ReLIFE 完結編(完全生産限定版) [DVD]
ReLIFE 完結編(完全生産限定版) [DVD] (JUGEMレビュー »)

ブラック企業で心を折られた27歳ニートが、渡りに舟と食い付いたのは人生リセット人体実験?
アニメが描く夢の世界も、時代を表しているのですなぁ。
うっかり大人目線で色々やらかすネタに笑いつつ、いつしか心を掴まれてしまいました。
紹介記事【2018.05.16】
おいでよ どうぶつの森
おいでよ どうぶつの森 (JUGEMレビュー »)

22世紀を目指し、カレンダーの最終日までタイムスリップしたりと相変わらず楽しんでます。
2100年のどうぶつ村は如何に?笑
紹介記事【2019.06.19】
エクソダスギルティー (通常版)
エクソダスギルティー (通常版) (JUGEMレビュー »)

異なる3つの時代の物語を切り替えながら進む、マルチタイム・ザッピングシステムのアドベンチャー・ゲームです。
資料本「ワールドガイダンス」必携、正直クセが強く微妙ですが。笑
当時流行ったであろう「小説『聖書』」やガイア仮説のSFファンタジー&サスペンス、システム的には不便ですが僕は楽しめました。
紹介記事【2018.11.05】

最近読んだ本
木寺紀雄「おじいちゃん。おばあちゃん。」

初版'09年、ピエ・ブックス刊…作者は役所勤めから写真業界入りした変わり種で、ホンマタカシのアシを経て'01年からフリーで活躍されているんだそうで。
まぁ本作はタイトルそのまんま、ただしロケ地はギリシャ周辺みたいです…青と白の町並みだし太陽の光も一緒な感じだし、人物も大して多くはないのでね。笑
もしかしたら1つの町で、日帰りで撮ってきたのかも…いや取材費かけりゃ好いってもんでもありませんからね、空気感が統一されている分まとまっています。
多分ギリシャ語が堪能って訳でもないのでしょうに、結構お宅に上がり込んじゃってる親密さもナイス。笑

観ていると、ジャック・タチとかジャック・レモンの映画を思い出しました…ちょっと前に観た「マイアミ・ガイズ」もそうですね、場所が中南米だったら完璧に「カウボーイ・ビバップ」のアントニオ&カルロス&ジョビンなんですが。
四六時中、経済効率やら費用対効果やらを考えてると(高齢化社会)って方向に気持ちが行っちゃうんでしょうけどさ…国民の大半が年寄りだったら、国全体がスピードを落として年寄りベースで回していけば?なんて気がしてきましたよ。
徳島の友人宅で会ったお隣さんには定年も老後もないけど、下手すりゃ僕らよりタフでイイ顔してたもの。

ひとくくりにシルバー世代なんて語れないよね、みんな俺だし私なのよ…年齢じゃなく目がね、おおらかに開かれているのが素的。
着てる物が洒落てて部屋が片付いてる、彼ら彼女らが発する開放感や茶目っ気と暮らしぶりには相関関係があるのかもね…気持ち好く眺めながら、あれこれ考えが巡ってゆく写真集です。
僕もまた作者みたいに、将来どんな色のカーディガンを着ようかなんて想像しちゃいました…別に新味もありませんしスクープ的な衝撃もないけれど、心を開いてくれるのもまた写真家の仕事だなぁと思いました。
こういう本を作っている出版社もね、有難いです。
おじいちゃん。おばあちゃん。(←左クリックで拡大表示されます)


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    | books | 2016.09.20 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
    最近読んだ本
    桜井寛「Take the Train 世界の鉄道15万キロ」

    作者は両親が国鉄職員という生粋の鉄っちゃん、昭和鉄道高校へ進むも撮り鉄へと軌道修正…日芸〜世界文化社を経て'90年に独立、世界119か国70万キロを超える鉄道路線網の内60か国で乗車キロ数15万を突破。
    それを機に、ピエ・ブックスより'04年に上梓したのがこの写真集だそうです。
    僕は鉄っちゃんではありませんけど、やはり旅の移動は鉄路が理想的だと思います…もちろん新幹線みたいなのより特急券が要らないクラスのね、ローカルなバスの旅も結構ですがバス停より各地の顔である駅舎の雰囲気に惹かれるのです。
    レールの上を運ばれるのも、不確かな旅の安心感で。

    言ってしまえば本書は、写真版「世界の車窓から」ですよ…おそらく基本パターンは外から撮るか内から撮るか、あとは車内を撮る位なので構図としては決まりきってしまうのでしょう。
    乗車して撮影しながらも外観を撮る絶好のポイントを景色から逆にイメージして、今度は車で丘の上や崖の下へ行くと光源を計算してカメラを据え列車の通過を待ち続ける…そのように、きっと写真には写らない苦心があった事と思います。
    本作は単なる鉄道写真というより、また単なる風景写真よりも自分自身の視覚的体験であるかのように感じます…その地の湿度や温度、匂いまで思い浮かんで旅情を味わわせてくれます。
    Take the Train(←左クリックで拡大表示されます)


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      | books | 2016.08.28 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
      最近読んだ本
      ベルンハルト・M・シュミット「黄昏 dusk...city lights」

