツアーで、世界的な実績と評価を上げていた絶頂期の新機軸NY録音。
            LA録音からのステップアップを、今度はNYで…っていう魂胆丸見えでした。

            現地でのスナップショットを使ったジャケットは、楽曲のソリッドな音と一致した印象があります。
            あの頃、週末の夜に友人の部屋で聴いていた空気がよみがえりました。
            しかし小粒といいますか無難で、慣れない環境で伸び伸びしてない感じなのです(しかも「NIGHT STORM」がラムゼイ・ルイスの焼き直しだったりね…)

            話題に詰まって思い出話を繰り返していた、宙ぶらりんな夜の僕らと同じ不完全燃焼なアルバムです。
            デビューから半年毎にアルバムを出し、飛躍的に成長してきたカシオペアは、ここからペースダウン。
            あるいは失速を感じていたから活性化を図った、メンバー各自のソロ作りや歌番組への進出といったカンフル剤の反作用でバンド崩壊は加速してゆくのでした。


            訂正:間違えました、ラムゼイ・ルイスじゃなくってルーサー・ヴァンドロスの「Never too much」(のイントロ)でした・・・! <(_ _)>"


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            【LP】「HALLE」| 2009.08.16
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            【DVD】「CASIOPEA act−one」| 2010.04.22
            【DVD】「LIVE IN LONDON 1983」| 2010.04.26
            【LP】「ミント・ジャムス」| 2012.10.28
            【CD】「Mint Jams」| 2013.07.21
            【DVD】「CASIOPEA MONTREUX JAZZ FESTIVAL 1984」| 2016.07.16
            【DVD】「CASIOPEA 3RD 〜A・SO・BO TOUR 2015〜」| 2017.07.05
            【DVD】「カシオペア・コンサート」| 2017.07.11
            【DVD】「CASIOPEA LIVE」| 2017.07.17
            【DVD】「CASIOPEA 3rd & INSPIRITS 〜Both Anniversary Live〜」| 2018.08.27
            【CD】「HALLE」| 2019.05.25


            *以下の動画は携帯からはご覧いただけません(多分)。

            『Night Storm / CASIOPEA』(Sound Only)
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              | music | 2009.06.17 Wednesday | comments(0) | trackbacks(0) |
              最近聴いたLP
              カシオペア「アイズ・オブ・ザ・マインド」

              『友人から貰ったレコード』シリーズ、その2です。

              ジャケのスペイシーなイラスト(たとえば「ドラマティックス登場」みたいな)'70テイストが堪らないね。
              ('80年代でコレすか?)というね…。笑

              まぁそこら辺が時代な訳で、LA録音は売りにしてないけど帯には「デジタルマルチ録音」(←CDに駆逐される'80年代後半まで、改良を重ねながら使い回される売り文句)とか謳っちゃってますし。

              このバンドを初めて聴いたのが「ミント・ジャムス」からなので、当時のリアルタイムな記憶からしても少し古い音でしたが。
              改めて、リマスタリングなどされていない音の薄っぺらな事に驚きました。
              まぁ仕方ないんですがね、というかこの薄さも現行盤では聴けない'81年らしさだと思ったりして。
              それにアルバム単位のCDがプレスされていない現状では、リリースされている各ベスト盤に選曲されなかったトラックが聴けるのも有難い。

              クレジットに明記されていないのですが、ライナーによると「La costa」はボブ・ジェームス作曲で「Lakai」ボブとハービー・メイソンの共作、そして「A place in the sun」もハービーが持ち込んだらしい(←作曲はデヴィッド・ボルフなる人物みたいです)。
              つまり、これらは版権絡みでベストから洩れるのかもしれません。
              なんといっても「La costa」が最高にクールです♪


              〈カシオペア〉関連記事:
              【CD】「HEARTY NOTES」「RECALL」| 2008.06.02
              【LP】「ダウン・アップビート」| 2009.06.17
              【LP】「Jive Jive」| 2009.06.19
              【12"EP】「ZOOM/DOWN UPBEAT」「HALLE/HOSHIZORA/LOOKING UP」「SUN/MR. UNIQUE/SAMBA MANIA」| 2009.06.28
              【LP】「サン・サン」| 2009.07.15
              【EP】「ザ・サウンドグラフィー」他| 2009.08.12
              【LP】「HALLE」| 2009.08.16
              【LP】向谷実「ミノル・ランド」桜井哲夫「DEWDROPS」神保彰「Cotton」野呂一生「sweet sphere」| 2009.08.19
              【DVD】「CASIOPEA act−one」| 2010.04.22
              【DVD】「LIVE IN LONDON 1983」| 2010.04.26
              【LP】「ミント・ジャムス」| 2012.10.28
              【CD】「Mint Jams」| 2013.07.21
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              【DVD】「CASIOPEA 3RD 〜A・SO・BO TOUR 2015〜」| 2017.07.05
              【DVD】「カシオペア・コンサート」| 2017.07.11
              【DVD】「CASIOPEA LIVE」| 2017.07.17
              【DVD】「CASIOPEA 3rd & INSPIRITS 〜Both Anniversary Live〜」| 2018.08.27
              【CD】「HALLE」| 2019.05.25


              *以下の動画は、携帯からでは視聴できないかもしれません。

              『Casiopea - La Costa』(パウリーニョ・ダ・コスタの客演も聴きどころかと。;Sound Only)
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                | music | 2009.06.14 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |




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