      後から気が付いたんですけど、この作者は「道のかなた」の人でしたね…なんか見覚えある名前だと思ったんですが、奥付けでプロフィールを読んで納得。
      本作は色んな土地の夕暮れ時を収めた写真集で、まぁコンセプトとしては無難というか有りがちではあります…でも最初にパラパラと見た感じで気に入ってしまいましてね、どこが凡百の夕焼け写真集と違うのかは上手く言えませんけど。
      あとがきによれば、自分の知っているお気に入り夕景ポイントなのだそうです。
      多分その、分かち合いたい気持ちが溢れているんでしょう…これらの眺めが本当に好きで、愛がある感じ。

      もちろんカレンダーに使えそうな、記号めいた構図の景観もなくはないんです…いや結構あるけど、その多くが微妙に出来すぎてはいない気がして(頼まれ仕事ならもっと完璧な絶景ポイントも知ってるけれど俺にとっての特別な眺めはコレだ!)と言ってるようで。
      って、やっぱり上手く言えないや…一見すると凡庸なのに、何かを語りかけてくるように感じるのですよ。
      もしかしたら作者の情熱に感染してるだけかって気もしなくはないけど、そういう思いの強さも込みで好いんじゃないかっていう。
      20年近い日本在住歴が反映されて、日本人受けする写真になってたりして?笑

      作者も最初は“何もない自然”の中で見る黄昏の風景に惹かれていたようですが、都市の光を含む夕景にも美を見出だしていったようで…その感じも分かる気がするんだなぁ、自然の中の夕暮れって観光というかアウトドアの一環みたいな気がするのに対して町の夕暮れには旅人の偶然っぽい感覚にさせられるのですよ。
      それを観に来たとかじゃなく、ふと目に入って立ち止まるような特別さ?…例えば(宿が決まらない)とか(明日はどうしよう?)といった旅の雑事に捕らわれていた心を、唐突にリフレッシュしてくるような。
      初版'05年、ピエ・ブックス刊。
      dusk...city_lights
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        | books | 2015.08.04 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |
        最近読んだ本
        ベルンハルト M. シュミッド「道のかなた」

        初版'06年、ピエ・ブックス刊。
        著者は'87年より日本在住のフリー・カメラマンで、本作は'02年「道のむこう」と'04年「道のつづき」に続く、道の写真集です。
        道の写真集というと、以前にも一冊ですが見た事がありましたけど…同じ作者の物だったかは覚えておりません、だけどあの写真集が心に残ったので本作を手に取った訳なのでした。

        まぁ正直な感想としては、以前の方が僕の好みです。
        本作の中にある道は、ほとんどが舗装された車の道なんですよね…これはこれで雄大な光景ですし、画面の中央を分割し地平線へと伸びるフラットなアスファルトが生み出す力強いアングルのバリエーションも決して悪くはないんですよ?
        もちろん未舗装路もありますし違った構図の写真もあります、でも基本的には自動車のための道なんです。

        ひょっとしたら以前の方も本作と同じ作者で、写真集としての編集方針を変えているだけかもしれません。
        だけどやっぱり以前の方に感じる(歩いて旅をしている途中で自然に足が止まった光景)のような、写真が語るドラマ性に僕は惹かれるのです…その点で本作の写真はカレンダー的な、まったく思わせ振りじゃないドライな撮り方なんです。
        敢えて作風を変えたのか、というより別の作者の異なる視野と考える方が合理でしょうね…こうして比較すると作者の個性というか、人それぞれの物の見方の違いというのを実感します。

        そして本作でも、いくつか心奪われるような光景に出逢えました…いずれにしても道は象徴的で、この「見渡す限り自分しかいない無人さ」という独特の開放感もまた魅力的なファンタジーをかき立ててくれます。
        巻末の“まだ訪れたことのない数えきれない程の道があります”という一節は、あとがきの“望めばそこにはいつも新たなスタートがある”という一文以上の拡がりを含んで響きました。
        アニメ映画「クラッシャージョウ」のエンディング曲ではありませんが、まさしく“道に終わりはない”のだと気持ちを新たにしてくれる写真集でした。


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          | books | 2014.01.19 Sunday | comments(0) | trackbacks(0) |
          最近読んだ本
          木寺紀雄「リサ・ラーソン作品集」

          ピエ・ブックス'09年刊。
          50年代から70年代にかけて、スウェーデンの名窯グスタフスベリの黄金期に活躍した陶芸デザイナーとその作品を紹介する。

          「1950年代は、機能的なスウェディッシュモダンがもてはやされたうえに、機能のあるモノをよしとする風潮があったから」
          「私もテーブルウェアを作りたかったんだけど、私のデザインしたモノは評価されなかったし、残念ながらあまり売れなかったの」
          「反対にフィギュアは、みんなが気に入ってくれたうえに、とても良く売れたものだから、自然とそっちを作ることになったのよ」

          もうじき80歳を迎える今も、ファイン方面のペインターである夫グンナルと共同展を開催するなど精力的に活動しているそうだ。
          今時であれば3年ぐらいで独立して個人ブランドを立ち上げそうなものだが、彼女は50歳まで勤めた。
          それは彼女の言う「アートと工場の技術の幸福なマリアージュ」が、彼女の有能さとアートへの理解が反映される環境だった故にかもしれない。
          しかし時代の変化と経営陣の刷新によって、活動の場を外に求める事になる。
          ビジネスマンからすれば「仕方ない」の一言だろうが、1980年に起こった変容はアート&クラフト運動の終焉の再現、あるいはデザインからアートが失われる第一波だったかもしれない。

          当時の作品が復刻され若いバイヤーが絶賛する現象はともかく、本書に込められた愛情には共感できる。


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            | books | 2009.11.24 Tuesday | comments(0) | trackbacks(0) |




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